費用が安いSFAおすすめ6選!料金相場や選ぶ際の注意点
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SFAの費用相場
SFAの費用の内訳は「初期費用」「月額費用」「カスタマイズ費用」の3項目に分かれています。それぞれの相場は次のとおりです。
費用 | 項目 |
---|---|
初期費用 | 0〜50,000円 |
月額料金 | ユーザー単位では3,000〜10,000円 |
カスタマイズ費用 | 1,000〜10,000円 |
SFAの費用相場は幅広いのが特徴になります。なぜなら、ユーザーの需要に応えるためにさまざまなコンセプトのSFAが提供されているからです。
たとえば、費用を抑えたい個人事業主向けに特定の機能に特化させたSFAや、業務を効率化したい大企業向けに機能が充実したSFAなど、提供されているSFAはさまざまです。
このように、SFAの費用相場は幅広いため、使用用途に合わせて自社に合ったSFAを選びましょう。SFAの機能をさらに詳しく知りたい場合は、こちらの記事をご覧ください。
SFA導入にかかる費用の内訳
SFA導入にかかる費用の内訳は次のとおりです。
- 初期費用
- 月額費用
- カスタマイズ費用
それぞれ詳しく解説します。
初期費用
SFAの導入時にのみ発生する費用が初期費用です。費用相場は幅広く、0〜50,000円が一般的です。
FreeSFAのようなオープンソースや低価格帯のSFAは初期費用を抑えやすいですが、高価格帯のSFAであっても、初期費用が0円のケースがあります。また、初期費用には、設定サポート費や導入コンサルティング費などを含みます。
導入時のみ発生する費用ではありますが、高額になるケースはあるため、注意が必要です。
月額費用
毎月発生する利用料金が月額費用です。利用する機能やユーザー数、ストレージ容量などによって金額が異なります。費用相場はユーザー単位で3,000〜10,000円ほどです。
サービスによって料金形態はさまざまで、1アカウントごとに費用がかかる場合もあれば、複数アカウントで利用しても月額費用が変わらないケースもあります。また、5ユーザーまで月額5,500円といった、ユーザー数の上限を設けているSFAもあります。
月額費用は毎月かかるランニングコストになるため、費用対効果を考えて導入しましょう。
カスタマイズ費用
使いやすいようにカスタマイズの要望を出した際に発生する費用です。費用の相場はオプション機能だけの追加であれば1,000~10,000円ですが、カスタマイズの規模や難易度によっては、問い合わせをしないと費用がわからないケースもあります。
大規模であったり、複雑なカスタマイズであったりする場合は数十万円~数百万円かかるかもしれません。反対に複雑ではないカスタマイズであれば、自社内でカスタマイズできるSFAもあります。
複雑なカスタマイズを行いたい場合は高額になるため、予算を考えて導入しましょう。
費用が安いおすすめSFA
SFAの中でも一般相場と比べて費用が安いSFAを紹介します。費用が安いだけでなく、必要な機能も揃えているSFAを紹介しているため、導入の参考にしてください。
Salesforce Sales Cloud - 株式会社セールスフォース・ジャパン
Salesforce Sales Cloudは、マーケティング、セールス、サービスの機能をひとまとめにしたSFAです。AIを活用することで、メールジャーニーやランディングページを簡単に製作したり、取引先の評価を取り入れてデータを整理したりできます。
また、ビジネスに関するデータをSalesforceに集約できるため、顧客の全体像を把握しやすくなり、商談を効率的に進められます。
Starterプランは月額3,000円から利用可能です。必要に応じてプランを選べるため、初めてSFAを導入する企業におすすめです。
Mazrica Sales - 株式会社マツリカ
Mazrica Salesは、現場でのデータ活用に特化した国産SFAです。搭載AIによりデータ入力の半自動化、予実管理や案件優先度といった分析が可能です。顧客管理機能も備え、新規獲得から継続フォローまでまとめて管理でき、営業メンバーのスキルも可視化できます。
Starterプランは5ユーザーで月額27,500円から利用できるほか、スポットでのサポートや、運用活用から改善まで支援するプレミアムサポートも提供しており、SFAに不慣れなメンバーへの定着もスムーズにすすめられます。
eセールスマネージャーRemix - ソフトブレーン株式会社
eセールスマネージャーRemixは、ユーザーごとにカスタマイズして利用できるSFAです。マネジメントの自動化機能があるため、あらかじめ設定しておいた条件に当てはまる商談が発生すると、自動でメール送信やリスト追加をしてくれます。
また、活動報告をするだけで、案件や顧客情報、進捗状況を自動反映する機能があるため、業務の効率化が可能です。
1ユーザーあたり、月額11,000円で利用できます。また、オプションが充実しているため、必要に応じてカスタマイズ可能です。
