ハッシュタグとは?正しい付け方をSNSごとに解説 - Instagram・Twitter・Facebook
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ハッシュタグとは
ハッシュタグとは、言葉の前に#(ハッシュマーク)を付けて作るラベルのことです。「#(ハッシュマーク)+文字列」という形で使われるのが一般的です。
InstagramやX(旧Twitter)、FacebookなどのSNSで活用されており、投稿をカテゴリごとに分けて、検索しやすくできます。
ハッシュタグを付ける意味
ハッシュタグは、SNSの投稿に付けるタグとして使われます。ハッシュタグの後に特定のキーワードを付けることで、投稿がタグとしてまとめられる仕組みです。
タグ化により、同じキーワードの投稿を簡単に検索でき、趣味や関心が近いユーザー同士で話題を共有できます。これが一般的な使われ方です。
ハッシュタグ検索に引っかかるメリット
ハッシュタグ検索のメリットには、知りたい情報をすぐに見つけられることや、情報の信頼性が高いことなどがあります。ハッシュタグ検索では、ユーザーの生の声を把握でき、口コミとしての役割も果たします。
最近では、ネット検索よりもSNSでハッシュタグ検索を利用する人も増えています。
ハッシュマークとシャープの違い
ハッシュマークとシャープの記号は別物です。ハッシュマークは#、シャープは♯の形となります。ハッシュマークは横線が水平で、縦線が少し右に傾いているのが特徴です。シャープは縦線が垂直で、横線がやや右上がりになっています。
ハッシュマークは日本語で「井桁(いげた)」とも呼ばれます。「いげた」と入力して変換するとハッシュマークが出てきます。また、キーボードでは「3」のキーに割り当てられています。
ハッシュマークはラベルとしての機能を持ち、シャープは音楽で使われる、音を半音上げる記号です。
ハッシュタグの歴史はTwitterから
ハッシュタグは、Twitterのユーザーが利用したことがきっかけで広まりました。
あるTwitterユーザーが、Barcampというイベント開催に際し「#を使ってつぶやこう」と呼び掛けたのが始まりです。
そこから多くのユーザーに広がっていき、2009年にTwitter公式がハッシュタグ機能の実装を発表しました。当初は英数字のみしか使用できませんでしたが、2011年には漢字やひらがなに対応し、現在は「日本語のハッシュタグ」も利用可能です。
ハッシュタグの使い方
ハッシュタグの付け方や使い方を、主要なSNSである「Instagram」「Twitter」「Facebook」のそれぞれで簡単に説明します。
Instagramのハッシュタグの付け方
Instagram(インスタグラム)とは、ユーザーが撮影した写真を共有できる、スマートデバイス向けの写真・動画共有SNSです。
ハッシュタグはInstagramが特に多く使われているSNSです。一般的には単語ごとに付けられますが、文章のように記載して差別化する新しい使い方も見られます。
Instagramを起動
Instagramを起動し、下のアイコンを選択します。(※カメラアイコンの場合は、それを選択してください。)

投稿する写真(イメージ)を選択
「ライブラリ」から写真一覧を表示させ、選択して「次へ」をタップします。
今撮影した写真を投稿したい場合は「写真」タブを選び、フィルタ(特殊効果)を適用してから「次へ」をタップします。(下図の1~5の手順)

キャプション入力画面からハッシュタグを挿入
「キャプションを書く」をタップし、写真の説明文とハッシュタグを挿入していきます。
ハッシュタグを入力する際は、「半角」で「#(ハッシュタグ)」を入力してください。「全角」で入力するとハッシュタグとして認識されないので注意しましょう。

画像を投稿して確認
単語を入力すると、関連するタグ候補一覧が表示されます。
キャプションとハッシュタグを確認したら、「シェアする」をタップして画像を投稿します。
Instagramでは、ハッシュタグを30個まで追加できます。

投稿した画像のハッシュタグをタップすると、同じハッシュタグを付けている投稿の一覧が表示されます。「最新」の投稿を確認し、自分の投稿があるか見てみましょう。

Instagramでは、ハッシュタグをフォローする機能もあります。この機能により、自分の知りたいキーワードの最新情報が常にチェックできるようになりました。
Twitterのハッシュタグの付け方
Twitterにおけるハッシュタグの付け方は、「#(ハッシュタグ)」の後にタグにしたい単語を入力するだけです。ハッシュタグの前に文章がある場合は、スペースを空ける必要があります。ハッシュタグは全角でも半角でも構いません。

