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JiraとWrikeの比較
JiraとWrikeは、ともにチームのプロジェクトやタスク管理を効率化できるクラウドサービスです。両者の主な違いは次のとおりです。
| 比較項目 | Jira | Wrike |
|---|---|---|
| 提供会社 | Atlassian | Wrike, Inc. |
| 主な対象業種 | ソフトウェア開発、ITサービス、一般企業など | マーケティング、クリエイティブ、プロジェクト管理、ITなど |
| 主な特徴 | ・スクラム、カンバンなどのアジャイル開発に対応 ・豊富なカスタマイズ性 ・強力なワークフローエンジン | ・ガントチャート、カンバンボードなど多様なビュー ・柔軟なタスク管理 ・リアルタイムでの共同編集機能 |
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JiraとWrikeの企業概要
JiraとWrikeを提供する会社の企業概要について紹介します。
Jiraとは
Jiraは、Atlassianが提供するプロジェクト管理ツールです。Atlassianは2002年に設立されたオーストラリアの企業で、チームのコラボレーションと生産性向上を支援する製品をグローバルに展開しています。
Jiraは、ソフトウェア開発チームを中心に、世界中で30万社以上※に導入されている実績のあるサービスです。
※出典:Atlassian「 チーム向けの Jira 」(2025年7月2日閲覧)
Wrikeとは
Wrikeは、Wrike, Inc.が提供するプロジェクト管理プラットフォームです。Wrikeは2006年に設立されたアメリカの企業で、現在はCitrixの傘下に入っています。
Wrikeは、マーケティング、クリエイティブ、プロジェクト管理など、幅広い業種で利用されており、世界で2万社以上※の導入実績があります。
※出典:Wrike, Inc.「 なぜWrikeを選ぶのか? 」(2025年7月2日閲覧)
JiraとWrikeの基本機能を比較
JiraとWrikeの基本的な機能について紹介します。
機能一覧
機能数を比較するとJiraの方が豊富ですが、Wrikeは必要十分な機能を備えており、直感的に操作しやすいインターフェースが特徴です。
■Jiraの主な機能
- スクラムボード、カンバンボード
- ロードマップ
- レポート、ダッシュボード
- ワークフロー
- 課題管理
- バグトラッキング
- 自動化
- 豊富なアドオン、連携機能
■Wrikeの主な機能
- ガントチャート
- カンバンボード
- テーブルビュー
- ダッシュボード
- タスク管理
- プロジェクト管理
- リソース管理
- コラボレーション機能
- レポート
- 自動化
機能の比較表
双方の機能と価格については次の表で比較してまとめているので、ぜひ参考にしてください。
| 機能 | Jira | Wrike |
|---|---|---|
| スクラムボード | ○ | ○ |
| カンバンボード | ○ | ○ |
| ガントチャート | △(プラグインにより追加可能) | ○ |
| ロードマップ | ○ | ○ |
| タスク管理 | ○ | ○ |
| プロジェクト管理 | ○ | ○ |
| ワークフロー | ○ | ○ |
| レポート | ○ | ○ |
| 自動化 | ○ | ○ |
| 外部連携 | ○ | ○ |
価格・料金・仕様の比較表
| 比較項目 | Jira | Wrike |
|---|---|---|
| フリープラン | 10ユーザーまで無料 | あり |
| 月額料金(1ユーザー) | 990円〜 | 10ドル~(2ユーザーから) |
| 無料トライアル期間 | 30日間 | 14日間 |
JiraとWrikeの特徴を比較
JiraとWrikeは、ともにプロジェクトやタスク管理を行うクラウドサービスですが、提供元の会社や対象ユーザー層、機能の方向性が異なります。
Jiraは、ソフトウェア開発チームの利用を想定して設計されており、アジャイル開発のサポート機能が充実しています。一方、Wrikeは、幅広い業種やチームでの利用を想定しており、汎用的なプロジェクト管理機能と、コラボレーション機能が特徴です。
