TrelloとAsanaどちらを採用すべき?主要プロジェクト管理ツールを徹底比較!
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プロジェクト管理ツールは、IT業界、スタートアップ・ベンチャー企業に限らず、幅広い業種で導入が進んでいます。なかでも大きなシェアを占めるのが、「Trello」と「Asana」です。
本記事ではTrelloとAsanaの機能を徹底比較し、どちらのツールを採用すべきなのか解説します。
目次を閉じる
- TrelloとAsanaの比較表
- Trello
- Trello
- シンプルで使いやすいインターフェース
- カード形式の視覚的なタスク管理
- チームコラボレーションに適している
- 無料プランで十分な機能を利用できる
- Asana
- Asana - 双日テックイノベーション(販売代理店)
- 豊富な機能と柔軟性の高いタスク管理機能
- チームでの高度なコラボレーションに対応
- カスタムフィールドでプロジェクトやチームに合わせた情報管理を実現
- 無料プランでも多くの機能を利用できる
- TrelloとAsanaの基本機能を比較
- 機能の比較
- 価格・料金の比較
- セキュリティの比較
- TrelloとAsanaの評判・口コミを比較
- Trelloの評判・口コミ
- Asanaの評判・口コミ
- その他の主要プロジェクト管理ツールとの比較
- TrelloとAsanaは結局どちらを採用するべきか?
TrelloとAsanaの比較表
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Trello
Trelloの特徴を詳しく解説します。
Trelloの大きな特徴はシンプルな操作性です。直感的な画面仕様とわかりやすいカード形式のインターフェースで、誰でもすぐに使い始められます。
カンバンボードによる視覚的なタスク管理は、チームでのコラボレーションにも適しています。
【Trelloの主な特徴】
- シンプルで使いやすいインターフェース
- カード形式の視覚的なタスク管理
- チームコラボレーションに最適
- 無料プランで十分な機能を利用可能
シンプルで使いやすいインターフェース
Trelloは、直感的な操作性で使いやすいインターフェースが特徴です。
Trelloの画面は余計な要素をそぎ落とした構成であり、たとえばドラッグ&ドロップだけで重要な予定をカレンダーに追加できます。
直感的な操作ボタンやわかりやすいレイアウトにより、初めて利用する方でも短時間でプロジェクトの管理を始められます。
カード形式の視覚的なタスク管理
Trelloは、タスクをカードに見立てて管理する「カンバンボード」と呼ばれる機能が特徴です。タスクはカードで表現され、簡単に並び替えや更新できます。
複数のボードにあるTo Doを一元管理したり、カードをミラーリングして同時に複数プロジェクトで把握したりできるため、効率的な管理が可能です。
チームコラボレーションに適している
Trelloは、個人だけでなくチームでの活用にも適しています。
タスクごとにコメントやメンションができ、ラベルや期日を設定すれば進捗共有もスムーズです。さらに、タイムラインビュー(ガントチャート)を使えば、全体の流れを視覚的に把握できます。
タスクにラベルや期日を設定することで、全員が漏れなく業務を遂行できるでしょう。
無料プランで十分な機能を利用できる
Trelloは、無料プランでも多くの機能を利用可能です。
無制限のカード作成、最大10個のボード作成、無制限のストレージ(1ファイル10MBまで)など、無料プランでも十分に活用できます。
小規模なチームや個人のタスク管理であれば、追加費用なしで十分な効果を得られるでしょう。
有料プランは、チームメンバーの追加やストレージの拡張などの機能を利用できます。
Asana
Asanaの特徴を詳しく紹介します。
Asana - 双日テックイノベーション(販売代理店) - 双日テックイノベーション株式会社
Asanaの特徴は、豊富な機能と柔軟性の高いタスク管理です。複雑なプロジェクトを効率的に管理するのに適しており、チームでの高度なコラボレーションにも対応できます。
