ジョブカン勤怠管理の乗り換え先TOP3 – 1位はマネーフォワード クラウド勤怠【調査】

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ジョブカン勤怠管理からの乗り換え先と決め手

SaaS比較サイトの「BOXIL」は、勤怠管理システムの乗り換えに携わった438人を対象に「勤怠管理システムの乗り換え実態調査」を実施しました。

そのうちジョブカン勤怠管理を利用していた30社の回答に着目し、ジョブカン勤怠管理の利用の課題、ジョブカン勤怠管理からの乗り換え先システム、システム選定の決め手を紹介していきます。

【30秒でわかる】ジョブカン勤怠管理からの乗り換えのポイント

・乗り換え先としてもっとも人気なのは「マネーフォワード クラウド勤怠」で、サポートの手厚さや操作性が評価
・次いでfreee(freee勤怠管理Plus / freee人事労務など)ジンジャー勤怠が続く
・ジョブカン勤怠管理の利用者が感じていた課題と乗り換え先システムの決め手は、いずれも「システム動作の安定性」「コスト」の回答が多数

→ジョブカン勤怠管理からの勤怠管理システムの乗り換えは、操作性を保ちつつより安定した運用、将来を見据えたコスト設計が重視される傾向

▶︎乗り換え先TOP3のサービス資料をダウンロード

本データに関する概要や引用方法は「調査概要」を参照ください。なお、以下で用いる企業規模は、アカウントをもつ従業員数で区分しています。小規模企業は49人以下、中小企業は50〜299人、中堅企業は300〜999人、大企業は1,000人以上です。

勤怠管理システムの乗り換え・リプレイスは全従業員に影響が出る作業であり、失敗を避けたいプロジェクトです。システムの乗り換えによる失敗を避けるためにも、実際にジョブカン勤怠管理から乗り換えた企業の回答を参考にしてみてください。

また、下記では勤怠管理システムの選び方や比較ポイントを詳しく解説しています。1から選定ポイントを整理したい方や、乗り換え先を広く検討したい方はこちらもぜひご参考ください。

ジョブカン勤怠管理からの乗り換え先勤怠管理システムTOP3

勤怠管理システムとして「ジョブカン勤怠管理」を利用していた30社へ、乗り換え・リプレイス先の勤怠管理システムを尋ねました。乗り換え先のシステムとして多かった上位3サービスは下記のとおりです。

  1. マネーフォワード クラウド勤怠(40.0%)
  2. freeeシリーズ(freee勤怠管理Plus / freee人事労務など)(30.0%)
  3. ジンジャー勤怠(10.0%)
ジョブカン勤怠管理からの乗り換え先勤怠管理システム

いずれもジョブカン勤怠管理と同様のクラウド型の勤怠管理システムではあるものの、同一シリーズでバックオフィス関連の各種システムが充実しているといった特徴があります。ジョブカン勤怠管理からの乗り換え先3システムについて、それぞれのシステムを選んだ企業の乗り換え前の課題乗り換えの決め手を詳しく確認していきましょう。

ジョブカン勤怠管理からの乗り換えポイント
サポートの手厚さや操作性を重視するならマネーフォワード クラウド勤怠
コストや法改正サポートを重視するならfreeeシリーズ
カスタマイズ性とコストのバランスを取るならジンジャー勤怠

マネーフォワード クラウド勤怠は、株式会社マネーフォワードが提供する勤怠管理システムです。シフト制はもちろん、裁量労働制、フレックスタイム制、変形労働制など、様々な就業ルールに対応しており、企業規模や業種を問わず柔軟な勤怠管理が可能。シリーズ製品も充実しており、人事管理や社会保険、年末調整などの関連サービスとの連携で人事労務業務全体を効率化できます。

初期費用月額料金
最低利用料金
打刻方法Web打刻
スマートフォン打刻(GPS打刻)
ICカード打刻
API連携できる給与計算ソフトシリーズ連携可能

マネーフォワード クラウド勤怠を選んだ企業に多かった課題

ジョブカン勤怠管理からの乗り換え先としてマネーフォワード クラウド勤怠を選んだ企業からは、乗り換え前の課題としてシステム連携や動作の安定性に関する回答が多く挙がりました。

