無料ツールの機能で満足できなければ、有料の採用管理システムがおすすめです。BOXILからダウンロードできる各社のサービス資料で、採用管理システムの選定を成功させましょう!
⇒
【特典比較表つき】採用管理システムの資料ダウンロードはこちら(無料)
\ 稟議や社内提案にも使える!/
有料プランも含めて機能や料金を詳しい解説は、次の記事で紹介しています。
>
採用管理システムのおすすめ比較をチェックする
おすすめ採用管理システムの比較表
おすすめの採用管理システムの比較表を紹介します。
【特典比較表つき】『採用管理システム(ATS)の資料15選』 はこちら⇒ 無料ダウンロード
一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。
【特典比較表つき】『採用管理システム(ATS)の資料15選』 はこちら⇒ 無料ダウンロード
※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
採用管理システムとは
採用管理システムとは、採用業務をデータ化し効率的に管理するシステムです。求人応募者を一元管理することから、「ATS(Applicant Tracking System)」とも呼ばれます。
採用管理システムには、求人ページの作成から応募者管理、自動返信などさまざまな機能が搭載されています。しかし、システムによって特色は異なるため、初めて導入する場合は、無料の採用管理システムを試した方がよいでしょう。
採用管理システムの機能やおすすめシステム比較については、次の記事も参考にしてみてください。
なぜExcelやメール、紙の履歴書・職務経歴書などのバラバラな管理は限界なのか?無料システムでこう変わる
今あなたの会社で起きている「応募者情報があちこちに分散して最新の選考状況がわからない」や「メールが埋もれて返信漏れが起きる」といった悩みは、あなたの管理能力の問題ではなく、Excelやメール、紙の履歴書・職務経歴書などのバラバラな管理の限界です。
なぜなら、Excelやメール、紙の履歴書・職務経歴書などのバラバラな管理の最大の課題は、求人媒体やフォーム、メールで届いた情報を、人間が手作業でExcelに転記したり、メールを一通ずつ整理・更新したりしなければならないことだからです。
応募数や募集職種の数が増えていけば、人間が手作業で確認できる量をいつかは超え、ミスの発生は避けられません。
0円で使える無料の採用管理システムなら、この状況を改善できます。たとえば、次のように変化が生まれます。
| あなたの課題 | Excelやメール、紙の履歴書・職務経歴書などのバラバラな管理 | 無料システム |
|---|---|---|
| 応募者情報があちこちに分散して最新の選考状況がわからない | 手作業なので少なからず発生。 | 自動連携でゼロ。 |
| メールが埋もれて返信漏れ・対応遅れが起きる | 求人媒体や自社サイト、紹介メールからの応募情報を毎回Excelに手入力・コピー&ペーストしており、対応しきれない。 | 1回の入力でOK。 |
| 手作業の転記や二重入力が多くミスが出る | 候補者の進捗を知るために、Excel・メール・紙のメモを一人ずつ探し回る。 | リアルタイムで状況を把握できる。 |
| 面接日程の調整に時間がかかり、やり取りが長引く | 候補者と面接官の予定を、カレンダーやメールを見比べながら手作業で調整する。 | 一覧画面でステータスを一元管理できる。 |
| コスト | 0円。 | 0円。 |
これを踏まえると、Excelやメール、紙の履歴書・職務経歴書などのバラバラな管理からいち早く無料システムに乗り換えるべきではないでしょうか。しかし、無料で使える採用管理システムにも、使いやすいサービスと使いにくいサービスがあります。
無料の採用管理システムの選び方
無料の採用管理システムを選ぶ際には、いくつかの基準があります。とくに意識したいのが次の5つの基準です。
- 必要な機能が揃っているか確認する
- 一番効率化したい採用業務に強みがあるか
- 新卒採用や中途採用など雇用形態を確認する
- 機能制限の内容を確認する
- 視認性や操作性に優れているか
必要な機能が揃っているか確認する
無料の採用管理システムは、大きく「無料プラン(フリープラン)」と「期限付きの無料トライアル」の2種類に分かれます。
無料トライアルでは、一定期間のみ有料プランの機能を使える場合が多くあります。
一方、無料プランでは機能に制限がかかっているケースがほとんどです。利用を検討しているシステムに、必要機能が揃っているか確認しましょう。
採用管理システムの主な機能は、次のとおりです。
| 機能 | 詳細 |
|---|---|
| 求人ページの作成 | 募集要項の作成や編集ができる |
| エージェント管理 | エージェントやエージェントから送られてくる候補者情報の管理 |
| スマートフォン対応 | スマートフォン・タブレットにも対応 |
| SEO(検索エンジン最適化) | 作成求人ページの検索結果の上位表示を狙える |
| 独自ドメイン対応 | オリジナルのホームページアドレス(URL)で求人ページの公開 |
| SNS連携 | Facebook、Twitter、Instagram、LINEなどでの投稿 |
| 応募フォームの作成 | 応募ができる独自のフォームの作成 |
| 自動返信機能 | 任意の文面を応募者へ自動で送信 |
