IVR(自動音声応答システム)には多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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IVR(自動音声応答システム)のクラウド型とオンプレミス型の違い
IVRは、クラウド型とオンプレミス型の2パターンで提供されています。
| 導入形態 | 初期費用 | 月額費用 | 適した企業 |
|---|---|---|---|
| クラウド型 | 0円~数十万円 | 数千円~数万円 | 中小企業、迅速な導入を希望する企業 |
| オンプレミス型 | 数十万円~数千万円 | 数万円~数十万円 | 大企業、高いセキュリティを求める企業 |
クラウド型IVR
は初期費用が無料なものもあれば、数十万円程度で提供されているものもあります。月額費用は最低限の場合、数千円~数万円で利用できるため、コストを抑えて迅速に導入したい企業
におすすめです。一方、オンプレミス型のIVRは初期費用が高額ですが、カスタマイズの自由度が高く、厳格なセキュリティが求められる大企業や金融機関に適しています。
本記事では、採用する企業が増えているクラウド型IVRの費用を中心に詳しく解説します。
クラウド型IVR(自動音声応答システム)の2つのタイプ
クラウド型IVRには「通常クラウド型」のほかに、「音声認識・AI型」があります。それぞれの特徴は次のとおりです。
| タイプ | おすすめの企業 | 主なサービス |
|---|---|---|
| 通常クラウド型IVR インターネット経由で利用する最も主流なタイプ |
中小企業、迅速な導入を求める企業 | ・IVRy ・コールナビゲーター ・DXでんわ |
| 音声認識・AI型IVR AI技術で自然な会話対応を実現するタイプ。ボイスボットとも呼ばれる |
大規模コールセンター、DX推進企業 | ・AIコンシェルジュ ・AI Worker VoiceAgent |
クラウド型IVRにかかる費用内訳
IVRを導入する際には、主に次の3つが費用としてかかります。
- 初期費用
- 月額費用
- オプション・その他費用
初期費用
アカウント発行やシステムの基本的なセットアップにかかる費用です。クラウド型や音声認識・AI型ともに、初期費用が無料のサービスが存在します。
月額費用
月額費用はシステムを使用するための月々の基本料金に加えて、アカウント数や回線数、着信件数、通話・転送料などによる従量課金が一般的です。
オプション・その他費用
基本的な機能に加えて、オプション機能を追加したり、他のシステムと連携させたりする場合にかかる費用です。たとえば、外部システム連携や高度な音声機能、SMS送信費、番号追加の際に追加費用としてかかるケースがあります。
また、システム移行代行費や導入支援費などの有償サポートを受ける場合は、それらの費用が別途発生します。
クラウド型IVR(自動音声応答システム)30製品の費用調査結果
BOXILでは、主要なクラウド型IVRの初期費用と月額料金を調査し、各タイプごとに料金相場を算出しました。調査では各製品の最安プランをもとに算出し、通話費・転送費などの各通信費が従量課金の場合は計算から除外しています。
通常クラウド型IVRの相場は初期費用10,000円~50,000円、月額3,000円~10,000円
通常クラウド型IVRの初期費用の相場は10,000円~50,000円程度でした。なお、5/20製品は初期費用無料と、手軽にはじめやすいのも通常クラウド型IVRの特徴といえます。
月額料金は3,000円~8,000円程度が相場です。なお、大規模対応や高機能搭載の場合は月100,000円~150,000円が月額最低ラインとなる製品もあります。
本調査の相場は各製品の最安プランをもとに算出しています。そのため、実際の料金は各ツールのプラン内容や提供される機能、アカウント数、通信費などによって異なります。導入を検討する際には見積もりを依頼しましょう。
| サービス名 | 初期費用(税抜) | 月額料金(税抜) |
|---|---|---|
| fondesk IVR | 0円 | 2,980円~ |
| MiiTel Phone | 0円 | 5,980円/ID~ |
| トビラフォン Cloud | 30,000円~ | 3,000円~ |
| アイブリー | 0円 | 0円~ |
| DXでんわ | 0円 | 2,980円~ |
| DHKクラウド | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| Zendesk | 要問い合わせ | 19ドル/エージェント~ |
| Comdesk Lead | 要問い合わせ | 6,000円/ID~ |
| Smart desk W | 0円 | 8,000円~ |
| ソクコム | 要問い合わせ | 1,480円/ユーザー~ |