課題に関する上位の回答
・システム連携の強化(給与計算・人事労務など)(12名中6名回答)
・システム動作の安定性を確保(12名中5名回答)
・テレワークや複雑なシフト管理への対応(12名中5名回答) ほか

ジョブカン勤怠管理は操作性や導入のしやすさに優れ、多くの企業で活用される一方で、企業規模の拡大や業務の高度化によって勤怠を起点とした給与計算・人事労務までの連携強化を検討する企業も見られます。こうしたフェーズ変化を背景に、マネーフォワード クラウド勤怠が比較・選定されていると考えられます。

また、一部ではありますが、ジョブカン勤怠管理には打刻が反映されないアクセス集中時に接続しにくいといった課題が見られ、システム動作の安定性も乗り換えを検討する契機になっていることがわかります。

マネーフォワード クラウド勤怠を選んだ企業に多かった決め手

ジョブカン勤怠管理からの乗り換え先としてマネーフォワード クラウド勤怠を選んだ企業からは、乗り換えの決め手として導入支援・サポートの手厚さや操作性に関する回答が多く挙げられました。

決め手に関する上位の回答
・導入支援やサポートの手厚さ(12名中7名回答)
・管理者にとっての操作性(12名中6名回答)
・従業員にとっての操作性(12名中6名回答)
・システム動作の安定性(12名中6名回答) ほか

マネーフォワード クラウド勤怠は、公式のヘルプセンターや設定ガイドが充実しており、勤怠、給与、人事労務を横断して必要な情報を確認できる点が特徴です。管理部門が自社運用に合わせて設定を進めやすく、自己解決型で導入・運用を進められる環境が整っている点が評価されています。

またジョブカン勤怠管理は打刻や申請をシンプルに行える操作性が評価されることも多く、その操作性や利便性を保ったまま、動作の安定性や管理面での安心感を高める判断から、マネーフォワード クラウド勤怠を検討・選択する企業があったと考えられます。

総合評価
4.13
非常に使いやすいシステム
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
医療系
出退勤や休暇の管理が簡単でわかりやすい。スマートフォンからでも勤怠を確認することができ便利。サポートも充実しており、比較的早く返信をしていただけるので、困った時にいつも使用しています。
公開日: 2024/01/24
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企業規模別の初期費用・月額費用

ジョブカン勤怠管理からマネーフォワード クラウド勤怠へ乗り換えた企業が、実際にかかった費用を調査しました。調査の結果、初期費用は30万円以上かかるケースが多く、月額費用は中堅規模までは10万円前後に収まることが多いようです。

企業規模初期費用月額費用
中小企業30万円〜50万円未満(60%)
5万円〜10万円未満(20%)
10万円〜30万円未満(20%)
3万円〜5万円未満(40%)
5万円〜10万円未満(40%)
1万円〜3万円未満(20%)
中堅企業30万円〜50万円未満(100%)5万円〜10万円未満(100%)
大企業30万円〜50万円未満(50%)
100万円以上(50%)
50万円〜100万円未満(50%)
100万円以上(50%)

※カッコ内は回答割合。なお、本調査は回答数が限られているため参考値としてご覧ください。

中堅企業までと大企業で月額費用に大きな幅があるのは、従業員数の違いによるものでしょう。マネーフォワード クラウド勤怠は公式に詳細な料金を公開していませんが、一般に勤怠管理システムは利用人数に応じた従量課金制を採っているサービスが多いです。そのため、従業員数が多い大企業ほど高額になりやすい構造が反映された結果といえます。

マネーフォワード クラウド勤怠の費用について、より詳しくは下記もご参考ください。

freee勤怠管理Plusは、フリー株式会社が提供する勤怠管理システムです。同シリーズに、勤怠管理機能に加えて人事労務領域までカバーできるfreee人事労務も提供されています。

