予算管理システムおすすめ16選 - 機能比較表 | タイプ図解と選び方【2025年ランキング】
予算管理システムには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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予算管理システムはおおまかに次のとおりに分類できます。より細かくシステムの選定をしたい方は「予算管理システムの選び方」より、システムを絞り込む際に役立つ選定ポイントをチェックできます。

▼大企業×グローバルの予算管理システムをチェック
▼大企業×国内中心の予算管理システムをチェック
▼中堅〜中小企業の予算管理システムをチェック
▼ノーコード開発の予算管理システムをチェック
「予算管理システムについて知りたいけれど、長い文章を読む時間がない…」という方は、本記事の要点がわかるAI解説動画をご覧ください。予算管理システムのメリットや比較ポイントが、音声と映像で簡単に把握できます。
※この動画はAIによって自動生成されたコンテンツです。内容の完全な正確性を保証するものではありません。
目次を閉じる
- 【2025年11月更新】予算管理システムの資料請求数ランキング
- 予算管理システムのシェア No.1はWorkday
- 予算管理システムの相場は初期費用が15万円、年間費用が10万円
- 予算管理システムのタイプ
- 「大企業×グローバル」タイプ
- 「大企業×国内中心」タイプ
- 「中堅〜中小企業」タイプ
- 「ノーコード開発」タイプ
- 予算管理システムの選び方・比較ポイント
- 脱ExcelとExcel活用
- 連結会計への対応有無
- 汎用的 or 個別最適
- ERPや会計ソフトとの連携
- 予算管理システムの比較表
- 予算管理システムおすすめ5選【大企業×グローバル】
- Workday Adaptive Planning
- Anaplan
- Board
- CCH Tagetik
- Oracle Cloud EPM
- 予算管理システムおすすめ5選【大企業×国内中心】
- Loglass 経営管理
- BizForecast
- Sactona
- fusion place
- AVANT Cruise
- 予算管理システムおすすめ4選【中堅〜中小企業】
- Manageboard
- DIGGLE
- bixid
- Scale Cloud
- 予算管理システムおすすめ2選【ノーコード開発】
- Forguncy
- CELF
- 「BOXIL SaaS AWARD Winter 2024」の受賞サービス
- 予算管理システムとは
- 予算管理システムのメリット
- 予算管理システムの機能
- 予算管理システムに関連するよくある質問
- 企業規模別に適した予算管理システムのランキングは?
- 使いやすさと高度な機能を両立する予算管理システムはどれですか?
- 予算管理システムの比較ならBOXIL
- BOXILとは
【2025年11月更新】予算管理システムの資料請求数ランキング
2025年10月の1か月間にBOXILユーザーから資料請求されたサービスのランキング※を紹介します。
| 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
|---|---|---|---|---|
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| DIGGLE | Manageboard | Forguncy | kpiee | freee販売 |
| 1件の口コミを見る | 2件の口コミを見る | 23件の口コミを見る | 16件の口コミを見る | 24件の口コミを見る |
>ランキングTOP5のサービス資料を請求する(無料)
>ランキングTOP10のサービス一覧を見る
※資料請求数が同率の場合、口コミ数が多く、情報が充実しているサービスを優先的に表示しています。BOXILを利用する皆さまにとって比較選定しやすいサービスを広く紹介する方針に基づき、上記の表示順を採用しています。
予算管理システムのシェア No.1はWorkday
BOXILが実施したアンケート※によると、シェアが最も多かったのは、Workday Adaptive Planningで14.30%。その後にLoglass 経営管理が13.90%、Manageboardが12.20%、BizForecastが9.70%、DIGGLEが7.60%と続きます。これら5社で全体の57.70%を占めていました。

Loglass 経営管理、Manageboard、BizForecast、DIGGLEはいずれも日本の企業をメインのターゲットとして開発されている予算管理システムです。日本製のシステムはExcelに慣れた人でも触りやすいよう配慮されているシステムが多く、それがシェアに現れているのかもしれません。
※調査概要:インターネット調査にて予算管理システムの導入に携わった全国20〜60代の1,742人へ実施。本調査の期間は2025年5月14日〜18日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある
なお、従業員規模別に集計した予算管理システムのシェアは次のとおりです。
| 大企業(1,000人〜) | 中小〜中堅企業(100〜999人) | 中小企業(〜99人) | |
|---|---|---|---|
| 1位 | Workday Adaptive Planning | Loglass 経営管理 | Workday Adaptive Planning |
| 2位 | BizForecast | Manageboard | Loglass 経営管理 |
| 3位 | Loglass 経営管理 | Workday Adaptive Planning | Manageboard |
| 4位 | Oracle Cloud EPM | BizForecast | BizForecast |
| 5位 | Manageboard | DIGGLE | DIGGLE |
予算管理システムの相場は初期費用が15万円、年間費用が10万円
BOXILで取得したアンケート※によると、予算管理システムの費用相場※1は、初期費用が15万円、年間費用が10万円でした。年額費用を12で割って計算すると、月額費用の相場は約8,300円ほどです。
ただし、上位10%の企業は初期費用200万円、年間費用100万円と料金が高額でした。大企業やグローバル企業、上場企業の場合にはサービス各社に問い合わせて相見積もりすると、相場から大きく外れることを避けられるでしょう。
| 初期費用 | 年間費用 | |
|---|---|---|
| 費用相場※1 | 15万円 | 10万円 |
| 主な価格帯※2 | 5万円〜60万円 | 4万円〜50万円 |
※調査概要:インターネット調査にて予算管理システムの導入に携わった全国20〜60代の817人へ実施。そのうち、不適切な値(0または1,000円以下、1,111円のように不正な回答)を除外し、得られた522件の回答にもとづいてデータを算出した。回答期間は2025年7月11日〜12日。
※1「費用相場」は対象となる回答の中央値を指す。