【Asanaの主な特徴】
- 豊富な機能と柔軟性の高いタスク管理機能
- チームでの高度なコラボレーションに対応
- カスタムフィールドでプロジェクトやチームに合わせた情報管理を実現
- 無料プランでも多くの機能を利用可能
豊富な機能と柔軟性の高いタスク管理機能
Asanaは、Trelloよりも豊富な機能と柔軟性の高いタスク管理が特徴です。
タスクにサブタスクを作成したり、カスタムフィールドを設定したりできます。また、タスクをカレンダー形式で表示したり、依存関係を設定したりできる点も魅力です。
Asanaにはプロジェクト全体を俯瞰的に把握できるガントチャート機能や、進捗状況を自動的に追跡するレポート機能などが備わっています。
複雑なプロジェクトを効率的に管理するのに適したサービスといえるでしょう。
チームでの高度なコラボレーションに対応
Asanaは、チームでの高度なコラボレーションに対応している特徴もあります。
タスクに担当者を割り当てたり、タスクの進捗状況をリアルタイムで共有したりできます。また、ワークフローを自動化することで、タスク管理の効率化が可能です。
カスタムフィールドでプロジェクトやチームに合わせた情報管理を実現
タスクにステージや優先度、コストなどのカスタムフィールドを追加できるため、組織のワークフローに合わせた柔軟な情報管理が可能です。
プロジェクトの列として表示も、タスクの列として表示もでき、進行中の業務を可視化してチーム全体で共有できます。
無料プランでも多くの機能を利用できる
Asanaは、無料プランでも多くの機能を利用できます。
無料プランでも、最大10人のチームでのコラボレーション、無制限のタスク・プロジェクト・メッセージ・ストレージ(100MB/ファイルまで)、基本的な検索フィルターなどが利用可能です。
小規模なチームであれば、追加コストなしで十分に活用できるでしょう。
有料プランは、チームメンバーの追加やストレージの拡張などの機能が利用できます。
TrelloとAsanaの基本機能を比較
TrelloとAsanaの基本的な機能について紹介します。
口コミ評価の比較表、機能の比較表、価格・料金・仕様の比較表があります。
※法人向けクラウドサービス比較サイト「BOXIL」(ボクシル)に掲載されている機能や口コミで比較しています
【口コミ評価の比較表はこちらからDL】
機能の比較
各サービスの機能面での比較は次のとおりです。
| 機能 | Trello | Asana |
|---|---|---|
| テンプレート作成 | ◯ | ◯ |
| レポート機能 | ◯ | ◯ |
| チェックリスト機能 | ◯ | ◯ |
| スプレッドシート・Excelのインポート | - | ◯ |
| ガントチャート | ◯ | ◯ |
| アクティビティログの確認(作業履歴) | ◯ | ◯ |
| スケジュール・進捗管理 | ◯ | ◯ |
| リソース管理 | - | ◯ |
| ソーシャル | ◯ | ◯ |
| Wikiや掲示板 | - | - |
| タスク管理 | ◯ | ◯ |
| マイタスク機能 | - | ◯ |
| タスクへのコメント機能 | ◯ | ◯ |
| カンバン機能 | ◯ | ◯ |
| カレンダー作成 | ◯ | ◯ |
| CSVエクスポート | ◯ | ◯ |
| 課題管理 | - | ◯ |
| コスト管理 | - | - |
| ファイルデータの保存・共有 | - | ◯ |
| 申請・承認 (ワークフロー) | - | × |
TrelloとAsanaはいずれもタスク管理やカレンダー作成、タスクへのコメント機能を備えており、チームでの進行管理をスムーズに進められます。
大きな違いとして、Asanaには個人のタスクを一覧化できる「マイタスク機能」がある一方、Trelloには「マイタスク機能」がなく、全体のボードやカードをベースに管理する仕組みです。
プロジェクト管理に必須の機能は、基本的にどちらにもついているといえるでしょう。
【機能の比較表はこちらからDL】
価格・料金の比較
各サービスの価格・料金の比較は次のとおりです。
【Trelloの料金プラン】
Trelloの料金プランです。初期費用はかかりません。
| プラン | 月額料金 |
