LINEモバイルの最低利用期間・契約期間とは?解約の手順や手続きを行う上での注意点を詳しく解説!

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記事の情報は2022-01-07時点のものです。

LINEモバイルの解約を検討したときに、「2年縛りで解約金がかかるのでは」と考える方も多いのではないでしょうか。 そこで、LINEモバイルの最低利用期間や契約期間、違約金はかかるのかなど、解約にかかる料金について詳しく紹介します。また、LINEモバイルを解約する際の手順や、解約するにあたり確認しておくべき注意点についても合わせてチェックしていきましょう。
LINEモバイルの最低利用期間・契約期間とは?解約の手順や手続きを行う上での注意点を詳しく解説!

LINEモバイルの解約を検討したときに、「2年縛りで解約金がかかるのでは」と考える方も多いのではないでしょうか。

そこで、LINEモバイルの最低利用期間や契約期間、違約金はかかるのか、解約にかかる料金について詳しく紹介します。また、LINEモバイルを解約する際の手順や、解約するにあたり確認しておくべき注意点についても合わせてチェックしていきましょう。

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人気格安SIM「LINEモバイル」に最低利用期間ってあるの?

LINEモバイルを解約する際に、最低利用期間の有無について確認しておきたい方も多いでしょう。LINEモバイルの料金プランから見る、最低利用期間の基準を紹介します。

大手キャリアには基本的に「2年縛り」が存在する

SoftBank、docomo、auといった大手キャリアでは、通称「2年縛り」と呼ばれる契約を行うのが一般的でした。2年間契約を継続しなくても良いプランもありました。しかし2年間の契約を結ぶことで利用料金が非常にお得になるため、定期契約を選ぶケースが多くなりました。

2年間の契約を行うと、2年以内にほかのキャリアへ乗り換えたり解約したりした際に違約金を支払わなければなりません。ただし、2年以上契約することで違約金が不要になることはなく、更新期間内に解約しなければ自動更新となり、さらに2年間契約が延長される仕組みです。

LINEモバイルの料金プラン

LINEモバイルでは、2020年2月18日までに提供されていた旧プランの場合、最低利用期間が12か月間設けられています。しかし、契約時期ごとに仕組みが異なるため注意しましょう。

契約時期 契約開始のタイミング 最低利用期間
2020年2月19日以降 - -
2019年10月1日〜2020年2月18日(旧プラン) 契約月 12か月
2019年5月1日〜9月30日(旧プラン) 契約月 12か月
〜2019年4月(旧プラン) 解約月の翌月 12か月

※2021年10月時点のものです。

旧プランは、好きなときに新しいプランに変更可能であり、新プランに変更した翌月以降は最低利用期間がなくなります。最低利用期間中に解約したい場合には、新プランに変更してから解約を検討する方法をおすすめします。

【結論】LINEモバイルは最低利用期間がある

LINEモバイルは、契約時期によっては最低利用期間があります。2020年2月18日までに契約した旧プランは、音声通話SIMに最低利用期間12か月間が設けられており、最低利用期間中に解約した場合は解約手数料がかかるため注意が必要です。

LINEモバイルは契約した日付により最低利用期間のあり・なしがわかれる

LINEモバイルは、契約したタイミングによって最低利用期間の有無がわかれます。そこで、いつ契約したユーザーなら最低利用期間がないのか、解約手数料はいくらなのかを見ていきましょう。

2020/2/19以降の契約の人は最低利用期間なし

2020年2月19日以降の新プランでは最低利用期間はなく、データSIMと音声通話SIMいずれも解約をする際に一律の解約手数料がかかります。

旧プランを利用しているユーザーは、解約や乗り換えをする前に、LINEモバイルの契約をしてから12か月以上が経過しているかどうかをしっかりチェックしましょう。

LINEモバイルは契約したSIMの種類(プラン)によっても最低利用期間のあり・なしが違う

LINEモバイルは、SIMごとに最低利用期間の有無が異なります。そこで、音声通話SIMプラン、データSIMプランそれぞれの違いについてチェックしておきましょう。

音声通話SIMプラン契約の方

LINEモバイルに2019年10月1日~2020年2月18日以前に申し込んだユーザーは、音声通話SIMに12か月の最低利用期間があり、最低利用期間内に解約すると解約手数料が1,100円(税込)かかります。

なお、2019年9月30日までに音声通話SIMを契約したユーザーは最低利用期間が「満了」しているため、解約手数料はかかりません。

LINEモバイルの最低利用期間は12か月、つまり1年間ですが、大手キャリアと異なる点は自動更新ではないことです。12か月経過したら、どのタイミングで解約しても手数料はかかりません。契約期間が12か月であり、かつ自動更新ではない点は大きな魅力だといえるでしょう。

