「事業部をまたぐと、誰がどの取引先を担当しているのかわからない」「長く動いていない案件が、気づいたら他社に決まっている」とお悩みではありませんか。事業部をまたいだ顧客情報の共有と、年単位に及ぶ商談の管理への対応は、製造業向けを掲げる製品同士でも違います。
製造業向けCRM8製品を、受注確度と受注予定日の持ち方、既存の基幹システムとの連携、料金で比較しました。製造業ユーザーの口コミと、事業部ごとに分かれた顧客マスタをまとめるときの注意点も載せています。
【30秒でわかるこの記事のポイント】
・製造業のCRMは事業部をまたぐ顧客の一本化と、年単位の商談を追えるかで選ぶ
・基幹システムと連携できる料金プランは製品ごとに違うため、最安プランの金額だけで判断しない
・製造業特化型なら「Agentforce Manufacturing」、基幹システム連携まで重視するなら「Microsoft Dynamics 365」
業界を問わずCRM全体から比較したい場合は、おすすめ製品や選び方を解説している次の記事をご覧ください。
>CRMツールの比較とおすすめ製品、人気ランキング

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各社の強みと評判を凝縮し、企業規模や課題との相性をプロの視点で要約しました。
- 各サービスのおすすめポイント(機能・導入実績・サポート品質)と自社との相性
- BOXILに寄せられたリアルな口コミ(良かった点・気になった点)
- 月額・初期費用の目安を一覧で比較
※掲載料金は税区分の記載を含め、各社公式サイトの表記に基づいています。
製造業におすすめのCRMの機能・料金比較表
掲載する8製品を、タイプ・料金と、長期の商談を追う項目・基幹システムとの連携・海外拠点での表示言語の3点で比較しました。気になる製品名からその紹介へ移動できます。
| タイプ | 初期費用 | 月額(1ユーザー) | 受注確度・予定日の管理 | 既存の基幹システムとの連携 | 画面の表示言語 | 強み | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
Agentforce Manufacturing
|
製造業特化型 | ー | Manufacturing Cloud – Sales Enterprise 33,000円(年間契約) | ● | ● | ● | 販売契約と実績の時系列管理 |
kintone
|
汎用型 | 0円 | スタンダードコース 1,800円(税抜・最小10ユーザー) | ● | ● | ● | 画面と項目のノーコード作成 |
eセールスマネージャー
|
汎用型 | ー | ベーシック 3,500円(税抜・5〜30名) | ● | ● | ● | 商材ごとの確度・納品日の管理 |
GENIEE SFA/CRM
|
汎用型 | ー | プロ 9,000円(税抜・最低10ID) | ● | ● | ● | 受注データの基幹システム自動同期 |
Agentforce Sales
|
汎用型 | ー | Enterprise 21,000円(年間契約) | ● | ● | ● | 商談管理へのAIエージェント組み込み |
Sansan
|
汎用型 | ー | ー | ー | ー | ー | 名刺のデータ化と外国語名刺11言語対応 |
Zoho CRM
|
汎用型 | 0円 | スタンダード 2,520円(税抜・月間契約) | ● | ー | ー | 同社の会計・在庫アプリとの連携 |
Microsoft Dynamics 365
|
汎用型 | ー | Sales Professional 9,745円(税抜・年払い) | ● | ● | ● | 同社ERPとの見積・受注・請求の直接同期 |
●=対応/×=非対応/ー=要問い合わせ
製造業における顧客管理・営業管理の課題
製造業の顧客管理では、扱う製品の幅、商談の長さ、顧客と接する部署の多さが管理を難しくします。ここでは導入事例や利用者の声から見えたよくある課題を取り上げます。
同じ顧客に複数の事業部が別々に営業している
取引先が1社でも、事業部ごとに担当者と窓口が分かれていることがあります。事業部の壁を越えて顧客の情報が共有されていないと、社外から見れば同じ会社なのに、社内では別々の取引先として扱われます。これは次のような場面で表面化します。
- 別の事業部が同じ相手と交渉していたことを社内で把握できていない
- 顧客マスタが事業部ごとに分かれ、同じ会社が表記違いで複数登録されている