※2「主な価格帯」は対象となる回答の四分位範囲を指す。
予算管理システムのタイプ
予算管理システムのタイプは、企業規模や海外拠点の有無などに応じて、大きく4つに分類されます。

「大企業×グローバル」タイプ
「大企業×グローバル」の予算管理システムは、大規模な海外拠点をもつ大企業に適しています。非財務データの活用、連結会計の対応、ガバナンスの強化などが充実しています。WorkdayやOracleのように汎用的な基幹システムの一部として導入する形式や、AnaplanやBoardのように他システムと連携し柔軟にシステム設計できる形式があります。
| サービス名 | おすすめの企業 |
|---|---|
| Workday Adaptive Planning | Workday製品を利用している企業。人事データも管理したい企業 |
| Anaplan | 財務、販売、人事などを横断して分析したい企業。AIで予測や計画をしたい企業 |
| Board | BIツールのように高い自由度で設計したい企業 |
| CCH Tagetik | Excelを活用しながら、グローバル展開も目指す企業 |
| Oracle Cloud EPM | Oracleの製品を利用している企業 |
▼大企業×グローバルの予算管理システムをチェック
>大企業向け予算管理システムに適した選び方とおすすめ製品を見る
「大企業×国内中心」タイプ
「大企業×国内中心」タイプの予算管理システムは、大企業向けのなかでも日本の会計ソフトや日本特有のExcel運用に対応したするシステムです。システム刷新による現場担当者からの反発が懸念される場合でも、既存のExcel運用を活かせるSactonaやfusion placeであれば、従業員も受け入れやすいでしょう。
| サービス名 | おすすめの企業 |
|---|---|
| Loglass 経営管理 | Excelの操作感を維持しつつ、複雑な要件に対応したい大企業または中堅企業 |
| BizForecast | Excelの操作感で、連結会計や人事評価まで管理したい企業 |
| Sactona | Excelそのものを使い続けたい企業 |
| fusion place | 既存のExcelを活かし、現場主導の経営管理を目指す企業 |
| AVANT Cruise | 日本製の大企業向けサービスを探している企業 |
▼大企業×国内中心の予算管理システムをチェック
>大企業向け予算管理システムに適した選び方とおすすめ製品を見る
「中堅〜中小企業」タイプ
「中堅〜中小企業」タイプの予算管理システムは、もともと大企業で主流だった予算管理システムを、中堅以下の企業であっても手軽に導入できるように開発されたサービスです。大企業向けのサービスでは非財務情報までふくめて経営管理するケースが多いですが、こちらのタイプは予算管理に絞ってシンプルに利用することが多いです。
| サービス名 | おすすめの企業 |
|---|---|
| Manageboard | マネーフォワード製品を利用している企業。財務三表とKPIを連動させて管理したい企業 |
| DIGGLE | 脱Excelを抜本的に推進したい中堅企業 |
| bixid | 現場担当者と並走して予算管理したい中小企業 |
| Scale Cloud | KPI管理をもとに改善サイクルを早めたい企業 |
▼中堅〜中小企業の予算管理システムをチェック
>中小企業向け予算管理システムに適した選び方とおすすめ製品を見る
「ノーコード開発」タイプ
「ノーコード開発」タイプの予算管理システムは、これまでExcelでこなしていた業務をシステム化するのに適したサービスです。予算管理以外でも活用できるので、Excelが原因で情報共有が滞っている企業に広くおすすめです。コードを書かずにアプリを作れることから、現場主導でのアプリ開発にも適しています。
| サービス名 | おすすめの企業 |
|---|---|
| Forguncy | Excel感覚で柔軟性のあるアプリ開発をしたい企業 |
| CELF | できるだけ複雑な作業を避け、Excelを予算管理に活用したい企業 |
▼ノーコード開発の予算管理システムをチェック
>ノーコード開発ツールの選び方とおすすめ製品を見る
予算管理システムの選び方・比較ポイント

脱ExcelとExcel活用

予算管理システムを導入する際にまず意識すべきは、Excelから脱却したシステムを使うか、Excelを活用したシステムを使うかの判断です。脱Excelを掲げるサービスは、ベストプラクティスを追求できる反面、Excelを使えなくなることの社内からの反発が想定されます。
反対に、Excelを活かすサービスは、Excelをもとにデータを入出力するので現場に受け入れられやすいものの、Excelの併用が求められます。BOXILがExcelで予算管理している担当者にアンケートしたところ、「Excelによる予算管理の課題」においては「手作業による入力ミスや計算式のエラーが発生しやすい」(42%)が最も多く回答されていました。Excelを併用する際にはこのリスクを念頭に入れる必要があります。
脱Excelのサービスとしては、たとえばDIGGLEは、システムに直接入力したり会計ソフトと連携したりして表計算ソフトの運用を刷新します。一方のSactonaは、入出力にExcelそのものを使うことで、Excelの関数をはじめとした恩恵を最大限に受けられます。脱ExcelかExcel活用か、現場の声も聞きながら判断しましょう。
連結会計への対応有無

グループ会社の会計をもとに予算管理をすすめるのであれば、ぜひ連結会計に対応したシステムを検討しましょう。反対にグループ会社のない企業であれば、連結会計の機能がないシステムを選ぶとコストを抑えやすいです。予算管理をするうえでは管理会計を連結させればよいものの、財務会計の連結まで見越す場合には大企業向けのサービスがおすすめです。
汎用的 or 個別最適

予算管理システムは、多数の企業に共通するベストプラクティスを用いる汎用的なサービスと、要件に合わせてカスタマイズしやすい各社最適のサービスがあります。それぞれが一長一短なため、型化による運用しやすさを取るか、カスタマイズによる柔軟性を取るかは下表をもとに検討しましょう。
例を挙げると、CCH TagetikやWorkday Adaptive Planningは設計がしっかりしているので、ガバナンスを意識している企業におすすめです。反対に、BoardやAnaplanはカスタマイズしやすいので、独自の要件に合わせて作り込みたい企業に合致しています。
ERPや会計ソフトとの連携

予算管理システムの中には、同じシリーズの製品と連携させることで便利に使えるサービスがあります。同じ会社のERPや会計ソフトと組み合わせて使うことで真価を発揮するので、すでに導入している関連サービスがあるなら、ぜひ導入の候補に入れておきましょう。
Oracle Cloud EPM、Workday Adaptive Planning、Manageboard(マネーフォワード クラウドシリーズと連携)などが該当します。
ここからはおすすめの予算管理システムをタイプ別に詳しく紹介していきます。
▼大企業×グローバルの予算管理システムをチェック
▼大企業×国内中心の予算管理システムをチェック
