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Excelを無料で使う方法とフリー表計算ソフト7選!ダウンロード方法と選び方

最終更新日:(記事の情報は現在から316日前のものです)
Excel(エクセル)を無料で使う方法を紹介します。ダウンロードしなくてもオンラインで利用できるサービスや無料スマホアプリ、Excelの無料代替ソフトの使用など、さまざまな方法があります。各方法やサービスの特徴をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

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Excelを無料で利用する方法

Excelを無料で利用する方法は次のとおりです。

  • 無料のWeb版Excelを利用する
  • Excelのスマホアプリを使う
  • Excelの無料代替ソフトを使う
  • Microsoft 365の無料体験版を使う

それぞれの方法について説明します。

無料のWeb版Excelを利用する

Excel for the webは、Microsoft 365 オンラインに含まれる無料のWeb版Excelです。Excelのほか、Word for the web、PowerPoint for the webも、Microsoft365.comから無料で利用可能です。

Microsoft 365 オンラインは、外出先やテレワークでも、閲覧・作成・共有・共同作業ができます。必要なものはインターネットとWebブラウザだけです。

無料Web版Excelと有料のExcelとの違い

無料のWeb版Excelは、有料のExcelと比べて次のような制限があります。

  • マクロ(VBAプロジェクト):Web版Excelではマクロの作成・実行・編集、およびマクロを含むブックの保存ができない。
  • グラフ機能:Web版Excelは、3Dグラフや動的なグラフ機能はサポートされない。
  • 一部の古い図形:一部の古い(レガシー)図形はブラウザに表示できず、Web版Excelでは表示・編集できない。
  • 外部データソース:外部データソース(クエリテーブル)にリンクされたテーブルを含むブックでは、Excelデスクトップアプリに最近保存されたデータのみを表示できる。
  • 条件付き書式や入力規則:条件付き書式や入力規則の機能は利用できない。
  • 大きなファイル:100MBを超えるワークブックは、Web版Excelでは開けない。

※参照:Microsoft「サポートされていない機能を含むブックを編集Excel for the web - Microsoft サポート」(2024年1月10日閲覧)

有料のExcelとの細かい違いはありますが、基本的な部分は大きく変わらないので、無料でExcelを使用したのであればおすすめのサービスです。

Excel for the webの利用開始手順

  1. Excel for the webにアクセス
  2. Microsoftアカウントでサインインします(アカウントがない場合は「作成」を押してアカウントを作成)

Excelのスマホアプリを使う

スマートフォン用のExcelアプリであれば無料で使用できます。iPhoneやiPadアプリ、Androidアプリもあるので、スマートフォンのほか、より広い画面のタブレットでも利用できます。

Excelのスマホアプリと有料のExcelとの違い

無料のExcelスマホアプリは、有料のExcelと比べて次のような制限があります。

  • マクロの作成・実行・編集
  • ピボットテーブル
  • ピボットグラフ
  • トレース機能
  • ウォッチ ウィンドウ
  • データの入力規則
  • データのグループ化
  • ワークシート・ブックの保護

Excelスマホアプリは編集や修正よりも、データの閲覧や確認といった用途で使用するのがよいでしょう。

Microsoft Excelのスマホアプリをダウンロード

iPhone・iPadアプリ Androidアプリ
iOSアプリはこちら Androidアプリはこちら
AppStoreとAppStoreのロゴは、Apple Inc.の商標です。Google Play および Google Play ロゴは、Google LLC の商標です。

Excelの無料代替ソフトを使う

無料で気軽に表計算ソフトを使いたいユーザーのために、Excelの無料代替ソフトが多くリリースされています。

Excelに匹敵する高性能のものや、ExcelのほかWordやPowerPointを含むOffice互換ソフトもあるので、次の項目で各ソフトウェアを比較紹介します。

グラフや表のスタイルが多少違うといった機能面での制限もありますが、Excelの無料代替ソフトを利用すればコストがかからずおすすめです。

Microsoft 365の無料体験版を使う

Microsoft 365の無料体験版を利用すれば、Excelを含むOfficeソフトをダウンロード・インストールして、すべての機能を1か月間無料で使用できます。

