「FAQシステムを導入したいけれど、まずは無料で試したい」「自社の規模なら、無料ツールで十分なのではないか?」とお考えではありませんか。無料プランがあるように見えても、実際は期間限定のトライアルだけという製品もあります。
無料プランがあるクラウド型は多くありません。代表的な2製品の無料プランでできることや機能制限に加え、無料トライアルで試せる5製品、有料プランへ移行する判断基準まで順に整理しました。
【30秒でわかる無料のFAQシステムのポイント】
・クラウド型で無料プランがある代表的な製品は、NotionとTayori
・Notionは複数名で利用可能、TayoriはFAQ1つ・ユーザー1人まで
・AI応答や複数ユーザーでの運用が必要なら有料システムがおすすめ
有料ツール含むおすすめ製品や選び方、比較表は下記で紹介しています。こちらもご覧ください。
▶︎FAQシステム比較おすすめ26選 重視すべき機能と選び方、タイプ別比較表
FAQシステムには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
⇒
【料金・機能比較表つき】FAQシステムの資料をダウンロードする(無料)
\ 稟議や社内提案にも使える!/
※掲載料金は税区分の記載を含め、各社公式サイトの表記に基づいています。
無料で使えるFAQシステムは限られる
FAQシステムを無料で使う方法は、期限なく使える無料プランと、一定期間だけ有料プランの機能を試せる無料トライアルの2つが中心です。
フリーソフトやOSSという選択肢もありますが、こちらは社内の体制が整っていない企業にはおすすめできません。それぞれどのような製品があるのかを紹介します。
無料プランでFAQを作れるのはNotionとTayori
無料プランでFAQを作れるのは、NotionとTayoriが代表的です。NotionはFAQ専用ツールではないため、自分でページを作って質問と回答をまとめていく形になります。専用ツールで始めたい場合はTayoriが候補です。
まずは各製品のできること・できないことを並べて確認しましょう。
![]() | ![]() | |
|---|---|---|
| Notion | Tayori | |
| 無料の形態 | フリープラン | フリープラン |
| 無料枠(ユーザー数) | 複数名で利用可 人数上限の記載なし | 1人 |
| 無料枠(コンテンツ数) | 複数メンバー時はページ・ブロック数に制限 | FAQ・フォーム・アンケート各1つ |
| FAQ作成・公開 | ● ページを作って質問と回答を掲載 | ● 専用ページ・フォーム・チャット |
| AI応答 | × AI機能は体験版のみ | × |
| 外部公開 | ● Web公開ページ数は無制限 (編集に招ける外部ゲストは10名) | ● |
| 評価・分析 | × チャートは1個まで | ● |
| 無料トライアル | ー | 14日間 (有料プランを試用) |
| 有料プラン最安月額 | 1,650円/メンバー(税込) プラス | 3,800円(税抜) スタータープラン |
※凡例:●=無料で使える、×=無料では使えない、ー=公式サイトに記載なし。料金・無料枠は2026年7月時点の各社公式サイトの表記に基づきます。
Notionは汎用的な文書作成・情報共有ツールであり、社内向けのFAQをページとしてまとめる用途に向きます。作成したページはWebに公開できますが、FAQ専用ツールではないため、意図予測検索やFAQの評価・分析には対応していません。
TayoriはFAQ・フォーム・アンケートを1つずつ無料で運用できる統合型ツールで、小規模カスタマーサポートに向きます。ただしユーザーは1人までで、AIチャットボットやGoogle Analytics連携は利用できません。
無料トライアルのあるFAQシステム
有料プランの機能を一定期間だけ試せる無料トライアルを提供している製品もあります。トライアル期間は14日間から6か月間まで幅があり、試せる範囲も製品ごとに異なります。期間や機能、有料プランの料金を比較してみましょう。
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
|---|---|---|---|---|---|
| Zendesk | Agentforce Service | Video Questor | Admina AIヘルプデスク | ヘルプドッグ | |
| 無料の形態 | 無料トライアル | 無料トライアル | 無料トライアル | 無料トライアル | 無料トライアル 無料デモ |
| 試せる期間 | 14日間 | 30日間 | 30日間 | 14日間 機能制限なし | ー |