データSIMプラン契約の方

データSIMプラン、SMS付きデータSIMプランについては、これまでは最低利用期間はなく、解約手数料はかかりませんでした。

しかし、新プランではデータSIMプラン、SMS付きデータSIMプランも1,100円(税込)の解約手数料がかかります。

LINEモバイルの解約手数料

現行のLINEモバイル解約手数料は、一律料金が設定されています。

解約手数料は一律1,100円(税込)

LINEモバイルの解約手数料は、タイプを問わず1,100円(税込)です。LINEフリー、コミュニケーションフリー、MUSIC+プランの旧プランから新プランに変更したユーザーも対象となります。

MNP転出費用も一律1,100円(税込)

LINEモバイルがら電話番号を変えずに乗り換える場合、MNP転出費用がかかります。2021年4月1日 0:00以降にMNP転出を行う場合、MNP転出手数料は一律1,100円(税込)です。

LINEモバイルの解約手続きを行ううえでの注意点

LINEモバイルの解約手続きをする際には、解約手続きをする画面に表示される「注意事項」を確認することが大切です。しかし、解約手続きを進める前に確認しておくべき注意点もあります。

そこで、あらかじめチェックしておきたい8つの注意点について紹介します。

解約する月の支払い料金は日割り計算ではない

LINEモバイルは、月の途中で解約手続きを行っても、月末までサービスを利用できます。そのため、月の途中で解約手続きをしても、日割りで計算されません。つまり、解約の手続きは解約予約のようなものです。月額料金だけではなく、オプション料金についても1か月分で請求されます。

どのタイミングで解約手続きをしても月額料金が請求されるため、解約をする際には手続きを忘れて翌月にならないように注意しましょう。

MNP予約番号でのLINEモバイル解約は乗り換えが完了後に解約成立となる

LINEモバイルから他社へ乗り換える際、正式に解約されるのは他社に申し込みを行い、他社で開通したタイミングです。そのため、LINEモバイルでMNP予約番号を確認した段階では解約はできていません。

短期間での解約はキャンペーンが適用されない可能性がある

LINEモバイルと契約をした直後に解約をしたりMNP転出をしたりすると、キャンペーンが適用されないことがあるため注意が必要です。

キャンペーンの内容によりますが、「契約から〇か月後にキャンペーンが適用される」といった条件だった場合、早期に解約することで適用外になります。そのため、キャンペーンを利用した場合には、キャンペーンの規約や内容を再度確認しておきましょう。

解約手数料が発生する

LINEモバイルでは、違約金は発生しません。しかし、音声通話SIMとデータSIM(SMS付き)いずれも、解約時に解約手数料1,100円(税込)がかかります。

MNP予約番号の有効期限は15日間

電話番号を変えずに他社へ乗り換え手続きをする場合、MNP予約番号を取得します。MNP予約番号は有効期限が15日間であり、有効期限を過ぎると予約番号が無効になるため注意が必要です。

MNP予約番号が無効になると、LINEモバイルとの契約が継続されます。そのため、MNP予約番号を取得してから15日以内に、他社の開通手続きをしなければなりません。

なお、乗り換えるキャリアによっては、「申し込みをした段階でMNP予約番号の有効期限は〇日」と決められているケースがあります。他社の条件も含めて、あらかじめMNP予約番号の有効期限を確認しておく必要があるでしょう。

解約成立後のキャンセルは行えない

LINEモバイルで解約手続きを行い、解約が成立したらキャンセルできません。MNP予約番号を発行した段階では解約が成立していないものの、他社で開通した後はキャンセルできないため注意が必要です。

また、解約したSIMカードを使って再度契約はできないため、LINEモバイルで再度契約した場合には新たにSIMカードを発行してもらう必要があります。

解約金は翌月請求される

LINEモバイルを解約した際に解約金の支払いが発生したら、解約手続きを行った翌月に請求がきます。LINEモバイルは日割りではなく解約をした月の料金が発生するため、解約した翌月には「月額料金+解約金」が請求されます。

また、音声通話SIMを使用しており、解約月に使った分の通話料金は解約した月の翌々月に請求されます。

分割払いが残っていると解約後も請求される

LINEモバイルで契約する際に、分割払いで端末を購入した方もいるでしょう。端末を分割払いで購入して端末代金の支払いが残っている方は、LINEモバイルを解約した後も端末代が請求されます。

なお、解約をした後に端末代を支払い続けたくない方は、分割払いではなく一括払いに変更できます。

LINEモバイルを解約する方法は2種類

LINEモバイルの解約方法は、LINEモバイルの解約のみを行うケースと、MNP予約番号を取得するケースにわかれます。そこで、それぞれの解約方法の特徴を見ていきましょう。