▼中堅〜中小企業の予算管理システムをチェック
▼ノーコード開発の予算管理システムをチェック
予算管理システムの比較表
予算管理システムの選び方・ポイントに沿った比較表です。料金はほとんどの企業が非公開としているので、資料請求や問い合わせで詳細を確認しましょう。
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|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Workday Adaptive Planning | Anaplan | Board | CCH Tagetik | Oracle Cloud EPM | Loglass 経営管理 | BizForecast | Sactona | fusion place | AVANT Cruise | Manageboard | DIGGLE | bixid | Scale Cloud | Forguncy | CELF | |
| タイプ | 大企業×グローバル | 大企業×グローバル | 大企業×グローバル | 大企業×グローバル | 大企業×グローバル | 大企業×国内中心 | 大企業×国内中心 | 大企業×国内中心 | 大企業×国内中心 | 大企業×国内中心 | 中堅〜中小企業 | 中堅〜中小企業 | 中堅〜中小企業 | 中堅〜中小企業 | ノーコード開発 | ノーコード開発 |
| Excelに対する姿勢 | 脱Excel(Excel活用あり) | 脱Excel(Excel活用あり) | 脱Excel(Excel活用あり) | Excel活用 | 脱Excel(Excel活用も有力) | 脱Excel | Excel活用 | Excel活用 | Excel活用 | 脱Excel(Excel活用あり) | 脱Excel | 脱Excel | 脱Excel | 脱Excel | 脱Excel(Excel活用あり) | 脱Excel(Excel活用あり) |
| 管理連結 | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | ● | △ | △ | △ | - | - | - |
| 汎用性 | やや汎用的 | やや個別最適 | やや個別最適 | やや汎用的 | 汎用的 | やや汎用的 | やや個別最適 | やや個別最適 | やや個別最適 | 汎用的 | やや汎用的 | やや汎用的 | やや汎用的 | やや個別最適 | 個別最適 | 個別最適 |
| 自社のERPや会計ソフトと連携 | ● | - | - | - | ● | - | - | - | - | - | △(マネーフォワード クラウド会計と連携) | - | - | - | - | - |
| 資料請求 | - | - | - | - | - | 資料を無料DL | - | - | 資料を無料DL | 資料を無料DL | 資料を無料DL | 資料を無料DL | - | 資料を無料DL | 資料を無料DL | - |
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予算管理システムおすすめ5選【大企業×グローバル】
Workday Adaptive Planning - OrangeOne株式会社
| 種類 | 大企業×グローバル | 無料トライアル | 30日間 |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 要問い合わせ | 月額費用 | 要問い合わせ |
| Excelに対する姿勢 | 脱Excel(Excel活用あり) | 管理連結 | ◯ |
| 汎用性 | やや汎用的 | 自社のERPや会計ソフトと連携 | ◯ |
Workday Adaptive Planningは、Workdayを利用している企業や、人事データの管理も重視したい企業におすすめの予算管理システムです。
Workday製品の大きな特徴は、人材管理とAIを中心に設計されている点です。多くの予算管理システムは会計データを中心に設計されていますが、Workdayは人材分野を重視して開発されてきました。そのため、予算管理の際に人材情報も重視したい企業には、Workday Adaptive Planningが適しています。
Workdayは、従来のExcel中心の業務からの脱却を目指しています。しかし、Excelを活用したい企業向けには「Workday Adaptive Planning OfficeConnect」モジュールを用意しており、サポートも行っています。システムのデータをレポート形式でExcelに出力し、社内外の報告に適したフォーマットに整えられます。
制度に基づく連結決算や、管理目的に応じた連結処理も、一つのツールで対応できるため、複数のシステムを導入する必要がありません。
Workdayは人事や財務の機能を多数備えており、汎用性の高い製品が揃っています。そのため、グローバル展開を目指す企業や、ガバナンスを強化したい企業に適しています。
関連サービスとの連携も可能ですが、Workdayの他の機能と組み合わせて利用することで、より効果的に活用できます。人事や財務など、さまざまなリソースを一つのツールで一元管理できる点は、Workdayならではの強みです。
Workday Adaptive Planningの操作画面
画像出典:BOXIL「Workday Adaptive Planningの料金・機能・導入事例」https://boxil.jp/service/4568/
Workday Adaptive Planningの評判・口コミ
| 種類 | 大企業×グローバル | 無料トライアル | デモあり |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 要問い合わせ | 月額費用 | 要問い合わせ |
| Excelに対する姿勢 | 脱Excel(Excel活用あり) | 管理連結 | ◯ |
| 汎用性 | やや個別最適 | 自社のERPや会計ソフトと連携 | - |
Anaplanは財務、販売、人事など複数の部門を横断して分析したい企業におすすめの予算管理システムです。
Anaplanを使うと、会社全体の部門をまたいだ予算管理が可能になります。たとえば、営業部門の数値を変更すると、販売部門の数値も自動的に更新されるので、どの部門の変更が全体にどのような影響を与えるかを視覚的に確認できます。
また、AnaplanはExcelからの脱却を目指したツールですが、予算データをExcelから取り込んだり、分析レポートをExcelに出力したりできます。ただし、主な機能は他の基幹システムとの連携を中心とした脱Excelであり、Excelとの連携は補助的な機能と考えるのが適切です。
さらに、管理連結と財務連結の両方に対応しており、多通貨やさまざまな会計基準に準拠した会計処理も行えます。
他のシステムと比べて設計の自由度が高く、自社の運用に合わせて柔軟に設計したい企業に向いています。AIを活用した予測や計画にも強みがあり、最新技術を取り入れた効率的な運用をスムーズに始められます。
また、他社のERPや会計ソフトとも連携できるので、すでに導入しているソフトと組み合わせて使うことで、現在のサービス構成を大きく変えることなく導入を進められます。