| 主な機能 | 複数チャネルの問い合わせ集約・FAQ・チケット管理 | 生成AIエージェントによる回答支援 | 動画の解析・要約・翻訳・質疑応答 | 社内問い合わせのAI自動応答・IT運用との統合 | FAQ・AIチャットボット・フォームの一体運用 |
| 向いている使い方 | 複数の問い合わせ窓口を1か所にまとめたい | 対応履歴をもとにAIで回答案を出したい | 動画マニュアルを検索できる形にしたい | 情報システム部門への定型問い合わせを減らしたい | FAQから問い合わせ受付までを1つで揃えたい |
| 有料プラン最安 | $19/エージェント/月 (税抜・年間契約時) | 21,000円/ユーザー/月〜 (年間契約) | 要問い合わせ | 個別見積り | 39,800円/月(税抜) +初期費用100,000円(税抜) |
※料金・トライアル期間は2026年7月時点の各社公式サイトの表記に基づきます。各製品の詳細は「無料トライアルを提供しているFAQシステム5選」で紹介しています。
フリーソフトやOSS(オープンソース)のFAQシステムをおすすめしない理由
FAQシステムを無料で探すと、phpMyFAQやQuestion2Answerなどのオープンソースソフトウェア(OSS)、あるいはUltimate FAQやAccordion FAQといったWordPressプラグインもよく紹介されます。
OSSは無料で柔軟にカスタマイズできる長所があります。たとえばphpMyFAQは2001年から無料で提供されており、質問と回答の投稿・承認公開、カテゴリー分類、検索、ユーザー・グループ権限設定に対応しています。
ただしOSSやWordPressプラグインは、サーバー構築・保守・セキュリティ対応を自社で担える体制が前提です。バグ修正やセキュリティパッチはユーザー側で適用する必要があり、日本語サポートは基本的にありません。
IT専任のいない中小企業には、体制面で不向きです。自社で運用体制を持てない場合は、クラウド型のNotionやTayoriが適しています。
「結局どの製品がいいのか選べない」といった方へ向けて、簡単な質問に答えるだけでおすすめ製品がわかる診断を用意しました。製品選びに迷っている方はぜひご活用ください。
無料で使えるFAQシステム かんたん診断
最大3つの質問で、自社が無料で使えるか、有料の検討が必要かがわかります。
無料と有料の違い|よくある機能制限と注意点
無料のFAQシステムでよくある機能制限をまとめました。無料プランと無料トライアルは別物で、無料プランは期限なく使えるかわりに機能や人数に上限があり、無料トライアルは一定期間だけ有料相当の機能を試せる仕組みです。
コンテンツ量の制限
無料のFAQシステムは、有料版に比べて登録できるFAQの数や文字数、画像や動画の添付などに制限があります。Notionはメンバー招待時にブロック数制限がかかり、TayoriはFAQ1つまでです。
また、無料版ではFAQの更新や追加が頻繁にできない場合もあります。自社のニーズに応えられるだけのコンテンツ量が確保できるかを事前に確認しましょう。
AI応答・高度な検索の制限
無料版ではAIによる自動応答や意図予測検索は使えないのが一般的です。NotionのAI機能や、TayoriのAIチャットボット機能は体験版のみで、無料プランでは利用できません。
ユーザーが自然な質問文で検索したい場合や、問い合わせ内容から関連FAQを自動提示したい場合は、有料プランやトライアル対象の製品を検討する必要があります。
サポート・アップデート対応の制限
無料のFAQシステムは、基本的に「自己解決」が前提です。電話やチャットでの即時サポートは受けられず、マニュアルやコミュニティフォーラムを自力で調べて設定を進める必要があります。
そのため、ITツールの導入に不慣れな担当者や、手厚い伴走支援を求める企業には、最初からサポートが充実した有料プランをおすすめします。
また、機能や性能の改善・追加、バグ修正のアップデート頻度が低い場合もあります。サポート対応が充実している有料版を選ぶことで、活用における不安や障害を減らせるでしょう。
FAQシステム全体の費用相場や有料プランの料金水準は、以下の関連記事で詳しく解説しています。
無料のFAQシステムを選ぶときのポイント
無料のFAQシステムを選ぶ際にまず確認すべきは、無料で使えるFAQ数・ユーザー数の範囲で足りるかです。この固定軸を押さえたうえで、次の3点を確認しましょう。
検索性・AI応答が必要か
FAQはユーザーが目的の回答にたどり着けなければ意味がありません。無料版はキーワード一致の基本検索が中心で、自然言語処理や意図予測検索は有料が中心です。ユーザーが技術に詳しくない、または問い合わせが多岐にわたる場合は検索精度が重要になります。
