スマートコントラクトとは? ブロックチェーン活用の仕組みとKDDIの実証実験を紹介

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スマートコントラクトとは、ガートナーが発表した2018年10大技術トレンドにも選ばれており、ブロックチェーンを活用した仕組みとしていま注目されている。2017年実証実験に踏み切ったKDDIの事例を紹介しながら、スマートコントラクトとは何か、仕組みおよび産業をどう変えるのか図解した。

スマートコントラクトで産業は大きく変わる

スマートコントラクトの大きなインパクトは「契約の自動化」「個人の信用コストの低下」だ。

例えばRPAの文脈で語られることの多い事務処理の自動化も、スマートコントラクトなら社外にまで範囲を広げた上で比較的低コストでシステムを実現できる。契約の自動化が実現した暁には間違いなく事務作業が人間の手を離れ、働き方が変わっていくだろう。

また、個人間で取引するためには仲介業者が必要だったが、個人の信用をスマートコントラクトで支えることで、より低価格で取引することができる。金融機関がなくても個人からお金を借りることができる。あらゆる場面で「中抜き」が発生し、企業はビジネスモデルの進化を迫られる場面も増えてくるだろう。

「集中」から「分散」への移行は産業の構造を大きく変える可能性を秘めている。