| 候補者の管理 | 候補者情報を管理し個別のメール対応もできる |
| 選考管理 | 会社説明会・面接スケジュール・選考状況や評価などの管理ができる |
一番効率化したい採用業務に強みがあるか
採用管理システムが対応している主な業務は「求人」「応募」「選考」の3つです。
それぞれの業務内容として次のものがあります。
- 求人:求人ページ作成、求人管理など
- 応募:応募フォーム作成、応募者管理など
- 選考:候補者の選考状況の管理、面接管理など
応募者が少ない場合は「求人」に強いシステムを、集まった応募者を適切に管理したい場合は「応募」業務に強いシステムを選ぶとよいでしょう。また、候補者の管理や面接の日程調整などをスムーズにしたい場合は「選考」に強いシステムがおすすめです。
新卒採用と中途採用によって選ぶべきシステムが異なる
新卒採用と中途採用どちらを求めるかで、選ぶべき採用管理システムも異なります。新卒と中途で採用プロセスが異なるためです。
たとえば、新卒採用は採用規模が大きいため、大人数の会社説明会に対応できる受付機能が必要です。
一方、中途採用の場合は人材紹介会社を通じて応募されることが多いため、「エージェント管理」の機能が必要といえます。新卒採用と中途採用の両方を進める場合は、それぞれ別のシステムを運用することをおすすめします。
機能制限の内容を確認する
無料の採用管理システムの多くは機能制限がかかっています。どのような機能制限があり、制限内でも十分に活用できるかを考えたうえでシステムを選びましょう。
具体的な機能制限として、次のものがあげられます。
- 候補者登録数
- 候補者データの保持期間
- 応募者情報の閲覧数
- 公開求人数
- 連携できる検索エンジンの種類
- デザインやドメインの設定
数十人〜数百人の応募や候補者を集めたい場合、無料システムでは対応しきれないでしょう。求人や採用ページを作成できるシステムも多いですが、検索エンジンの種類やデザイン、ドメインに制約のあるケースも少なくありません。
視認性や操作性に優れているか
採用管理システム自体の視認性(見やすいか)と操作性(使いやすいか)も重要なポイントです。初めての導入でシステムが使いにくい場合、人事担当者の負担が大きくなってしまいます。
あくまで目的は採用業務の効率化であるため、無料トライアルやデモで実際に使ってみて、導入後も活用できそうかチェックしましょう。
【0円で使える】おすすめの採用管理システム12選
ここからは、無料で使える採用管理システムを紹介します。
無料で使える採用管理システムの比較表
| サービス名 | ユーザー数 | 機能制限 | サポート | その他の制限 |
|---|---|---|---|---|
| リクナビHRTech採用管理 | 公式サイト上にユーザー数上限の明記はなく、複数の採用担当者で利用可能です。 | 求人作成、採用ページ作成、応募者管理、面接日程管理など中途採用の基本機能は無料で利用できます。対応求人媒体はリクナビNEXTや求人ボックスなどに限られます。 | オンラインマニュアルとFAQ、問い合わせフォームによるサポートがあります。 | 利用には法人としての登録が必要です。新卒採用は別サービスのHRTech新卒での対応となります。 |
| Hirehub | 無料プランのユーザー数上限は公開されておらず、複数担当者での利用を想定しています。 | 求人作成、採用ページ作成、候補者管理、面接調整などATSとしての基本機能を無料で利用できます。一部の高度な分析機能やカスタマイズ、連携機能は有料プランのみです。 | メールやオンラインでのサポートが提供されています。 | 詳細な制限内容や有料プランへの切り替え条件は資料請求・問い合わせベースです。 |
| Airワーク 採用管理 | ユーザー数の上限は明記されておらず、複数店舗・複数担当者で利用できます。 | 求人作成、採用ホームページ作成、Indeedや求人ボックスなどへの自動掲載、応募者管理機能がすべて0円で利用できます。有料の求人広告出稿は別途費用が発生します。 | オンラインヘルプと問い合わせフォームによるサポートがあります。 | 利用にはリクルートID(AirID)での登録が必要です。 |
| 採用の神様 | 管理ユーザー数の上限は明記されていません。 | 採用サイト作成や求人掲載、応募者管理などの基本機能を無料で利用できます。一部のスカウト機能や紹介機能は成果報酬型・有料サービスとして提供されます。 | メールやオンラインでのサポートがあります。 | 採用が成立した場合、選択したプランによっては成功報酬が発生するケースがあります。 |
| yoiwork採用管理 | ユーザー数の上限は公開されておらず、実質的に無制限で利用できます。 | 求人の投稿数や候補者数に上限はなく、採用ページ作成や応募者管理、選考ステータス管理などを0円で利用できます。一部の外部サービス連携や高度な分析機能は今後の有料オプションとして検討されています。 | メールフォームによる問い合わせとオンラインヘルプでのサポートがあります。 | 現時点ではベータ版として提供されており、将来的に料金体系や機能が変更される可能性があります。 |
| Talentio | ユーザー数の上限は明記されていませんが、小規模チームでの利用を想定しています。 | 基本機能は利用できますが、求人媒体との自動連携や高度な分析、タレントプール運用など一部機能は有料プラン限定です。 | チャットサポートのみ利用できます。 | 本格的な採用活動では有料プランへのアップグレードが前提となり、具体的な上限値や条件は資料請求が必要です。 |
