kintone(キントーン)とサイボウズ Officeどちらを採用すべき?主要グループウェアを徹底比較!
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- kintone(キントーン)とサイボウズ Officeの比較
- kintone(キントーン)とサイボウズ Officeの企業概要
- kintone(キントーン)とは
- サイボウズ Officeとは
- kintone(キントーン)とサイボウズ Officeの基本機能を比較
- 機能一覧
- 機能の比較表
- 価格・料金・仕様の比較表
- kintone(キントーン)とサイボウズ Officeの特徴を比較
- kintone
- サイボウズ Office
- kintoneとサイボウズ Officeの評判・口コミを比較
- kintoneの評判・口コミ
- サイボウズ Officeの評判・口コミ
- その他のグループウェアとの比較
- kintone(キントーン)とサイボウズ Officeは結局どちらを採用するべきか?
kintone(キントーン)とサイボウズ Officeの比較
kintoneとサイボウズ Officeは、共にサイボウズ株式会社が提供するクラウドサービスです。業務効率化を目的としたツールですが、それぞれ特徴が異なります。両者の主な違いは次のとおりです。
| 比較項目 | kintone | サイボウズ Office |
|---|---|---|
| 提供会社 | サイボウズ株式会社 | サイボウズ株式会社 |
| 主な対象 | 業務アプリを簡単に作成・カスタマイズしたい企業、部署 | 組織の情報共有をスムーズにしたい企業、団体 |
| 主な特徴 | ・プログラミング不要で業務アプリを作成可能 ・豊富な拡張機能とAPI連携 ・柔軟なカスタマイズ性 |
・グループウェアとしての基本機能が充実 ・スケジュール共有、施設予約、掲示板などが標準搭載 ・シンプルな操作性と高い安定性 |
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kintone(キントーン)とサイボウズ Officeの企業概要
kintoneとサイボウズ Officeを提供する会社の企業概要について紹介します。
kintone(キントーン)とは
kintoneは、サイボウズ株式会社が提供する、業務アプリ開発プラットフォームです。プログラミングの知識がなくても、ドラッグ&ドロップの簡単な操作で自社の業務に合わせたアプリを作成・カスタマイズできます。
2011年のサービス開始以来、幅広い業種・規模の企業で導入が進んでおり、30,000社以上※の導入実績があります。
※出典:サイボウズ「あなたの『その仕事』に」(2025年7月2日閲覧)
サイボウズ Officeとは
サイボウズ Officeも、サイボウズ株式会社が提供するグループウェアです。スケジュール共有、掲示板、ファイル共有、ワークフローなど、組織の情報共有に必要な機能を標準搭載しています。
1997年の発売以来、中小企業を中心に80,000社以上※の導入実績があり、長年にわたり多くの企業で利用されています。
※出典:サイボウズ「中小企業の『チーム力』を強化する」(2025年9月26日閲覧)
kintone(キントーン)とサイボウズ Officeの基本機能を比較
kintoneとサイボウズ Officeの基本的な機能について紹介します。
機能一覧
kintoneは業務アプリ開発プラットフォーム、サイボウズ Officeはグループウェアと、そもそもの製品カテゴリが異なるため、機能の単純比較は難しいです。kintoneは、必要な機能をアプリとして追加していくイメージ、サイボウズ Officeは、組織の情報共有に必要な機能が一通り揃っているイメージです。
■kintoneの主な機能(アプリとして追加可能)
- 顧客管理
- 案件管理
- タスク管理
- 日報
- 交通費申請
- 問い合わせ管理
- クレーム管理
- 採用管理
- その他、自社業務に合わせたアプリ
■サイボウズ Officeの主な機能
- スケジュール
- 施設予約
- 掲示板
- ファイル共有
- ワークフロー
- メッセージ
- プロジェクト
- 報告書
- ToDo
- アドレス帳
機能の比較表
双方の機能については次の表で比較してまとめているので、ぜひ参考にしてください。
| 機能 | kintone | サイボウズ Office |
|---|---|---|
| スケジュール共有 | △(アプリで実現) | ○ |