|---|---|
| FREE | 無料 |
| STANDARD | $5/ユーザー/月 |
| PREMIUM | $10/ユーザー/月 |
| ENTERPRISE | $17.50/ユーザー/月 |
【Asanaの料金プラン】
Asanaの料金プランです。初期費用は要問い合わせです。
| プラン | 月額料金 |
|---|---|
| Personal | 無料 |
| Starter | 1,475円/ユーザー/月(月間払い) 1,200円/ユーザー/月(年間払い) |
| Advanced | 3,300円/ユーザー/月(月間払い) 2,700円/ユーザー/月(年間払い) |
| Enterprise | 4,500円/ユーザー/月 |
| Enterprise+ | 6,500円/ユーザー/月 |
Trelloの無料プランでは、ボードやカードを無制限に作成できるほか、タスクの追加や管理も簡単にできます。
Power-Upによる機能拡張や、メール・Slack・Teamsとの連携も可能で、ストレージ容量も制限内で自由に使えるところも魅力です。
一方、Asanaの無料プランは、最大10人までのチームでタスクやプロジェクトを無制限に管理でき、リスト・ボード・カレンダーで表示が可能です。
ファイル添付や検索機能も利用できるため、チームでのタスク共有や進捗管理に適しています。
【料金の比較表はこちらからDL】
セキュリティの比較
Trelloでは、ボードの公開範囲を柔軟に設定でき、意図しない情報公開を防ぐための確認機能が備わっています。
ワークスペース管理者は、公開・非公開ボードの状況を把握したり、ボード作成権限を管理したりすることで、組織内の情報を安全に保護できるでしょう。
Asanaでは、二要素認証やパスワード設定などにより、ワークスペースのセキュリティを強化できます。
管理者は管理コンソールで組織全体の権限を一元管理でき、ユーザーごとのアクセス制御も備わっているため、組織規模に応じた安全な運用が可能です。
TrelloとAsanaの評判・口コミを比較
TrelloとAsanaの評判・口コミをそれぞれ紹介します。
Trelloの評判・口コミ
| Trelloの良い評判・口コミ | Trelloの改善点 |
|---|---|
| ・操作画面がシンプルで直感的に扱える ・ドラッグ&ドロップでタスクの移動が簡単 ・視覚的にタスクの進捗が把握しやすい ・無料版でも十分に機能を活用できる ・Slackなど他サービスとの連携がある |
・タスク数が増えると検索性が低下する ・タスクの重要度での自動並び替え機能がない ・モバイルアプリの操作性に課題がある ・管理者不在では利用が乱れる可能性がある |
Asanaの評判・口コミ
| Asanaの良い評判・口コミ | Asanaの改善点 |
|---|---|
| ・タスクの進捗状況が一目で把握できる ・プロジェクトの全体的なスケジュール管理がしやすい ・UIが直感的で操作しやすい ・複数のプロジェクトを効率的に管理できる ・部署間の連携がスムーズになった |
・機能が複雑すぎて習熟に時間がかかる ・検索機能が使いにくい ・通知設定が細かくできない ・モバイルアプリの操作性に課題がある |
その他の主要プロジェクト管理ツールとの比較
TrelloとAsana以外の主要プロジェクト管理ツールとの比較は次のとおりです。
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※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
TrelloとAsanaは結局どちらを採用するべきか?
TrelloとAsanaはいずれも優れたプロジェクト管理ツールですが、選択はプロジェクトの種類やチームのニーズにより異なります。Trelloは直感的で使いやすく、小規模チームやシンプルなプロジェクトに適しています。
一方、Asanaは詳細な機能セットにより、大規模なチームや複雑なプロジェクトを効率的に管理したい場合に最適です。
それぞれのツールの無料トライアルを活用して、実際のプロジェクト管理ニーズに最適なソリューションを見つけることをおすすめします。