この状態からCRMを入れるとき、最初の関門は機能の選定ではなく顧客マスタの名寄せです。どの登録を正とするかを決めないと、システムを入れても重複したまま移るだけです。
商談から受注までが長く、その間に引き合いから外れても気づけない
設備や装置の商談は、最初の打ち合わせから納入までが長期にわたります。その間には、こちらから動かせない待ちの期間もあります。
案件の管理が担当者の記憶と個人のExcelに委ねられていると、連絡が途切れた案件は誰の目にも入りません。先方の検討が再開したときに声がかからず、決まったあとで他社に発注されていたと知る形で、はじめて取りこぼしに気づくことになります。
失注の記録も残らないため、なぜ外れたのかを次に生かせません。長い商談ほど、担当者以外が状況を見られる形にしておく必要があります。
顧客との接点が営業以外にも広がり、情報が部署間で行き来しない
顧客と接するのは営業だけではなく、保守やサービス、製造や開発の各部門にも窓口があります。問題は接点の数ではなく、そこで得た情報がどこにも集まらないことです。
修理やクレームの対応履歴が営業に届かないまま次の提案に行くと、先方の状況を知らずに話を進めることになります。クレーム対応は品質部門の不具合報告にもつながる内容で、情報が部署ごとに閉じやすい領域です。
止まるのは保守から営業への動きだけではありません。営業が客先で聞いた要望を持ち帰っても、社内で誰が引き取るか決まらず、対応されずに終わります。どちらの動きでも、部署をまたいだ情報が行き来しない状態が残ります。
製造業向けCRMの機能・メリット
前章で挙げた3つの課題は、CRMツールの導入によって次のように変わります。
顧客情報を一本化し、事業部をまたぐ重複アプローチを防げる
同じ会社を1つの取引先にまとめると、事業部が別でも同じ顧客として扱えます。誰がいつ接触し、どんな話をしたのかが1画面に集まるため、別の部署が動いていることに先に気づけます。
効果が出る前提は、導入時に名寄せをやりきることです。表記の違う登録を統合し、以降は同じルールで登録する運用まで決めて、はじめて重複が止まります。
担当者が変わったときにも役立ちます。過去の経緯が記録として残っていれば、引き継ぎの資料を作り直さなくても、これまでのやり取りをたどれます。
長期の商談を受注確度と予定日で追える
商談に確度と予定日を持たせると、動いていない案件を一覧で見分けられます。見つけ方は2つあります。先月から確度が変わっていない案件と、予定日を過ぎたまま止まっている案件です。
確度を細かく刻めるかどうかで、見え方は変わります。高・中・低の3段階では、長い商談の途中経過が表現できません。どれも「中」のまま並ぶだけです。
予定日も、受注の見込み日と納入の予定日を分けて持てると、生産計画側との話がしやすくなります。
営業以外の部署が持つ顧客情報を集約できる
保守や製造部門が持つ対応履歴を同じ顧客に紐づけると、営業が提案前にその顧客の直近の状況を確認できます。トラブル対応の最中に新しい提案を持ち込む、といった行き違いを避けられます。
逆に、営業が聞いた要望を記録として残せば、製造や品質の側からも参照できます。口頭の伝言ではなく、顧客に紐づいた記録として残る点が違いです。
ただし、これは営業部門だけにアカウントを配っていては成立しません。保守や製造の担当者も同じ顧客の記録を見て書ける状態にして、はじめて情報が行き来します。
製造業向けCRMにかかる費用・価格相場
製造業で使われるCRMの月額は、1ユーザーあたり1,000円台から、上位プランでは数万円台までと幅があります。金額を公表せず個別見積もりとする製品もあります。
費用はユーザー数に単価をかける形が中心です。年間契約が前提の製品や、最低利用人数・最低ID数を定めた製品があり、単価だけでは負担が見えません。初期費用は0円の製品と、問い合わせが必要な製品に分かれます。
製造業では、次の費目が単価とは別に発生することがあります。
- 基幹システムとの連携費用:連携の仕組みが上位プラン限定、連携サービスの契約が別に必要といったケースも
- 使わない分の利用枠:1ユーザーあたりの単価が安くても、10ユーザー分からの契約になる製品がある
- 導入・定着の支援:標準のサポートとは別に、有償のオプションになる場合も
プランごとの金額をサービス横断で見比べたい場合は、費用相場をまとめた次の記事が参考になります。
製造業向けCRMの選び方
製造業の課題に照らして、導入時に確認すべき項目は主に次の4つです。
必要な部署全員が利用しても無理のない金額か