無料の2製品でいえば、Notionは自分で作成したページの中から探す形になります。TayoriはAI検索機能がフリープランの対象外です。AI応答はどちらの無料枠でも使えないため、必要なら無料トライアルのある製品を検討しましょう。
必要な場所にFAQを公開できるか
FAQをどこに表示するかで選ぶツールが変わります。自社サイトへの埋め込み、問い合わせフォームやチャットへの連携、API経由での配信など、公開範囲の広さは製品ごとに差があります。
Notionは外部ゲスト10名まで・notion.siteドメイン1個の範囲で公開でき、Tayoriは専用ページ・フォーム・チャットへの表示に対応します。想定する読者と公開場所を先に決めておくと選びやすいでしょう。
作成や更新が簡単にできるか
FAQは常に最新の情報に保つ必要がありますが、無料版ではFAQの編集機能や更新回数が制限されている場合があります。テキスト入力やドラッグ&ドロップで簡単に作れるか、テンプレートが用意されているかを確認しましょう。
Notionは用意されたひな形からページを作成でき、Tayoriはテキスト入力とドラッグ&ドロップでFAQを作成できます。更新に手間がかかると内容が古びてユーザーの満足度が下がるため、1人でも運用が回る操作性かを確かめておきましょう。
無料で使えるFAQシステム2選
無料プランで使えるFAQシステムのうち、実務で採用しやすい2製品を紹介します。無料の範囲でできることや機能制限を解説しているので、FAQシステム選びの参考にしてください。
Notion
- 無料枠は個人利用ならページ・ブロック数が無制限
- ひな形を使って社内FAQのページを作成
- 複数メンバーで使う場合はページ・ブロック数に制限
Notionは、文書の作成・整理・共同編集をまとめて行える汎用ツールです。FAQシステムとして提供されている製品ではないため、FAQの評価・分析やAI応答といった専用機能はありません。
それでも社内向けのナレッジ共有をFAQとして整えたい場合には、無料で始められる選択肢になります。
作成したページはWebに公開でき、公開ページ数に上限はありません。ただし複数メンバーで運用する場合はページ・ブロック数に制限がかかります。検索精度やFAQの分析まで求める場合は専用ツールが向くため、社内ナレッジの整理から始める使い方が現実的でしょう。
無料プランでは次の機能に制限がある、または利用できません。
| 項目 | 制限内容 |
|---|---|
| FAQ数・ユーザー数 | 個人利用は無制限/2名以上の場合はページ・ブロック数制限あり |
| 機能制限 | Notion AIは体験版のみ/フォームは基本機能のみ/チャートは1個まで |
| サポート | コミュニティフォーラム(メールサポートは有料) |
| その他 | 外部ゲスト10名まで/ページ履歴7日/ファイルアップロード5MB上限 |
Tayori
- 無料枠はFAQ・フォーム・アンケート各1つ/ユーザー1人まで
- テキスト入力とドラッグ&ドロップでFAQを作成
- FAQの評価・分析でユーザーの声やニーズを可視化
Tayoriは、フォームやFAQ、アンケートの作成機能を備えた統合型の顧客対応管理ツールです。作成したFAQは専用ページだけでなく、問い合わせフォームやチャットにも表示できます。
管理者としてログインできるユーザーは1人までのため、1人で問い合わせ対応を回している個人事業主や小規模チームに向きます。複数人で分担する体制になった場合は、有料プランへ移行しましょう。
無料プランでは次の機能に制限がある、または利用できません。
| 項目 | 制限内容 |
|---|---|
| FAQ数・ユーザー数 | FAQ・フォーム・アンケート各1つまで/ユーザー1人まで |
| 機能制限 | AIチャットボット・有人チャット・Google Analytics連携は利用不可 |
| サポート | メールでの問い合わせ(電話・チャットサポートは有料) |
| その他 | Tayoriクレジット表示あり/公開URL設定は有料 |
無料トライアルを提供しているFAQシステム5選
有料相当の機能を期間限定で試したい場合は、無料トライアルを提供している製品を活用しましょう。無料トライアルや無料デモを提供している5製品を、トライアル期間と有料プランの料金水準とあわせて紹介します。
Zendesk
- 無料トライアルは14日間
- 複数チャネルの問い合わせとFAQ・チケット管理を1つに統合
- 有料はSupport Team $19/エージェント/月(税抜・年間契約時)から
Zendeskは、マルチチャネル対応の顧客サービスプラットフォームです。メールやチャットなど複数の窓口から届く問い合わせを1か所に集約し、FAQで自己解決を促しながら、解決しなかった分だけを担当者が対応する形に整えられます。