| SHIRAHA | 無料プランのユーザー数は少人数利用を想定しており、詳細な上限は要問い合わせです。 | 採用サイト作成と応募者管理など基本機能は無料で使えますが、公開できる求人件数や閲覧できる応募者情報件数に上限が設けられています。より多くの求人・候補者を扱うには有料プランが必要です。 | メールでの問い合わせサポートが提供されています。 | スタンダードプランをはじめとする有料プランで機能・件数制限が大きく緩和されます。 |
| 採用係長 | 管理ユーザー数の明確な上限は公開されていません。 | 公開できる求人数や応募者情報の閲覧件数に上限があります。採用支援や面接サポート機能など、一部の機能は有料プランでのみ利用可能です。 | メールでのサポートのみ可能です。 | 本格的な応募者管理や多拠点展開を行う場合は有料プラン契約がほぼ必須です。 |
| Zoho Recruit | 無料プランでは、リクルーター1名まで利用できます。 | アクティブ求人は1件までですが、候補者管理や採用ページ作成、無料求人媒体への掲載など基本機能を利用できます。複数求人の同時掲載、詳細な自動化ワークフローや高度な分析機能は有料プラン限定です。 | オンラインヘルプとメールサポートが利用できます。(無料プランは日本語非対応) | 15日間の全機能トライアル終了後に無料プランへ移行します。 |
| ジョブカン採用管理 | 無料トライアル期間中のユーザー数は制限なく利用できます。 | トライアル中は求人管理や応募者管理など主要機能を試せますが、利用期間に制限があります。期間無制限の無料プランは公式サイト上で案内されていません。 | 導入サポートを含む問い合わせ窓口があり、メールやオンラインでのサポートが受けられます。 | 本格利用には有料プラン契約が前提であり、「永続無料」のフリープランとしては利用できません。 |
| engage | 管理ユーザー数の明確な上限はなく、複数の採用担当者で共用できます。 | 求人掲載数や採用ページ数は無制限で、応募者管理、スカウト、動画面接なども0円で利用できます。有料の「エンゲージプレミアム」では原稿改善支援や露出強化など追加機能が提供されます。 | オンラインヘルプと問い合わせフォームによるサポートがあります。 | 採用サイト作成から求人掲載、応募者管理まで基本利用料・成功報酬ともに不要です。 |
| パルスアイ タレントマネジメント | 無料プランの利用人数の明確な上限は公開されておらず、詳細は問い合わせが必要です。 | タレントマネジメント機能(人材データベース、評価管理、目標管理など)は、パルスアイ本体のPDCAプランであれば追加料金なしで利用できますが、サーベイ配信が毎月でない場合は1人あたり月額100円のオプション料金が発生します。 | メールやオンライン相談によるサポートが提供されています。 | タレントマネジメント単体の恒久的な無料プランはなく、PULSE AI本体の有料契約が前提です。 |
リクナビHRTech採用管理
リクナビHRTech採用管理は、人材紹介会社や求人媒体、自社サイト経由の応募者を一元管理できることが特徴の採用管理システムです。
案件ごとに候補者を紐づけて、選考ステータスをカンバン形式で確認できるほか、エージェントとのやり取りや社内メモも同じ画面で管理できます。中途採用に特化したシンプルな画面設計で、人事担当者だけでなく現場マネージャーも直感的に使える点が大きな強みです。
無料プランでは、ユーザー数、候補者数、案件数、紹介会社数はいずれも無制限に利用できます。
中途採用で必要になる基本機能はほぼ網羅されており、データ保管期間も原則無期限のため、採用履歴を長期的に振り返りたい企業にも向いています。
求人媒体や人材紹介会社からの応募をExcelでまとめている企業が、最初に「0円でExcelからの脱却」を目指す際に使いやすいサービスです。
現時点では有料プランは提供されておらず、中途採用向けの基本機能はすべて0円で利用できます。今後、より高度な分析や他システムとの連携が必要になった場合には、別の有料ATSを追加導入する、あるいはリクナビHRTechシリーズの他サービスと組み合わせるなど、段階的な拡張を検討するとよいでしょう。
リクナビHRTech採用管理を無料で使う制限
| 項目 | 制限 |
|---|---|
| ユーザー数 | 利用できる従業員(アカウント)数は無制限で追加可能 |
| 機能制限 | 候補者・案件・紹介会社の登録数はいずれも実質無制限。中途採用の候補者管理や選考ステータス管理などの基本機能はすべて無料で利用可能 |
| サポート | ヘルプセンターと専用サポートセンターによる電話・メール問い合わせが可能(平日の日中帯) |
| その他の制限 | 中途採用向けを想定した設計のため、新卒採用やアルバイト採用には別システムの併用が必要になる場合がある |
Hirehub
Hirehubは、応募から入社までの採用プロセスを一元管理できる、エン株式会社が提供する完全無料の採用管理システムです。
人材エージェント、求人メディア、自社サイト(engage)など複数の経路からの応募者をまとめて取り込み、選考ステータスや面接日程をHirehub上で一括管理できます。