Anaplanの評判・口コミ
| 種類 | 大企業×グローバル | 無料トライアル | デモあり |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 要問い合わせ | 月額費用 | 要問い合わせ |
| Excelに対する姿勢 | 脱Excel(Excel活用あり) | 管理連結 | ◯ |
| 汎用性 | やや個別最適 | 自社のERPや会計ソフトと連携 | - |
Boardは、BIツールのような柔軟性を求める企業におすすめの予算管理システムです。予算管理に特に便利ですが、販売計画や人員計画など、他の分野の分析にも強みがあります。
このツールは予算管理だけでなく、過去のデータ分析にも適しています。BIツールならではの分析手法を活用することで、他のシステムよりも原因を深く掘り下げやすいのが特徴です。また、過去の要因を将来の予算管理に反映できる点は、一般的なBIツールや予算管理システムとは異なる魅力です。
さらに、BoardはBIツールとしても利用できるため、Excelからの脱却を目指す企業に適しています。Excelよりも高度な集計や分析が可能なので、Excelに依存せずに済みます。ただし、データの入出力にはExcelも利用可能で、運用上どうしても残るExcelファイルにも対応できます。
会計連結の分野では、主に管理会計の連結に対応しています。財務会計の連結も可能ですが、会計を中心とした他のシステムと比べると、やや使いにくい場合があるかもしれません。
グローバルな予算管理ができるシステムの中でも、Boardは柔軟性の高い設計が特徴です。BIツールとしての側面が強く、従業員がみずから表やグラフを作成できます。
また、各種ERPや基幹システムとデータを連携させることで、Boardの分析機能をさらに活用できます。データの可視化や分析に優れているので、他のシステムで実績管理をしている場合でも扱いやすいツールです。
Boardの操作画面
画像出典:BOXIL「Boardの料金・機能・導入事例」https://boxil.jp/service/3228/
Boardの評判・口コミ
CCH Tagetik - Tagetik Japan 株式会社(タゲティック ジャパン)
| 種類 | 大企業×グローバル | 無料トライアル | デモあり |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 要問い合わせ | 月額費用 | 要問い合わせ |
| Excelに対する姿勢 | Excel活用 | 管理連結 | ◯ |
| 汎用性 | やや汎用的 | 自社のERPや会計ソフトと連携 | - |
CCH Tagetikは、Excelを活用しつつ、グローバル展開を目指す企業におすすめの予算管理システムです。
連結決算や財務会計に対応しているだけでなく、各国の会計基準や税制度にも柔軟に対応できます。さらに、ESGに配慮した経営管理もサポートしているので、単なる予算管理にとどまらず、幅広い経営管理に役立つシステムといえるでしょう。
CCH TagetikはExcelだけでなく、Microsoftの他の製品とも高い親和性を持っています。たとえば、Excelの画面から直接CCH Tagetikにデータを入力したり、PowerPointやWordにレポートを出力したり、Power BIで高度な分析を行ったりできます。
特に、財務会計の連結処理はCCH Tagetikの得意分野です。他のシステムでも連結会計に対応しているものはありますが、ガバナンスで重要な連結処理や経営管理レポートを重視したい場合は、CCH Tagetikを検討する価値があります。
ガバナンスに強いシステムであるため、標準化された部分が多いのも特徴です。しかし、大企業の複雑なニーズにも対応できるようカスタマイズ可能で、独自のモデルやレポートを柔軟に作成できます。
また、連携できるツールも幅広く、特にSAP製品との親和性が高いとされています。SAP製品が持つ予算管理機能とは異なる強みがあるため、すでにSAPを導入している企業は、CCH Tagetikの併用を検討してみるとよいでしょう。
CCH Tagetikの操作画面
画像出典:BOXIL「CCH Tagetikの料金・機能・導入事例」https://boxil.jp/service/3500/
CCH Tagetikの評判・口コミ
Oracle Cloud EPM - 日本オラクル株式会社
| 種類 | 大企業×グローバル | 無料トライアル | 要問い合わせ |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 要問い合わせ | 月額費用 | 要問い合わせ |
| Excelに対する姿勢 | 脱Excel(Excel活用も有力) | 管理連結 | ◯ |
| 汎用性 | 汎用的 | 自社のERPや会計ソフトと連携 | ◯ |
Oracle Cloud EPMは、Oracle製品を利用している企業に特におすすめの予算管理システムです。
Oracle Cloud EPMは、他のシステムと同様に多くの財務データだけでなく、非財務データも幅広く統合できます。しかし、真の強みはOracle製品同士を連携させたときに発揮されます。たとえば、会計をはじめとするOracleの多彩なソリューションの一部として利用することで、データ連携がスムーズになり、運用の手間を大きく減らせます。
また、Oracle Smart View for Officeを使えば、Word、PowerPoint、Excel、Outlookなどのデータを簡単に統合できます。インポートしたコンテンツはExcelから直接編集でき、そのまま更新されるため、Excelに慣れている職場でも安心して使えます。
さらに、モジュールを活用することで、財務会計の制度連結と管理会計の連結のどちらにも対応可能です。会計以外の販売管理や生産管理もOracleのソリューションとして一つのシステムに集約できます。
Oracle製品は、多くの企業にとって汎用的で使いやすい機能を提供しています。そのため、細かいカスタマイズを重視する企業よりも、ガバナンスの強化を重視する企業に向いています。また、業界のベストプラクティスを取り入れやすい点も特徴です。
もちろん、他社製品との連携も可能ですが、最も高いパフォーマンスを発揮できるのは、Oracle製品のエコシステム内で完結させた場合です。オールインワンの基幹システムとして提供されているため、他社製品との連携で悩むことなく、スムーズに運用できます。
予算管理システムおすすめ5選【大企業×国内中心】
| 種類 | 大企業×国内中心 | 無料トライアル | デモあり |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 要問い合わせ | 月額費用 | 要問い合わせ |
| Excelに対する姿勢 | 脱Excel | 管理連結 | ◯ |
| 汎用性 | やや汎用的 | 自社のERPや会計ソフトと連携 | - |
Loglass 経営管理は、Excelの使い勝手をそのままに複雑な要件にも対応できる、大企業や中堅企業に適した予算管理システムです。