固定時間制、管理監督者、裁量労働制、変形労働時間制、フレックスタイム制など多様な労働時間制度に対応し、36協定や有給義務化などを自動でチェックする勤怠アラート機能も搭載。シリーズ製品が充実しているため、データ連携により給与計算業務までを大幅に効率化できるのが強みです。

初期費用0円月額/ユーザー300円〜
最低利用料金無料プラン×
打刻方法Web打刻
スマートフォン打刻(GPS打刻)
ICカード打刻
生体認証(指紋・静脈、静脈認証)
LINE WORKS打刻
API連携できる給与計算ソフトシリーズ連携可能

freeeシリーズ(勤怠管理Plus、人事労務)を選んだ企業に多かった課題

ジョブカン勤怠管理からの乗り換え先としてfreeeシリーズを選んだ企業からは、乗り換え前の課題としてシステムの安定性や法改正への対応に関する回答が多く挙げられました。

課題に関する上位の回答
・システム動作の安定性を確保(9名中6名回答)
・法改正へのよりスムーズな対応(9名中6名回答)
・システム連携の強化(給与計算・人事労務など)(9名中4名回答) ほか

ジョブカン勤怠管理はジョブカン給与計算との連携も可能なサービスです。一方で、バックオフィス業務の高度化に伴い、給与だけでなくバックオフィス全体の一体運用が要件となるケースがあります。また、企業規模によっては、基幹業務としての安定性、法改正情報の把握と対応を横断的に行うニーズが明確になるケースがあります。

こうした観点から、会計領域まで含めた製品群を持ち、公式に法対応ガイドも提供しているfreeeシリーズが乗り換え先として検討・選択されているとみられます。

freeeシリーズ(勤怠管理Plus、人事労務)を選んだ企業に多かった決め手

ジョブカン勤怠管理からの乗り換え先としてfreeeシリーズを選んだ企業からは、乗り換えの決め手としてコストや操作性に関する回答が多く挙げられました。

決め手に関する上位の回答
・コストが妥当・割安である(9名中7名回答)
・システム動作の安定性(9名中6名回答)
・導入支援やサポートの手厚さ(9名中5名回答)
・セキュリティ基準や認証(ISMSなど)(9名中5名回答) ほか

freeeシリーズ(freee勤怠管理Plus/freee人事労務)は、基本料金0円の従量課金制によるわかりやすいコスト設計に加え、勤怠・人事労務・給与・会計といった機微情報をクラウド上で一元的に扱う前提の設計です。導入サポートや運用ヘルプページなど公式ドキュメントも豊富に公開され、バックオフィス全体を見据えて業務を再設計したい企業や、より手厚いサポートを必要とする企業において、乗り換え先として選択されていると考えられます。

総合評価
4.16
効率的な勤怠管理や給与計算を行いたい方に最適
5/5
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コンサルティング・専門サービス
freee勤怠管理Plusは、シンプルで直感的なUIが魅力で、操作が非常に簡単でした。勤怠記録や休暇申請がスムーズに行え、データ集計も自動化されているため、給与計算との連携が効率的に行えました。コストパフォーマンスが高く、リモートワークや複数拠点の管理にも対応。速度も速く、容量の心配も不要です。サポートも充実しており、他の勤怠管理ツールと比較しても優れた使いやすさと機能性を実感できました。
公開日: 2024/08/01
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企業規模別の初期費用・月額費用

ジョブカン勤怠管理からfreeeシリーズへ乗り換えた企業が、実際にかかった費用を調査しました。調査の結果、小規模企業では初期費用に5万円前後、大企業では100万円以上が相場です。

企業規模初期費用月額費用
小規模企業1円〜5万円未満(50%)
5万円〜10万円未満(50%)
1円〜1万円未満(50%)
1万円〜3万円未満(50%)
大企業100万円以上(83.3%)
50万円〜100万円未満(16.7%)
100万円以上(83.3%)
10万円〜30万円未満(16.7%)