| 電話放送局の自動受付IVR | 300,000円~ | 150,000円~ |
| GoodLine | 10,000円~ | 6,000円~ |
| telmee | 要問い合わせ | 48,000円~ |
| VoiceX | 30,000円~ | ~890円/ユーザー |
| UPSELL CLOUD | 要問い合わせ | 5,800円/ユーザー~ |
| @nyplace | 要問い合わせ | 100,000円/5席~(1席20,000円) |
| コールナビゲーター | 0円 | 2,480円~ |
| CallCall-IVR (コールコール) | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| CT-e1/SaaS | 300,000円~ | 外線ライセンス 5,000円/席、シートライセンス 5,000円/席、管理者ライセンス 5,000円/席 |
| MediaVoice | 50,000円~ | 10,000円~ |
音声認識・AI型IVRの相場は初期費用0円、月額100,000円~150,000円
音声認識・AI型IVRの相場は、初期費用0円、月額100,000円~150,000円程度です。月額500円~のミライAI、月額2,980円~のAItelefonistaなど低価格製品も見受けられます。ただし、音声認識・AI型IVRの多くは公式サイトに料金が公開されておらず、問い合わせが必要です。
本調査の相場は各製品の最安プランをもとに算出しています。そのため、実際の料金は各ツールのプラン内容や提供される機能、アカウント数、通信費などによって異なります。導入を検討する際には見積もりを依頼しましょう。
| サービス名 | 初期費用(税抜) | 月額料金(税抜) |
|---|---|---|
| HelloX | 要問い合わせ | 100,000円~ |
| ekubot VoiceLITE | 0円 | 20,000円~ |
| ミライAI | 0円 | 500円~ |
| DHK CANVAS | 200,000円~ | 150,000円~ |
| AItelefonista | 要問い合わせ | 2,980円~ |
| LINE WORKS AiCall | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| NICE CXone | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| AIコンシェルジュ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| PKSHA VoiceAgent | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
| AI Worker VoiceAgent | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
費用対効果が高いIVR(自動音声応答システム)19選
IVR(自動音声応答システム)の中でも費用対効果が高いおすすめのツールを紹介します。
各ツールの特徴や詳しい料金プランなどを解説しているので、IVR(自動音声応答システム)選びの参考にしてみてください。
fondesk IVR
fondesk IVR は、直感的な操作と使いやすさが特徴の電話自動応答サービスです。問い合わせ内容を自動音声で振り分け、必要な場合のみオペレーターに接続することで、対応の手間を減らし、コスト削減につながります。
着信通知や録音データの文字起こしが受け取り可能なため、対応漏れを防ぎ、業務の改善にも役立ちます。営業時間外の自動応答や、問い合わせ内容に応じた振り分け設定も可能で、柔軟に運用できるのが特徴です。料金面では複雑なオプションもなく、初期費用や解約手数料もかからないため、コスト効率の高さが際立ちます。
fondesk IVRの料金プラン・価格
- 初期費用:0円
- 月額費用:2,980円(税抜)
MiiTel Phone
MiiTel PhoneはIP電話と録音・文字起こし・音声解析が統合されたスマート電話です。通話分析で話速や沈黙を可視化し、オペレーターの対応改善を促進します。
録音とCRMが自動連携し、顧客対応を一元管理。商談内容を振り返りやすくし、営業者が創造的な業務に専念できます。音声データは教育やサービス開発に活用可能で、事業成長をサポートします。
MiiTel Phoneの料金プラン・価格
| 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|
| 0円 | 5,980円/ID |
トビラフォン Cloud
トビラフォン Cloud は、スマートフォンに専用アプリを入れるだけで、複数の電話番号を一元管理できるクラウドPBXです。050や市外局番、フリーダイヤルなどを管理できるほか、kintoneといった外部ツールと連携できます。