共通する基本機能としては、次のようなものがあります。
- Webブラウザ上でのタスク/プロジェクト管理
- カンバンボードやカレンダーなど、進捗状況の可視化
- タスクの担当者、期限設定
- コメント機能によるコミュニケーション
- レポート作成による分析
しかしながら、細かい仕様や付加機能、連携オプションなどはさまざまな違いがあります。
Jira
Jiraの特徴は次のとおりです。
アジャイル開発のサポート
Jiraは、スクラムやカンバンなど、アジャイル開発の手法に対応した機能を標準搭載しています。
- スプリント計画、バックログ管理
- バーンダウンチャート、ベロシティチャート
- スタンドアップミーティングの支援機能
豊富なカスタマイズ性
Jiraは、プロジェクトの要件に合わせて、柔軟にカスタマイズできる点が強みです。
- カスタムフィールドの作成
- ワークフローの自由な設計
- 画面レイアウトの変更
強力なワークフローエンジン
Jiraのワークフローエンジンは、複雑な業務プロセスを自動化するのに役立ちます。
- 条件分岐、自動処理の設定
- 承認フローの組み込み
- 外部システムとの連携
Wrike
ガントチャート、カンバンボードなど多様なビュー
Wrikeは、プロジェクトの進捗状況をさまざまな角度から可視化できる機能を提供しています。
- ガントチャートによるスケジュール管理
- カンバンボードによるタスク管理
- テーブルビューによる一覧表示
柔軟なタスク管理
Wrikeは、タスクの階層構造、依存関係、担当者、期限などを柔軟に設定できます。
- サブタスクの作成
- タスクの依存関係の設定
- 複数の担当者の割り当て
リアルタイムでの共同編集機能
Wrikeは、チームメンバーとのコラボレーションを促進するための機能を備えています。
- タスクへのコメント、メンション
- ドキュメントの共同編集
- リアルタイムでの変更通知
JiraとWrikeの評判・口コミを比較
Jiraの評判・口コミ
各課題の進捗状況、担当者、優先度などが一目で分かり便利です。
特にスクラムボードやカンバンボードによる視覚的な進捗管理はわかりやすく、メンバーへの報告にも重宝しました。
各タスクのステータスが可視化され、誰がどの作業を担当しているのか一目で把握できるため、チーム内での認識のズレがなくなりました。
また、スクラムやカンバンを活用しながら柔軟なワークフローを構築できるため、開発のスピードが向上し、より効率的に作業を進めることができるようになりました。
Wrikeの評判・口コミ
全体を俯瞰で確認できるカンバンボードが特にお気に入りです。
タスク状態もドラッグ&ドロップで切り替えできるため、直感的でわかりやすくて良いです。
これらの機能を使いこなし、複雑なプロジェクトでも詳細な管理ができました。
ガントチャートは特に見やすく、プロジェクト全体のスケジュール感を把握するのに役立ちました。
ガントチャートやカンバンボードなど、多様な表示形式でプロジェクト全体や個々のタスク状況を把握できるため、管理が楽になりました。
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JiraとWrikeは結局どちらを採用するべきか?
JiraとWrikeはともに優れた機能をもつプロジェクト管理ツールですが、次のような観点から製品を選定するのがよいでしょう。
■Jiraが向いている場合
- ソフトウェア開発チームでの利用が中心
- アジャイル開発の手法を取り入れている
- 高度なカスタマイズ性が必要
- 複雑なワークフローを自動化したい
■Wrikeが向いている場合
- 幅広い業種、チームでの利用を想定
- ガントチャートをはじめ、多様なビューで進捗管理したい
- 柔軟なタスク管理機能が必要
- リアルタイムでのコラボレーションを重視したい
価格面では、Jiraの方が小規模チーム向けの無料プランがあり、有料プランもやや安価な傾向にあります。ただ、機能の主眼が異なるため、用途に合わせて選択するのがベストです。無料トライアル期間を活用し、実際の業務に即した操作感を確かめることをおすすめします。
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