Microsoft 365 Personalの無料体験版では、Windows、Mac、iPad・iPhone、Androidスマートフォン・タブレットなど同時に最大5台のデバイスで利用可能です。利用にはクレジットカードの登録が必要で、無料試用期間終了後はMicrosoft 365 Personalを年額14,900円で利用できます。サブスクリプションは自動的に更新されますが、キャンセルはいつでもでき、それ以降は請求されません。


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無料で使えるExcel代替ソフト7選比較

無料のExcel代替ソフトを比較紹介します。Webブラウザベースで利用できるものは、WindowsとMacの区別はありませんが、デバイスにインストールして使うものは特定のOSにしか使えないソフトもあります。

Google スプレッドシート

  • オンラインでスプレッドシートを作成
  • Excelと互換性があり相互変換可能
  • [保存]を押す必要なしの自動保存機能

Google スプレッドシートは、オンラインでスプレッドシートを自在に作成・編集・共有できます。組み込みの数式、ピボットテーブル、条件付き書式設定のオプションを使って、一般的なスプレッドシートの作業をスピーディーにこなせます。全機能を無料で利用でき、オリジナルの関数も多数備えているのが特徴です。

Google スプレッドシートとExcelには互換性があり、相互変換が可能です。関数のほとんどが共通しているため、組み込んだ計算もそのまま使用できます。

Google スプレッドシートの利用開始手順

  1. Google スプレッドシートの公式サイトにアクセス
  2. 「スプレッドシートに移動」をクリック
  3. Googleアカウントに登録しているメールアドレスまたは電話番号を入力、その後パスワードを入力 Googleアカウントを持っていない場合には、「アカウントを作成」をクリックしてください

Libre Office

  • 自由に使えるオフィススイート
  • フリーのオープンソースソフトウェア
  • Windows、Mac、Linux対応

LibreOfficeは、フリーでオープンソースのオフィススイートです。Microsoft Word、Excel、PowerPoint、Publisherなどの文書ファイル形式と幅広い相互互換性を備えています。ソフトウェアは大勢の献身的なユーザーコミュニティによって日々使用されテストされています。

LibreOfficeの利用開始手順

  1. LibreOfficeのダウンロードページにアクセス
  2. OSを選択してダウンロードボタンをクリック
  3. インストールしたLibreOfficeを実行

Polaris Office

  • インストール不要・登録不要
  • ほとんどのOfficeファイル形式をサポート
  • スマートフォン・タブレットでの閲覧を最適化

Polaris Office Webは、韓国発のオンラインオフィスソフトです。インストール不要・登録不要で、Webブラウザから無料で利用できます。Microsoft Word、Excel、PowerPointなどのOfficeドキュメントとの互換性を備えており、オンラインで閲覧・編集・保存・共有が可能です。

Polaris Office Webの利用開始手順

  1. Polaris Office Webの公式サイトで、利用したいOfficeソフト(Excelの場合は「Web Sheet」)の「今すぐアクセス」のボタンをクリック

WPS Office Spreadsheets

  • Windows/Mac対応
  • 30日間の無料体験版あり
  • Excel代替ソフトWSP Spreadsheets

WPS Office 2は、キングソフトが提供している、多くの民間企業・官公庁・教育機関に選ばれているビジネス向け総合オフィスソフトです。WindowsとMacに対応。30日間の無料体験版があり、終了後はビューワーモードに切り替わり閲覧機能のみになります。

Microsoft Excelの操作性や表示形式に最大限近づけた、高い互換性を持つ表計算ソフトWSP Spreadsheetsが含まれています。

Apache Open Office

  • 多くの企業・自治体・教育機関が導入
  • Windows、Mac、Linuxに対応
  • オープンソース方式で開発されているオフィススイート

Apache Open Officeは、Microsoft Officeと同等の機能を持つ、オープンソースの高機能オフィススイート製品です。オフィススイートとして、文書作成、表計算、プレゼンテーション、図形描画などのソフトウェアで構成されています。

Microsoft Officeと類似した操作性であるため、Excelから移行した際に違和感なく使えます。

Apache Open Officeの利用開始手順

  1. Apache Open Officeのダウンロードページで、OSと言語を選んでダウンロード
  2. Windows 10およびWindows 11ユーザーは、Microsoft Storeからもダウンロード可能

LibreOfficeとApache Open Officeに関して比較した記事はこちら。

Libre Office×Apache OpenOffice徹底比較 | 無料、互換性や更新頻度・違いとは
Open OfficeであるApache Open Office×Libre Officeを比較します。無料で利用...
詳細を見る