煩雑になりがちなエージェントとの連絡も、案件や担当者ごとに整理して閲覧できるため、媒体数やエージェント数が多い企業ほど効果を実感しやすい構成です。
無料プランでは、ユーザー数や求人件数・応募者数に関する明確な上限は公式には公表されていませんが、通常の中途採用のボリュームであれば問題なく運用できます。
応募経路が多く、Excelでは追い切れない企業でも、複数媒体・複数エージェントの応募をひとつの画面で追えるのが大きなメリットです。
すでにengageで採用ページを運用している企業が、応募者管理をより本格的にしたいときの「次の一歩」として特に相性がよいサービスです。
Hirehub自体には有料プランはなく、engageと同様に0円で提供されています。より多くの母集団形成を行いたい場合は、別途エン・ジャパンの求人媒体を組み合わせたり、有料のダイレクトリクルーティングサービスを併用したりすることで、採用全体を段階的にスケールさせていくイメージになります。
Hirehubを無料で使う制限
| 項目 | 制限 |
|---|---|
| ユーザー数 | 公式に明確な上限は公表されていないが、複数の採用担当者・現場責任者で共有利用できる想定 |
| 機能制限 | 応募者管理、選考ステータス管理、面接日程調整、エージェント管理などの主要機能はすべて無料で利用可能。求人件数や応募者数の具体的な上限は非公開 |
| サポート | 問い合わせフォームからの問い合わせに対応。engageサポート経由での案内も受けられる |
| その他の制限 | 利用にはengageアカウントが必要。料金や利用条件の詳細は問い合わせが必要 |
Airワーク 採用管理
Airワーク 採用管理は、無料の採用管理システムで、求人ページの作成から応募者管理、Indeedへの自動掲載までをワンストップで行える点が特徴です。
店舗やオフィスの採用ページを簡単に作成でき、PCが得意でない担当者でも画面の指示に沿って入力するだけで求人を公開できます。応募者とのメッセージ管理や面接日程の調整もAirワーク上で完結するため、「求人媒体ごとに画面を見に行く」手間を減らせます。
無料プランでは、Airワーク 採用管理の基本機能(求人ページ作成、Indeedへの自動掲載、応募者管理、採用ホームページの開設など)を期間の制限なく利用できます。
ユーザー数や求人件数・応募者数の具体的な上限は公表されていませんが、一般的な中小企業や多店舗展開の企業の利用を想定して設計されており、日々のアルバイト・パート採用には十分対応できる範囲です。
まずは求人掲載と応募者管理を一元化したい小売・飲食・サービス業の企業に向いています。
さらに応募数を伸ばしたい場合は、クリック課金型の有料広告メニュー「Indeed PLUS」を利用することで、露出を強化できます。
ATS自体には月額費用がかからないため、「ツール利用料は0円のまま、広告費だけを追加で投下する」という形で、採用状況に応じた柔軟な投資がしやすい点もメリットです。
Airワーク 採用管理を無料で使う制限
| 項目 | 制限 |
|---|---|
| ユーザー数 | 明確な上限は公表されていないが、複数店舗・複数担当者での利用を想定。詳細な上限値は要問い合わせ |
| 機能制限 | 求人ページ作成、Indeedへの自動掲載、応募者管理、採用ホームページの開設などの基本機能は無料で利用可能。有料広告を使わない場合、広告枠の拡張や詳細な配信設定には制限がある |
| サポート | ヘルプセンター(FAQ)と問い合わせフォーム、代理店経由でのサポートを利用可能 |
| その他の制限 | 有料広告の利用には別途審査や申し込みが必要 |
採用の神様
採用の神様は、アルバイト・パート採用に特化した採用管理システムで、自社の採用サイト作成から応募者管理、面接設定までを一気通貫で行える点が特徴です。
店舗ごとの求人ページを簡単に作成でき、応募者データを一括管理しながら、面接日時の自動調整やリマインド配信などの機能で、採用担当者の手間を大きく減らします。
多店舗展開するチェーン企業のアルバイト採用を想定した設計で、店舗ごとの採用状況も可視化しやすくなっています。
無料で利用できる「採用サイト」サービスでは、採用ページの作成や応募フォーム、応募者管理、面接設定といった基本機能を初期費用0円で利用できます。
一方で、詳細なデータ分析や高度なATS機能、応募受付代行(RPO)などは別サービス・有料オプションとして提供されており、本格的に採用を強化したい段階では有料サービスの併用が前提になります。
まずはアルバイト採用の効率化を低コストで試したいチェーン店舗に適した構成といえます。
応募ボリュームが増え、より高度な管理やサポートが必要になってきた場合は、有料プランや関連サービスに切り替えるのがおすすめです。カスタマーサクセスチームによる導入支援や電話・メールサポート、より詳細な分析機能などを利用できます。
現場任せになっていたアルバイト採用を、本部主導で統制したい段階で検討すると効果的です。
採用の神様を無料で使う制限
| 項目 | 制限 |
|---|---|
| ユーザー数 | 公式サイト上で明確な上限は公表されておらず、多店舗・複数担当者での利用を想定。詳細な上限は要問い合わせ |
| 機能制限 | 採用サイト作成、応募フォーム、応募者管理、面接設定など基本機能は初期費用0円で利用可能。高度な分析機能、応募受付代行(RPO)、一部のATS機能は有料サービスとして提供 |