Loglass 経営管理は、経営管理クラウドの年間新規導入社数No.1※を誇り、国内で広く利用されています。海外製のシステムとは異なり予算管理に特化しているため、導入や運用をしやすい点が大きな強みです。また、同じシリーズの「Loglass 人員計画」を使えば、人材管理も視野に入れた拡張が可能です。
さらに、従来のExcelを使った集計方法を残したまま運用できるのも特徴です。Excelのデータを提出するだけで、Loglass 経営管理に最新データが自動的に集約されます。加えて、会計ソフトと連携することで、見込や実績のデータを取り込めるので、徐々にExcelから脱却を実現できます。
主に管理会計の連結を目的としているため、経営管理や予算管理を重視する企業に向いています。一方で、財務会計の連結を重視する場合は、他のシステムの方が適しているかもしれません。
また、汎用的で使いやすいSaaSとして設計されているため、細かいカスタマイズを重視する企業にはあまり向いていません。しかし、業界のベストプラクティスを適正な価格で利用したい企業にはおすすめです。
連携可能なシステムとしては、日本で多く使われているfreee会計や奉行V ERP クラウドとAPI連携が可能です。頻繁に予算と実績を分析したい企業にとっては、毎回のデータ接続が簡単になり便利な機能といえるでしょう。
※出典:ログラス「Loglass 経営管理 公式サイト」2025年11月27日閲覧
Loglass 経営管理の操作画面
画像出典:BOXIL「Loglass 経営管理の料金・機能・導入事例」https://boxil.jp/service/7195/
Loglass 経営管理の評判・口コミ
| 種類 | 大企業×国内中心 | 無料トライアル | デモあり |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 要問い合わせ | 月額費用 | 要問い合わせ |
| Excelに対する姿勢 | Excel活用 | 管理連結 | ◯ |
| 汎用性 | やや個別最適 | 自社のERPや会計ソフトと連携 | - |
BizForecastは、Excelの使い慣れた操作感で、連結会計や人事評価まで一元管理したい企業におすすめの予算管理システムです。
BizForecastの大きな特徴は、「活Excel」を掲げている点にあります。たとえば、現在利用している予算編成用のExcelファイルをもとに、予算入力用のテンプレートを簡単に作成できます。さらにEnterprise Editionを利用すれば、今使っているExcelそのものをシステムに組み込むことができ、運用方法を大きく変える必要がありません。
また、他のシステムと比べて、人事評価や目標管理など従来Excelで管理されがちな分野まで幅広くカバーするのも強みです。
BizForecastには、管理会計に特化した「BizForecast BC」と、制度連結に強い「BizForecast FC」の2つのタイプがあります。必要な機能を選んで導入することで、さまざまなシステム構成へ柔軟に対応します。
Excelをベースにしているため、カスタマイズがしやすいのも特徴です。プログラミングの知識がなくてもメンテナンスが可能で、組織やルールの変更にも問題なく対応します。
BizForecastの操作画面
画像出典:BOXIL「BizForecastの料金・機能・導入事例」https://boxil.jp/service/4404/
BizForecastの評判・口コミ
Sactona - 株式会社マネーフォワード(マネーフォワードコンサルティング株式会社)
| 種類 | 大企業×国内中心 | 無料トライアル | デモあり |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 要問い合わせ | 月額費用 | 要問い合わせ |
| Excelに対する姿勢 | Excel活用 | 管理連結 | ◯ |
| 汎用性 | やや個別最適 | 自社のERPや会計ソフトと連携 | - |
Sactonaは、Excelをそのまま使い続けたい企業にとって便利な予算管理システムです。
Sactonaは、従来通りExcelを使いながら導入するので、現場のスタッフが感じる抵抗感を抑えられる点が大きな強みです。また、Excelのような見た目や操作性をもつだけでなく、Excelの関数や機能をそのまま使えるため、他社のシステムにはあまり見られない使いやすさを実現しています。
さらに、連結会計の分野では予算管理に必要なさまざまなデータを幅広く統合できます。会計データだけでなく、部門や製品、プロジェクトごとなど、さまざまな切り口での分析までサポート。日本発のシステムでありながら、グローバルなグループ管理にも対応する多用途なツールです。
また、各管理業務に合わせたアプリを作成できるので、カスタマイズ性にも優れています。ノーコードでアプリを作れることや、Excelの強みを活かせることから、現場主導で予算管理を進めたい企業にもぴったりです。
Sactonaの評判・口コミ
fusion place - 株式会社フュージョンズ
| 種類 | 大企業×国内中心 | 無料トライアル | 1か月間 |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 要問い合わせ | 月額費用 | 要問い合わせ |
| Excelに対する姿勢 | Excel活用 | 管理連結 | ◯ |
| 汎用性 | やや個別最適 | 自社のERPや会計ソフトと連携 | - |
fusion placeは、既存のExcelを活用しながら、現場主導の経営管理を目指す企業におすすめの予算管理システムです。
fusion placeは、役員が利用する財務データだけでなく、現場の従業員が確認する細かな取引データまで幅広くカバーしています。また、多次元データベースでありながら高速な集計が可能なので、全体の流れを把握したいときにも、細かい動きを確認したいときにも役立つ点がメリットです。
fusion placeは、Excelの活用を中心に据えています。Excelでデータの入出力を行いfusion placeで一元管理することで、普段のExcelの使い勝手を損なわずに、データがあちこちに分散してしまうのを防げます。
さらに、予算管理に必要な管理連結にも対応。中堅企業からグローバル企業まで、グループ全体の予算管理に必要な連結機能を提供しています。
加えて、日本特有の複雑な要件にも耐えられるカスタマイズ性を備えています。Excelを使ったデータの入力や出力ができるだけでなく、マスタ設定や入力画面のカスタマイズなど、柔軟な設計が可能です。
fusion placeの操作画面
画像出典:BOXIL「fusion placeの料金・機能・導入事例」https://boxil.jp/service/11951/
AVANT Cruise - 株式会社アバント
| 種類 | 大企業×国内中心 | 無料トライアル | 要問い合わせ |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 要問い合わせ | 月額費用 | 要問い合わせ |
| Excelに対する姿勢 | 脱Excel(Excel活用あり) | 管理連結 | ◯ |