自動音声アナウンスを組み込んだコールフローを生成でき、要件に合った担当に電話を転送したり、スケジュールに沿ってアナウンス内容を自動変更したりが可能です。自動ラベリング機能では、従来手動で行っていたタグ付け作業を自動化することで、オペレーターの作業負担を大幅に軽減できます。
トビラフォン Cloudの料金プラン・価格
- 初期費用:33,000円(税込)
- 月額費用:3,300円〜(税込)
アイブリー
アイブリーは幅広い電話対応機能を提供しています。着信フローの柔軟な設定や自動対応、担当者への取り次ぎ、多言語対応などが特長です。AI読み上げテキストで外国人対応も可能です。
SMSでの自動送信や地図を活用した道案内も実現できます。複数転送機能を利用して柔軟な受付体制を構築できます。人件費を節約しつつ、重要な電話を逃さず処理したい企業におすすめです。
アイブリーの料金プラン・価格
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| ベーシック | 要問い合わせ | 3,000円 |
| プラス | 要問い合わせ | 5,000円 |
| エンタープライズ | 要問い合わせ | 要問い合わせ |
Smart desk W
Smart desk Wは、IVRと受電代行を組み合わせ、電話受付を代行する電話DXサービスです。IVRにより要件ごとに電話を振り分け、対応の必要な受電のみオペレーターにつないだり、転送したりできるため電話受付にかかる人件費を抑えた運用が可能です。
対応内容はリアルタイムに連携されるほか、時間帯着信やIVRルートの内容のレポート化もできます。
Smart desk Wの料金プラン・価格
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| ミニマムプラン | 0円 | 8,800円(税込) |
| ライトプラン | 0円 | 16,500円(税込) |
| スタンダードプラン | 0円 | 44,000円(税込) |
| バリュープラン | 0円 | 88,000円(税込) |
ekubot VoiceLITE
ekubot VoiceLITEは音声認識、音声合成、AIを駆使して電話によるお問い合わせに自動応答するプロダクトです。繁忙時や受付業務に対応するテンプレートがあり、小規模で容易に導入可能です。
シンプルな操作画面で企業が設定作業を自主管理でき、ボットシナリオやレポートのメンテナンスも可能です。設定や運用が手間なく利用したい場合、設定代行や運用代行も提供されています。
ekubot VoiceLITEの料金プラン・価格
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| テストプラン | 0円 | 0円 |
| スタンダードプラン | 0円 | 20,000円〜 |
DXでんわ
DXでんわの導入により、代表電話の取り次ぎゼロ、不要な営業電話の受電ゼロ、取り次ぎミスによるヒューマンエラーゼロを実現します。業務の効率化が可能で、電話応対がより迅速かつ正確に行え、受電内容に応じて担当者へ自動振り分けされます。
電話の自動応答システムを利用して業務効率を向上させましょう。
DXでんわの料金プラン・価格
| プラン | 初期費用 | 月額料金(税抜) |
|---|---|---|
| セルフプラン | 0円 | 2,980円 |
| ライトプラン | 0円 | 10,000円 |
| スタンダードプラン | 0円 | 30,000円 |
| プレミアムプラン | 0円 | 50,000円 |
DHKクラウド
DHKクラウドは、IVRで電話受付や架電業務を自動化します。24時間365日無人コールセンターであふれ呼対策や営業外受付、振り分けも可能です。
ノーコード型の簡単な設定で、オートコールやAPI、SMS連携も可能です。同時着信は300回線以上に対応しており、大量コールが発生する企業に適しています。
DHKクラウドの料金プラン・価格
要問い合わせ
ソクコム
ソクコムは高いカスタマイズ性があり、Web上で専用管理画面を操作できます。電話番号の追加や利用人数変更など、柔軟な設定が可能です。PCとインターネット環境があれば、03や0120、050番号でどこでも発着信ができ、リモートワークにも適しています。
通話料や発着信履歴の確認もユーザー管理画面から簡単に行えます。必要な機能だけを選択し、企業ごとに最適なプランをカスタマイズ可能です。多様な機能で柔軟にプラン提案ができます。
ソクコムの料金プラン・価格
| 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|
| 0円 | 5,460円 |
上記+従量料金(通話料金、SMS送信料金など)
【月額料金の内訳】
- ユーザー料金:1,480円
- チャンネル料金:2,000円
- 電話番号料金:500円
- フリーダイヤル料金:1,480円
Zendesk