| サポート | 導入時の設定支援や操作説明に加え、導入後は電話・メールでの問い合わせサポートを提供 |
| その他の制限 | 主にアルバイト・パート採用向けのため、正社員採用の本格的な運用には別途検討が必要。月額料金や有料機能の範囲は要問い合わせ |
yoiwork採用管理
yoiwork採用管理は、外国人材の採用に強みを持つ無料の採用管理システムです。
求人票の作成から母集団形成、応募者情報の一元管理、選考ステータスの更新、内定までをクラウド上で完結でき、複数言語での求人作成や応募管理にも対応しています。
無料プランでは、ユーザー数の上限は公式サイト上で明確に示されていないものの、複数の担当者で共用して運用しやすい設計です。
また、すべてのユーザーが自動翻訳機能を利用できる点が大きな特徴です。そのため、外国人材の採用を本格的に始めたい中小企業やスタートアップでも、コストをかけずにしっかり運用したい場合に向いています。
現時点では月額料金が発生する有料プランは公表されておらず、基本機能は0円で継続利用できます。将来的に、他システムとの高度な連携や個別コンサルティングが必要になった場合は、ベンダーへの個別相談で有料オプションの有無を確認するとよいでしょう。
yoiwork採用管理を無料で使う制限
| 項目 | 制限 |
|---|---|
| ユーザー数 | 公式サイト上に明記なし(複数担当者での利用を想定) |
| 機能制限 | 求人掲載数・応募者数・採用数はいずれも制限なしで利用可能 |
| サポート | 問い合わせフォームからのメールサポート中心 |
| その他の制限 | 細かな機能カスタマイズは要相談 |
Talentio
Talentioは、求人の作成から候補者管理、選考フローの可視化、レポーティングまでを一気通貫で管理できる国産の採用管理システムです。
採用ページの作成や求人媒体との連携、候補者ごとの選考ステータス管理など、日々の採用実務を効率化する機能が充実しています。
無料プランでは、ユーザー数や求人件数・応募者数に関する明確な上限は公式には公表されていませんが、採用に必要な機能は備えています。
小規模な採用や、採用を始めたばかりの企業に適しています。
一方で、CSVインポートや外部サービスとのAPI連携、一部の高度な分析機能などは有料プランで利用できます。
既存の人事システムや求人媒体との自動連携を進めたい場合は、月額料金が個別見積りとなる有料プランへ移行し、候補者数の上限引き上げや連携機能の利用を検討するとよいでしょう。
Talentioを無料で使う制限
| 項目 | 制限 |
|---|---|
| ユーザー数 | 公式サイト上に明記なし(FREEプランの想定利用は小規模チーム向け) |
| 機能制限 | CSVインポートや一部の連携機能は利用不可 |
| サポート | チャットサポートのみ。オンボーディング支援は有料プランのみ |
| その他の制限 | 無料プランでは媒体連携やAPI連携など一部の高度機能が制限される |
SHIRAHA
SHIRAHAは、求人票の作成から応募者管理、面接調整までをクラウド上で行える採用管理システムです。
求人媒体との連携や自社採用サイトの作成に対応しており、採用状況の一覧可視化や、候補者ごとの進捗確認を直感的な画面で行えます。
無料プランでは、ユーザー数は明確な上限が設けられていませんが、小規模チームでの利用を前提とした設計です。同時に公開できる求人は3件まで、閲覧できる応募者情報も3名までという制限があります。
まずは採用システムの使い勝手を試したい企業や、採用ボリュームが少ない部署単位での利用に向いています。
応募数が増え、3件を超える求人を常時運用したくなった場合や、応募者情報を制限なく閲覧したい場合は、月額10,780円(税込)のスタンダードプランをはじめ有料プランへの移行が必要です。
有料プランでは応募者閲覧数の上限がなくなり、求人票の追加や各種連携機能が利用できるようになります。
SHIRAHAを無料で使う制限
| 項目 | 制限 |
|---|---|
| ユーザー数 | 明示的な上限なし(小規模チームでの利用を推奨) |
| 機能制限 | 同時公開できる求人数は3件まで。閲覧できる応募者情報は3名まで |
| サポート | メールやフォームからの問い合わせが中心(詳細はプランにより異なる) |
| その他の制限 | 一部の求人媒体連携や高度な分析機能は有料プランのみで提供 |
採用係長
採用係長は、自社採用サイトをノーコードで作成し、複数の求人媒体へ一括連携できる採用管理システムです。
ひとつの管理画面から求人票の作成・編集、応募者情報の管理、選考状況の更新まで行えるため、「求人票は各媒体でバラバラに管理、応募者情報はExcel」といった状況からの脱却に向いています。
無料トライアルプランでは、有効期限がなく0円で継続利用できる一方、公開できる求人数は最大3件、応募者情報は1名分のみ閲覧可能です。
「まずは採用係長の画面や求人連携の流れを試したい」「緊急で1職種だけ募集したい」といったケースには十分ですが、本格的に複数職種を採用したい企業には物足りないでしょう。
複数職種での採用や、応募者情報を制限なく閲覧しながら選考を進めたい場合は、月額15,800円(税込)からの有料プランへのアップグレードが必要です。