また、Twitterでハッシュタグのついたツイートを見たい場合は、検索ボックスにキーワードを入力して検索しましょう。
Twitterの「最近のトレンド」には、人気のあるハッシュタグが表示されることもあり、ハッシュタグを活用することで大きな話題を起こせる可能性があります。

Facebookのハッシュタグの付け方
FacebookもTwitter同様、「#(ハッシュタグ)」の後にタグにしたい単語を入力します。Facebookの場合も、ハッシュタグは全角半角どちらでも有効です。
Facebookにおいて推奨されている、ハッシュタグのマナーは次のとおり。
- 記事、写真に関係のないタグ付けはしない
- タグ付けは関連するもので3~4個に絞る

ハッシュタグを検索する場合も、検索ボックスに入力するだけで完了です。
検索枠の下に候補が表示されるので、クリックするとそのタグを入れた投稿一覧を閲覧できます。

ハッシュタグ活用のメリット【個人編】
それでは、ハッシュタグにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
投稿を見てもらえる可能性が高くなる
ハッシュタグを付けることで、フォロワー以外にも同じ話題に関心のあるユーザーに投稿を見てもらえる機会が増えます。
特にInstagramユーザーは、Google検索よりハッシュタグ検索を重視する傾向があり、20〜30代女性をターゲットにする場合は効果的です。
ハッシュタグを軸にしたコミュニケーション
ハッシュタグは、だれでも簡単に使えるため、それを軸にしたコミュニケーションに発展するケースも多く、思いがけず自分の投稿にアクセスが集まることもあります。
SNSならではのコミュニケーションが取れることもメリットでしょう。
ハッシュタグ活用のメリット【企業編】
ソーシャルマーケティングが一般的になり、InstagramやTwitterなどのSNSを利用する企業は増加しています。SNSにおいてはハッシュタグの活用が重要なポイントとなっています。ここでは企業がハッシュタグを使うメリットを紹介します。
ターゲットにリーチしやすい
自社の商品を知らないが、同じ話題で関心を持つユーザーにリーチしやすくなります。
メーカーやブランドを知らなくても、同じカテゴリーなら、ハッシュタグで投稿を検索される可能性が高くなります。
また、多くのユーザーが使っているハッシュタグを利用することで、自社をフォローしていないユーザーに対して投稿を見てもらえます。
拡散による認知度向上
InstagramやTwitterで、企業が「#〇〇」のように宣伝することで、その商品を気に入ったユーザーが同様のハッシュタグを使い投稿してくれる可能性があります。
他にも、企業側からキャンペーンとしてハッシュタグを利用できます。
たとえば、江崎グリコはTwitterで「#カプリココット」を付けてつぶやくと、カプリココットというお菓子が当たるキャンペーンを行いました。
ハッシュタグを企業が上手く利用することで、商品の認知度向上や会社自体に興味を持ってもらうことにつながります。
Facebookでは、ハッシュタグをつけない方が投稿が拡散されやすいようです。これは、ハッシュタグが過剰な宣伝に使われることが多いのが理由のようです。
各種SNSのハッシュタグ使い方まとめ
Instagramにおけるハッシュタグ投稿は、キーワードでカテゴリ化しユーザーが検索しやすくなるメリットがあります。投稿する際に「#〇〇」のように書くだけで、投稿が閲覧されやすくなります。
Twitterにおけるハッシュタグ投稿は、キーワードやトピックを分類するために使われます。この機能を使えば興味のあるトピックを簡単にフォローできます。また、ハッシュタグ投稿で人気のあるものは、トレンドトピックに表示されます。
Facebookにおけるハッシュタグ投稿は、トピックやフレーズに「#」を付けると、より効果が高まります。Facebookでは、ハッシュタグを付けすぎるとユーザーが離れてしまい、企業のイメージダウンにつながる可能性があるため注意しましょう。
SNSをご利用の方は、ぜひハッシュタグの使い方を身につけて、より多くの人に自分の投稿を見てもらえるようにしましょう。
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