※カッコ内は回答割合。なお、本調査は回答数が限られているため参考値としてご覧ください。

freee勤怠管理Plus、freee人事労務はいずれも初期費用0円で導入できるサービスです。一方で初期費用がかかったと回答している企業が多く、導入にあたっては資料請求あるいは問い合わせでの確認が必要でしょう。月額料金はユーザー数課金制であり、従業員数に応じて変動していることがうかがえます。

freeeシリーズの費用について、より詳しくは下記もご参考ください。

ジンジャー勤怠は、同シリーズに人事、労務、勤怠管理、給与計算など、人事関連システムも提供する勤怠管理システムです。PC、スマホ、タブレット、ICカード、GPSなどさまざまな打刻方法に対応しています。最大10段階までの承認フロー設定が可能で、複雑な勤務形態や法令遵守にも対応できるカスタマイズ性を搭載。1か月間の無料トライアルを提供しており、実際の操作感や機能を十分に試すことが可能です。

初期費用月額/ユーザー400円〜
最低利用料金無料プラン×
打刻方法Web打刻
ICカード打刻
スマートフォン打刻(GPS打刻)
API連携できる給与計算ソフトマネーフォワード クラウド給与
給与奉行クラウド

ジンジャー勤怠を選んだ企業に多かった課題

ジョブカン勤怠管理からの乗り換え先としてジンジャー勤怠を選んだ企業からは、乗り換え前の課題として動作の安定性やサポート体制に関する回答が多く挙がりました。

課題に関する上位の回答
・システム動作の安定性を確保(3名中2名回答)
・サポート体制の見直し(導入支援・レスポンス速度など)(3名中2名回答) ほか

ジョブカン勤怠管理は管理者向けのサポート窓口や稼働状況の公開など、基本的な運用体制が整備されています。一方で、利用企業の規模拡大や運用の基幹化に伴い、導入初期の支援や問い合わせ時のレスポンス、トラブル発生時のフォロー体制まで含めて「より手厚いサポート」を求めるケースもあるでしょう。また、月末月初など利用が集中するタイミングでは、動作の安定性も重要視されます。

こうした背景から、カスタマーサクセス担当によるサポートプランや、24時間対応のAIチャットサポートを用意するジンジャー勤怠が、比較・乗り換え先として検討されるケースが見られます。

ジンジャー勤怠を選んだ企業に多かった決め手

ジョブカン勤怠管理からの乗り換え先としてジンジャー勤怠を選んだ企業からは、乗り換えの決め手として就業規則への対応やコストに関する回答が多く挙げられました。

決め手に関する上位の回答
【大企業】
・システム動作の安定性(3名中1名回答)
・自社の就業規則や働き方に適合(3名中1名回答) ほか
【中小企業】
・コストが妥当・割安である(3名中1名回答)
・スムーズなシステム連携(給与計算・人事労務など)(3名中1名回答) ほか

ジンジャー勤怠は、大企業では安定運用や就業規則への適合性といった基幹業務としての要件が評価されていることがわかります。また、ジンジャー勤怠は勤怠を起点に人事管理・給与計算へと同一シリーズで段階的に拡張できる構成です。そのためバックオフィスを少人数で運営する中小企業にとって、連携設定や管理負荷を最小限に抑えられる点が評価されたと考えられます。

総合評価
3.97
カスタイマイズ性のある自動集計が可能
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
コンサルティング・専門サービス
変形労働制かつ、社内の就業規則に合わせた集計ができる勤怠システムを探していたが、ジンジャー勤怠は、集計方法にカスタマイズ性があり独自の集計が叶った。
導入時にサポート担当の方がとても丁寧にフォローしてくださり、スムーズに設定を行うことができた。
公開日: 2025/03/31
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企業規模別の初期費用・月額費用

ジョブカン勤怠管理からジンジャー勤怠へ乗り換えた企業が、実際にかかった費用を調査しました。調査の結果、中小企業であれば初期費用・月額費用ともに10万円未満に収まっています。

企業規模初期費用月額費用
中小企業1円〜5万円未満(50%)
5万円〜10万円未満(50%)
1万円〜3万円未満(50%)
3万円〜5万円未満(50%)
大企業100万円以上(100%)100万円以上(100%)

