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名刺管理アプリのSKYPCEとSansanを徹底比較!機能・料金・口コミ・導入事例

最終更新日:(記事の情報は現在から208日前のものです)
名刺のデータ化や社内共有をスピーディーに行える名刺管理アプリ。今回は、名刺管理アプリのなかでも知名度の高いSKYPCEとSansanについて、機能や料金、口コミ、導入事例について徹底比較しました。どちらかの導入で迷っている方はぜひ参考にしてください。

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SKYPCEとSansanを比較

SKYPCEとSansanは、どちらも社内の名刺データをデジタル化・共有できる名刺管理アプリです。それぞれの概要は次のとおりです。

サービス名 SKYPCE Sansan
運営会社 Sky株式会社 Sansan株式会社
導入社数 9,000社
導入可能形態 オンプレミス、クラウド クラウド

SKYPCEとSansanの機能・特徴比較

SKYPSEとSansanはどちらも名刺管理アプリですが、機能や特徴には共通点と相違点があります。SKYPCEとSansanの機能や特徴について詳しく解説します。

SKYPCEとSansanの共通点

SKYPCEとSansanは主に次の性能や機能が共通して備わっています。

  • 名刺情報の取込
  • 各項目の分類
  • 登録情報の名寄せ
  • 名刺情報の更新
  • 顧客管理
  • タグでのグループ分け
  • 付加情報の追加
  • メモ作成、管理
  • 組織ツリーの作成
  • 名刺のキーワード検索
  • 社内人脈の可視化
  • モバイルデバイス対応
  • アクセス権限設定
  • メール一斉送信
  • One to Oneメール送信
  • メールマガジン送信
  • 営業活動記録
  • リスト作成、ダウンロード
  • 人事情報の更新通知
  • ニュースメディア連携
  • SFA/CRM連携
  • 通信データ暗号化
  • 二要素承認
  • 企業情報の表示

いずれのアプリでも、名刺情報の取込や項目ごとの分類、自動名寄せ、情報更新など、名刺管理の基本的な機能を網羅しています。また、営業管理機能として、組織ツリーの制作や社内人脈の可視化、営業活動の記録といった機能も搭載されているのが特徴です。

SKYPCEとSansanの違い

SKYPCEとSansanの固有の特徴や機能を紹介します。

SKYPCE特有の機能・性能

SKYPCEの特徴の一つは、クラウド環境とオンプレミス環境を選択して導入できることです。社内サーバーにインストールして利用できるため、ラウド型と比較してデータの流出や不正アクセスのリスクを抑え、自社のセキュリティポリシーに沿ってデータを保管できます。

また、Sky社はSKYPCEのほかにセキュリティ強化を支援する「SKYSEA Client View」と「SKYDIV Desktop Client」を展開しており、組み合わせて利用することでより強固なセキュリティ環境を構築できます。

Sansan特有の機能・性能

Sansanの大きな特徴の一つが、多言語に対応していることです。SKYPCEでは日本語、英語、中国語の3言語に対応していますが、Sansanではこれらの言語(中国語は簡体字、繁体字の両方に対応)のほか、ドイツ語やフランス語、スペイン語、ポルトガル語など、全11言語に対応しています。

また、Sansanでは専用スキャナーを利用した名刺の高速スキャンを利用できるほか、取引リスクの高い企業を通知してくれるリスクチェック機能が搭載されています。

機能 詳細
多言語対応 日本語、英語、中国語(簡体字、繁体字)、韓国語、ドイツ語、フランス語、スペイン語、ポルトガル語、タイ語、インドネシア語の11言語に対応
名刺の高速スキャン 専用スキャナーを利用して高速スキャン
リスクチェック 顧客情報を取り込めば取引リスクを自動検知する機能