| 汎用性 | 汎用的 | 自社のERPや会計ソフトと連携 | - |
AVANT Cruiseは、ベストプラクティスを活用して、できるだけ早く予算管理を効率化したい企業におすすめの予算管理システムです。
このサービスの強みは、1,200社以上※の支援実績から生まれたベストプラクティスを、サービスとして提供している点にあります。多くの企業にとって最適な方法を用意しており、最短3か月で運用を開始できるのが特徴です。また、カスタマイズしなくても使いやすい設計なので、運用に手間をかけたくない企業にも適しています。
AVANT Cruiseは「脱Excel」を目指しやすいシステムですが、Excelからのデータインポートにも対応しています。日本企業が開発した大企業向けの予算管理システムの多くは、Excelの運用をそのまま残すものが多い中、Excelの作業を見直して効率化できる点は大きな魅力です。
また、グループ会社である株式会社ディーバが提供する「DivaSystem LCA」をAVANT Cruiseと、その組み合わせれば、連結会計や連結決算にも対応できます。実際に、両方のシステムを併用している企業が多いため、導入を検討する際はあわせて考えるとよいでしょう。
非財務情報や予算ファイルの回収には、「DivaSystem FBX」が便利です。Excelをそのまま使う方法でも、システム上で直接入力してもらう方法でも、予算情報を集められるため、さまざまな企業の運用スタイルに対応しやすいという強みがあります。
DivaSystem LCAやDivaSystem FBXとのシステム連携はもちろん、SAP製品とも連携が可能です。そのほか、OracleやGoogleのサービスとも接続できるため、データ連携の面でも安心して利用できます。
※出典:アバント「AVANT Cruise 公式サイト」2025年11月27日閲覧
AVANT Cruiseの操作画面
画像出典:BOXIL「AVANT Cruiseの料金・機能・導入事例」https://boxil.jp/service/14345/
「どの製品を選べばいいか決めきれない」という方は、資料の一括請求がおすすめです。「なぜこのサービスに決めたのか?」を上司や管理部門に説明する場面でも、複数社比較していると説得力が格段に上がります。
予算管理システムおすすめ4選【中堅〜中小企業】
Manageboard - 株式会社マネーフォワード(マネーフォワードコンサルティング株式会社)
| 種類 | 中堅〜中小企業 | 無料トライアル | あり |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 要問い合わせ | 月額費用 | 要問い合わせ |
| Excelに対する姿勢 | 脱Excel | 管理連結 | △ |
| 汎用性 | やや汎用的 | 自社のERPや会計ソフトと連携 | △(マネーフォワード クラウド会計と連携) |
Manageboardは、マネーフォワード製品を利用している企業や、財務三表とKPIを連動させて管理したい企業に適した予算管理システムです。
ユーザーが予算管理を作成すると、まず損益計算書に反映されます。その後、会計の原則に従って貸借対照表やキャッシュフロー計算書に自動で反映されます。つまり、予算管理をするだけで、会計の視点から財産や現金の状況を把握しやすくなる点が大きな特徴です。
また、Manageboardは「脱Excel」を目指しやすい設計になっています。表計算ソフトやCSVファイルも利用できますが、システム上で計画を入力し、会計ソフトから実績データを取り込んで、システム内で分析するという流れが自然にできるように構成されています。
一方で、グループ会社の会計情報を連結する機能は公開されておらず、積極的な展開も行われていません。そのため、スムーズな管理連結を重視する場合は、他のシステムを検討した方がよいでしょう。
Manageboardは、予算管理に特化したベストプラクティスを活用するSaaS型サービスです。カスタマイズをあまり必要としない企業であれば、導入にかかる時間や費用を抑えられるうえ、運用もスムーズに始められます。
さらに、マネーフォワードクラウド会計、freee会計、勘定奉行クラウドとAPI連携しているため、日本でよく使われている会計ソフトを利用している企業なら、データ連携の手間を大きく減らせます。必要に応じて、Googleスプレッドシートと連携して実績データを取り込むことも可能です。
Manageboardの操作画面
画像出典:BOXIL「Manageboardの料金・機能・導入事例」https://boxil.jp/service/4611/
Manageboardの評判・口コミ
| 種類 | 中堅〜中小企業 | 無料トライアル | デモあり |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 要問い合わせ | 月額費用 | 要問い合わせ |
| Excelに対する姿勢 | 脱Excel | 管理連結 | △ |
| 汎用性 | やや汎用的 | 自社のERPや会計ソフトと連携 | - |
DIGGLEは、Excelからの脱却を本格的に進めたい中堅企業におすすめの予算管理システムです。
おおまかな使い方としては、予算を直接DIGGLEに入力し、実績データは会計ソフトから自動で取得します。見込管理や月次報告はシステム内で完結するので、Excelの編集作業が不要です。もちろん、Excelやスプレッドシートとの連携も可能ですが、基本的にはExcelを使わない運用を前提としており、全体の業務効率を最大限に高められる点が大きな魅力です。
さらに、グループ会社の予算管理においても、管理連結が可能です。統一されたフォーマットを使うことで、グループ全体をまとめた分析がしやすくなります。ただし、制度連結まで踏み込んだ機能には強くないので、より専門的なシステムの導入を検討してください。
DIGGLEは、Excelを使わない標準化された運用を実現できるシステムです。標準化された運用をベースにしつつ、各社の管理会計の方針に合わせたカスタマイズも可能です。
また、freee会計や勘定奉行クラウドとAPI連携しており、会計データをスムーズに取り込めます。マネーフォワード クラウド会計や弥生シリーズなど、主要な日本企業向け会計ソフトとも連携できるので、幅広いニーズに対応しています。
DIGGLEの操作画面
画像出典:BOXIL「DIGGLEの料金・機能・導入事例」https://boxil.jp/service/8339/
DIGGLEの評判・口コミ
bixid - 株式会社YKプランニング
| 種類 | 中堅〜中小企業 | 無料トライアル | 30日間 |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 30万円〜 | 月額費用 | 6,000円〜 |
| Excelに対する姿勢 | 脱Excel | 管理連結 | △ |
| 汎用性 | やや汎用的 | 自社のERPや会計ソフトと連携 | - |
bixidは、現場の担当者と一緒に予算管理を進めたい中小企業におすすめの予算管理システムです。