有料版では公開求人数や応募者閲覧数の上限が大きく緩和され、電話サポートも利用できるようになります。
採用係長を無料で使う制限
| 項目 | 制限 |
|---|---|
| ユーザー数 | 明示的な上限なし(複数担当者での利用は可能だが、トライアル用途が中心) |
| 機能制限 | 公開求人数は3件まで。応募者情報は1名分のみ閲覧可能 |
| サポート | 無料プランはメール中心のサポート。有料プランで電話サポートが追加 |
| その他の制限 | 一部の求人媒体連携・分析機能・カスタマーサクセスの伴走支援は有料プランのみ |
Zoho Recruit
Zoho Recruitは、世界的に利用されているクラウド型の採用管理システムで、ATSとリクルーティングCRMを兼ね備えている点が特徴です。
求人票の作成、候補者データベースの管理、面接スケジュール調整、採用プロセスの分析などをひとつのプラットフォームで行えます。
無料プランでは常時公開できる求人は1件まで、候補者レコードや各種モジュールのデータ量にも上限があり、ストレージ容量は256MBとコンパクトです。
採用担当者1名で小規模な採用案件を回す想定であれば、基本機能を無料で試しながら運用できます。
同時に複数の求人を管理したい場合や、より多くの候補者をデータベース化したい場合は、有料プランへのアップグレードが必須です。
有料版は1ユーザーあたり月額3,600円から利用でき、アクティブ求人数やストレージ容量の拡大に加え、より高度な自動化機能やレポート機能が解放されます。
Zoho Recruitを無料で使う制限
| 項目 | 制限 |
|---|---|
| ユーザー数 | リクルーター1名まで |
| 機能制限 | 同時に公開できる求人は1件のみ。ストレージ容量は256MB、各モジュールのレコード件数にも上限あり |
| サポート | メールサポートはあるが、英語対応のみ |
| その他の制限 | 一部の自動化機能や高度なレポート機能、他サービスとの連携機能は有料プランのみで提供 |
ジョブカン採用管理
ジョブカン採用管理は、応募者情報の一元管理と、ジョブカンシリーズ各システムとの連携力が魅力の採用管理システムです。
応募者データの蓄積や選考ステータス管理、社内メモでの共有など、採用プロセスの「見える化」に必要な基本機能に対応しており、中小企業の人事担当者でもスムーズに導入できます。
無料プランでは、ユーザー数が実質無制限で、複数の採用担当者や現場責任者を招待しながら使えます。
一方で、月間の新規応募者登録数30名まで、応募者データの閲覧期間が30日間までの制限があり、大量採用や長期にわたるタレントプール運用には向きません。
もし、月間応募数やデータ保存期間の制限を超過しそうな場合は、月額8,500円前後からの有料プランへ移行できます。
有料版では応募者数・保存期間の制限がなくなるほか、採用ページ作成や求人媒体との自動連携、メール配信・分析レポートなどが利用できるようになり、本格的な母集団形成や採用マーケティングまでカバーできます。
ジョブカン採用管理を無料で使う制限
| 項目 | 制限 |
|---|---|
| ユーザー数 | 管理ユーザー数は実質無制限で利用可能 |
| 機能制限 | 月間の新規応募者登録は30名まで、応募者データの閲覧期間は登録から30日間まで |
| サポート | 電話、メール、チャットでのサポート |
| その他の制限 | 採用ページ作成、求人媒体連携、メール配信、分析レポートなど一部の拡張機能は利用不可 |
engage
engage(エンゲージ)は、求人ページの作成から複数求人媒体への一括掲載、応募者管理までを無料で利用できることが大きな強みの採用管理システムです。
自社採用ページをノーコードで作成でき、Indeedや求人ボックスなど複数の求人検索エンジンにも同時掲載できるため、小さな企業でも大手並みの露出を確保しやすくなります。
無料プランでは、ユーザー数や掲載求人数、応募者数に実質的な上限はなく、日々の運用コストを抑えながら採用活動を継続できます。
その一方で、求人広告の露出強化や一部のオプション機能は利用できず、表示順位の引き上げや特定職種を集中的に訴求したい場合には物足りなさを感じるかもしれません。
もし、求人の露出を一気に高めたい、特定職種を短期間で集中的に募集したいといったニーズが出てきた場合は、有料の「エンゲージプレミアム」を検討しましょう。
チケットを購入することで、20サイト以上への掲載拡大や上位表示などの集客強化施策が利用でき、短期で応募数を増やしたいケースに対応しやすくなります。料金はチケット枚数や利用メディアによって変動するため、詳細は見積もりが必要です。
engageを無料で使う制限
| 項目 | 制限 |
|---|---|
| ユーザー数 | ユーザー数の明確な上限はなく、複数拠点・複数担当者でも利用可能 |
| 機能制限 | 求人掲載数・応募者数ともに実質無制限だが、無料版では求人広告の露出強化や一部オプションは利用不可 |
| サポート | オンラインマニュアル・FAQと、問い合わせフォーム(メール)でのサポート |
| その他の制限 | 求人の上位表示や掲載先の追加拡大などは有料チケット(エンゲージプレミアム)の購入が必要 |
パルスアイ タレントマネジメント
パルスアイ タレントマネジメントは、従業員のコンディションを可視化するパルスサーベイと、タレント情報の一元管理を組み合わせた人材マネジメント向けのサービスです。
