採用代行・採用アウトソーシング(RPO)のシェア調査 最大手はリクルート

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採用代行・採用アウトソーシング(RPO)のシェア率を独自アンケートで調査。その結果、最も選ばれているRPO事業者はリクルートでした。事業者選定の決め手、1年以内の依頼内容などのアンケート結果、採用代行サービスの大手を紹介します。


採用代行・採用アウトソーシング(RPO)には多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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採用代行・採用アウトソーシング(RPO)のシェアNo.1はリクルート

SaaS比較サイト「BOXIL」を運営するスマートキャンプ株式会社は、採用代行サービス(RPO)の導入に携わった20〜60代の342人を対象に、「採用代行サービス(RPO)のシェア調査」を実施しました。本データに関する概要や引用方法は▼調査概要を参照ください。

【調査結果】採用代行・採用アウトソーシング(RPO)のシェアランキング

その結果、シェアが最も多かったのは「リクルート」7.9%でした。次点に<b>「パソナ」6.6%と「マイナビ」6.6%が同率2位となり、「アデコ」6.3%、「パーソル」5.5%、「マンパワーグループ」5.3%、ネオキャリア5.2%と続きます。

シェアの上位の顔ぶれを見ると、リクルート、パソナ、マイナビなど、求人媒体や人材派遣、人材紹介を手がける総合人材会社が並んでいます。これは、採用業務を委託する際、すでに取引実績があり知名度や信頼性の高い大手企業が選ばれやすい傾向が考えられます。

ただし、1位のリクルートで7.9%、7位のネオキャリアでも5.2%とシェア率に大きな差はありません。このことから、大手の総合人材会社がシェアを独占しているわけではなく、多数の事業者が競い合っていることがうかがえます。

採用代行・採用アウトソーシング(RPO)の決め手は、支援実績の豊富さ

【調査結果】採用代行・採用アウトソーシング(RPO)の導入の決め手

採用代行サービス(RPO)を選定する際の決め手(3つまで選択可)を尋ねたところ、最も多かった回答は「支援実績が豊富だった」でした。要因の1位~5位は次のとおりです。

1. 支援実績が豊富だった(84人)
2.報告・レポート内容が充実していた(74人)
3.知名度・ブランド力があった(72人)
4.口コミ・評判が良かった(71人)
5.採用計画・戦略の提案力が高かった(70人)

決め手の1位、3位、4位のように、安心感に関連する要素が上位の多くを占めています。これは、採用という重要業務を外部委託する際、企業がリスク回避を優先していることが考えられます。

また、「報告・レポート内容が充実していた」「採用計画・戦略の提案力が高かった」が上位に入っている点もポイントで、活動の可視化や戦略的なパートナーシップを提供できる事業者を選ぶ傾向があるようです。

一方で、「料金が安かった」を決め手とする事業者は多くありませんでした。このことから採用代行サービスに対して、多くの企業はコストの安さよりも、実績や提案力といった信頼性と質の高さを重視していることがうかがえます。

採用代行・採用アウトソーシング(RPO)への依頼業務TOP5

【調査結果】採用代行・採用アウトソーシング(RPO)への依頼業務

採用代行サービス(RPO)への依頼内容・業務(複数選択可)について尋ねたところ、多かった回答の1位~5位は次のとおりでした。

1.求人広告の作成(202人)
2.ダイレクトリクルーティング(スカウト・ヘッドハンティング)(181人)
3.募集媒体の管理・運用(178人)
4.採用計画・戦略の立案(174人)
5.応募者受付・選考の日程調整(150人)

1位、2位の傾向から依頼企業は、単に作業の手間を省くこと以上に、母集団形成のためのスキル・ノウハウを採用代行サービスに求めている傾向が読み取れます。さらに、「採用計画・戦略の立案」が4位であることからも、採用の全体設計を行う参謀やパートナーとして期待している企業も少なくありません。

このように、誰でもできる作業を委託するのではなく、社内ではノウハウが不足している高度な業務や複雑な業務こそプロに任せたいという依頼側のニーズがうかがえます。

利用目的の最多は中途採用

【調査結果】採用代行・採用アウトソーシング(RPO)の利用目的

採用代行サービスの利用目的として最も多かったのは「中途採用(265人)。 即戦力を求める中途採用は要件定義が複雑になりがちで、かつスカウトといった能動的なアプローチが必要なケースも多いため、専門的なノウハウをもつ採用代行サービスとの親和性が高い領域です。

しかし、「新卒採用」(241人)目的での利用数も中途採用と大きな差はありません。 新卒採用は短期間に大量の応募者を管理する必要があるため、マンパワーを補う目的や、煩雑なオペレーションを効率化する目的で採用代行サービスが重宝されていることが考えられます。

大手の採用代行・採用アウトソーシング(RPO)