問い合わせ窓口が複数に分かれて全体像がつかめない場合や、対応履歴が担当者ごとに散らばっている状態なら、14日間のトライアルで統合後の運用を試す価値があります。エージェント単位の課金のため、対応する担当者の人数が費用に直結する点は事前に確認しておきましょう。
FAQの作成が下書きから本番反映までスピーディに行えるため、緊急時に素早く対応できるようになり、非常に助かっています。
Agentforce Service(旧Service Cloud)
- 無料トライアルは30日間
- 生成AIエージェントが問い合わせ対応を支援
- 有料はAIを搭載したEnterpriseプランで1ユーザー21,000円/月〜(年間契約)
Agentforce Serviceは、生成AIエージェントを統合した顧客サービスCRMです。過去の対応履歴や顧客情報をもとにAIが回答案を示すため、FAQの整備と問い合わせ対応を同じ基盤の上で進められます。
トライアル期間は30日間と長めで、実際の問い合わせを流しながら精度を見極めやすいのが利点です。AIエージェントのAgentforceを使うには、Service Cloud(Enterprise Edition以上)を土台に会話1件ごと240円〜の費用が加わります。
無料で使い続ける用途には向きません。
Video Questor
- 無料トライアルは30日間
- 動画を生成AIで解析・要約・翻訳し、質疑応答に活用
- 料金はユーザー数別の2プランで要問い合わせ
Video Questorは、動画コンテンツを生成AIで解析・要約・翻訳・質疑応答できるFAQ支援サービスです。テキストのFAQを一から書き起こすのではなく、すでにある動画マニュアルや研修動画に質問して答えを得られる形に変えられます。
操作手順を動画で残しているものの、必要な場面を探すのに時間がかかっている組織に向きます。翻訳に対応するため、外国籍のスタッフが多い現場でも使えるでしょう。料金は問い合わせが必要なため、30日間のトライアルとあわせて見積もりを取ることがおすすめです。
Admina AIヘルプデスク
- 無料トライアルは14日間・機能制限なし
- 営業窓口を通さずに試用を開始
- 社内問い合わせをAIで自動応答し、IT運用と統合
Admina AIヘルプデスクは、社内からの問い合わせをAIで自動応答し、IT運用と統合できるヘルプデスクツールです。アカウント発行やパスワード再設定といった情報システム部門への定型的な問い合わせを、FAQとAIの応答で吸収する使い方に向きます。
トライアルは14日間で機能制限がなく、営業窓口を通さずに始められるため、まず試したい担当者でも動かしやすいでしょう。
AIヘルプデスク機能の料金は個別の見積もりです。土台となるSaaS管理のAdminaは50IDまで無料で、51ID以上は1IDあたり月額300円で利用できます。
ヘルプドッグ
- 無料トライアル・無料デモあり(期間は要問い合わせ)
- 全プランに毎月1,000会話分の生成AIチャットボットを含む
- 有料はEntryプラン39,800円/月(税抜)+初期費用100,000円(税抜)
ヘルプドッグは、FAQ・AIチャットボット・フォームを一体化したヘルプデスクツールです。FAQを整えるだけでなく、答えにたどり着けなかったユーザーをチャットボットとフォームで受け止める導線まで、1つのツールで用意できます。
生成AIチャットボットは全プランに毎月1,000会話分が含まれており、有料契約のなかで使う枠です。初期費用100,000円(税抜)とEntryプランの月額39,800円(税抜)が必要なため、無料の範囲だけで運用を完結できる製品ではありません。
まずは無料トライアルやデモで、自社の問い合わせ内容に合うかを確かめる形になります。
無料・無料トライアルを使う前の注意点
無料や無料トライアルでFAQシステムを試す前に、次の3点を確認しておきましょう。
1つ目はデータのエクスポート可否です。無料プランで蓄積したFAQを、後から別のツールに移せるかを事前に確認しておくと、乗り換え時に困りません。
2つ目はトライアル終了後の課金ルールです。トライアル期間が終わると自動的に有料プランへ切り替わるサービスと、いったん停止して選び直せるサービスがあります。契約前に必ず確認しましょう。
3つ目はサポート範囲です。無料プランでは電話・チャットサポートを受けられない製品が多く、自己解決が基本になります。導入・運用に不安がある場合は、有料プランやトライアル対象製品を選ぶと安心です。
有料プランを検討するべきケース