顧客との接点が営業以外にも広がっている以上、保守や開発にもアカウントが要ります。単価が安くても契約できる最低人数の下限があれば、支払いはその人数分から始まります。必要な機能が上位プランにしかなければ、最安の単価では使えません。
まず最低利用人数を確認します。たとえばkintoneは最小10ユーザーから、GENIEE SFA/CRMは最低10IDから、eセールスマネージャーは5名からの契約です。
そのうえで注意したいのが、必要な機能が使えるプランの金額です。既存の基幹システムとの連携を例にとると、Agentforce SalesはWeb APIがEnterpriseから、GENIEE SFA/CRMのAPI連携はプロ以上、kintoneの連携サービスはスタンダード以上で別途契約が必要です。
使う機能を決めてから、そのプランの単価に必要人数を掛けて金額を比較しましょう。
長期の商談を追える案件管理ができるか
商談が長引く業種では、案件管理があるかどうかではなく、どの項目で追えるかを見ます。確認するのは受注確度と日付の2点です。
受注確度は、刻みの細かさが製品で違います。Microsoft Dynamics 365は0から100の数値、Zoho CRMとAgentforce Salesはパーセンテージの数値で入力する仕様です。eセールスマネージャーはランクとパーセンテージを組み合わせた形、GENIEE SFA/CRMはA・B・Cのランクです。
日付は、受注の見込み日を持つ製品が多い一方、納入予定日まで分けて持てるかは製品によります。eセールスマネージャーは商材ごとに納品日やリリース日を切り替えて管理できます。
確度や納入予定日を標準の項目として持たない製品でも、項目を自由に追加できるなら同じ管理はできます。ただし何段階に刻むか、誰がいつ入力するかは自社で決めることになります。標準で項目を持っている製品を選べば、この設計の手間は不要です。
既存の基幹システムと連携できるか
受注後の処理を二重に入力しないために、既存の基幹システムと連携できるかを見ます。顧客マスタをそろえるだけなら選択肢は広く、受注データを流して売上計上や在庫引き当てまで自動化するとなると、対応できる製品は絞られます。
方式は3つです。同じベンダーの基幹製品があれば自動で連携でき、Microsoft Dynamics 365がこれにあたります。それ以外はAPIで同期するか、既製の連携サービスを組み合わせるかで、前者は情報システム部門の工数、後者はサービスの契約料が別にかかります。
製造業に特化したCRMはAgentforce Manufacturing(旧Manufacturing Cloud)
数量と価格を先に取り決めたうえで発注が続く、販売契約が中心の取引に向くタイプです。
Agentforce Manufacturing(旧Manufacturing Cloud)
- 取引先との販売契約を登録し、契約に対する実績を時系列で追える
- 新規と既存を合わせた売上予測を作れる
- 月額は1ユーザー33,000円から(年間契約)
Agentforce Manufacturingは、製造業の取引に合わせた項目を標準で持つCRMです。取引先と取り決めた数量と価格を販売契約として登録し、開始から更新までを管理できます。契約に対して実績がどう積み上がっているかを時系列で追えるため、取り決めとのずれに気づけます。
作成の単位は取引先ごとです。新規の商談と合わせた売上予測も組めます。
Sales CloudとService Cloudの上に構築されているため、受注確度や受注予定日での案件管理、基幹システムとつなぐWeb API、ユーザーごとの表示言語の切り替えは、汎用型のAgentforce Salesと同じように使えます。
料金は用途に応じた5つのプラン構成です。営業向けは販売契約と訪問の管理、サービス向けは保証請求や修理の管理と、扱える範囲が違います。両方を含むプランは月額57,000円からです。
Agentforce Manufacturingの料金プラン・価格
| プラン名 | 初期費用 | 月額(1ユーザー) |
|---|---|---|
| Manufacturing Cloud – Sales Enterprise | ー | 33,000円(年間契約) |
| Manufacturing Cloud – Service Enterprise | ー | 33,000円(年間契約) |
| Manufacturing Cloud – Sales and Service Unlimited | ー | 57,000円(年間契約) |
