無料で使えるおすすめのFAQシステム3選!ツールの特徴と選ぶ際のポイントを解説!
人気FAQシステムの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。料金プランや機能、特徴など、FAQシステムを徹底比較する際にお役立てください。
目次を閉じる
FAQシステムとは
FAQシステムとは、よくある質問とその回答をデータベースに登録し、ユーザーが自分で検索して解決できるようにするシステムです。
問い合わせフォームやチャットボットとの連携や、ナレッジベースの作成や管理などの機能がついており、カスタマーサポートや社内コミュニケーションなどの業務を効率化する機能があります。
FAQとは?Q&Aとの違い・必要性や作り方・無料テンプレート
無料のFAQシステムを選ぶときのポイント
無料のFAQシステムを選定する際は、いくつかの基準が存在します。代表的な基準について解説します。
作成や更新が簡単にできるか確認する
FAQシステムを選ぶ際はFAQの作成や更新が簡単にできるか確認してください。FAQは常に最新の情報に保つ必要がありますが、無料版ではFAQの編集機能や更新回数が制限されています。
FAQの作成や更新に手間がかかると、ユーザーの満足度が低下する可能性があります。FAQの作成や更新が簡単にできるツールを選びましょう。
表示や検索が使いやすいか確認する
FAQシステムを選ぶ際はFAQの表示や検索が使いやすいか確認してください。FAQはユーザーの疑問や問題を解決するためのものですが、無料版ではFAQの表示や検索が使いにくいことがあります。
FAQの表示が見づらいと、ユーザーは読む気が無くなり、問い合わせ数の増加や顧客満足度の低下につながる可能性があります。FAQの検索結果が不十分だと、ユーザーは目的の情報を見つけられません。FAQの表示や検索が使いやすいツールを選びましょう。
無料で使えるおすすめのFAQシステム3選
FAQシステムの中で無料で使えるおすすめのツールを紹介します。無料の範囲でできることや機能制限などを解説しているのでFAQシステム選びの参考にしてみてください。
無料で利用できる機能と制限
Tayoriは、フォームやFAQ、アンケートの作成機能などを備えた統合型の顧客対応管理ツールです。FAQは、テキスト入力とドラッグ&ドロップだけで簡単に作成でき、専用ページだけでなく問い合わせフォームやチャットなどにも表示できます。
また、FAQの評価や分析も可能で、ユーザーの声やニーズを可視化できます。無料プランでは、フォームやFAQ、アンケートをそれぞれ1つずつ作成でき、管理者としてログインできるユーザーは1人までです。
無料プランでは次の機能に制限がかかる、または利用できません。
機能 | 制限 |
---|---|
フォーム数 | 1つまで |
FAQ数 | 1つまで |
アンケート数 | 1つまで |
ユーザー数 | 1人まで |
Google Analytics連携 | 利用できません |
Freshdesk - OrangeOne株式会社
無料で利用できる機能と制限
Freshdeskは、チケット管理やレポートなどの機能が利用できるFAQシステムです。ITチームは、社内のユーザーや顧客からの問い合わせ、要望に効率的に対応できます。
無料プランでは、メールやウェブフォームからのチケット作成、ナレッジベースなどの基本的な機能を利用できます。
無料プランでは次の機能に制限がかかる、または利用できません。
機能 | 制限 |
---|---|
エージェント数 | 10名まで |
レポートの保存 | 利用できません |
変更管理 | 利用できません |
phpMyFAQ ‐ 株式会社デージーネット
無料で利用できる機能と制限
phpMyFAQは、オープンソースのFAQシステムです。質問と回答を投稿し、承認すればFAQを公開できます。カテゴリーでFAQを分類したり、検索機能を利用したりできます。
自社に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして自社に合うのか検討してみましょう。
無料と有料の違いは?よくある機能制限と注意点
無料のFAQシステムでよくある機能の制限をまとめました。
コンテンツ量の制限
無料のFAQシステムは、有料版に比べてコンテンツ量に制限があります。例えば、FAQに登録できる質問の数や文字数、画像や動画の添付などが制限されている場合があります。
また、無料版ではFAQの更新や追加が頻繁にできない場合もあります。無料のFAQシステムを使う場合は、自社のニーズに応えられるだけのコンテンツ量が確保できるかどうかを確認しましょう。
アップデート頻度の制限
無料のFAQシステムでは、アップデート頻度が低い場合があります。例えば、FAQの機能や性能の改善や追加、バグの修正などが遅かったり、されなかったりなどです。これは、FAQの品質や効果が低下したり、ユーザーの満足度が下がったりする原因になります。有料版で提供されるアップデートを利用することで、最新の品質を維持できます。
サポート対応の制限
無料のFAQシステムを使う場合、サポート対応が限られます。例えば、電話やチャットでのサポートがない、メールでの返信が遅い、トラブルシューティングやベストプラクティスの提供がないなどの問題が発生する可能性があります。
無料版では自己解決が基本になるため、FAQシステムの導入や運用に不慣れな場合は、困難に直面することも考えられます。サポート対応が充実している有料版を選ぶことで、FAQシステムの活用における不安や障害を減らせます。
有料ツールを検討するべきケース
企業の状況やツールに求めていることによっては、無料ツールでは叶えられないケースが存在します。有料ツールを検討したほうがよいケースをまとめているので参考にしてみてください。
FAQの数や種類が多い場合
無料のFAQシステムでは、FAQの数や種類に応じて管理できる項目や属性に制限があります。例えば、FAQのカテゴリーやタグ、優先度や状態などを自由に設定したり、FAQ間の関連性や依存性を表現できない場合があります。
また、FAQの作成や更新にかかる時間や労力を計測したり、FAQの品質や効果を評価したりすることもできないことが多いです。無料版でFAQの数や種類が多い場合、FAQの一元管理や整理ができない可能性があることに注意する必要があります。
FAQの公開や共有を管理したい場合
無料のFAQシステムでは、FAQの公開や共有に関する管理機能がありません。例えば、FAQをWebサイトやアプリ、チャットボットなどに埋め込んだり、APIやRSSなどでの配信ができなかったりします。
また、FAQの公開範囲やアクセス権限を設定したり、FAQの閲覧や検索履歴を記録したりもできないことが多いです。無料版でFAQの公開や共有を管理したい場合、FAQの普及や活用に制約があることに注意する必要があります。
FAQの分析や改善をしたい場合
FAQシステムの無料版では、FAQの分析や改善に必要な機能が不足しています。例えば、FAQのアクセス数や評価数、フィードバックなどのデータを収集できない場合があります。
また、FAQの内容や順序を自動的に最適化する機能もありません。FAQの分析や改善に力を入れたい場合は、有料版を検討しましょう。
サービスを比較しましょう
自社に合うサービスを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして自社に合うのか検討してみましょう。