Numbers

  • Mac、iPhone・iPad対応、Excelと高い互換性
  • 魅力的な表と画像を挿入したシートを作成
  • カラフルな手書きのイラストも追加可能

Numbersは、Apple純正のスプレッドシートソフトで、Macユーザーなら無料で利用可能です。Microsoft Excelと高い互換性があり、魅力的な表と画像が入った美しいシートを作れます。iPad上では、Apple Pencilを使って一目でわかる図表やカラフルな手書きのイラストも追加可能。

また、リアルタイムの共同制作機能により、チームのみんなで一緒に作業できます。Mac、iPhone・iPadはもちろん、Windowsパソコン上でもiCloudやBox経由で共同制作に参加できる点も特徴のひとつです。

Numbersの利用開始手順

  1. Mac App StoreプレビューのNumbersから、Mac App Storeを開いてダウンロードする
  2. もしくは、MacのアップルメニューからApp Storeを開き、「Numbers」と検索してダウンロード

Zoho Sheet

  • 無料のコラボレーションスプレッドシート
  • iOSとAndroidアプリを利用可能
  • AIによるデータ分析機能

Zoho Sheetは、Excelと高い互換性がある無料のオンラインスプレッドシートソフトです。スプレッドシート上で共同作業のコメント、話し合い、レビューをリアルタイムに直接行えます。約40種類のチャートと350以上の一般的な関数をサポート。動的ピボットテーブルビルダーが含まれており、自動データ処理機能、AIによるデータ分析機能により、データを効果的に分析する強力なツールとして使用できます。

※出典:ZOHO Japan「オンラインスプレッドシートソフトウェア | スプレッドシートを無料で作成 - Zoho Sheet 」(2024年1月10日閲覧)

Zoho Sheetの利用開始手順

  1. Zoho Sheetの公式サイトで、「スプレッドシートを作成」のボタンをクリック
  2. メールアドレスを入力し「無料プランに登録する」をクリック


無料のExcel代替ソフトでは機能制限が多く、想定している使い方ができず困っていませんか。そのような場合は、いっそのこと有料のExcel代替ソフト「BIツール」を導入したほうが費用対効果に見合うかもしれません。
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Excel代替ソフトのメリット

前述のソフトの多くがWebブラウザを利用して使うクラウドタイプです。ネットワーク環境がないと使えないデメリットもありますが、PCへのインストールタイプにはないクラウド型の大きなメリットもあります。

登録するだけで無料で使える

Webブラウザだけで使えるクラウド型のExcel互換ソフトは、すぐに使えることがメリットです。ユーザー登録が必要な場合もありますが、手順は簡単なので、どなたでも利用できます。

Officeファイルとの高い互換性がある

Excel互換ソフトやOffice互換ソフトはデータの受け渡しや再現性に不安があります。しかし、以前のExcel形式のデータは解析もすすんでいるのでほとんどが読み込み可能です。

また、Office 2007から採用されているファイル形式「Office Open XML」は、XMLをベースとしたオフィスソフトウェア用のファイルフォーマット形式(*.xlsx)で、高い互換性を実現しています。

共同作業・共有ができる

Excel互換ソフトはクラウド上でアプリケーションプログラムを共有して使用するだけでなく、データもクラウド上に保存されているケースが多いです。

そのため、プロジェクトや社内メンバーとデータの共有がスムーズにでき、共同作業をするのも簡単です。アクセス権設定もできるので、セキュリティ面でも安心して利用できます。

タブレットやスマートフォンで編集できる

クラウド上のデータ共有は、共同作業だけでなく複数のデバイスを使いこなすビジネスパーソンやユーザーにも便利です。

外出先からタブレットやスマートフォンで気軽に確認、編集できるので移動中でもデータの閲覧や確認ができます。


スマートフォンから操作するなら、BIツールやグループウェアの方がスマートフォンに最適化されている場合が多いのでおすすめです。BIツールならより高度な分析ができ、グループウェアなら社内での共有が簡単になります。
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Excel代替ソフトの選び方