Zoho CRMは、機能の先進性と使いやすさにこだわったSFAです。顧客の氏名やメールアドレスを管理するための利用だけでなく、顧客情報と商談情報を結びつけて営業支援ツールとしても利用できます。
また、顧客情報をもとに営業メールを送れるため、マーケティングツールとしても利用可能です。
初期費用はかからず、月額費用は1ユーザーあたり1,680円(年間契約)から始められるため、手軽にSFAを導入したい企業におすすめです。
Kintoneは、プログラミングの知識なしで業務の効率化ができるアプリを作成できるグループウェアです。顧客や案件のデータを集約する機能があるため、情報を一元管理して効率的に営業活動を行えます。
また、連絡手段も一元管理ができるため、連絡漏れや伝達ミスといったヒューマンエラーを防ぎ、顧客とのやり取りに集中できます。
初期費用は0円で、1ユーザーあたり月額780円から利用可能です。ただし、最小契約ユーザー数が5人であるため、3,900円が最低金額となります。
HubSpot CRMは、無料で始められるSFAです。ミーティングのスケジュール設定やAI搭載のメール作成機能、レポート作成ツールといった機能あり、シンプルで使いやすいSFAです。
また、取引のパイプラインツールの機能は取引の作成やタスクの割り当てなどの業務をシステム上で完結できます。そのため、商談の流れを滞らせることはありません。
0円から利用できますが、有料プランも1,800円からであるため、導入しやすいのが特徴です。
SFAを選ぶ際の注意点
SFAを選ぶ際は価格だけでなく次の点にも注意して選ぶとスムーズになります。
- 必要な機能は搭載されているか
- 価格とコストパフォーマンスに優れているか
- サポート体制は整っているか
- 既存システムと連携できるか
必要な機能は搭載されているか
SFAを導入する際は必要な機能が搭載されているかを確認するのが重要です。
たとえば、営業の情報集計や分析レポートを作成する時間がないからSFAを導入しようと考えたにもかかわらず、情報集計や分析レポート機能がないSFAを導入してしまったら、次第に使わなくなるでしょう。
このようなミスを防ぐためには、あらかじめ何のためにSFAを導入するのかを明確にし、目的達成に必要な機能を洗い出すことです。事前に必要な機能を洗い出すことで、機能が多すぎて定着しない、機能が少ないため使えないなどのミスを防げます。
このように、SFAを導入する際は必要な機能が搭載されているか確認することが重要です。
価格とコストパフォーマンスに優れているか
SFAを選ぶ際は価格とコストパフォーマンスに優れているかの確認が重要です。機能が充実したSFAは高価格であるケースが多いため、必要ない機能まで搭載されているとコストが無駄になってしまうからです。
たとえば、マクロを使えたり、営業担当者を自動で割り当てたりできる機能がある高価格のSFAを導入したとします。しかし、マクロを使わなかったり、営業担当者が多くないため自動で割り当てる必要がなかったりしたら、低価格のSFAで問題ない可能性があります。
このようなケースでは無駄にコストがかかってしまい、経費が膨らんでしまうかもしれません。反対に価格だけに注目して低価格のSFAを選んた場合、必要とする機能が備わっていないケースもあります。
したがって、SFAを選ぶ際は価格とコストパフォーマンスに優れているかを確認することが重要です。
サポート体制は整っているか
サポート体制は整っているか確認することが重要です。なぜなら、システムが定着するまではサポートが必要不可欠だからです。
たとえば、操作方法がわからず、マニュアルを見ても問題が解決しない場合はサポートに問い合わせをします。しかし、問い合わせても返事に時間がかかってしまったら、待っている間は業務が滞ってしまいます。
このように、「質問をしたらすぐに返事がくるか」「疑問をわかりやすく解決してくれるか」といった、サポート体制があるか確認することが重要です。
導入前のアドバイスやシステム利用時のレクチャー、問題が起きた場合のサポートなどをしてくれるといった、サポートを包括的に行うカスタマーセンターがあるSFAを選ぶといいでしょう。
既存システムと連携できるか
既存システムと連携できるかの確認が重要です。なぜなら、既存システムと連携ができれば蓄積されたデータをSFAで利用ができるため、営業を効率化できるからです。
たとえば、SFAとMAが連携できれば、マーケティング部門と情報を共有できます。したがって、MAで獲得した顧客情報を営業活動に活かせます。
このように、既存システムと連携できるSFAを選ぶことで、営業活動を効率化できるでしょう。
料金以外も考慮して費用対効果の高いSFAを導入しよう
SFAの費用の内訳は「初期費用」「月額費用」「カスタマイズ費用」の3つが基本です。費用を安く抑えられるSFAや高価格で機能が充実したSFAもあります。自社に合った機能を確認し、必要な機能が搭載されているかを確認して導入しましょう。
また、価格とコストパフォーマンスに優れているか、サポート体制は整っているか、既存システムと連携できるかを確認してSFAを導入することで、営業活動の効率化が可能です。