※カッコ内は回答割合。なお、本調査は回答数が限られているため参考値としてご覧ください。

ジンジャー勤怠の月額利用料は利用人数に応じた従量課金制であり、1名あたり400円から利用可能です。初期費用は公開されていないものの、調査結果からは初期費用も利用人数(従業員規模)に応じて決定されている可能性が考えられます。

ジンジャー勤怠の費用について、より詳しくは下記もご参考ください。

【企業規模別】ジョブカン勤怠管理からの乗り換え先

ジョブカン勤怠管理からの乗り換え先のシステムを企業規模ごとに見てみると、企業規模に応じて選定システムは分かれるものの、乗り換えの根底には「勤怠単体ではなく、バックオフィス全体の最適化と安定運用」といった思想が共通していることがわかります。

ジョブカンからの企業規模別乗り換え先

ジョブカン勤怠管理からの乗り換え先としてもっとも多かったシステムを企業規模別に見ると、下記の結果になりました。

  • 小規模企業:freeeシリーズ(50.0%)
  • 中小企業:マネーフォワード クラウド勤怠(55.6%)
  • 中堅企業:マネーフォワード クラウド勤怠、自社開発のシステム(33.3%)
  • 大企業:マネーフォワード クラウド勤怠、freeeシリーズ(42.9%)

小規模企業での主な乗り換え先はfreeeシリーズであり、導入・運用のサポートや周辺システムとの連携性が重視されているでしょう。中小〜大企業は、システム動作の不安定さの克服や、グループ全体でデータを一元管理するプラットフォームとしてマネーフォワード クラウド勤怠等へ移行し、信頼性と手厚いサポートを確保しています。

いずれも安さだけを追うのではなく、DX推進を見据えた「データの利活用」と「システム停止リスクの最小化」を両立させる観点でのシフトと言えます。


企業規模別のおすすめシステムは下記もご覧ください。

▶︎小規模企業向けの勤怠管理システム
▶︎中小企業向けの勤怠管理システム
▶︎大企業向けの勤怠管理システム

【比較表】ジョブカン勤怠管理からの乗り換え先TOP3の機能を比較

ジョブカン勤怠管理からの勤怠管理システムの乗り換え先として多かった、マネーフォワード クラウド勤怠freeeシリーズジンジャー勤怠の料金・機能比較表を作成しました。各システムの機能が自社要件に当てはまっているかどうかのチェックや、比較検討にご活用ください。

※「ー」は要問い合わせ

また、公式サイトに記載のない、より詳しい機能やサービス概要については、下記からサービス資料をまとめてダウンロードしてご確認ください。

ジョブカン勤怠管理の利用者に多かった「乗り換え前の課題」

ジョブカン勤怠管理から別の勤怠管理システムに乗り換えた企業が、「乗り換え前に感じていた課題」は下記の結果となりました。

ジョブカン勤怠管理の利用者に多かった「乗り換え前の課題」は、システム動作の安定性、コストの見直し、DX推進

※複数回答可

特に多かった回答は動作の安定性、コストの見直し、DX推進でした。ジョブカン勤怠管理は勤怠管理に必要な機能をシンプルに提供し、操作性のわかりやすさを強みに多くの企業で利用されています。打刻や申請といった基本業務は円滑に行える一方で、アンケート結果からは実運用で特に顕在化しやすい課題が挙げられました。

これらの課題は性能に関する観点はもちろん、勤怠管理を単体ツールとして使うのか、業務全体の基盤として捉えるのかという視点の違いから生じる課題とも整理できます。下記では、特に多かった3つの課題を詳しく取り上げます。

システム動作の安定性

勤怠は全従業員が毎日使用するため、つながりやすさや処理の安定性は運用の前提になります。ジョブカン勤怠管理は広く利用されている一方、口コミでは月末・早朝など接続が集中する時間帯につながりにくい打刻を押しても反応しないGPSが不安定といった指摘も見られました。

小規模〜中小規模の運用であれば打刻修正や不具合対応への工数はそこまで大きくないものの、従業員規模が増えてくると不具合対応への工数は膨らみます。課題として「動作の安定性」を選択した企業の乗り換え先の37.5%がfreeeシリーズ、31.3%がマネーフォワード クラウド勤怠で、基幹業務としての運用をより安定させたい意図がうかがえます。

