費用が安いメール配信システムおすすめ5選!料金相場や選ぶ際の注意点
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メール配信システムの費用相場
メール配信システムにかかる費用の内訳は次のとおりです。
- 初期費用
- 月額費用
- ライセンス料
- その他の費用
費用相場は初期費用が0円~50,000円、月額費用は2,000円~15,000円程度、ライセンス料は150万円~500万円程度です。また、その他費用には30,000円~50,000円程度かかります。
初期費用 | 月額費用 | ライセンス料 | その他費用 |
---|---|---|---|
30,000円〜50,000円 | 4,000円〜150,000円 | 150万円~500万円 | 30,000円~50,000円 |
メール配信システムは、オンプレミス型とクラウド型の2種類があり、種類によって費用相場は異なります。
オンプレミス型は構築したシステムを利用するために発生するライセンス料が高額です。また、初期費用にサーバー構築費がかかるため、クラウド型と比較して高額になるといった特徴があります。
クラウド型は月間のメール配信数やアドレス件数によって月額料金が発生する料金形態が主流です。オンプレミス型と比較して費用を安く抑えられます。
その他費用はサーバーの保守やオプション料金、セキュリティ対策などがあり、メール配信システムの種類によっては必要がないケースがあります。
メール配信システムの導入にかかる費用の内訳
メール配信システムの導入にかかる費用の内訳は次のとおりです。
- 初期費用
- 月額費用
- その他の費用
それぞれ詳しく解説します。
初期費用
メール配信システムの導入時に発生する費用です。費用相場は0円~50,000円が一般的です。クラウド型かオンプレミス型かによって初期費用の内訳は異なります。
クラウド型の初期費用は申し込み手数料となります。一般的な相場は10,000円~50,000円程度です。1年以上の長期契約や機能が制限されたメールシステムを利用した場合は、割引されたり無料になったりするケースもあります。
オンプレミス型の初期費用はサーバー構築費となります。一般的な相場は3,000円~10,000円程度です。
月額費用
毎月発生するメール配信システムの利用料です。費用相場は2,000円~15,000円が一般的です。クラウド型かオンプレミス型かによって月額費用の内訳は異なります。
クラウド型の月額費用はメールの配信数、または登録したメールアドレスの数によって従量課金制で決まります。たとえば、月間のメール配信数が3,000通なら月額2,000円といった料金形態です。
オンプレミス型の月額費用は主にサーバーの維持費です。レンタルサーバーを借りている場合は2,000円~5,000円程度が相場ですが、自社でサーバーを構築した場合は高くなる傾向にあります。
その他の費用
その他の費用にはライセンス料やサーバーの保守、オプション料金などがあります。
ライセンス料はメール配信システムを開発した企業からシステムをインストールするために支払う料金です。開発会社が本来、売上と見込んでいた金額が設定されるため、高額になる傾向にあります。費用相場は250万円程度です。
安くても150万円かかり、高額なシステムは500万円程度かかることもあります。
サーバーの保守やオプション料金といった費用は配信数や利用頻度によって金額が異なりますが、30,000円~50,000円が一般的な相場です。
費用が安いおすすめメール配信システム
メール配信システムの中でも一般相場と比べて費用が安いメール配信システムを紹介します。費用が安いだけでなく、必要な機能も揃えているメール配信システムを紹介しているため、導入の参考にしてください。
WiLL Mailは、メール配信を安心かつ快適に行えるメール配信システムです。初期費用不要で最適なプランを1か月ごとに選べるため、費用を抑えて導入したい企業におすすめです。料金形態は配信数に応じて毎月選べます。
マウス操作だけでHTMLメールが作れる機能があるため、製作コストの大幅削減が可能です。また、配信結果はグラフやヒートマップで分析が可能なため、マーケティングの改善につながります。
Cuenote FC - ユミルリンク株式会社
Cuenote FCは、大量のメール配信が可能なメール配信ステムです。Cuenote FCの独自技術により、毎時1,000万通の配信性能を備えています。
また、配信履歴を分析し、迷惑メールやスパム判定の回避も可能です。さらに開封率・クリック率測定やセグメント配信、A/Bテストといった効果測定と改善に必要な機能があります。
