離職防止ツールには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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【料金・機能比較表つき】離職防止ツールの資料をダウンロードする(無料)
無料の離職防止ツールを選ぶときのポイント
無料の離職防止ツールを選定する際は、いくつかの基準が存在します。代表的な基準について解説します。
必要な機能が揃っているかを確認する
離職防止ツールを選ぶ際は、まず必要な機能が揃っているか確認してください。無料の離職防止ツールには、利用できる機能に制限のかかっているケースがほとんどです。
離職防止ツールの主な機能をまとめました。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| 離職傾向にある社員の分析 | モチベーションやコンディションの低下などを把握できる機能 |
| クレドの浸透をサポート | 企業全体の従業員が心がける信条や行動指針を定期的に自動表示できる |
| イベントの共有 | 社内の大きなイベントからチームごとのラフなイベントまで情報共有できる |
| コンテンツ企画 | 新人紹介や社長対談など、従業員が興味をもつ内容の企画コンテンツの作成が可能 |
| 人材データベース | 社員の顔写真を登録して顔と名前の把握や、経歴や過去の評価を保存できる |
| 異動シミュレーション | 社員の人事異動による人件費の変化や役職の偏りをシミュレーション可能 |
| eラーニング・研修管理 | 研修やeラーニングの受講記録やテスト結果を蓄積可能 |
| 人材データ分析 | 時系列の変化や比較、蓄積された人材データを自由にかけ合わせて分析可能 |
| アンケート | 従業員満足度やエンゲージメントを測定するアンケートができる |
| 適性検査 | 性格の類似性を分析し、採用や配属に活用できる |
利用可能な従業員数を確認する
離職防止ツールの無料版は、何人でも無制限に利用できるわけではありません。利用者が無制限なのは有料版がほとんどです。
無料版を導入する前に、利用可能な従業員数を確認しておきましょう。無料版の場合は「利用者3人まで」のような制約があるツールが多くあります。
気になる離職防止ツールを従業員全員で使用したい場合は、有料版の利用を検討してみましょう。
サポートが受けられるかどうか確認する
離職防止ツールを導入しても、活用されなければ、離職防止の成果につながらない可能性があります。
そのため、事前に導入時のサポート体制を確認しておきましょう。
導入時のアンケート設計や情報収集方法を提案してくれるのか、情報分析後の活用方法をコンサルティングしてくれるのかなど、具体的なサポート内容を確認しておく必要があります。
無料で使えるおすすめの離職防止ツール6選
無料で使えるおすすめの離職防止ツールを紹介します。
タレントパレット
タレントパレットは人材データを分析し、人材の育成や最適配置、離職防止など組織の力を最大化させるサービスです。
体験版では、実際の画面を操作して導入後の活用方法を検討できます。
無料プランはありませんが、TPI(Talent Performance Indicator)というウェブ適性検査のみ無料で利用可能です。
TPI(Talent Performance Indicator)とは、80問の質問に回答することでハイパフォーマーや離職者の傾向、採用候補者の行動特性などさまざまな分析が可能なウェブ適性検査のことです。
パルスアイ
パルスアイは、月1回のアンケート配信で従業員の本音を把握し、退職リスクを可視化する組織診断システムです。
月額料金0円の「パルスサーベイプラン」では、ダッシュボードや退職リスク判定を利用できリスクごとに今月と先月の結果を把握可能です。また、初回調査を無料で利用できます。
CUBIC適性検査 TRIUMPH ver.
適性検査CUBIC TRIUMPH ver.は、総合適性検査で採用・育成・組織におけるカルチャーマッチングを実現するシステムです。
無料で利用できる「サンプル受検プラン」では、個人特性分析(性格検査)を行えますが、人数制限や分析内容が限定されています。
適性検査CUBIC TRIUMPH ver.の「サンプル受験プラン」では次のような制限があります。
| 機能 | 制限 |
|---|---|
| 利用可能な人数 | 1社3名まで |
| 分析 | 次の機能だけ利用できます 自己分析シート(受検者返却用帳票) 個人特性分析(人事確認用帳票) |
HR OnBoard
HR OnBoardは、入社後の従業員フォロー(オンボーディング)をスマートに行える定着・活躍支援サービスです。
無料で利用できる「フリープラン」では、入社者3名まで無料で利用できます。
用意されている機能はフォローメッセージの送信や活躍実感アンケート、入社者の上司に対するアンケートなどがあります。
有料で利用できる「追加プラン」との機能の差については、公式サイトで言及されていません。
マネーフォワード クラウドサーベイ powered by ミキワメ
マネーフォワード クラウドサーベイ powered by ミキワメは、社員の休職や離職のリスクを早期に察知し、予防することを目的に設計されたサーベイツールです。
現在、無料トライアルを実施しております。利用できる機能や期間などの詳細については、問い合わせが必要です。また、製品導入についてや、各種機能、使い方、料金プラン、お見積もりなどの事前相談も対応可能です。
みんなの社食
みんなの社食は、従業員のランチ環境の課題解決と社内コミュニケーションの活性化に貢献し、離職防止ツールとして役立ちます。
基本プランを企業負担完全無料でお試しいただけるトライアルプランが提供されており、枠が埋まり次第終了となりますので、お早めのお問い合わせが必要です。
自社に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして自社に合うのか検討してみましょう。
無料と有料の違いは?よくある機能制限
無料の離職防止ツールでよくある機能の制限をまとめました。
分析機能
無料版の多くは分析機能に制限のあるツールがほとんどです。
提供会社によっては、有料プラン・無料プランで表示される分析結果の違いを明示している場合もあります。
離職防止ツールを導入する前に、どのような分析機能が必要なのか確認してから申し込みをしましょう。
アンケート機能
通常のメールに加え、SMSやLINE、アプリ、Slackなどにアンケートの通知を送信できる機能が用意されたツールもあります。この機能を利用すれば、従業員の率直な意見を収集可能です。
ただし、無料版の多くは利用者の人数制限(3人程度)が設定されています。まずは無料版で機能や操作方法を確認し、実際にアンケートを実施する場合は有料版を申し込みましょう。
人材活用のためのサポート
離職防止ツール提供会社では、ツールを利用している事業所にコーチングのようなサポートを実施しているところもあります。
無料版・有料版問わず、質問や問い合わせについてはサポートデスクが対応をしてくれます。
また、継続的に有料版を利用している事業所向けには、活用勉強会・個別相談会・フォーラムなどを開催している提供会社も。
ツール機能の相談だけではなく、人材活用についてもアドバイスしてくれることが特徴です。ツールの操作方法だけではなく人材活用に関する悩みがあるなら、トータル的なサポートが期待できる有料版を利用しましょう。
有料ツールを検討するべきケース
現在の離職状況やツールに求めていることによっては、無料ツールでは適えられないケースが存在します。有料ツールを検討したほうが良いケースをまとめているので参考にしてみてください。
導入・実施の方法がわからない
離職が増えてきていることを把握していても、具体的に何をすればいいのかわからなかったり、アンケートを実施したくても設計方法がわからなかったりする場合があります。
漠然とした疑問や不安をヒアリングし、具体的なアクションプランにまで落とし込んでくれるようなコンサルティングのサポートがあれば、会社に合った離職防止プランを検討可能です。
分析方法がわからない
無料版ではアンケートの実施や情報収集はできても、自社の担当者の分析経験の不足やリソース不足により、収集した情報の分析や活用がうまくできないことがあります。
有料プランを利用することで、導入・実施の方法と同じくコンサルティングのサポートを受けられます。
サービスを比較しましょう
自社に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして自社に合うのか検討してみましょう。