bixidは、会計の知識があまりない担当者や経営者でも使いやすいのが特徴です。たとえば、経営分析では総合的な点数で評価してくれたり、簡単な将来予測をしてくれたりします。そのため、数字が苦手な方でも安心して利用できます。また、会計ソフトと連携しやすい点も、日々の管理をより簡単にしてくれるポイントです。
さらに、Excelでの手作業による集計が必要なくなるので、これまで予算や実績の回収に手間取っていた企業にとっては大きなメリットです。数字が苦手な方でも、データを表やグラフでわかりやすく表示できるので、分析作業もスムーズに進みます。
bixidは中小企業の管理会計を主な用途としているため、複雑な連結機能は搭載していません。しかし、グループ企業の決算書や試算表を合算する機能は備えているので、財務諸表を使ったグループ全体の分析は可能です。
また、freee会計、勘定奉行クラウド、マネーフォワード クラウド会計などとAPI連携ができるほか、数十種類の会計ソフトにも対応しています。Excelがなくても、予算と実績を簡単に管理できるクラウドサービスです。
bixidの操作画面
画像出典:BOXIL「bixidの料金・機能・導入事例」https://boxil.jp/service/8616/
Scale Cloud - 株式会社Scale Cloud
| 種類 | 中堅〜中小企業 | 無料トライアル | デモあり |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 要問い合わせ | 月額費用 | 10万円〜 |
| Excelに対する姿勢 | 脱Excel | 管理連結 | - |
| 汎用性 | やや個別最適 | 自社のERPや会計ソフトと連携 | - |
Scale Cloudは、KPIの管理を重視したい企業におすすめの予算管理システムです。
Scale Cloudの特徴は、KPIと予算の数値を直接結びつけて管理できる点にあります。たとえば、営業コール数といった先行指標をもとに、売上や利益などの結果指標を予測することで、従来の予算管理では難しかった角度から将来のシミュレーションが可能です。また、現場で使われているKPIを活用する機会が増えるので、多くの従業員が自分ごととして目標を意識しやすくなるメリットもあります。
メインとなる使い方は、Excelから脱却したうえで、システム上でKPIを管理する方法です。外部データとしてGoogleスプレッドシートやCSVファイルのデータも取り込めますが、これらはあくまで補助的な利用にとどまります。
なお、管理会計や制度会計の連結機能は中心に据えられていません。そのため、複数企業の連結管理を求める場合よりも、自社や事業部単位でKPIに基づいた予算管理を深めたい企業に適しています。
さらに、独自のKPIを軸にシステムを設計できるので、カスタマイズ性が高いのも特徴です。自社特有の先行指標をもとに予算と実績を組み立てたい場合には、特におすすめしたいシステムです。
また、SalesforceやfreeeとAPI連携が可能で、データ連携にかかる手間を削減できる点も大きな利点です。
「どの製品を選べばいいか決めきれない」という方は、資料の一括請求がおすすめです。「なぜこのサービスに決めたのか?」を上司や管理部門に説明する場面でも、複数社比較していると説得力が格段に上がります。
予算管理システムおすすめ2選【ノーコード開発】
| 種類 | ノーコード開発 | 無料トライアル | 90日間 |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 172,000円+540,000円〜 | 月額費用 | 年間で51,000円+138,000円〜 |
| Excelに対する姿勢 | 脱Excel(Excel活用あり) | 管理連結 | - |
| 汎用性 | 個別最適 | 自社のERPや会計ソフトと連携 | - |
- Excelを使うことができれば、プログラミングに詳しくなくてもアプリを作れる
- データベース機能を内蔵しており、Excelの延長線で本格的なDB構築が可能に
- 特別なプログラミングは不要でExcel業務をそのまま流用できる点
- 稼働時間が長くなると動作が重い
Forguncyは、Excelの操作感でアプリを開発したい企業におすすめの予算管理システムです。
ForguncyならExcelのようにセルや数式、書式設定、ピボットテーブルを使ってアプリを設計できます。また、HTMLやCSSといったプログラミングのコードを書く必要がないため、現場の担当者が主導してアプリを作成したい場合に適しています。
最終的にはExcelからの脱却を目指していますが、操作画面がExcelに似ているので、これまでに培ったExcelのノウハウをそのまま活かせる点も魅力です。さらに、既存のExcelファイルを読み込んでアプリを生成可能です。
また、Forguncyはさまざまなシステムやデータと連携できるのが大きな特徴です。たとえば、クラウドサービスのSalesforceやkintone、クラウドストレージのBoxやDropbox、データベースのSQL ServerやOracle Databaseなど、多岐にわたるサービスと接続できます。こうしたデータ連携を活用したアプリ作成が、Forguncyならではの強みです。
Forguncyの操作画面
画像出典:BOXIL「Forguncyの料金・機能・導入事例」https://boxil.jp/service/7507/
Forguncyの評判・口コミ
| 種類 | ノーコード開発 | 無料トライアル | 30日間 |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 要問い合わせ | 月額費用 | 1,800円〜/人 |
| Excelに対する姿勢 | 脱Excel(Excel活用あり) | 管理連結 | - |
| 汎用性 | 個別最適 | 自社のERPや会計ソフトと連携 | - |
- 業務に使用しているExcelファイルを取り込んで簡易な機能を有するアプリケーションを実現できる
- テンプレートアプリがあり、どうやって作られているのか、ビジュアルプログラミングはじめる際の参考にできる
- Excelに近い見た目、操作感のため現場のユーザーからの抵抗感を抑えられやすい
- アクションセット表示は細かいカスタマイズができないため、見づらいときがある
- エラーコードがわかりにくいため、トラブルシューティングに時間がかかることがある
CELFは、できるだけ複雑な作業を避けて、現在使っているExcelをそのまま予算管理に活用したい企業にぴったりの予算管理システムです。
今使っているExcelファイルをCELFにアップロードするだけで、すぐにアプリを作成できます。また、Excelと同じような操作感を目指しているため、従業員が新しいシステムに抵抗を感じにくく、クラウドアプリへのスムーズな移行を実現。予算管理はもちろん、これまでExcelで行っていたさまざまな作業もアプリに置き換えられます。
一般的な予算管理システムと違い、現場の担当者が主導してアプリを作成できるため、運用を始めやすい点が大きな特長です。さらに、予算管理以外の機能も自由に作れるので、部署ごとに抱えている管理業務を順番にアプリ化していく使い方がおすすめです。
