HRBrain

導入事例 Zさん
- 男性 30代後半
- 小売/流通/商社系
- 従業員数 1,001人以上
- 人事総務
- 係長・主任クラス
※掲載情報はインタビュー対象者の導入当時のものであり、最新の仕様とは異なる場合があります。
導入前の課題:人材データがシステムをまたいで分散、情報収集だけで2〜3日かかる状況
―――まずは、HRBrainを導入される前に、どのような方法で人材管理を行っていたか教えていただけますか。
当時は特定のタレントマネジメントシステムを使用しておらず、人材データは複数のシステムに分散して保存されていました。そのため、ある社員の情報を確認するには、各システムの管理部署にデータ抽出を依頼する必要がありました。結果として、情報を集めるだけで手間と時間がかかっていました。
―――情報が分散していることで、具体的にどのような困りごとが発生していたのでしょうか。
一番の課題は、個人の情報を即座に集約できないことでした。その結果、適切な人材配置やプロジェクトの立ち上げに時間がかかっていました。このプロジェクトに最適な人材は誰かを判断しようとしても、データ抽出だけで2〜3日かかってしまうこともあり、経営層からも意思決定のスピードを上げるよう指摘を受けていました。
―――そうした上層部からの指示を受けて、プロジェクトが動き出したのですね。
その通りです。私自身が直接実務で困っていたというより、実際にプロジェクトを動かす側から「人材の抽出に時間がかかりすぎて業務に支障が出ている」という強い要望がありました。その解決策として、タレントマネジメントシステムの導入を検討することになりました。
IT知識がなくても自分で設定変更できる柔軟性と、システムの完成度を評価
―――比較検討の際、候補にはどのようなサービスが挙がっていましたか。
HRBrainのほかに、SmartHR、カオナビ、タレントパレットなど4社ほどで比較しました。インターネットでの検索に加え、他社からの紹介や、導入を検討しているという話を聞きつけたベンダーからの売り込みもありました。
―――最終的にHRBrainを選ばれた決め手は何だったのでしょうか。
重視したのはコストとシステムの完成度、そしてカスタマイズの容易さです。HRBrainは情報の集約だけでなく、その後の分析機能もしっかり組み込まれており、非常に完成度が高いと感じました。
特に印象的だったのは、私のようにITに詳しくない担当者でも、項目を自由に追加・修正できる点です。「このデータを入れたい」と思ったときに、ベンダーに依頼せず自分たちで設定を変えられる柔軟性は、実際の運用を考えると大きな魅力でした。
―――逆に、導入にあたって妥協された点などはありましたか。
初期の構想では、AIが「この部署にはこの人が最適です」とレコメンドしてくれるような異動サポート機能を期待していました。そのような機能はありませんでしたが、最終的にはシステム全体の使い勝手や柔軟性を優先し、異動の最適化については自分たちで運用していく形をとりました。
情報の一元化は実現。一方で、効果の数値化という新たな課題に直面
―――現在の具体的な運用フローについて教えてください。
現在は、私が所属する人事チームが中心となり、月1回程度の頻度で各部門からデータを集約してHRBrainに反映しています。過去の評価、本人の希望業務、資格、研修歴、さらには勤怠や給与データまで、あらゆる人事関連情報を集約しています。
―――導入したことで、社内からはどのような反応がありましたか。
現在は利用範囲を限定していますが、権限を持つ上層部や関係者からは「1つのシステムを見ればデータがまとまっていて分かりやすい」「作業が楽になった」といったフィードバックをもらっています。以前のように各部門へデータ抽出を依頼する手間がなくなったことは、大きな前進だと思います。
―――運用の定着に向けて工夫されていることはありますか。
年に一度、対象者向けの研修会を開催しています。情報量が多いシステムのため、慣れないうちは「必要な情報の探し方がわからない」という声も聞かれました。そのため、操作マニュアルの整備に加え、個別に要望があれば私が直接その方のもとへ出向き、1対1でサポートするようにしています。
費用対効果の見える化がタレントマネジメントシステム活用の鍵
―――現時点での総合的な10点満点でいくつでしょうか。
10段階で言えば6点といったところでしょうか。情報の集約という第一の目的は達成できました。ただ、人事部門ではデータの集約・管理という新たな業務が増えた面もあります。そのため、それに見合う金額的なメリットをどのように数値化して示すかが、今の大きな課題です。
―――効果の可視化が難しいということですね。
そうですね。営業の方から他社の成功事例を聞いて期待していましたが、実際に自社へ導入すると、どれほど労働時間が削減されたのか、どれだけ収益に貢献したのかを証明するのは非常に難しいと感じています。
―――最後に、これから導入を検討している企業へアドバイスをお願いします。
システム自体は評価しており、情報の集約は有用だと感じています。ただ、導入前には自社にとって何をもって成功とするかを、できるだけ具体的に定義しておくことをお勧めします。単に便利になるだけでなく、その先の費用対効果まで見据えて検討することが、納得感のある導入につながるはずです。
HRBrain
\ 稟議や社内提案にも使える!/
