福利厚生代行サービスおすすめ16選【比較表あり】導入するメリット・選び方

福利厚生代行サービスとは？

福利厚生代行サービスとは、企業の福利厚生のメニュー提供や関連業務を委託できるサービスのことです。福利厚生代行サービス、福利厚生アウトソーシングと呼ばれることもあります。

委託した企業が福利厚生サービスの運用や整備を行うため、企業の福利厚生の負担を軽減できます。福利厚生代行サービスでは食事や旅行、宿泊のほか、生活面や健康面でのサポートなど、さまざまな種類のサービスを利用可能です。

福利厚生代行サービスを利用するメリット

福利厚生代行サービスを利用するメリットは次のとおりです。

• 自社で福利厚生メニューを用意しなくて済む
• 従業員のさまざまなニーズに対応できる
• スケールメリットの恩恵を受けられる

それぞれ詳しく解説します。

自社で福利厚生メニューを用意しなくて済む

福利厚生代行サービスを導入すれば、自社で法定外の福利厚生メニューを用意しなくて済みます。

福利厚生は人事や総務が担当し、申請の受領や処理、メニュー整備などの業務を行う必要がありますが、福利厚生代行サービスを利用することで、それらの業務の負担を削減できます。

これにより重要な業務に人的リソースを割けるようになり、業務効率化や生産性の向上につながります。

従業員のさまざまなニーズに対応できる

従業員のニーズに応えやすくなるのも、福利厚生代行サービスを利用するメリットです。

福利厚生代行サービスには、提供するサービスメニューが豊富なケースが多い傾向にあります。また、あるメニューに特化したサービスを展開している場合もあり、従業員の要望が多いニーズにピンポイントで応えられます。

従業員が快適に働くための支援をすることで、従業員満足度やエンゲージメントの向上につながるでしょう。

スケールメリットの恩恵を受けられる

福利厚生代行サービスを利用することで、スケールメリットの恩恵を受けられます。スケールメリットとは、広い規模での展開力を活かして、リーズナブルな価格でサービスを提供することです。

福利厚生代行サービスは全国規模で展開しているケースが多く、利用者も多い傾向にあります。これにより、各サービスの利用価格をお得に設定している場合が多く、従業員が低価格でサービスを利用できます。

おすすめ福利厚生代行サービスの比較表

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福利厚生代行サービスの失敗しない選び方

福利厚生代行サービスを導入する場合は、次に挙げるポイントを意識してサービスを選択することが大切です。

• 福利厚生代行サービスのタイプを確認する
• 福利厚生代行サービスの比較ポイントを確認する
• 福利厚生代行サービスの料金・価格相場を比較する

福利厚生代行サービスのタイプを確認する

福利厚生代行サービスには、主に次の3つの種類があります。

パッケージタイプ

パッケージタイプとは、サービスメニューがコース別にパッケージ化され、企業が選択したコースに応じて従業員が利用できるメニューが決定するサービスを指します。

サービスの導入や運営の手間を抑えられるため、管理リソースや予算が限られている場合におすすめです。

カフェテリアタイプ

カフェテリアタイプとは、企業が従業員に一定のポイントを付与し、従業員がポイントを使って利用するメニューを豊富な選択肢から選べるサービスのことで、従業員の幅広いニーズに応えやすいのが特徴です。

既存の福利厚生では満足度が低い場合や、福利厚生の利用率を向上させたい場合に向いているでしょう。

特化タイプ

特化タイプとは、特定のサービスのみを提供するサービスで、基本的なメニューは1～数種類です。たとえば、給与前払いや出張マッサージ、お部屋探し補助などの特徴的なサービスがあります。

提供したい福利厚生の内容が明確で、目的に合ったサービスが存在する場合は利用しやすいでしょう。

福利厚生代行サービスの比較ポイントを確認する

福利厚生代行サービスを導入する場合は、比較ポイントを確認することが大切です。具体的には、次のポイントを確認しましょう。

チェックポイント	内容
従業員のニーズに合っているか	従業員のニーズに合っていなければ、導入しても利用されない恐れがあります。ニーズの優先順位をつけて対応できるサービスを選びましょう。
サービスの導入実績	福利厚生は長期間運営するため、継続性や安定性も重要なチェックポイントです。導入企業や導入社数などの実績も1つの指標になります。
メンバー管理や利用データの閲覧が可能か	管理や閲覧が可能な場合、従業員がどの程度福利厚生を利用しているか把握できるため、サービスのマッチ度を確認できます。

福利厚生代行サービスの料金・価格相場を比較する

福利厚生代行サービスを導入する場合は、利用料金や価格相場を比較しましょう。

福利厚生代行サービスの費用相場は次のとおりです。

内容	費用相場
初期費用（入会金）	0円～1,000,000円程度
月額利用料	1人当たり300円～1,800円程度

月額利用料は、ユーザー数による従量課金と、固定料金が主流です。また、利用するサービスがパッケージタイプなのか、カフェテリアプランなのかで料金は変わります。

サービスのタイプや選択するプランによって料金体系は異なるため、問い合わせやサービス資料から料金を確認するようにしましょう。

おすすめの福利厚生代行サービス12選【パッケージ・カフェテリアタイプ】

miiveは、従業員満足度が高いカフェテリアタイプの福利厚生サービスです。クレジットカードのVISAカードとスマートフォンアプリで福利厚生代行サービスの提供と、制度運用ができます。会社から付与されたポイントを地涌に使用できるカフェテリアタイプで、従業員はmiiveカードで決済するだけでポイントを利用できます。すべてのVISA加盟店で利用できるため、サービスの選択肢が多いサービスです。

freee福利厚生 ベネフィットサービスは、全国のコンビニやカフェなどで使える割引クーポンにより出費を補助する福利厚生サービスです。従業員を招待するだけで初期設定を完了できます。従業員はもちろん家族も一緒にスマホで利用できるほか、2か月に一度配布される500円ギフトでさらにお得に利用可能です。