コストの見直し

コストの見直しは「月額の安さ」だけでなく、運用に必要な機能を過不足なく揃え、追加コストが読みやすいかが焦点になります。ジョブカン勤怠管理は低コストで基本的な機能を提供するシステムですが、勤怠に加えて人事労務や給与計算までを含めたトータルコストで比較した場合に、よりコストが抑えられるシステムが検討されるケースもあるでしょう。

本課題を挙げた企業では、乗り換え先として33.3%がマネーフォワード クラウド勤怠、26.7%がfreeeシリーズを選択。freee勤怠管理Plusは基本料金0円+1人あたり300円〜の料金体系で、人事労務機能を備えたfreee人事労務も同様の価格帯でのプランが用意されています。マネーフォワード クラウド勤怠も勤怠から給与計算までの効率化を訴求しており、総工数削減を含めた費用対効果で判断されやすい構図です。

デジタル化・ペーパーレス化の推進(DX) 

DXの観点では、打刻の電子化に加え、申請、承認、集計、後続業務までをできるだけオンラインで完結させたいニーズが強まります。具体的には、残業や休暇の申請・承認、勤怠締め後の確認作業、給与計算や人事労務システムへのデータ連携までを、紙やExcel、手作業を介さず一連の流れとして処理したいといったニーズです。

本課題を選択した企業のうち41.7%がマネーフォワード クラウド勤怠、33.3%がfreeeシリーズを選択しています。マネーフォワード クラウド勤怠は勤怠データを給与へ連携させる給与計算の自動化を訴求しており、工数削減の文脈で評価されやすいです。freeeも勤怠と人事労務を連携でき、勤怠管理を含む業務プロセス全体を整理したい意識が背景にあると考えられます。

ジョブカン勤怠管理の利用者に多かった「乗り換えの決め手」

ジョブカン勤怠管理から別の勤怠管理システムに乗り換えた企業が、乗り換え先システムを選択した「決め手」は下記の結果となりました。

ジョブカン勤怠管理の利用者に多かった「乗り換えの決め手」はシステム動作の安定性、コストの妥当性、導入支援やサポートの手厚さ

※複数回答可

特に多かった回答は、システム動作の安定性、コストの妥当性、導入支援やサポートの手厚さでした。ジョブカン勤怠管理の利用時の課題であった動作の安定性やコスト課題の解消に加え、サポート体制の手厚さがシステム選定の決め手となっています。

下記では、ジョブカン勤怠管理からの乗り換えにあたって重視した代表的な決め手について、調査結果とあわせて整理します。

システム動作の安定性

「システム動作の安定性」を決め手に挙げた企業のうち、35.3%がマネーフォワード クラウド勤怠またはfreeeシリーズを選択しています。ただし、両サービスにアクセス集中時の特別な優位仕様が明示されているわけではなく、一定水準以上の安定性はクラウド勤怠の前提条件と捉えるのが自然です。

そのうえで、乗り換えを検討する企業は同時にコストの妥当性や導入・運用時の安心感を重視し、結果として料金体系が分かりやすく、サポート情報や問い合わせ導線が整理されたサービスが選ばれやすくなったと考えられます。「安定性」単体の理由よりも、総合的な運用の安心感が判断を後押しした構図です。

コストが妥当・割安である

コストを決め手とした企業では、43.8%がfreeeシリーズ、25.0%がマネーフォワード クラウド勤怠を選択しています。ここで重視されたのは、単純な月額の安さではなく、人数増減や機能追加を含めた将来的な拡張性であると考えられます。

freeeシリーズは勤怠・人事労務・給与・会計を同一シリーズで展開しており、バックオフィス全体のコストを一体で見直しやすい点が特徴です。マネーフォワード クラウド勤怠も勤怠を起点に周辺業務を効率化できるため、工数削減を含めた実質的なコスト最適化の観点で選ばれやすい特徴があります。