| Manufacturing Cloud Agentforce 1 for Sales Edition | ー | 84,000円(年間契約) |
| Manufacturing Cloud Agentforce 1 for Service Edition | ー | 84,000円(年間契約) |
製造業におすすめのCRM比較7選
業種を問わず使えるCRMのうち、製造業での利用実績がある製品です。得意な領域は製品ごとに違うため、自社の課題に合わせて選びましょう。
| 初期費用 | 月額(1ユーザー) | 強み | |
|---|---|---|---|
kintone
|
0円 | スタンダードコース 1,800円(税抜・最小10ユーザー) | 画面と項目のノーコード作成 |
eセールスマネージャー
|
ー | ベーシック 3,500円(税抜・5〜30名) | 商材ごとの確度・納品日の管理 |
GENIEE SFA/CRM
|
ー | プロ 9,000円(税抜・最低10ID) | 受注データの基幹システム自動同期 |
Agentforce Sales
|
ー | Enterprise 21,000円(年間契約) | 商談管理へのAIエージェント組み込み |
Sansan
|
ー | ー | 名刺のデータ化と外国語名刺11言語対応 |
Zoho CRM
|
0円 | スタンダード 2,520円(税抜・月間契約) | 同社の会計・在庫アプリとの連携 |
Microsoft Dynamics 365
|
ー | Sales Professional 9,745円(税抜・年払い) | 同社ERPとの見積・受注・請求の直接同期 |
ー=要問い合わせ
kintone
- 画面と項目をノーコードで作成できる業務プラットフォーム
- 初期費用0円・スタンダードコースは月額1,800円(税抜・最小10ユーザー)
- 製造設備や基幹システムとつなぐ連携サービスを選べる
kintoneは、顧客管理や案件管理のアプリを自社で組み立てて使う製品です。案件管理のサンプルアプリは受注の確度と見込み時期を標準で持ちますが、確度はA・B・Cのランクなので、細かく刻みたい場合は項目を足して設計します。
基幹システムとの連携は、プラグイン・連携サービスを組み合わせて実現します。生産設備とつなぐものも用意されています。ただし利用はスタンダードコース以上で、連携サービス自体の契約も別に必要です。
表示言語は7言語に対応し、ユーザーごとに設定できます。自社の業務に合わせて形を決めたい企業や、海外拠点を含めて同じ仕組みを使いたい企業に向きます。
kintoneの料金プラン・価格
| コース名 | 初期費用 | 月額(1ユーザー) | 最小ユーザー数 |
|---|---|---|---|
| ライトコース | 0円 | 1,000円(税抜) | 10 |
| スタンダードコース | 0円 | 1,800円(税抜) | 10 |
| ワイドコース | 0円 | 3,000円(税抜) | 1,000 |
製造業ユーザーの口コミ・評判
esm(eセールスマネージャー)
- 確度をランクとパーセンテージの組み合わせで設定できる
- ベーシックは月額3,500円(税抜・5〜30名)
- 基幹システムとつなぐ連携アプリを開発できる仕組みを持つ
eセールスマネージャーは、案件管理の項目の細かさが特徴です。確度はCが50%未満というように、ランクと数値を組み合わせた形で設定でき、受注予定日もあわせて持てます。
商材ごとに管理する項目を切り替えられるため、納品日やリリース日といった日付を製品の性格に合わせて使い分けられます。長期の商談と短期の商談が混在する企業に合います。
連携は専用の仕組みで、基幹システムを含む多数のサービスとデータをやり取りするアプリを開発する形です。表示言語は日本語のほか英語・中国語・韓国語の4言語です。
eセールスマネージャーの料金プラン・価格
| プラン名 | 初期費用 | 月額(1ユーザー) | 利用人数 |
|---|---|---|---|
| ベーシック | ー | 3,500円(税抜) | 5〜30名 |
| プロフェッショナル | ー | 6,000円(税抜) | 5名〜 |
| エンタープライズ | ー | 12,500円(税抜) | 5名〜 |
| アンリミテッド | ー | 25,000円(税抜) | 5名〜 |
製造業ユーザーの口コミ・評判
GENIEE SFA/CRM
- 成約にした受注データを基幹システムへ自動で同期できる
- プロは月額9,000円(税抜・最低10ID・最低利用期間1年)
