DD-CONNECT

の料金・機能・導入事例

DD-CONNECTは、建設業界における契約書類のやり取りを電子化できる電子契約システムです。建設工事の発注者と協力会社（下請け業者）との間で交わされる注文書や契約書、請求書、図面などを紙や郵送に頼らずにオンラインで交換できるようにし、大量の書面処理や収入印紙の貼付といった従来の負担を削減します。 建設業では法改正により契約書の電子化が解禁され、テレワーク推進やコスト削減の観点から電子契約への移行が求められています。DD-CONNECTはこうした背景で、工事契約の締結プロセスをクラウド上に置き換え、関係者全員がどこからでも契約手続きを行える環境を構築可能です。 利用企業はDD-CONNECT上で契約書類を作成し、取引先となる協力会社に電子的に送信して電子署名による承認を行います。両者の承諾がそろった契約書にはタイムスタンプが付され、クラウド上の契約フォルダに自動保管される仕組みです。契約締結の過程はリアルタイムに履歴として残り、発注側・受注側の双方で契約書の閲覧やダウンロードが可能です。 書類の改訂や再発行もデータ上で完結するため、最新版の共有や差し替えも効率的に行えます。また、DD-CONNECTは企業の基幹システムと連携して動作する設計で、既存の発注管理システムやERPから契約書データを取り込み、自社書式のまま電子契約用の文書を発行まで可能です。 DD-CONNECTでは、契約書以外にも見積依頼から発注契約、業務完了報告、請求および検収に至るまで、プロジェクトに伴う各種帳票をすべて電子ファイルで扱えます。 そのため、土木・建築・塗装・舗装・解体などさまざまな工事業種で利用しやすく、さらに工事請負契約だけでなく清掃業務委託契約など異なる種類の契約書にも対応しています。契約当事者の種別を問わず利用可能であり、不動産の賃貸借契約や派遣・請負契約など他業種の契約手続にも転用が可能です。 DD-CONNECTはたんなる契約書電子化ツールを超えて、建設業務における契約手続きをトータルにサポートしてくれるサービスです。