料金は初期費用30,000円、月額費用5,000円からです。無料トライアルもあるため、費用を抑えて導入したい企業におすすめです。
アララ メッセージは、高機能と低コストを両立したメール配信システムです。毎時100万通の処理速度と各種ガイドラインへの対応によって、素早く大量に正確にメールを配信できます。
また、豊富なAPIを備えているため、導入に関してエンジニアへの負担が少ない設計です。さらに、テンプレート機能を利用することでHTMLメールを簡単に作成できます。
Benchmark Email - 株式会社ベンチマークジャパン
Benchmark Emailは、50万社導入の実績を持つメール配信システムです。AIによる自動デザイン機能があるため、誰でもおしゃれで見栄えのよいメルマガの作成が可能です。
また、ドラッグ&ドロップエディタを備えているため、直感的な操作でおしゃれなメールを作成できます。リアルタイムレポートやテスト機能があり、配信したメルマガの効果を確認しながらPDCAサイクルを回せます。
お名前.com メールマーケティング - GMOインターネット株式会社
お名前.com メールマーケティングは、月額869円から利用できるメール配信システムです。初期費用無料、追加料金なし、配信数無制限で利用できるため、手軽にメール配信システムを導入できます。
配信エンジンは月間2.5億通の配信実績のあるシステムを利用しています。そのため、大量のメールを安全、確実に送信可能です。セキュリティ対策も完備しています。防災、災害、停電対策を完備した国内大手のデータセンターでサーバーを管理。さらに、万が一に備えてプロのエンジニアが24時間365日の体制で監視しています。
メール配信システムを選ぶ際の注意点
メール配信システムを選ぶ際は価格だけでなく次の点にも注意して選ぶとスムーズになります。
- 機能と使いやすさのバランス
- 配信数と登録アドレス数の上限
- 契約条件と期間
- セキュリティと法令遵守
- 拡張性と他システムとの連携
機能と使いやすさのバランス
メール配信システムを選ぶ際は、機能と使いやすさのバランスを確認するのが重要です。
メール配信システムは安価なシステムでも必要な機能は十分に備えています。たとえば、メールのテンプレート機能やA/Bテスト、自動配信などは多くのサービスで標準機能として備えています。
操作が複雑だと使いこなせずに使わない機能に支払いを続けたり、定着しなかったりします。このような理由から、導入前に必要な機能を検討し、ニーズに合った機能と使いやすさのバランスが取れたシステムを選ぶことが重要です。
配信数と登録アドレス数の上限
メール配信システムの安価なプランでは配信数や登録できるアドレス数に制限があるため、導入前に配信数と登録アドレス数の上限を確認しましょう。
たとえば、月の合計メール配信数が1,000通の最も安いプランを選んだ場合、顧客リストが500人だとすると月に2通しか配信できません。このような状況では顧客に対して教育が十分にできず、売り上げにつながりません。
したがって、顧客リストの規模や将来的な成長を考慮して、顧客に対して適切なアプローチができる料金プランを選ぶことが重要です。
セキュリティと法令遵守
メール配信システムを選ぶ際はセキュリティと法令遵守することが重要です。
セキュリティにはSSL暗号化、二段階認証、アクセス制限といった対策があります。このような対策がされているかを確認し、必要であればさらに強固なセキュリティ対策をしているサービスを選びましょう。
また、GDPR(EU一般データ保護規則)やCAN-SPAM法などの法令に準拠しているかどうかも確認しておきましょう。
拡張性と他システムとの連携
メール配信システムを選ぶ際は拡張性が高く、他システムとの連携が多く取れるシステムを選ぶことが重要です。
たとえば、顧客管理システムと連携できれば、メール配信リストへ顧客情報を自動で追加したり、自動で大量のメール配信ができたりします。
CRMやECサイト、分析ツールといった使用している主要ツールとの連携機能があるかどうか確認しておきましょう。
料金以外も考慮して費用対効果の高いメール配信システムを導入しよう
メール配信システムの導入はコストだけでなく、提供されるサービス内容やコストパフォーマンスなども考慮して選ぶことが重要です。解決したい課題を洗い出し、目的に合ったメール配信システムを選ぶことで、業務を効率化できます。
メール配信システムはクラウド型やオンプレミス型の2種類があり、料金形態も月間のメール配信数の従量課金制やメールアドレスの数による従量課金制などさまざまです。
メリットとデメリットがあるため、ニーズに合わせた料金形態を選ぶとよいでしょう。