BOXILの採用代行サービス(RPO)のシェア調査結果から、上位であった次の事業者は採用代行・採用アウトソーシング(RPO)の大手であると考えられます。

  • リクルート
  • パソナ
  • マイナビ
  • アデコ
  • パーソル
  • マンパワーグループ
  • ネオキャリア

上記の採用代行・採用アウトソーシング(RPO)について紹介します。

リクルート(リクルートスタッフィング)の採用アウトソーシングサービス

リクルートは、就職・転職領域で大規模メディアとデータベースをもつHR業界の大手企業です。ブランド力とノウハウを活かし、多くの企業と個人のマッチングを創出。あらゆる人材課題に対し、データとテクノロジーを駆使したソリューションを提供し続けています。

リクルートでは主に、BPOを得意とするリクルートスタッフィングが採用アウトソーシングに対応。長年培った採用ノウハウと独自の市場データを駆使し、採用企画を除いて、ほとんどの採用オペレーション業務を支援可能です。

パソナの採用代行サービス

パソナは、1976年創業の総合人材サービス企業で、派遣・紹介・アウトソーシング・コンサルティングなど幅広い人材ソリューションを提供しています。豊富な知見を活かし、企業と個人の可能性を引き出す支援を国内外で展開。

パソナの採用代行(RPO)サービスは、採用戦略立案から母集団形成、選考・面接調整、入社後研修まで一気通貫で支援します。専門スタッフが課題に合わせ最適な採用体制を構築します。

マイナビの採用アウトソーシングサービス

マイナビは、就職・転職・アルバイト情報の提供や人材紹介、キャリア支援など多岐にわたるHR領域のサービスを展開。求人情報サイト運営やイベント、教育コンテンツなどを通じて、企業と求職者のマッチングを支援しています。

マイナビの採用アウトソーシングサービスは、豊富なノウハウと実績を活かし、採用戦略立案から応募者対応、面接日程調整、応募管理まで採用業務の一部または全体を代行します。

アデコの採用アウトソーシング(RPO)サービス

アデコは世界各地で人材派遣、人材紹介、アウトソーシングなど総合HRサービスを提供するグローバル企業です。幅広い業種・職種に対応し、人材供給力ときめ細かな支援で企業の成長と働く人のキャリアを支えています。

アデコの採用アウトソーシング(RPO)サービスは、採用計画に基づく募集企画から応募者対応・選考サポートまでを一貫して支援。企業の負荷を軽減しつつ、効果的な母集団形成や優秀な人材確保に役立ちます。

パーソル(パーソルキャリア)のRPO(採用代行)サービス

パーソルは「はたらいて、笑おう」をグループビジョンに掲げ、幅広い人材サービスを提供する総合HR企業です。派遣・紹介・アウトソーシング・キャリア支援など多様なソリューションで企業と働く人をつなぎ、国内外で労働市場の課題解決を支援しています。

パーソルキャリアのRPO(採用代行)サービスは、「doda」で培ったノウハウを活かし、中途採用を中心に企画立案から応募者管理、面接日程調整まで採用プロセスの実務を総合的に支援します。

マンパワーグループの採用代行採用コンサルティングサービス

マンパワーグループは世界各地で人材派遣・紹介・アウトソーシングなど総合HRサービスを展開するグローバル人材企業です。日本でも豊富な実績とネットワークを活かし企業の多様な人材ニーズに対応しています。

マンパワーグループの採用代行・採用コンサルティングサービスは、採用戦略立案から応募者対応、選考運用まで企業の採用業務を幅広く支援します。新卒・中途・アルバイト採用に対応し、ノウハウと実績を活かした効率的な採用プロセスの構築をサポートします。

ネオキャリアは総合人材サービス企業で、新卒・中途採用支援、就労支援、アウトソーシングなど多角的なHRソリューションを提供しています。豊富な実績とノウハウを活かし、企業と求職者の最適なマッチングを支援しています。

ネオキャリアの採用アウトソーシングは、採用計画立案から応募者対応、選考調整まで幅広い工程を代行し、企業の採用負担を軽減します。専任チームが柔軟にサポートし、効率的な採用活動の実現と成果向上を支援します。繁忙期に採用業務の一部のみを切り出して依頼することも可能です。

採用代行・採用アウトソーシング(RPO)サービスを詳しく比較したい方は、以下の記事をご覧ください。

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調査概要

タイトル:採用代行サービス(RPO)のシェア調査
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:採用代行サービス(RPO)の導入に携わった20〜60代 342人
調査期間:2025年11月25日〜12月2日
調査主体:スマートキャンプ株式会社

※本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しています。合計が100%にならない場合があります。

【引用に関するお願い】

本調査を引用する際は、出典として「BOXIL」と記載し、ウェブの場合はURL(https://boxil.jp/mag/a9922/ )へのリンクを設置してください。

記載例:BOXIL「採用代行サービス(RPO)のシェア調査」, 2025年12月XX日確認, https://boxil.jp/mag/a9922/

本データに関するお問い合わせは以下のメールアドレスにご連絡ください。
BOXILカンパニー メディア&マーケティングディビジョン メディア戦略グループ
boxilmag_pr@smartcamp.co.jp

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