SKYPCEとSansanの料金比較

SKYPCEとSansanの料金の比較は次のとおりです。

サービス 初期費用 月額費用 無料トライアル
SKYPCE 要問い合わせ 要問い合わせ なし
Sansan 要問い合わせ 要問い合わせ あり

SKYPCE・Sansanのいずれも公式サイトには具体的な費用が記載されておらず、問い合わせもしくは見積もりが必要です。なお、Sansanは無料トライアルを実施しています。

SKYPCEの料金形態

SKYPCE料金形態は、ユーザー数分のライセンス費用と、名刺をデータ化するための費用(一定の名刺枚数をまとめたパック料金)で構成されています。

また、教育支援や名刺取込代行サービス、名刺データ等返却サービスを利用する場合は、別途費用負担が必要です。

利用可能なライセンスは、次のとおりです。

  • SKYPCEスタートパック(特定の部署のみ、限られた人数で利用する場合向け)
  • SKYPCE Corporate License(組織全体で導入する場合向け)

Sansanの費用形態

Sansanでは、すでに保有している名刺をデータ化するための費用と、Sansanの導入や運用支援を行うための運用支援費用が、初期費用として必要です。

月額費用としては、ライセンス費用とオプション費用(利用時のみ)に加えて、Sansanスキャナーの費用が必要です。

SKYPCEとSansanの連携サービス比較

SKYPCEは、SFAやCRMなどに加え、セキュリティシステムやデータ連携ツールなどと組み合わせて利用できます。

SKYPCE
Kintone/HENNGE One/ASTERIA Warp/Salesforce/DataSpider Servista/Microsoft Entra ID/東京商工リサーチ企業情報データ

Sansanは、SFAやCRM、MAツールなど顧客管理に関するシステムと数多くAPI連携できます。

Sansanと連携可能サービス
Kintone/SalesForce/Zapier/Marketo/セールスマネージャーRemix CLOUD/ProgOffice/b→dash/Bodais/KONTAKT/moconavi/RODEM/Mazrica/ZOHO CRM/Asteria Warp/List Finder/Polaris Gate/InCircle/SATORI/edata/Kairos3/HubSpot/UPWARD/JUST.SFA/Eight Team/EMOROCO/ネクストSFA/Semilar One/PHONE APPLI/Concur Express/Chatwork

SKYPCEとSansanの口コミ

BOXILでは、SaaSツールに関するさまざまな口コミが寄せられています。SKYPCEに関する口コミは収集中であるため、すでに集まっているSansanの口コミのみを紹介します。

Sansan - Sansan株式会社

Sansan
Sansan
BOXIL SaaSセクション | BOXIL SaaS AWARD 2024
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ボクシルでの評判
5/5
Sansanを導入して名刺管理の効率が格段に上がりました。 従来は紙の名刺を整理・保管する手間がありましたが、 Sansanなら名刺情報をデジタル化できるので場所を取らず探しやすくなりました。 広く社内でも名刺情報を共有できるのが大きな利点です。
投稿者プロフィール
利用状況 : 利用中
投稿日 : 2024/04/21
利用アカウント数 : 51件〜100件
業界 : 輸送/交通/物流/倉庫系
3/5
国内の導入実績も多く評判も高いですし、実際に使ってみてもとても操作しやすいく欠点は見当たりません。ただ費用対効果で考えると名刺管理にこの金額を払うと思うと高く感じるのが正直なところです。将来的にセールスフォースなど顧客管理と連携すれば多くの利点を感じられるかもしれませんが、もう少しコスパがいいと助かります。
投稿者プロフィール
利用状況 : 利用中
投稿日 : 2024/05/01
利用アカウント数 : 51件〜100件
業界 : 不動産/建設/設備系
Sansanの口コミをもっと見る