Zendeskは、電話やWebサイト、メールなどからの問い合わせを一元管理できるカスタマーサービスプラットフォームです。
1つの管理画面で複数チャネルにおける問い合わせ管理を行え、対応状況を見える化したり、問い合わせごとに担当を設定したりできるため、対応漏れを防止できます。IVRシステムを備え、電話転送、録音音声による問い合わせ対応などが可能です。
Zendeskの料金プラン・価格
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| Zendesk Suiteプラン | 要問い合わせ | $19~/ユーザー |
| Zendesk Sellプラン | 要問い合わせ | $55~/ユーザー |
NICE CXone
NICE CXoneはコンタクトセンター向けの包括的なクラウドサービスです。電話回線、PBX/IVR、ソフトフォンなど、多彩な機能を提供しています。電話番号の提供や在宅利用が可能で、オムニチャネル対応で顧客に柔軟なサービス提供ができます。
デジタルセルフサービスや優れた連携機能も備え、完全従量課金体系で柔軟な利用が可能です。機能の段階的な利用もサポートしています。
NICE CXoneの料金プラン・価格
要問い合わせ
Comdesk Lead
Comdesk Leadは、モバイル回線連動のCTIが特長です。モバイル回線を活用して通話コストを抑え、アプローチの効率向上が可能です。専用機材や回線工事不要で、リモートワークに最適です。通話料の定額化でコスト削減が期待できます。
多様なチャネルからのコミュニケーションが可能で、オートコールやクリックコールで効果的なアプローチができます。録音機能やAIによるログテキスト化、CRMとの連携により、活動履歴を自動生成します。チーム全体で対応品質の向上が期待されます。
Comdesk Leadの料金プラン・価格
| 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|
| 要問い合わせ | 6,000円〜/ID |
自動受付IVR
電話放送局の自動受付IVRは低コストで導入できる自動音声応答サービスです。コールセンターのニーズに合わせた自動化計画を提案し、それぞれの企業にあった業務最適化、働き方改革を実現します。
データセンターを複数拠点運用し、年間4,000万件以上※の処理件数がある、高パフォーマンスのサービスです。
※出典:電話放送局「 自動受付IVR|IVR(自動音声応答サービス)の株式会社電話放送局 」(2025年12月3日閲覧)
電話放送局の自動受付IVRの料金プラン・価格
| 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|
| 300,000円〜 | 150,000円〜 |
GoodLine
GoodLineは、スマートフォンの内線化に加え、IVRや通話分析、クラウド電話帳などに標準対応しているクラウド型PBXです。使用するアプリや電話機を限定していないため、端末との相性による不具合を避けられ、安定した通話を実現しています。
顧客管理システムとの連携により、着信時の顧客情報ポップアップやクリック発信に対応できるほか、SlackやChatworkと連携すれば、社内コミュニケーションツールへの通知も可能です。
GoodLineの料金プラン・価格
| プラン | 初期費用 | 月額料金 |
|---|---|---|
| SOHOプラン(2内線) | 20,000円 | 3,000円 |
| 通常プラン(3内線〜) | 10,000円~/内線(上限50,000円) | 基本料5,000円+1,000円/内線 |
| 20内線パックプラン | 50,000円 | 20,000円 |
| 40内線パックプラン | 50,000円 | 35,000円 |
| 60内線パックプラン | 要問い合わせ | 55,000円 |
| 80内線パックプラン | 要問い合わせ | 75,000円 |
TeleForce
TeleForce は、AI技術を搭載した自動音声応答(IVR)サービスです。AI要約機能によりお客様との会話や留守番電話の内容を自動で要約し、時間をかけずに必要な内容だけを確認できます。
会話内容や留守番電話の内容を各種チャットツールに即時通知する機能も備えており、電話に出られない状況でも電話内容を確認することが可能です。また、着信IVRでは24時間365日の自動対応が可能で、営業時間内外で異なるIVR設定を行えるため、お客様を自己解決へと導きオペレーションコストの削減につながります。
TeleForceの料金プラン・価格
要問い合わせ
LINE WORKS AiCall
LINE WORKS AiCallは、問い合わせ内容をAIが事前に聞き取り、用件に合わせて適切な対応方法に振り分ける自動音声応答システムです。よくある質問は、登録済みのFAQから自動で音声回答します。
