セールスイネーブルメントツールのシェア・市場規模 一番選ばれている人気サービスはナレッジワーク

目次を閉じる
セールスイネーブルメントツールのシェア率

セールスイネーブルメントツールの導入に携わった1,627人を対象にBOXILが独自アンケート※1を実施し、導入したセールスイネーブルメントツールを尋ねました。
シェアが最も多かったのは、ナレッジワークで12.65%。
その後にSALESCOREが8.03%、Sales Squareが7.90%、スピーダ 営業リサーチが7.77%、Sales Docが6.81%、shouin for セールスが5.91%と続きます。これら6社で全体の49.07%を占めていました。
※調査概要:インターネット調査にてセールスイネーブルメントツールの導入に携わった全国20〜60代の1,627人へ実施。本調査の期間は2025年6月13日~17日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある
口コミ・ユーザー満足度も必ずチェックしよう
セールスイネーブルメントツールの選定では、実際の導入企業による口コミやユーザー満足度も重要です。自社に合ったサービスかどうか、現場の意見・評判をもとに比較することが大切です。

シェア率TOP6の口コミ・満足度解説
シェア率の高い6サービスはなぜ選ばれているのか。BOXILに寄せられた口コミやサービスの特徴をもとに解説します。
ナレッジワーク - 株式会社ナレッジワーク
ナレッジワークは、AIを活用した営業支援を一つのツールで実現できるプラットフォームです。「ナレッジ領域」では、営業に必要な資料をAIで簡単に発見・作成でき、「ワーク領域」では商談前の準備や商談後の記録をAIがサポートします。さらに「ラーニング領域」で営業ノウハウを体系的に学習でき、セールスフォースとの連携も可能です。
専門性の高いコンサルタントが導入から運用まで個別にサポートする点も特徴で、多角的な営業活動の効率化と質の向上を実現しています。
SALESCOREは、SFAと連携して営業データの利活用を支援するセールスイネーブルメントツールです。取引先や商談などの複数データ入力を一画面で完結でき、Excel感覚のキーボード操作やショートカットが使えるのが特徴です。
業種や商品などの項目データからピボットを生成し、多角的な比較分析が可能。SFAデータの直接編集や予実管理をダッシュボードで実行でき、KPIのグラフ化もワンクリックで行えるため、営業生産性や目標達成率の向上に役立ちます。
Sales Square - 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
Sales Squareは、営業活動の見える化と人材育成を両立した営業戦略ソリューションです。営業データと人材データを一元管理することで、日々の営業日報を自社の貴重なナレッジへと変換し、営業スキルや実績を可視化します。
ダッシュボードから社員の得意・不得意分野を把握でき、個別の習熟度に合わせた研修提案も可能です。また、受注・失注データから「勝ちのパターン」を分析し、業界や商材などあらゆる軸で商談を分析することで、競合との差別化要素を発見できる点が評価されています。
スピーダ 営業リサーチ - 株式会社ユーザベース
スピーダ 営業リサーチは、豊富な企業データと業界レポートを活用した情報プラットフォームです。企業概要や業界情報、競合プレイヤー、IR情報などをワンストップで取得でき、市場動向や競争環境をリアルタイムで把握できます。
AI企業課題サジェスト機能では、ターゲット企業の潜在課題を分析し、営業提案の精度向上をサポートします。Salesforce連携によるデータ統合で、企業情報の自動更新や一元管理を実現し、効率的な営業活動を支援します。
Sales Doc
Sales Docは、顧客へ送った資料の閲覧状況を可視化する国産セールスイネーブルメントツールです。誰がいつどのページを見たかがわかるため、見込み顧客が検討しているタイミングで適切なアプローチが可能となります。
また資料の一元管理機能により、必要な資料をすぐに顧客へ送れるようになり、無駄なく効率的な営業活動を実現。さらに顧客向けの提案資料まとめサイトを3分で作成できる機能も備えており、営業プロセス全体の効率化をサポートします。
shouin for セールス - ビートレード・パートナーズ株式会社
shouin for セールスは、個別の営業スキルに合わせた学習が可能な育成プラットフォームです。経験や課題に応じて最適化された動画教材により、新人からベテランまで体系的に営業スキルを学習できます。
商談動画やトーク音声を共有できるため、チーム内で評価や指摘が可能となり、不足知識の具体化や振り返りもシステム内で完結します。カスタマイズ可能な研修コースや学習進捗の可視化、理解度テスト機能により、教育コストを軽減しながら効果的な育成が実現できる点が特徴です。
シェア率だけでなく機能や使い勝手でも比較しよう
セールスイネーブルメントツールを選ぶ際には「営業活動の可視化・知識共有の仕組み・学習支援機能・外部ツール連携・AI活用レベル」など、自社の課題や営業プロセスに合った要件を整理することが重要です。
営業データの分析機能やナレッジ管理の使いやすさ、営業担当者の学習支援機能の充実度など、現場での実際の使い勝手も確認しましょう。シェア率や口コミ、導入事例を参考に、自社の営業力強化に最適なツールを選定してください。