- 項目を自由に追加して自社の管理方法に合わせられる
GENIEE SFA/CRMは、受注後の処理まで見据えた連携が特徴です。商談を成約にすると受注データが基幹システムへ流れ、売上計上や在庫引き当てまで自動でつなげられます。
商談の一覧に並ぶ標準の項目は、確度と売上見込み時期です。確度はA・B・Cのランクで、より細かく刻みたい場合や納入予定日を別に持ちたい場合は、項目を自分で追加して設計します。
実際に、契約や納入日の項目を足して受注確度を細かく設定し、案件管理に使っている利用者もいます。
ただしAPI連携が使えるのはプロ以上で、スタンダードでは利用できません。画面を英語で使う機能も同じくプロ以上で、日本語以外は英語のみです。
GENIEE SFA/CRMの料金プラン・価格
| プラン名 | 初期費用 | 月額(1ID) |
|---|---|---|
| スタンダード | ー | 3,450円(税抜) |
| プロ | ー | 9,000円(税抜) |
| エンタープライズ | ー | 12,000円(税抜) |
| プレミアム | ー | 32,000円(税抜) |
※ご契約は最低10IDから、最低利用期間は1年です。
製造業ユーザーの口コミ・評判
Agentforce Sales(旧Sales Cloud)
- 受注確度と受注予定日で商談を管理できる
- Enterpriseは月額21,000円(年間契約)
- Web APIはEnterprise以上で標準(Proは追加料金)
Agentforce Salesは、商談管理にAIエージェントを組み込んだCRMです。取引先と商談の管理はどのプランでも使え、受注確度はパーセンテージ、受注予定日は入力が必須の項目になっています。
プランごとに使える範囲が明確に分かれている点は確認が必要です。基幹システムとつなぐWeb APIはEnterpriseから標準で使え、Pro Suiteでは追加料金、Starter Suiteでは利用できません。高度な売上予測とパイプライン管理もEnterprise以上です。
表示言語はユーザーごとに選べるため、海外拠点を含む利用にも向きます。
Agentforce Salesの料金プラン・価格
| プラン名 | 初期費用 | 月額(1ユーザー) |
|---|---|---|
| Starter Suite | ー | 3,000円(月払いまたは年払い) |
| Pro Suite | ー | 12,000円(年間契約) |
| Enterprise | ー | 21,000円(年間契約) |
| Unlimited | ー | 42,000円(年間契約) |
| Agentforce 1 Sales | ー | 66,000円(年間契約) |
製造業ユーザーの口コミ・評判
Sansan
- 名刺をデータ化して全社で共有できる
- 料金は個別見積もり(Lite・Standard・Advancedの3プラン)
- 外国語名刺のデータ化は11言語に対応
Sansanは名刺のデータ化を起点に、顧客との接点を全社で見えるようにする製品です。個人の手元にとどまっていた人脈を組織で共有できるため、担当者の交代で接点が切れる状態を避けられます。
案件の進捗や次のアクションをまとめて確認する活動管理は、Standard以上のプランで使えます。入力する項目は業務に合わせて変えられます。
名刺データを外部システムへ渡す連携もオプションで用意されており、渡す先はSFA・CRM・MAツールです。
外国語の名刺は11言語のデータ化に対応します。海外拠点を持ち、現地で交換した名刺も含めて一元管理したい企業に向きます。
Sansanの料金プラン・価格
プランはLite・Standard・Advancedの3つで、金額は個別見積もりです。費用はプラン別のライセンス費用に加え、既存の名刺をデータ化する導入費用、運用支援の費用、スキャナの費用で構成されます。
製造業ユーザーの口コミ・評判
Zoho CRM
- 商談の確度をパーセンテージの数値で入力できる
- 初期費用0円・スタンダードは月額2,520円(税抜・月間契約)
- 同社の会計・在庫アプリと請求書や受注書を自動で同期できる
Zoho CRMは、商談の管理と請求・在庫の処理を同じシリーズの製品でまかなえます。案件情報には完了予定日と確度が標準で用意されており、確度はパーセンテージの数値で入力します。
連携は同社の会計・在庫アプリとの組み合わせが中心です。請求書や受注書を自動で同期し、取引先のページから出荷状況まで確認できます。
初期費用は0円で、3ユーザーまでの無料プランがあるほか、15日間の無料トライアルも利用できます。