企業の状況やツールに求めていることによっては、無料ツールでは対応できない場合があります。有料プランを検討したほうがよいケースを、3つのトリガーで整理しました。
FAQ数・ユーザー数の上限に達した場合
無料のFAQシステムは、FAQ数・ユーザー数に厳しい上限があります。たとえばNotionは複数人で共有する場合にブロック数(コンテンツ量)の制限がかかるため、社内の情報共有の場として本格的に使い始めると、すぐに上限に達してしまいます。
Tayoriの無料プランも「FAQ1つ・ユーザー1人まで」のため、複数人でのチーム運用には対応できません。
また、カテゴリーやタグ、優先度や状態などの管理項目を自由に設定したり、FAQ間の関連性を表現したりできない場合もあります。FAQの数や種類が増えて一元管理が難しくなったら、有料への移行を検討しましょう。
AI応答・高度な検索・公開管理の機能が必要な場合
無料版では、AIによる意図予測検索、APIやRSSでのFAQ配信、Webサイトやアプリ・チャットボットへの埋め込みなどが制限されます。FAQの公開範囲やアクセス権限を細かく設定したい、閲覧・検索履歴を記録したいといった場合も、有料が中心です。
また、FAQのアクセス数や評価数、フィードバックなどのデータを収集・分析したい場合も、有料版で提供されるダッシュボードが必要になります。FAQの普及や活用に本気で取り組むなら、有料版を検討しましょう。
データ保存期間・セキュリティを強化したい場合
無料版はページ履歴の保存期間が短い、監査ログや権限管理が用意されていないなど、データ保存やセキュリティに制約があります。たとえばNotionのフリープランではページ履歴が7日、Tayoriには詳細な監査ログの機能がありません。
顧客情報や社内機密を扱う場合、IP制限やSSO、権限管理は必須になります。データ保存期間の延長やセキュリティ強化が必要な場合は、有料プランへの移行を検討しましょう。
無料のFAQシステムについてよくある質問(FAQ)
無料のFAQシステムと無料トライアルの違いは?
無料プランは期限なく使えるかわりに機能や人数に上限がある仕組みで、NotionやTayoriが該当します。無料トライアルは一定期間だけ有料相当の機能を試せる仕組みで、ZendeskやAgentforce Serviceが提供しています。
長く使うなら無料プラン、機能をしっかり試すなら無料トライアルがおすすめです。
完全無料で使えるFAQシステムはありますか?
クラウド型で無料プランがある代表的な製品はNotionとTayoriです。ほかにphpMyFAQなどのオープンソースソフトウェアも完全無料で使えますが、サーバー構築・保守・セキュリティ対応を自社で担う必要があります。
無料のFAQシステムでどこまでできますか?
Notionなら個人利用は無制限で、ひな形を使って社内FAQのページを作れます。TayoriはFAQ1つ・ユーザー1人までの範囲で、質問と回答の作成・専用ページ表示・簡易な評価分析までできます。AI応答や複数ユーザーでの運用は有料が中心です。
個人事業主・中小企業でも使えますか?
社内ドキュメント・ナレッジ管理も兼ねたい中小企業ならNotion、個人事業主で1人運用ならTayoriが向きます。従業員規模が10名を超え、複数担当者でFAQを運用する場合は、Notionの有料プランや無料トライアル対象の製品を検討しましょう。
中小企業向けのFAQシステムは下記で紹介しています。
AI応答やチャットボット機能は無料で使えますか?
NotionのAI機能は体験版のみで、継続して使うには有料プランが必要です。TayoriのAIチャットボットも無料プランでは利用できず、有料プランでの提供です。
AI機能を無料で試したい場合は、Admina AIヘルプデスク(14日間)やAgentforce Service(30日間)などのトライアルを活用しましょう。
まとめ|自社に合うFAQシステムを比較する
FAQシステムを無料で使うなら、社内ドキュメントと兼ねるならNotion、1人運用ならTayori、期間限定で有料機能を試したいなら無料トライアルという3つの選択肢があります。
ただし無料枠には、FAQ数やユーザー数の上限、AI応答が使えないといった制限があります。運用する人数が増えたり問い合わせ内容が多岐にわたったりする段階になったら、有料プランやトライアル対象の製品も候補に入れて比較しましょう。
各社の無料枠や有料プランの条件は、公式サイトの表記だけでは横並びで比べにくい部分もあります。BOXILでは複数サービスの資料をまとめて無料でダウンロードできるため、料金・機能・サポート範囲を1つの基準で見比べられます。
気になるサービスの資料を取り寄せて、自社の問い合わせ対応に合うかを検討してみてください。
\ 失敗しないシステム導入のために! /







