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Macで使えるRPAツール4選!注意点と選定ポイントを解説

最終更新日:(記事の情報は現在から33日前のものです)
Macで使えるRPAツールを、導入時の注意点や選定ポイントとともに紹介します。また、RPA活用におけるWindowsと比較したMacでよくある課題についても解説。PC作業の自動化を考えるMacユーザーはぜひ参考にしてください。

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RPAとは

RPAは「Robotic Process Automation」の略称で、人間が行う定型的なパソコン作業をソフトウェアロボットが自動化する技術です。たとえば、データ入力やファイルの移動、Webサイトからの情報収集、メール送信などを自動化できます。RPAは、プログラミングスキルがなくても比較的簡単に操作できるため、導入のハードルが低いです。

MacでRPAを使う際の注意点

MacでRPAを利用する際には、いくつかのデメリットにも考慮する必要があります。

Windowsに比べて使えるツールが少ない

RPAツールはWindows向けに開発されているものが多く、Macに対応しているツールは限られています。そのため、Macユーザーは選択肢が少なく、要件に合うツールを見つけにくい場合があります。Windowsでは豊富な選択肢から最適なツールを選べるのに対し、Macでは妥協が必要になるケースもあるでしょう。

アップデートがWindowsより遅いことがある

RPAツールは定期的なアップデートが行われ、新機能の追加やバグ修正が行われます。しかし、Mac版のアップデートはWindows版に比べて遅れる場合があり、最新機能をすぐに利用できないことがあります。また、macOSのバージョンアップに対応するまで時間がかかる場合もあり、Macユーザーは注意が必要です。

MacユーザーのRPA選定ポイント

MacでRPAツールを選ぶ際には、次のポイントに考慮することが重要です。

提供形態

RPAには大きく3つの提供形態があります。それぞれによって使い方や費用感が異なるため、システム選定時にはまずどの提供形態にするかあたりをつけておきましょう。なお、Macに対応しているRPAツールはクラウド型が多いです。

デスクトップ型 オンプレミス型 クラウド型
インストール先 パソコン サーバーとパソコン 提供企業のサーバー
初期費用の目安 10万〜100万円 100万〜2,000万円 1万〜10万円
企業規模の目安 中小企業・大企業 大企業 中小企業
おすすめ企業 主にオフラインでの作業を自動化したい新規導入の企業 他社のRPAを利用して勝手がわかっている企業 主にオンラインでの作業を自動化したい新規導入の企業

対応しているmacOSのバージョン

現在使用している、または今後使用する予定のmacOSのバージョンに対応しているかを確認しましょう。対応していない場合、ツールが正常に動作しない可能性があります。

構造認識と画像認識、座標認識

RPAツールに命令を出す際、どのような方法で指定するのかはチェックしておきましょう。具体的には構造認識と画像認識、座標認識の3種類があります。

構造認識 画像認識 座標指定
仕組み 内部構造をもとに位置を特定 事前に登録した画像をもとに位置を特定 パソコン上の位置をあらかじめ指定
エラーの発生回数 少なめ 中くらい 多め
メリット 見た目に依存しないため正確性が高い 見たままで指定できる 見たままで指定できる
デメリット ツールによってはエラー時の修正に工数がかかる 画像が隠れているとエラーになる パソコンやディスプレイのサイズが異なるとエラーになる

利用者の理解度や使う場面にあわせてどの認識方法が適切か検討しましょう。

連携できるソフト

普段使用しているソフトと連携できるかを確認しましょう。たとえばExcelやGoogle スプレッドシート、Gmail、Salesforceなど具体的なソフト名にて、調べたり担当者に問い合わせたりしましょう。

料金

RPAの料金は提供形態や機能によってまちまちなため、問い合わせ時によく確認しておきましょう。アカウント数や作成するロボット数によって料金が変動しやすいため、あらかじめどのような使い方をするか想定しておくとよいです。

RPAの費用相場と料金比較・おすすめソフト
RPAの費用相場について紹介しています。料金比較やおすすめのソフトなどわかりやすく解説しています。導入するRPAを...
詳細を見る

サポート体制

ツール活用のレクチャーやトラブル発生時のサポート体制をチェックしましょう。電話、メール、チャットなどで問い合わせできるか、日本語でのサポートが提供されているかを確認します。

Macで使えるRPAツール4選

AUTORO - オートロ株式会社

AUTORO
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BOXIL SaaS AWARD 2022 BPO/コンサル/RPA部門受賞
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ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

AUTOROは、ブラウザ上の作業を中心に自動化できるRPAツールです。API連携にて幅広いツールと組み合わせて自動化します。AUTOROには次のような特徴があります。

  • ノーコードで業務効率化のロボットが作れる
  • テキストベースのエディタで簡単共有
  • チャットやマニュアル以外に、オンライン会議のサポートあり

クラウドBOT - 株式会社C-RISE

クラウドBOTは、クラウド型のRPAツールです。Web上のさまざまなサービスをノンプログラミングで組み合わせられ、リモートワークにおける業務の効率化に強いです。クラウドBOTには次のような特徴があります。

  • ユーザーの操作を自動で記録するためロボット作成が簡単
  • ロボットの作り方を解説した動画でわかりやすい
  • 導入支援が充実していて利用しやすい

BizteX cobit - BizteX株式会社

BizteX cobit
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ボクシルSaaSのデータを元に表示しています
提供企業様でご不明点がある方はこちら

BizteX cobitは、申し込みの最短翌日から利用できるクラウド型のRPAツールです。ブラウザ上で行った操作の自動化やマウス操作でのサービス連携が可能です。BizteX cobitには次のような特徴があります。

  • 複数人での同時開発・同時実行が可能
  • システム入力やデータチェック、メール送受信など幅広い業務に対応
  • 導入前後のサポートが充実しており無償レクチャーあり

Automator - Apple Inc.

Automatorは、Macに標準搭載されたRPAツールです。独自アクションのスクリプト作成やショートカットへの読み込みなどが搭載されており、汎用性が高いです。Automatorには次のような特徴があります。

  • ライブラリ内の数百のアクションを組み合わせてワークフローを作成
  • 一覧性の高いアクションリストでワークフローを把握
  • プログラミングがわかるとスクリプトで融通が効いて便利

MacでもRPAは使えるが、数は少ない

MacでもRPAツールを活用して業務効率化を図れます。しかし、Windowsに比べて対応しているツールの数が限られているため、慎重に選ぶ必要があります。macOSとの互換性、必要な機能の有無、自動化の方法、連携可能なソフト、料金、サポート体制などを比較検討しニーズに合ったRPAツールを選びましょう。

Windowsも含めたRPAの比較は次の記事にてしています。もし会社にWindowsのパソコンもあるのなら、RPAはWindowsに導入して運用する方法も検討するとよいでしょう。

【比較表】RPAツール比較!おすすめサービスの機能や価格、導入目的別の選び方
RPAの代表的なサービスを徹底比較!クラウド・デスクトップ・オンプレミスの提供形態だけでなく、構造認識・画像認識・...
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選び方ガイド
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