LINEモバイルの解約

大手キャリアのSIMを解約する場合には、店舗に行って解約の手続きをしなければなりませんでした。

しかし、LINEモバイルではインターネットで解約手続きを行えます。店舗に行く必要がなく、スタッフに解約を引き止められることもないため非常に便利です。

MNP予約番号を取得し他社へ乗り換える

LINEモバイルを解約するのではなく、電話番号を変えずに他社に変更する方法です。他社に乗り換える場合にはMNP予約番号が必要ですが、インターネットでいつでも発行できます。

なお、MNP予約番号が発行されるまでには3日程かかります。

LINEモバイルの契約内容チェック方法

LINEモバイルの契約内容は、LINEモバイルの公式ホームページのマイページからチェックできます。契約内容については、書面での発行も可能です。

また、マイページから書面をダウンロード・プリントができます。マイページからは、契約内容以外にも、月額料金の確認やデータ量の追加、プラン・オプションの変更も行えるため便利です。

他社への乗り換えを行わずLINEモバイルを解約する方法・手順

他社へ乗り換えずにLINEモバイルの解約を行う手順は次のとおりです。

1:公式ラインアカウントからマイページを選択、ログイン

最初に、LINEモバイルの「マイページ」にログインします。ログインをする際にはパスワードとIDを入力するため、あらかじめ用意しておくとスムーズに手続きを進められます。

パスワードやログインIDを忘れてしまった場合には「パスワードを忘れた場合」または「ログインIDを忘れた場合」をタップし、電話番号とメールアドレスを入力して確認しましょう。

なお、IDはLINEモバイルを契約したときのSIMの発送を知らせるメールや、利用開始時のメールに記載されているため、ログインIDがわからない場合はメールを確認する方法も有効です。

2:データ残量をタップし、「解約・MNP転出」を選択

LINEモバイルのマイページにログインしたら、「データ残量」をタップし、画面下にある「MNP転出・解約」を選びます。

3:「解約する」を選択し、必要な情報を入力

そのまま解約をするのであれば、画面下にある「解約する」を選びます。解約する理由についてのアンケートが出るため、4つのアンケートの選択項目から該当するものを選びましょう。

4:入力内容を確認し、「申し込む」をタップし完了

入力した内容と注意事項を再度確認してから、解約手続きを進める場合には「申し込む」ボタンをタップします。以上で他社への乗り換えはせずLINEモバイルを解約する手続きは完了です。

他社への乗り換えを行う場合の解約方法・手順

LINEモバイルから他社のSIMへ乗り換える場合の解約申し込み方法を紹介します。

1:公式ラインアカウントからマイページを選択、ログインする

LINEモバイルの「マイページ」にアクセスします。LINEモバイル申し込み時に登録したパスワードとIDを入力したら、「ログイン」ボタンをタップしましょう。

2:データ残量をタップし、「解約・MNP転出」を選択

マイページにログインしたら、画面下のメニュー内にある「MNP転出・解約」を選びます。

3:「発行する」を選択

「MNP予約番号の発行・MNP転出手続き」の横にある「発行する」ボタンをタップします

4:必要な情報を入力し、「申し込む」をタップ

氏名、転出する電話番号、生年月日を入力して「申し込む」ボタンをタップします。

5:3日程度で MNP予約番号が発行される

MNP予約番号が発行されたら、他社への開通手続きを行いましょう。

【注意】解約・乗り換え後はSIMカードの返却を行う

LINEモバイルを解約した後は、指定の住所にSIMカードを返却する必要があります。また、SIMカードを返却しなかった場合に費用を請求されることがあるため注意が必要です。

SIMカード返却先住所

LINEモバイルの解約や他社への乗り換えをした場合、LINEモバイルへ使っていたSIMカードを返却する必要があります。SIMカードの返却先住所は次のとおりです。

〒272-0001
千葉県市川市二俣678-55
ESR市川ディストリビューションセンター3F 南棟
LINEモバイル株式会社 返却窓口

SIMカードを返却しないと損害金が請求される?

LINEモバイルの解約や他社への乗り換え手続きをする画面では、「SIMカードを返却しなかった場合や、返却したSIMカードが切断や破損されているといった異常がある場合にはSIMカードの損害金を請求することがある」と明記されています。

SIMカードの返却しなかった場合の具体的な費用については明記されていません。しかし、解約や他社への乗り換え手続きをした後は、SIMカードが破損しないように梱包し、返却しましょう。

なお、SIMカードの返却にかかる送料はご自身で負担する必要があります。

まとめ

LINEモバイルの解約は、公式ホームページの「マイページ」から手続きを行えます。なお、LINEモバイルの解約手続きをした後は、SIMカードを返却し忘れないように注意が必要です。

LINEモバイルの最低利用期間は契約プランや契約した時期によって異なるため、ご自身の契約内容を確認してから解約するかどうか検討しましょう。

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<参考サイト>
LINEモバイル 公式ホームページ