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導入支援やサポートの手厚さ

導入支援やサポートを決め手に挙げた企業では、50.0%がマネーフォワード クラウド勤怠、35.7%がfreeeシリーズを選択しています。ここで評価されたのは、常時の伴走支援よりも、導入時・運用時に参照できる情報や問い合わせ導線が整理されているかといった点でしょう。

マネーフォワード クラウド勤怠は勤怠・給与・人事労務を横断したヘルプやガイドが整備されており、管理部門が主体的に設定・運用を進めやすい環境が用意されています。freeeシリーズも同様に、法対応ガイドや操作ドキュメントを体系的に提供しており、情報面での安心感が乗り換えの後押しになったと考えられます。


ジョブカン勤怠管理からの乗り換え上位システムを含む、勤怠管理システム各社の機能・料金比較表は下記からダウンロードが可能です。より広くシステムを比較検討したい場合や、社内申請用の材料としてもご活用ください。

勤怠管理システムの比較表とサービス資料

\ 稟議や社内提案にも使える!/

勤怠管理システムのシェアNo.1はマネーフォワード クラウド勤怠

BOXILでは、勤怠管理システムの導入に携わった20〜60代の1,565人を対象に、勤怠管理システムのシェア調査を実施しました。

勤怠管理システムのシェアNo.1はマネーフォワード クラウド勤怠

調査の結果、勤怠管理システムでシェアが最も高かったのは、マネーフォワード クラウド勤怠で18.6%でした。次いで、ジョブカン勤怠管理が17.3%、ジンジャー勤怠が9.1%、freeeシリーズ(freee勤怠管理Plus / freee人事労務など)が7.5%と続きます。

ジョブカン勤怠管理からの乗り換え先として上位だったマネーフォワード クラウド勤怠やジンジャー勤怠が全体でのシェア率も高く、勤怠管理システムとして支持を集めていることがわかります。

※調査概要:インターネット調査にて勤怠管理システムの導入に携わった全国20〜60代の1,565人へ実施。本調査の期間は2025年12月11日〜18日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある

ジョブカン勤怠管理からの勤怠管理システムの乗り換え手順

ジョブカン勤怠管理は、操作が分かりやすく、勤怠管理をスムーズに始めやすいサービスです。一方で、別の勤怠管理システムへ乗り換える際には、ジョブカンの使いやすさを前提に成立していた運用や判断の置きどころを整理せずに切り替えると、現場や管理部門で混乱が生じやすくなります。乗り換えは下記のステップで進めていきましょう。

  1. 現場の運用ルールの棚卸し
  2. 要件定義
  3. 並行稼働(給与連携まで)
  4. 本番運用

1.現場の運用ルールの棚卸し

まずは現在の運用実態の棚卸しを行います。ジョブカン勤怠管理は操作がシンプルなため、打刻漏れや申請漏れを「管理者が後からまとめて補正する」運用が定着しているケースもあるでしょう。

誰がどのタイミングで修正しているのか、月次締め前にどの確認作業が発生しているのかを洗い出します。この暗黙の運用を明文化せずに乗り換えると、新システムで責任範囲が曖昧になりやすいため注意が必要です。

2.要件定義

要件定義では「ジョブカン勤怠管理で行っていた操作をすべて再現する」のではなく、給与計算や労務管理に直結する要件を最優先で整理します。ジョブカンは勤怠単体で完結する設計のため、給与や人事労務との連携は企業ごとに運用が異なります。

新システムでは、勤怠からどこまで自動連携したいのか、手作業をどこまで減らしたいのかを明確にします。ここで適切に割り切らないと、設定が過剰になりやすいため注意しましょう。

3.並行稼働(給与連携まで)

並行稼働では、打刻結果だけでなく月次集計と給与連携まで必ず通すことが重要です。ジョブカンでは締め後の手修正やCSV加工が運用に組み込まれていることがあり、新システムと単純比較すると差異が出やすくなります。

どの差が設定差なのか、どの差が運用差なのかを切り分ける期間と捉え、並行期間中に変える必要がある運用ポイントを判断します。

4.本番運用

本番切り替えでは、月次締めの区切りを明確にしたうえで新システムを正とする月を決定します。切り替え初月は、従業員の操作ミスや申請漏れが一時的に増える前提で、確認体制を厚めに取るのが現実的です。ジョブカンのシンプルな操作性に慣れている場合、新システムでの操作手順を最低限周知するだけでも混乱を抑えられます。最初の1~2か月を調整期間と捉えることが成功のポイントです。

ジョブカン勤怠管理からの乗り換えにあたってよくある質問

最後に、勤怠管理システムの乗り換えについてよくある質問を取り上げます。

どのくらいの期間で切り替えられますか?