必要に応じて、SMSで案内文やURLを送信したり、事前に聞き取った内容をそのまま担当者へ引き継いだりできます。CRMやPBX、CTIシステムとの連携も可能です。話し方の調整や不要な言葉の自動排除など、実務に役立つ細かな機能も備えています。
LINE WORKS AiCallの料金プラン・価格
要問い合わせ
HelloX
HelloX は、AIを活用してカスタマーサポート業務を自動化するサービスです。お客様からの電話対応をAIが代行するだけでなく、その後に発生する事務処理業務までワンストップで自動化することが可能です。
AIが会話データに基づき、連携した既存のデータソースを即時に更新します。コールルーティングや予約受付、決済、アカウント管理などのタスクも自動化可能です。また、督促業務などのアウトバウンド施策もAIで実行し、人員を増やさずに呼量を最大化できるサービスです。
HelloXの料金プラン・価格
| プラン | 初期費用 | 月額料金(税抜) |
|---|---|---|
| トライアルプラン | 要問い合わせ | 100,000円 |
| 標準プラン | 要問い合わせ | 500,000円 |
| 大規模プラン | 要問い合わせ | 1,000,000円 |
| 超大規模プラン | 要問い合わせ | 2,500,000円 |
生成AIコンタクトセンター「HARMONY」
生成AIコンタクトセンター「HARMONY」 は、Amazon Connectのソフトフォンを拡張し、生成AI機能を搭載したシステムです。AI機能が会話の文字起こしや要約、顧客情報の自動入力を実行して、オペレーターのACWを大幅に短縮できます。
Amazon Connect標準の問合せ転送機能やクイック接続に対応しており、複雑な問合せもスムーズに引き継げます。音声自動応答(IVR)や着信呼自動分配(ACD)などのCTI基本機能も搭載したサービスです。
生成AIコンタクトセンター「HARMONY」の料金プラン・価格
| 初期費用 | 料金 |
|---|---|
| 100,000円/AWS 1インスタンスあたり | 5,000円/ユーザー |
ミライAI
ミライAI は、AIと音声認識を活用し、電話の取り次ぎや折り返し対応を自動化するサービスです。専用アプリで外出先やテレワーク中でも会社の電話に対応でき、アプリをインストールしている社員同士は無料で内線通話が可能です。
ノーコードで会話フローを自由にカスタマイズするシナリオ作成ができ、業務内容に合わせた分岐設定ができます。また、ChatGPT連携によるFAQへの自動回答機能や、API連携による外部システムとのリアルタイムな情報連携が可能なシステムです。
ミライAIの料金プラン・価格
| プラン | 初期費用 | 月額料金(税抜) |
|---|---|---|
| STARTプラン | 0円 | 500円 |
| BASICプラン | 0円 | 4,980円 |
| PROプラン | 30,000円 | 30,000円 |
| LITEプラン | 0円 | 2,980円 |
IVR(自動音声応答システム)導入時の注意点
費用・料金だけでなく、次のポイントにも注意して導入するサービスを選びましょう。
ユーザーエクスペリエンスの向上
IVRシステムが提供するユーザーエクスペリエンスが重要です。顧客がスムーズにナビゲートできるように、メニューやプロンプトがわかりやすく整備されているかどうかを確認する必要があります。また、システムの音声合成の品質や自然な発音、音声の速度などもユーザーエクスペリエンスに大きく影響します。
顧客が煩わしさを感じるような複雑なメニューや、理解しにくい音声は、顧客満足度を低下させる可能性があります。そのため、導入前にテストやフィードバックを収集し、ユーザーエクスペリエンスを向上させるための改善点を特定することが重要です。
システムの運用と保守
IVRシステムの導入後も、運用と保守が重要なポイントです。システムが正常に動作しているかどうかを定期的にモニタリングし、問題が発生した場合は迅速に対処することが必要です。
また、顧客のニーズやビジネスの変化に応じて、IVRシステムの更新や改善を行うことも重要です。新しいサービスや機能の追加、メニューの再設計などが必要な場合は、適切な計画とリソースを確保して対応する必要があります。
費用対効果の高いIVR(自動音声応答システム)を導入しよう
IVR(自動音声応答システム)の費用は、提供形態や機能、利用者数などによって大きく変わります。一般的には、クラウド型の場合は月額料金制、オンプレミス型やパッケージ型の場合は初期費用と年間保守費用が発生します。
費用だけでなく、機能の選定や既存システムとの連携、サポート体制の充実度なども注意するべきポイントです。費用対効果の高いIVR(自動音声応答システム)を導入するためには、自社のニーズや予算に合わせて、複数のシステムを比較検討することが大切です。

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