組織サーベイの結果と人事情報を紐づけて分析できるため、「どの部署・どの層で離職リスクが高いか」といった気づきを得やすく、採用後の定着や配置にも活かしやすい点が特徴です。
無料プランでは、パルスサーベイの実施や基本的な集計・ダッシュボード機能を中心に利用できます。
一方で、「評価・スキル情報の管理」や「タレントDBの高度な検索・タグ付け」などは利用範囲が限定されており、本格的なタレントマネジメント機能をフルに使うには有料プランへの移行が前提です。
もし、評価情報の一元管理や後継者候補のリストアップ、採用候補者を含めたタレントプール運用まで行いたい場合は、有料プランへのアップグレードが必要です。
有料版では、人材データベースの項目追加やスキルマップ表示、配置シミュレーションなどが利用できるようになり、採用から配置・育成までを一気通貫で設計しやすくなります。
パルスアイ タレントマネジメントを無料で使う制限
| 項目 | 制限 |
|---|---|
| ユーザー数 | 無料プランの利用人数の明確な上限は公開されておらず、詳細は要問い合わせ |
| 機能制限 | パルスサーベイと基本集計が中心で、評価・スキル情報の一元管理や高度なタレントマネジメント機能は利用範囲が限定的 |
| サポート | オンラインマニュアルやメールでの問い合わせが中心(専任CSによる伴走支援は有料プランがメイン) |
| その他の制限 | プランによってアンケート配信頻度や設問数などに制限があり、本格運用には有料プランへの切り替えが想定されている |
無料トライアルのある採用管理システム
無料トライアルのある採用管理システムを紹介します。期間の制限はありますが、有料プランと同等もしくは近い機能を試せるので、本格導入の判断材料になるでしょう。
ZooKeep ATS
- 戦略設計からATS運用まで一貫支援するBPaaS型サービス
- グローバル人材獲得に強く、日本語と英語の両方に対応
- 利用を通じて採用リテラシーが向上するインサイト機能を搭載
ZooKeep ATSは、人材獲得の戦略設計から現場運用のディレクション、そしてATSやAIのテクノロジー活用を一気通貫で支援するBPaaSです。主要機能である次世代型ATSは、ダイレクトリクルートメントや海外人材獲得に強く、日本語と英語に対応しています。
オペレーションと意思決定をシンプルに実行できるよう、調整・推進・決定を原則として設計され、使えば使うほどPDCAサイクルが回り、担当者の採用リテラシーが自然と向上するインサイト機能を搭載しています。
無料トライアルを提供しており、詳しい期間や機能については問い合わせが必要です。
フリーソフトやOSS(オープンソース)の採用管理システムを避けるべき理由
無料で採用管理業務を効率化する方法は、大きく分けて次の3種類が存在します。
一見、どれも無料で魅力的に見えますが、IT専任担当者がおらず、採用担当者と現場マネージャーが一緒に候補者情報をリアルタイムで共有したい会社にとっては、クラウド型の採用管理システム(無料プラン)のみがおすすめです。
| 無料の方法 | クラウドシステム (今回のおすすめ) |
Excelやメール、紙の履歴書・職務経歴書などのバラバラな管理 | OSS型の採用管理システム(自社サーバー構築) |
|---|---|---|---|
| コスト | 0円(※制限あり) | 0円 | 0円(※サーバー代・構築費別途) |
| IT専門知識 | 不要 | 不要 | 必須(構築・保守・アップデート) |
| 導入の手間 | 簡単(登録のみ) | 簡単 | 困難(インストール、設定、権限設計が必要) |
| チーム共有 | ◎(リアルタイムに共有・同時編集) | △(ファイル共有・版数管理が必要) | ◯(きちんと構築すれば可能) |
| サポート | ◯(ベンダー対応・マニュアルあり) | ×(自力で対応) | △(英語ドキュメントやコミュニティ頼み) |
OSS型の採用管理システムは、自由度が高い反面、サーバーの構築やセキュリティ対策、バックアップ、バージョンアップ対応を自社で行う必要があり、エンジニアがいない企業にはハードルが高すぎます。
また、Excelやメール、紙の履歴書・職務経歴書といったバラバラな管理は手軽ですが、先述したように情報の分散や共有、抜け漏れ防止の面で明確な限界があります。
したがって、セキュリティや保守をベンダーに任せつつ、無料で使い始められる「クラウド型の無料プラン」が最もリスクの少ない選択肢といえます。
無料の採用管理システムのメリット
無料の採用管理システムを使うことには、次のようなメリットがあります。
- コストをかけずに採用業務を効率化できる
- お試し利用で複数システムの比較検討ができる
- 採用担当者がコア業務に集中できるようになる
コストをかけずに採用業務を効率化できる
一般的に採用活動には大きなコストと手間がかかります。大規模な新卒採用の場合、求人作成から採用ページの公開、応募者とのやり取り、面接スケジュール調整など、さまざまな業務を行わなければなりません。
無料の採用管理システムを使えば、Excelと比べて作業を単純化できるうえ、一連の採用プロセスをコストをかけずに効率化できます。
お試し利用で複数システムの比較検討ができる
複数の採用管理システムの「無料プラン」や「無料トライアル」を利用することで、比較検討できるため、目的に合ったシステムを選びやすくなります。