| 施設予約 | △(アプリで実現) | ○ |
| 掲示板 | △(アプリで実現) | ○ |
| ファイル共有 | △(アプリで実現) | ○ |
| ワークフロー | △(アプリで実現) | ○ |
| メッセージ | △(アプリ、スペースのコメント機能) | ○ |
| プロジェクト管理 | △(アプリで実現) | ○ |
| 報告書 | △(アプリで実現) | ○ |
| ToDo | △(アプリで実現) | ○ |
| アドレス帳 | △(アプリで実現) | ○ |
※kintoneは、アプリの組み合わせやカスタマイズにより、サイボウズ Officeの機能を代替できる場合があります。
価格・料金・仕様の比較表
| 比較項目 | kintone | サイボウズ Office |
|---|---|---|
| 月額料金(1ユーザー) | 1,000円~ | 600円~(5ユーザーから) |
| 無料トライアル期間 | 30日間 | 30日間 |
kintone(キントーン)とサイボウズ Officeの特徴を比較
kintoneとサイボウズ Officeは、共にサイボウズ株式会社が提供するクラウドサービスですが、製品のコンセプトや特徴が大きく異なります。
kintoneは、ノンプログラミングで業務アプリを作成できるプラットフォームであり、自社の業務に合わせて柔軟にカスタマイズできる点が強みです。一方、サイボウズ Officeは、組織の情報共有に必要な機能を標準搭載したグループウェアであり、導入後すぐに使い始められる点がメリットです。
プログラミング不要で業務アプリを作成可能
kintoneの最大の特徴は、プログラミングの知識がなくても、ドラッグ&ドロップの簡単な操作で業務アプリを作成できる点です。ExcelファイルやCSVファイルを読み込んで、データベースの構築もできます。
豊富な拡張機能とAPI連携
kintoneは、プラグインやJavaScript/CSSによるカスタマイズ、外部サービスとのAPI連携など、豊富な拡張機能を備えています。これにより、kintoneの機能をさらに強化したり、他のシステムと連携させたりできます。
柔軟なカスタマイズ性
kintoneは、業務の変化に合わせて、アプリの項目やレイアウト、アクセス権などを柔軟に変更できます。また、プロセス管理機能を使えば、承認フローなどのワークフローも簡単に設定できます。
サイボウズ Office - サイボウズ株式会社
グループウェアとしての基本機能が充実
サイボウズ Officeは、スケジュール共有、掲示板、ファイル共有、ワークフローなど、組織の情報共有に必要な機能を標準搭載しています。これらの機能を組み合わせることで、チームのコミュニケーションを円滑にし、業務効率を向上させられます。
シンプルな操作性と高い安定性
サイボウズ Officeは、直感的に操作できるシンプルなインターフェースを採用しています。ITツールに不慣れな方でも、簡単に使いこなせます。また、長年の実績に裏打ちされた高い安定性も、サイボウズ Officeの魅力の一つです。
中小企業向けの導入しやすい価格設定
サイボウズ Officeは、1ユーザーあたり月額600円から利用できます。初期費用もかからないため、中小企業でも導入しやすい価格設定です。
kintoneとサイボウズ Officeの評判・口コミを比較
kintoneの評判・口コミ
サイボウズ Officeの評判・口コミ
その他のグループウェアとの比較
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kintone(キントーン)とサイボウズ Officeは結局どちらを採用するべきか?
kintoneとサイボウズ Officeは、それぞれ異なる特徴をもつため、自社のニーズに合わせて適切な製品を選択することが重要です。
■kintoneが向いている場合
- 自社の業務に合わせて、柔軟にシステムをカスタマイズしたい
- プログラミングの知識はないが、業務アプリを内製化したい
- kintoneの拡張機能やAPI連携を活用して、システム連携を強化したい
■サイボウズ Officeが向いている場合
- 組織の情報共有基盤を手軽に導入したい
- スケジュール共有、掲示板、ファイル共有など、グループウェアの基本機能を使いたい
- ITツールの操作に不慣れな社員が多い
価格面ではサイボウズ Officeの方が安価ですが、kintoneはより高機能でカスタマイズ性に優れています。無料トライアル期間を活用し、実際の業務に即した操作感を確かめることをおすすめします。