また、Salesforce、奉行クラウド、Galileopt DX、PCAクラウドなど、日本で広く使われているシステムとも連携できます。Excelとのデータ連携を活用しながら、自社独自の運用に合わせて最適化していくとよいでしょう。
CELFの操作画面
画像出典:BOXIL「CELFの料金・機能・導入事例」https://boxil.jp/service/4253/
「BOXIL SaaS AWARD Winter 2024」の受賞サービス

「BOXIL SaaS AWARD(ボクシル サース アワード)」は、SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」が毎年3月4日を「SaaSの日(サースの日)」と定め、優れたSaaSを審査、選考、表彰するイベントです。
今回の「BOXIL SaaS AWARD Winter 2024」は、2023年10月1日から2024年9月30日までの1年間で新たに投稿された口コミ約13,000件を審査対象としており、計294サービスに、ユーザーから支持されるサービスの証としてバッジを付与しました。
【Good Service】:「BOXIL SaaS」上に投稿された口コミを対象に、各カテゴリで総得点の高いサービスに対してスマートキャンプから与えられる称号です。
| サービスの安定性No.1 | Forguncy |
| 機能満足度No.1 | Forguncy |
| カスタマイズ性No.1 | Forguncy |
| お役立ち度No.1 | Forguncy |
| 使いやすさNo.1 | Forguncy |
【口コミ項目別No.1】:「BOXIL SaaS」上に投稿された「口コミによるサービス評価」9項目を対象に、各カテゴリ、各項目において一定の基準を満たした上で、最も高い平均点を獲得したサービスに対して、スマートキャンプから与えられる称号です。
>>BOXIL SaaS AWARD Winter 2024の詳細はこちら
予算管理システムとは
予算管理システムとは、部門やプロジェクト単位で編成した予算と実績を一元管理するサービスです。リアルタイムに差異分析、シミュレーション分析、レポーティングすることで経営判断を迅速化します。権限設定やワークフローで内部統制を強化しつつ、Excelによる属人化も防げる管理ツールです。
予算管理システムのメリット
予算管理システムを導入するメリットは、全社の予実が一元管理されて経営判断をしやすくなることです。具体的には次のようなメリットがあります。
- 部門間の情報共有がスムーズになり、データが一元管理される
- リアルタイム分析によって、経営判断が迅速化される
- 手作業を減らすことで業務効率を向上できる
- ミスの抑制により正確な予算策定ができる
- 過去データとの比較分析をふまえて、将来の予測精度を向上できる
予算管理システムの導入事例をチェックすると、より具体的なメリットが想像できるようになるのでおすすめです。
予算管理システムの機能
予算管理システムには予算策定・配分・実績管理を一元的に行える機能が搭載されています。システムによって細かい違いはあるものの、どのシステムにおいても予実管理業務が円滑に進むよう基本的な機能が搭載されています。
| ダッシュボード | 重要な指標を1ページに取りまとめ |
|---|---|
| レポート作成・深堀り | 定点観測したいデータを取りまとめ。気になるデータは詳細に分析可能 |
| シミュレーション分析 | 策定した予算をもとにした強気な予測、慎重な予測などをシミュレート |
| 実績の反映 | 管理シートに実績を上書き |
| シートや科目のカスタマイズ | 入力シートや閲覧シートの作成、科目の作成、組織階層の作成などを設定 |
| 変更履歴 | 誰が、いつ、何の科目を何から、何に変更したといったログを記録 |
| 誤入力チェック | 異常値を入力した際にアラート |
| データの自動集計 | ExcelやCSVを取り込んで自動で集計 |
| コメント管理 | システム上でコメントのやり取りや保管をする機能 |
| 特定の会計基準への対応 | 日本会計基準や米国会計基準、IFRSへの対応 |
|---|---|
| 多言語対応 | 外国人従業員やグローバル企業への対応 |
| 多通貨対応 | グローバル展開したり輸出入する場合の対応 |
| 外部システムとの連携 | 外部の会計システムやソフトとのAPI連携、CSV連携 |
予算管理システムに関連するよくある質問
企業規模別に適した予算管理システムのランキングは?
BOXILが2025年に実施した調査によると、従業員規模別の導入シェアランキングTOP3は次の通りです。
- 大企業(1,000名以上):1位 Workday Adaptive Planning、2位 BizForecast、3位 Loglass 経営管理
- 中堅企業(100〜999名):1位 Loglass 経営管理、2位 Manageboard、3位 Workday Adaptive Planning
- 中小企業(99名以下):1位 Workday Adaptive Planning、2位 Loglass 経営管理、3位 Manageboard
全体としてWorkdayとLoglassが強く、中堅・中小規模ではManageboardも高い支持を得ています。
使いやすさと高度な機能を両立する予算管理システムはどれですか?
柔軟な操作性と高度な分析機能を両立しているのは、Loglass 経営管理、BizForecast、Manageboardです。
- Loglass 経営管理:Excelの操作感を維持したまま、大規模なデータ統合や複雑な分析が可能
- BizForecast:使い慣れたExcelの見た目で、連結決算や人事評価など幅広い業務をカバー
- Manageboard:直感的なUIで財務三表とKPIを連動させ、素早くシミュレーションできる
予算管理システムは、脱Excelを目指すか、Excelの見た目を維持するかで大まかに分類されます。その前提をふまえて、使いやすさの定義を整理した後、求める機能が搭載されているか確認する流れがおすすめです。
予算管理システムの比較ならBOXIL
予算管理システムの基本機能はどのツールでも基本的に実現できます。そのため、各社がExcelに対してどのように向き合っているのか、ターゲットとしている企業規模はどこかを整理して、設計思想に合致したサービスを選定するとよいでしょう。
今回紹介できなかったサービスでも企業によっては導入が適しているサービスはあります。たとえば次のようなサービスがあります。
予算管理システムをまとめてチェックするには、各社の資料を一括で請求するのが便利です。各社公式サイトで個人情報を入力する手間が省けるうえ、比較表をもとに機能比較をすることも可能です。
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
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BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。
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