一般的には1〜3か月程度を見込んでおくと安心です。ジョブカンは設定がシンプルな分、運用が属人的に回っていることもあり、棚卸しや要件整理に時間がかかる場合があります。特に、給与連携や締め後の修正運用がある場合は、最低1回は月次締めまでの並行稼働を行うことで切り替え後のトラブルを抑えやすくなります。

操作性は大きく変わりますか?現場が混乱しませんか?

操作性はシステムによって差はあるものの大きく変わるとは限りません。現場では打刻や申請の導線が変わることに戸惑いが出やすいため、事前に操作画面を共有し、最低限の周知を行うことが重要です。操作性を維持しつつ、管理面や連携を強化したシステムを選ぶことで、混乱を最小限に抑えた移行が可能です。

ジョブカンからの乗り換えで失敗しやすいパターンはありますか?

失敗しやすいのは、選定時に「どの課題を最優先で解消するか」を決めないまま比較を進めるケースです。例えば安定性を重視するなら障害時の情報提供や問い合わせ導線まで確認し、コスト重視なら人数増・機能追加時の費用、DX重視なら申請〜給与・労務連携までの手作業削減範囲を詰めないと、期待値とズレやすくなります。

ジョブカン勤怠管理からの勤怠管理システム乗り換えは、動作の安定性やサポート体制を要確認

ジョブカン勤怠管理は、操作性に優れた勤怠管理システムとして多くの企業で活用されています。一方で、勤怠を基点に業務全体を見直す中で、安定性への安心感、将来を見据えたコストの考え方、バックオフィス業務のデジタル化の進め方に課題を感じ、乗り換えを検討するケースが見られました。

ジョブカン勤怠管理からの乗り換え先 勤怠管理システムTOP3

乗り換え先の選定では、機能の多寡ではなく、自社の運用フェーズやバックオフィス全体の設計に合っているかが重要です。本記事の調査結果を参考に、自社にとって納得感のある選択肢を整理してみてください。

下記では勤怠管理システムの選び方や比較ポイントを詳しく解説しています。改めて選定ポイントを整理したい方や、乗り換え先を広く検討したい方はぜひご参考ください。

調査概要

タイトル:勤怠管理システムの乗り換え実態調査
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:勤怠管理システムの乗り換えに携わった438人
調査期間:2025年12月11日〜18日
調査主体:スマートキャンプ株式会社
※本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しています。合計が100%にならない場合があります。
※企業規模の区分は、勤怠管理システムのアカウントが付与されている一般従業員の数で行っています。小規模企業は49人以下、中小企業は50〜299人、中堅企業は300〜999人、大企業は1,000人以上です。
※サービス名の一部は、アンケート時の選択肢から名称を調整しています。「freee(freee勤怠管理Plus / freee人事労務など)」を「freeeシリーズ」「freee勤怠管理Plus / freee人事労務など」として本文では表記しています。

【引用に関するお願い】

本調査を引用する際は、出典として「BOXIL」と記載し、ウェブの場合はURL( https://boxil.jp/mag/a10531/ )へのリンクを設置してください。

記載例:BOXIL「勤怠管理システムの乗り換え実態調査」, 2026年1月XX日確認, https://boxil.jp/mag/a10531/

本データに関するお問い合わせは以下のメールアドレスにご連絡ください。
BOXILカンパニー メディア&マーケティングディビジョン メディア戦略グループ
boxilmag_pr@smartcamp.co.jp

勤怠管理システム選び方ガイド

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