最後に、無料で使えるExcel代替ソフトやOffice互換ソフトを選ぶ際のポイントについて解説します。

必要な機能を明らかにしておく

単純にデータ閲覧用のソフトとしてOffice互換ソフトを使う場合は、それほど機能にこだわらなくてもよいかもしれませんが、本格的に活用を考える場合は注意が必要です。

とくに、表の書式が崩れてしまうと困る「申請書」や「許可書」などに利用する場合には、注意が必要です。また、図形のスタイルや背景、特殊な関数を使ったExcelブックも対応していない場合があります。

実際に必要な機能を洗い出し、その部分で問題がないかどうかを事前に試用して確認すれば安心して使用できます。

目的に応じて使い分ける

業務の目的に応じて、Excel代替ソフトやOffice互換ソフトは最適なソフトが変わってくるため、目的に応じた使い分けをすることを前提に選ぶ必要があります。

とくに、Office互換ソフトとして利用する場合、他のアプリが表計算のデータを参照していたり、表計算のシートがブック形式で「串刺し」集計を行っていたりしないかには注意が必要です。

機能が限られていることも考慮する

同じようなExcel代替ソフトやOffice互換ソフトでも、有償版と無償版があるといった場合、機能制限がどこまであるかのチェックも必要です。使える関数の種類やセルの最大行数、グラフの種類や分析機能など、利用目的との関係で問題ないかどうかを考慮してください。


必要な機能を洗い出した結果、無料版では代替できないのであれば有料版のBIツールを検討しましょう。データの集約から名寄せ、分析、レポーティング、将来予測など売上貢献につながる機能が満載です。
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Excelを使ったおすすめの副業・在宅ワーク

自宅にいながら仕事ができる在宅ワークが注目されています。とくに手軽にはじめられるデータ入力業務は、Excelを使っている方にはぜひおすすめしたいお仕事です。

データ入力の具体的な業務内容と、データ入力をはじめとする在宅の仕事が探せるおすすめサイトを紹介します。

データ入力の具体的な業務内容例

データ入力の仕事内容で多い依頼内容は次のとおりです。

  • 契約書といった書類のデータ化
  • 名刺や手書き伝票の入力
  • 住所や電話番号などのリスト作成
  • アンケート情報の集計
  • 集計データのグラフ作成

これらの業務は、現在では外注スタッフや在宅ワーカーに依頼する企業が増えており、もっとも案件数が多い在宅ワークだと言われています。

関数の入力やグラフの作成が必要な依頼からカンタンな入力だけの作業まで幅広い案件があります。副業や在宅ワークをしながら個人のスキルアップにもつなげられるでしょう。

在宅の仕事が探せるおすすめサイト3選

在宅の仕事を探せるサイトの中でも、ユーザー目線で口コミや評価の多いサイトを3つ紹介します。

複数のサイトに登録すれば、自分にあった案件を見つけやすくなります。気になったサイトがあればぜひ登録してみましょう。

クラウドワークス

クラウドワークスではプロから初心者向けのお仕事まで豊富な案件から探せます。またデザインが得意、PowerPointの資料作成が得意など、経験に合わせてさまざまな案件から選べます。

ママワークス(mama works)

主婦やママさんにおすすめなのがママワークスです。空いた時間に効率よく稼ぎたい主婦の方におすすめの、在宅ワークや時短勤務の仕事情報を多数掲載しています。

ココナラ(coconala)

ココナラは、知識やスキルを売買できるオンラインマーケットです。「就活のエントリーシートをチェックする」「副業の相談に乗る」といった、副業としてメジャーでない仕事も販売できます。

Excel無料学習サイトや無料テンプレートも参考に

Excelを無料で利用する方法と有料版との違いを紹介しました。Excel代替ソフトを利用するメリットとして、Officeファイルとの高い互換性があることや、共同作業・共有機能や、パソコン以外からのデバイスからもアクセスできることが挙げられます。ただし、機能が制限されていたり、目的に応じた使い分けが必要となったりする場面もあるので注意してください。

また、Excelを無料で学べるサイトもあり、今後Excelを活用しようと考えている方は、次の記事でおすすめのサイトを紹介しているので参考にしてください。

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さらにボクシルビジネステンプレートサイトでは、Excelのテンプレートが数多くあり、ビジネスで使える便利なものを取り揃えています。すべて無料でダウンロードできるので、こちらも合わせて確認してください。

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