向くのは、基幹システムとの連携より先に、営業が持つ顧客と案件の情報を集めるところから始めたいメーカーです。受発注や在庫の管理もこれから整えるなら、同社の会計・在庫アプリと合わせてまとめて導入する選び方もできます。
Zoho CRMの料金プラン・価格
| プラン名 | 初期費用 | 月額(1ユーザー) |
|---|---|---|
| スタンダード | 0円 | 2,520円(税抜・月間契約) |
| プロフェッショナル | 0円 | 4,960円(税抜・月間契約) |
| エンタープライズ | 0円 | 7,080円(税抜・月間契約) |
| アルティメット | 0円 | 9,200円(税抜・月間契約) |
※3ユーザーまでの無料プランもあります。
製造業ユーザーの口コミ・評判
Microsoft Dynamics 365
- 同社のERPと見積・受注・請求データを直接同期できる
- Sales Professionalは月額9,745円(税抜・年払い)
- 受注確度を0から100の数値で設定できる
Microsoft Dynamics 365は、基幹システムとの連携に強い製品です。同じ製品ファミリーのERPとの間で、取引先・商品・見積・受注・請求のデータを双方向にやり取りできます。
つなぐ相手のERPは規模に応じて2種類あり、中小企業向けの製品も対象です。中小企業向け製品とつないだ場合は、営業が見積を作りながら在庫の情報を参照できます。すでに同社の基幹製品を使っている企業なら、つなぎ込みに別の連携サービスは要りません。
案件管理では受注確度を0から100の数値で入力し、推定終了日を持たせられます。表示言語はユーザーごとに切り替えられます。ただしSales Professionalはカスタマイズと自動化が制限付きで、高度な営業支援機能は含まれません。
※Microsoft Relationship Salesは最低10シートからの契約です。
Microsoft Dynamics 365の料金プラン・価格
| プラン名 | 初期費用 | 月額(1ユーザー) |
|---|---|---|
| Sales Professional | ー | 9,745円(税抜・年払い) |
| Sales Enterprise | ー | 15,742円(税抜・年払い) |
| Sales Premium | ー | 22,488円(税抜・年払い) |
| Microsoft Relationship Sales | ー | ー |
製造業ユーザーの口コミ・評判
製造業向けCRMを活用するポイント
製品を決めたあと、実際に使い始める段階でつまずきやすい点があります。動かし始める前に決めておくと後戻りを避けられる3つを挙げます。
営業部門だけで始めず、顧客と接点のある部署を先に決める
最初に決めるのは、保守やサービス、開発のどこまでをアカウントの対象に含めるかです。ここを決めずに始めると、あとから対象を広げるたびに契約を組み直すことになります。
とはいえ全部署に一度に配ると費用が大きく膨らみます。まず顧客の情報が最も滞る部署を1つ足す、という広げ方であれば、効果を見ながら次を判断できます。
どの部署を足すかの手がかりは、営業が状況を知らないまま提案に行って困った場面が、どこで起きているかです。修理の履歴なのか、客先で聞いた要望なのかで、足すべき部署は変わります。
受注確度と予定日の入力ルールを先に決める
確度を何段階にするか、それぞれが何を指すのかを、使い始める前に決めます。基準がないまま始めると、担当者ごとに確度の付け方がずれ、一覧を見ても案件の状況が読めません。
予定日は、誰がいつ更新するかまで決めます。長い商談ほど日付は動くため、更新されない予定日が並ぶと一覧そのものが使われなくなります。
入力の精度を最初から求めすぎないことも大切です。感覚での見込みでも入力されているほうが、空欄よりは案件の動きを追えます。
基幹システムとの連携はどこまで自動化するかを先に決める
連携する範囲が広がるほど、必要なプランも費用も上がります。受注データを基幹側へ流すのか、顧客の情報だけそろえるのかを先に決めます。
範囲が決まらないまま見積もっても、その金額は当てになりません。まず顧客マスタの同期だけから始め、受注処理の自動化はあとから足すという順序も選べます。
誰が担当し、いつまでに何をつなぐのかを製品選定とあわせて決めておきましょう。
製造業向けCRMに関するよくある質問(FAQ)
事業部ごとに顧客情報が分かれている場合、どう整理すればよいですか?