福利厚生倶楽部は、低コストで充実した福利厚生を提供するサービスです。「中小企業にも大企業並みの福利厚生を」をモットーに、さまざまなサービスを提供しています。基本はパッケージタイプとなりますが、カフェテリアタイプも選択できます。従業員だけでなく家族も利用できるため、家庭を持つ従業員が多い場合にもおすすめです。

Perkは、Wantedlyが提供する福利厚生代行サービスです。出社が前提の福利厚生ではなく、在宅中でも暮らしや仕事環境を豊かにできるサービスを利用できるのが特徴です。パッケージタイプのサービス提供で、メニューの選択肢が多いため、従業員のニーズに合ったサービスが見つかりやすいでしょう。

福利アプリは、低価格で導入できるパッケージタイプの福利厚生代行サービスです。コンビニエンスストアやカフェ、映画館など、さまざまな施設・サービスをお得に利用できます。掲載企業への仲介料をカットしているため、割引率が高いのもポイントです。アプリから利用できるほか、運営側の管理もしやすいといった特徴があります。

giftee Benefitは、受け取ったポイントとギフトチケットを交換できる福利厚生サービスです。ポイントを付与するタイミングやポイント数は自由に設定できるので、運用をカスタマイズしやすく、独自の制度設計が可能です。100円台のコーヒーから10,000円台の体験ギフトまで、多様なコンテンツを提供しており、従業員は追加負担なく貯めたポイントを好きなギフトチケットと交換して利用できます。

ウェルボックスは、サービス内容が充実したパッケージ型の福利厚生代行サービスです。宿泊や健康、育児、介護、自己啓発、グルメなど、ライフステージに合わせてさまざまなメニューを利用できます。スマートフォン向けアプリではクーポン特典を利用できるほか、ポイントプログラム「WELコイン」で継続利用をサポートします。

CLARiSは、飲食店や宿泊施設、各種サブスクなどをお得に利用できる福利厚生サービスです。CLARiS負担によるプレミアムクーポンも定期配信し、利用を促進しています。月額350円／人で利用でき、税法上、損金計上できるため、大企業はもちろん中小企業にもおすすめです。

カンリー福利厚生は、雇用形態や勤務地を選ばず利用できる福利厚生サービスです。全国展開する企業を中心とした取引実績により、飲食店やショップなどで日常利用できる優待を提供しています。スマートフォンアプリから、現在地をもとに近隣で使える優待を検索し、印刷や事前購入の手間なくアプリで利用可能です。

ベネフィット・ステーションは、約140万件以上の豊富なメニューを利用できる福利厚生代行サービスです。グルメや運動など主要サービスに加えて、仕事と育児時の両立支援や心と体の相談デスクなど、日々の生活をサポートするサービスも提供されています。別途、カフェテリアプランの選択も可能です。

ライフサポート倶楽部は、従業員の幅広いニーズに対応できるパッケージ型の福利厚生代行サービスです。地域や世代に関わらず利用でき、宿泊やレジャーなどの余暇支援、介護や育児のサポートまで、さまざまなサービスを提供しています。企業ごとの独自の福利厚生プラン設計にも対応しています。

バリューHRカフェテリアサービスは、ポイント制で好きなメニューを選択できるカフェテリアタイプの福利厚生代行サービスです。一般的な福利厚生に加えて、健康増進系のサービスが多く提供されています。健康診断や歯科検診の割安での利用や、医療品やサプリメントなどを低価格で購入可能です。

おすすめの福利厚生代行サービス4選【特化タイプ】

楽天早トク給与は、従業員が働いた分の給与を自由に受け取れる給与前払いサービスです。前払いを受けたいタイミングで申請すればどの銀行でも給与を受け取れ、かつ楽天ポイントも付与されます。シンプルな管理画面で人事・総務の手間が省けるほか、不明点を解消するためコールセンターなどのサポート体制も充実しています。

CRIAは、企業コストゼロで導入できる給与即時払いサービスです。セブン銀行ATMとのシステム連携により、即時払いを申請した後にリアルタイムでの現金受け取りが可能です。人材派遣会社や飲食店、小売業、物流など、さまざまな業界で導入されています。

flierは、従業員の自学習を後押しする本の要約サービスです。書籍を要約することで、内容を効率的に理解できるのがポイント。ビジネスに役立つ知識や情報、教養を手に入れられます。スマートフォンやタブレット端末にも対応しているため、通勤時間や隙間時間などにも利用できます。福利厚生として導入することで、従業員のスキルアップを促進します。

オフィスdeリラックスは、企業専門の出張リラクゼーションサービスです。プロの施術師が定期的に職場を訪問し、従業員の疲れやストレスを軽減したり、解消したりできます。コミュニケーション力やビジネスリテラシーも習得し、施術力が高いスタッフが対応ます。従業員が心身のリフレッシュをする場を提供できます。

福利厚生代行サービスで業務効率化と従業員満足度向上の実現へ

福利厚生代行サービスを導入すれば、さまざまなサービスを従業員に提供できるほか、人事や総務の業務負担を解消できます。従業員にとっても幅広いサービスから自由に選択できる福利厚生であれば利用しやすく、満足度も向上しやすいでしょう。

福利厚生代行サービスの導入を検討する際には、自社のニーズや規模感に合わせて、複数のサービスを比較することが大切です。BOXILでは福利厚生代行サービスの資料をまとめてダウンロードできるので、ぜひ活用してください。