SKYPCEとSansanの導入事例

SKYPCEとSansanの導入事例を紹介します。それぞれの名刺管理アプリを導入したことで、どのような変化や効果があったのか、参考にしてください。

SKYPCEの導入事例【日本情報システム株式会社】

ITシステムの開発や機器の販売・管理などを手がける日本情報システム株式会社では、情報漏えいを避けるために、新たな名刺管理ツールの導入を検討していました。信頼性の高さと、すでに導入していた関連システムとの連携で決め手となり、SKYPCEの導入に至ります。

かつては展示会イベントで受け取る大量の名刺の処理に時間がかかっていましたが、SKYPCEではスキャナーからまとめて名刺を取り込めるため、作業を効率化できるようになりました。

また、オンライン名刺の送付機能やニュース機能を営業活動に取り入れているほか、ターゲティングには東京商工リサーチと連携された企業データベースを活用し、営業戦略作成の情報収集に活用しているそうです。

※出典:Sky「日本情報システム株式会社様 導入事例」(2024年5月31日閲覧)

SKYPCEの導入事例【株式会社堀通信】

コンピュータ・通信・電気事業を展開する株式会社堀通信では、顧客や取引先の情報を安全に管理できるよう、名刺管理サービスの導入の検討を開始。すでに導入していた「SKYSEA Client View」とも連携できることから、SKYPCEの導入を決定しました。

同サービスのメモ機能によって顧客に関する情報を共有しているほか、紙の年賀状の代わりにSKYPCEから年賀メールを送信するようになったことで手間や時間を省けるようになるなど、業務の効率化につながっています。

外回りの営業ではSKYPCEから商談のお礼メールを送れたり、登録した名刺情報から地図アプリを立ち上げられたりするため、営業活動がしやすくなったとのことです。

※出典:Sky「株式会社堀通信様 導入事例」(2024年5月31日閲覧)

Sansanの導入事例【NECソリューションイノベータ株式会社】

NECグループとして、システムインテグレーションやソフトウェア開発を展開するNECソリューションイノベータ株式会社では、名刺データ化のスピードアップやデータクレンジングにかかる手間・時間の削減を目的にSansanを導入しました。

導入後は受け取った名刺を即時データ化できるようになったほか、Sansan Data Hubの活用によりデータクレンジングにかかっていた時間が月35時間から12時間に短縮。人件費にして年間数百万円のコスト削減を実現しています。

また、マーケティングがどれだけ案件につながったかを示す案件創出額が、システム導入後には2.3倍に増加しました。今後はほかの部署への導入も検討し、大きな成果につながることを期待しているそうです。

※出典:Sansan「「デジタルマーケティングにおいてデータを整備し品質を高めることが重要です。Sansanは重要なインフラになっています」」(2024年5月31日閲覧)

Sansanの導入事例【エレコム株式会社】

デジタル機器関連製品開発事業を展開するエレコム株式会社では、名刺交換を起点とした営業プロセスの構築や、全社の人脈共有を目的にSansanを導入しました。

導入後はこれまでの営業活動の履歴がSansanに集約されていることに大きなメリットを感じているそうで、営業担当者の話によれば、顧客に関する情報の検索時間が月2時間は短縮したとのこと。500人の営業担当者がいることから、単純計算すると1か月1,000時間の業務効率化を実現しています。

また、マーケティング領域では顧客の正確な情報が連携されたことで、送付先の属性に適したメール配信ができるように。メールのクリック率が10%を超え、インサイドセールスからの受注率が20%程度から35%程度にまで上昇するなど、大きな効果をもたらしているとのことでした。

※出典:Sansan「「Sansan Data Hubの利用でMAやSFAの情報がリッチになりました」」(2024年5月31日閲覧)

サービス資料を要チェック

SKYPCEとSansanは、いずれも機能性の高い名刺管理アプリです。名刺管理に必要な基本的な機能に加え、営業活動・マーケティング活用に生かせる十分な機能が搭載されているため、正確な情報共有や商談化率の向上が期待できます。

SKYPCEやSansanのサービス資料をチェックして、自社のニーズに合うかどうかを詳細に検討してみてください。

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