最初に決めるのは、どの登録を正とするかの基準です。取引実績のある登録を残すのか、更新日の新しいものに寄せるのかを先に決めないと、統合の作業が進みません。基準を決めたうえで、名寄せの期間と統合後の登録ルールを導入計画に含めます。
受注まで年単位かかる案件も管理できますか?
できます。確認しておきたいのは確度の刻みと、日付を何種類持てるかです。確度はMicrosoft Dynamics 365が0から100の数値で刻め、日付はeセールスマネージャーが受注予定日と納品日を分けて持てます。標準の項目で足りなければ、項目を追加できる製品を選びます。
生産管理システムや基幹システムと連携できますか?
製品によって方式が異なります。Microsoft Dynamics 365は同社のERPと直接データをやり取りし、GENIEE SFA/CRMはAPIで受注データを同期します。kintoneは連携サービスを組み合わせる方式です。
生産設備とつなぐ連携サービスを選べるのはkintoneです。いずれの方式も利用できるプランが限られる製品があるため、連携を前提にするならそのプランの単価で費用を見ます。
海外拠点でも使えますか?
製品によって中身が異なります。kintoneは7言語、eセールスマネージャーは英語・中国語・韓国語に対応し、画面の表示言語をユーザーごとに選べます。Microsoft Dynamics 365とAgentforce Salesも同じ形です。
GENIEE SFA/CRMは英語のみで、プロ以上のプランが必要です。Sansanの11言語は外国語名刺のデータ化に関する対応で、画面の言語とは異なるためご注意ください。
製造業向けCRMを比較するならBOXIL
製造業でCRMを選ぶ際の要点は次の5つです。
- 事業部をまたいだ顧客の重複と、長期商談の取りこぼしが製造業では論点になりやすい
- 数量と価格を先に取り決める販売契約が取引の中心なら特化型のAgentforce Manufacturing、そうでなければ汎用型から要件で絞る
- 最低利用人数と、必要な機能がどのプランから使えるかを確認してから費用を比べる(kintoneは最小10ユーザー、GENIEE SFA/CRMは最低10ID)
- 受注確度の刻みと予定日の持ち方は製品ごとに違う。細かく刻むならMicrosoft Dynamics 365、納入予定日まで分けるならeセールスマネージャー
- 既存の基幹システムとの連携は範囲を先に決めると、必要なプランと費用が定まる。同社のERPと直接つなぐならMicrosoft Dynamics 365、受注データをAPIで流すならGENIEE SFA/CRM
気になる製品の資料は、BOXILでまとめて無料で請求できます。機能・料金の比較表もまとめてダウンロードできるので、ぜひご活用ください。

\ 【限定特典】Excelで編集できる比較表つき/
各社の強みと評判を凝縮し、企業規模や課題との相性をプロの視点で要約しました。
- 各サービスのおすすめポイント(機能・導入実績・サポート品質)と自社との相性
- BOXILに寄せられたリアルな口コミ(良かった点・気になった点)
- 月額・初期費用の目安を一覧で比較
