ユニークユーザー (UU) とは？PVとの違い・計算方法 - 広告用語解説

最終更新日：2022-09-14（記事の情報は現在から2674日前のものです）

WEBマーケティングやSEOで必須の広告用語「UU（ユニークユーザー）」について、その概要からカウント方法、その他指標であるPVとの違いなどについて解説していきます。

Webマーケティング用語の一つの指数「ユニークユーザー」とは、簡単にいえばWebサイトに訪れたユーザー数のことです。Webサイト運営をするなら、知っておかなければいけない指標といえます。ユニークユーザーは、略称として「UU」と表現されることも多いです。

本記事では、UUの概要から計測方法まで説明します。また、同じような指標であるPVやセッションなどとの違いについても解説していきます。

UU（ユニークユーザー）とは

UUとは、ある期間内にWebサイトや特定のページを訪問したインターネットユーザーの数を示すものです。該当の期間内であれば、たとえ同じ人物が何度も同じページを訪れたとしても1人のUUとみなされます。

そのため、実際にWebサイトがどれぐらいの人気を誇っているのかを知るためによい指標となります。UUは実際の訪問者数のため、サイトに興味をもっている固有の人数が明らかになるからです。

UUとPVの違い

UUは、サイトが閲覧された回数を示すPV（ページビュー）と混同されてしまうことがあります。しかし、PVはサイトの訪問者が閲覧したすべてのページ数を合計したものですから、性質上、普通はPVの数よりもUU数は少なくなるのです。

たとえば、同じWebサイト内の別のページを閲覧した場合も、アクセスしたページ数がサイト全体のPVとしてカウントされます。またPVは同じユーザーの複数回のアクセスもカウントされるため、同じ人物が同じ日に同じサイトに何度もアクセスすれば、その都度PV数は増えていくのです。

UUの場合は、期間内であればアクセス回数やページ数にかかわらず、1カウントとしかみなされません。サイトが閲覧された回数ではなく、閲覧したユーザーの数の指数となるからです。

UUとセッション数の違い

センションもUUやPVと混同されやすい数値です。

セッションとは、ユーザーがWebサイトを訪れた回数のことをいいます。PVはWebサイトを構成するそれぞれのページが閲覧された合計ですが、セッションはそれぞれのユーザーがサイト全体を訪問した回数となります。つまり、サイトへの純粋な訪問回数です。

たとえば、あるユーザーが一日に2回Webサイトに訪問して5ページを閲覧したとします。この場合は、訪問ユーザーは同一のためUUは「1」、PVは「5」、セッション数は「2」となります。閲覧したページ数が1だったとしても、セッション数は「2」のままです。ページ数には関係になく、ユーザーがサイトを訪問し離脱するまでを1回として計測します。

また、PVやセッションと同様に、UUと混同されやすい数値には次のようなものがあります。

その他の間違いやすい用語

アクティブユーザー

アクティブユーザーとは、計測対象期間中にWebサイトを基準となる回数以上利用しているユーザーの数をいいます。特に何らかのサービスを提供しているサイトや、ソーシャルメディアサイトなどを積極的に利用しているユーザーを指すのが一般的です。どういった基準でアクティブユーザーとみなすかは、実際に計測を行う主体によって違ってきます。