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販売管理システムのシェア・市場規模を解説!一番選ばれている人気サービスは?

最終更新日:(記事の情報は現在から184日前のものです)
販売管理システムの市場規模とシェア率を紹介します。販売管理システムの今後の導入意向や、シェア率の高いサービスはなぜ選ばれているのかをBOXIL編集部の視点で解説しています。

販売管理システムの市場規模

BOXIL編集部が2024年2月に実施した調査をもとに、販売管理システムの市場規模を算出※1しました。2023年のSaaS型販売管理システムの市場規模は、およそ1,218.9億円だと算定できます。また、導入を検討しているユーザーの動向や導入予定時期をもとに算出すると、2024年の市場規模は1,326.1億円に到達する見込みで、2025年の市場規模は1,411億円規模に成長すると予測できます。

販売管理システムの市場規模

※1 調査期間 2024年2月16日〜2月27日 スマートキャンプで実施した「SaaSの利用実態調査」をもとに、1社あたりの利用金額と法人数から算定
※2 同調査の導入時期と導入予定時期から算定

販売管理システム市場の成長率は?

同調査では、まだ販売管理システムを導入・利用していない生産・販売管理業務担当者に対して、導入予定も調査しました。その結果、次のような結果となりました。

導入予定時期 回答数 割合
時期は未定だが利用検討中 18 3.9%
半年以内には利用開始予定 10 2.1%
1年以内には利用開始予定 11 2.4%
2年以内には利用開始予定 10 2.1%
現時点では未定・利用予定はない 418 89.5%

販売管理システム市場の成長の要因としては、新型コロナウイルスの影響により対面営業が困難になったこと、オンライン商談へのシフトが進んだことが挙げられます。その結果、オンラインでの販路拡大を目指す企業が増加し、オンライン・オフライン問わず統合的に管理できるシステムが必要になりました。

そこで、受発注から在庫管理、入金管理などのバックオフィス業務をトータルで管理可能な販売管理システムへの注目が高まりました。

販売管理システムのシェア率

BOXILが実施した、販売管理システムの利用ユーザー69人を対象にしたSaaSの利用実態調査によると、販売管理システムのシェア率はSMILE V AirとSAPシリーズが2.9%でした。楽楽販売やスマートマットクラウド、MICS7を利用している企業もいるようです。

販売管理システムのシェア率

※調査期間 2024年2月16日〜2月27日 スマートキャンプで実施した「SaaSの利用実態調査」をもとに集計

シェア率とあわせて口コミ・ユーザー満足度もチェック

シェア率だけでなく、各販売管理システムの口コミやユーザー満足度を確認しておくことで、自社にあったサービス選びができるようになります。販売管理システムの口コミランキングもあわせて参考にしてください。

【2024年11月】販売管理システム人気ランキング|満足度や口コミ・評判を調査 | ボクシルSaaS
販売管理システムのおすすめ人気製品をランキング形式で比較。料金や口コミ、機能、提供形態を元に比較可能です。
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ここからは、シェア率の高い販売管理システムはなぜ選ばれているのか、BOXILに寄せられた口コミやサービスの特徴をもとに解説します。

SMILE V Air - 株式会社大塚商会

SMILE V Air
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SMILE V Airは、大塚商会が提供する基幹系システムです。販売・会計・人事給与管理・見積管理をまとめて使えるだけではなく、単体での利用も可能なので、予算に応じて柔軟に利用できます。販売管理業務に関する機能には、売上管理・仕入れ在庫管理・着荷・研修基準・倉庫在庫内訳管理・自由帳票実行・原価集計などがあり、あらゆる業務に対応できるでしょう。

SMILE V Airが選ばれている理由としては、とくに売上管理のしやすさが挙げられます。時間効率のアップやコスト削減を実感している口コミが寄せられました。

SAPシリーズ - SAPジャパン株式会社

SAPシリーズの中には、SAP Sales and Distributionという通称SAP SDという製品があります。SAP SDには見積管理や受注管理、出荷管理など機能を搭載しています。商品のマスタデータは価格情報や出力記録も含めて管理でき、受発注管理や見積管理なども可能です。

配送や輸送などの物流に関する管理・追跡も可能なので、企業の販売管理業務をトータルでカバーできます。

楽楽販売 - 株式会社ラクス

楽楽販売
楽楽販売
BOXIL SaaSセクション | BOXIL SaaS AWARD 2024
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楽楽販売は複雑な金額計算の自動化や企業のルールにあわせたカスタマイズが可能な販売管理システムです。データベース設計やマスタ設定などから自由にでき、項目追加もノンプログラミングでできる点が評価されています。

請求管理や顧客管理、受発注管理、納品管理、入金管理などあらゆる業務範囲に対応できることで、どの規模の企業のどの業務も効率化できることが高評価につながっています。

スマートマットクラウド - 株式会社スマートショッピング

スマートマットクラウド
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スマートマットクラウドが選ばれている理由としては、マットの上に置くだけで在庫管理や発注まで自動化してくれる点が挙げられます。そのため、誰でも簡単に在庫管理を自動化できるというメリットがあります。マットに載っていない在庫の管理や在庫の棚卸、誤発注防止などの機能が、適切な在庫の管理に役立っているという口コミが数多く見られました。

企業担当の説明がわかりやすいといった口コミや、サポートが丁寧だったといった口コミも寄せられています。

MICS7 - ムラテックフロンティア株式会社

MICS7は成形工場向けの生産管理システムです。生産計画や販売計画が立てられるだけではなく、在庫管理や実績管理なども可能です。成形予定の登録・変更・組替が簡単に行え、金型状況や材料の使用予定が確認できます。

稼働時間や稼働停止要因も把握できるため、正確な稼働率を把握できます。

シェア率だけでなく機能で比較しよう

販売管理システムを選ぶ際に重要なのは「自社の状況に合った機能が備わっているかどうか」です。あわせて各サービスの口コミなども見ておくと良いでしょう。

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