無料トライアルでは、有料プランを一定期間無料で使えるケースも少なくありません。機能制限の多い無料プランと比べて、有料に切り替えた後の使用イメージも掴みやすいでしょう。無料プランや無料トライアルのお試し利用をおすすめします。
担当者がコア業務に集中できるようになる
応募者管理や選考状況の把握、面接スケジュールの調整など採用における管理業務は多く、応募者の人数が増えれば、それだけ管理の負担も大きくなります。
採用管理システムを導入すれば、これまで負担に感じていた業務の自動化が可能です。管理業務の負担が軽減されることで、採用ページのデザインや候補者とのコミュニケーションなどコア業務に集中できます。コア業務にコミットできれば、理想とする人材も多く集まるでしょう。
無料と有料の採用管理システムの違いは?よくある機能制限
無料の採用管理システムには、機能制限があるとお伝えしました。どのような制限がかかっているのか、機能制限の内容をくわしく解説します。
- 候補者の登録数やデータの保持期間
- 応募者情報の閲覧数
- 公開求人数
- デザインやドメインの設定
候補者の登録数やデータの保持期間
求人に応募してきた「候補者」の登録数です。たとえば、1か月での候補者登録数を「30名まで」としている採用管理ツールを例にみてみましょう。
この場合、候補者の登録は30名までしかできません。つまり、採用候補者の管理も30名までしかできません。ツールによっては、登録された候補者データの保存期間に制限がかかっている場合もあります。
応募者情報の閲覧数
無料の採用管理システムでは、応募者情報の閲覧に制限がかかっている場合もあります。たとえば、「採用係長」の場合は1件まで、SHIRAHAの場合は3件までの制限がかかっています。
数名の募集であれば対応できるものの、複数の求人を公開したい場合や新卒採用に力を入れたい場合には適していません。
公開求人数
公開できる求人数に、制限がかかることもあります。無料プランでは2〜3件が限度のため、それ以上の募集をしたい企業には、有料プランを契約をおすすめします。
デザインやドメインの設定
求人や採用ページのデザインやドメインに制限がかかっているツールもあります。たとえば「基本デザインのみ選択可」「指定のドメインのみ選択可」といったケースです。Webページのデザインやドメインは、採用活動において重要なポイントだといえます。
より多くのユーザーにアクセスしてもらうためには「見やすいページを作り込んでいるか」「検索上位に上がるドメインパワーを有しているか」を確認することが大切です。
有料の採用管理システムを検討するべきケース
企業によっては無料プランの範囲では対応できない部分もあるでしょう。採用管理システムの有料プランを検討すべきケースを紹介します。
応募者や候補者が増えてきた
採用システムの無料プランには、応募者閲覧数や候補者登録数が制限されている場合が多くあります。
応募者閲覧数であれば数件、候補者登録数は30件程度が上限の目安です。それ以上の採用活動をしたい場合は、有料プランがおすすめです。
まずは無料プランから始め、事業拡大にともなって採用を拡大する必要が出てきてから有料プランに切り替える流れでもよいでしょう。
オンライン面接が増えた
リモートワークが浸透した昨今では、採用活動もオンライン化が進んでいます。「オンラインでの面接をどう実施するか」を課題とする企業も少なくありません。オンラインでの応募が増えると、当然オンライン面接の回数も増えます。
採用管理システムの有料プランの場合、Web受付数が無制限になったり、Web会議ツールとの連携ができたりするため、オンライン対応できる状態をつくりやすくなるでしょう。
応募者数を増やす目処がある
現時点では数名規模のスタートアップや中小企業であるものの、今後採用活動に投資し、応募者を増やす目処がある企業にも、有料プランはおすすめです。
応募者数に伸び悩んでいる企業も、思いきって有料プランに切り替えると成果が出る場合があります。求人ページのデザインやドメインの質を高められたり、訴求コンテンツを追加できたりするのも有料プランの強みです。
採用コストを抑えることも重要ですが、あえて採用管理システムに資金投下して、一気に応募数を増やすのも有効な手段といえます。
外部サービスとの連携性を高めたい
採用管理システムの有料プランには、外部サービスとの連携機能がついている場合もあります。
複数の求人媒体に掲載できたり、候補者とのやり取りをスムーズに進めるために「LINE」と連携できたりする機能などが挙げられます。
ほかにも、タレントマネジメントシステム(従業員のスキルや能力を一元管理できるシステム)や勤怠管理システムと連携できるツールもあります。
無料の採用管理システムでメリットを体験しよう
無料の採用管理システムは、コストをかけずに採用効率化を図れ、複数システムの比較検討ができるため、初めて採用管理システムを導入する際におすすめです。選定時は次のポイントに注意して選ぶとよいでしょう。
- 必要な機能が揃っているか確認する
- 一番効率化したい採用業務に強みがあるか
- 新卒採用と中途採用によって選ぶべきシステムが異なる
- 機能制限の内容を確認する
- 視認性や操作性に優れているか
自社に合う採用管理システムを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして検討してみましょう。

