4Kとは | フルHD・8Kとの違いとテレビ選びのポイント

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画質や音質などの機能・性能面だけでなく、使い勝手や本体の薄さなどのユーザビリティにおいても、年々進化を遂げている大画面テレビ。なかでもここ数年、テレビ選びにおけるトレンドワードとなっているのが「4K」です。本記事では、そんな4Kの基礎知識に加えて、今テレビを買い換えるなら4Kがいいのか、4Kの次世代規格8Kとはなにか、などもチェックします。
4Kとは | フルHD・8Kとの違いとテレビ選びのポイント

4Kとは?

ここ数年、新世代の映像規格「4K」に対応したテレビが次々と発売されています。

4Kは、現在の映像コンテンツの主流である2K(フルハイビジョン)よりも、約4倍高精細な映像を表示できるのが特徴です。

4Kと2K(フルHD)画素の違い

4KのKは「キロ」を示す単位です。つまり、4Kとは本来、「4000」という意味です。

テレビの場合は、横の画素数が4000、縦の画素数が2000前後の規格を「4K」、あるいは「4K2K」と呼びます。なお、4Kテレビの画素数は4,000×2,000で約800万画素となります。

一方、2018年11月現在、地上デジタル放送やBS/CS放送で採用される2K(フルHD)は、横×縦の画素数が1920×1080。2Kが1920×1080=約200万画素であるのに対し、4Kは3840×2160=約800万画素なので、同じ画面サイズなら、4Kは2Kよりも4倍高精細な映像表示が可能です。

これまで、デジタルテレビの画素数は、ハイビジョンの約100万画素から、フルHDの約200万画素、そして4Kの約800万画素まで進化してきました。デジタル放送以前のアナログTV放送が、640×483の約30万画素程度だったことを考えると、数十年前では想像もできなかったほどキレイな映像を楽しめるようになっているのです。

4Kテレビはいま買うべきか?

現在、テレビの買い換えを検討している人にとって、「本当に4Kテレビを買うべきなのか」は大きな悩みとなるはずです。ここからは、その点を客観的に考察していきましょう。

現在、地デジ/BS/CS放送は2K

前述の通り、現在の地上デジタル放送は2K相当(厳密には1440×1080)。メインで視聴する映像コンテンツが2Kなのに、4Kテレビは必要ないと考える人もいるでしょう。

しかし、ソニーやパナソニック、東芝など、現在市場で販売されている4Kテレビには、2K映像を4K映像にアップコンバートする機能が搭載されています。

この機能が搭載された4Kテレビは、ハイビジョンテレビよりも2Kの映像コンテンツを精細感のある画質で楽しめます。画面を遠くから見た場合はもちろん、近く見た場合でも、粗さが気にならなくなるなど、その違いは一目瞭然です。

2018年12月からBS/CSの4K放送がスタート

これまで触れてきたように、2018年11月現在では2Kの映像コンテンツが一般的ですが、徐々に4Kのコンテンツが普及しつつあります。実際に、2018年12月からBS/CSの4K放送がスタートします。

また、Netflixなどのインターネット動画配信サービスにおいても、4K映像コンテンツが着実に増加しています。さらに、ディスクメディアにおいても、4K映像に対応したUHD BD(Ultra HD Blu-ray)が登場しています。

こうした状況を鑑みても、4K映像コンテンツを楽しむ環境は確実に整備されつつあることがわかるでしょう。

結論

  • 多くの4Kテレビが2K映像をアップコンバートする技術を搭載
  • 2018年12月からBS/CSの4K放送がスタート
  • ネット動画配信サービスの4K映像コンテンツが増加中
  • これから4Kコンテンツはますます増えそう
  • 今、テレビを買い換えるなら4Kを選んで損はない

4Kを上回る映像規格8Kも登場

映像規格は、今現在も、さらなる進化を続けており、4Kを上回る新世代の映像規格8Kが登場しました。本章では、「8K」とはどのような規格であるか、8Kテレビを買った方がよいのかについても考察します。

8Kとは?

8Kは、横×縦の画素数が8,000×4,000=約3,200万画素。同じ画面サイズなら、4Kの4倍、2K(フルHD)の16倍高精細な映像を表示できます。

なお、この8K規格もすでに実用段階に入っています。市場では、まだ4Kテレビが普及しつつある段階ですが、4Kの普及がさらに進み、より高精細な映像コンテンツを楽しみたいという方が増えれば、この8Kも普及していくと考えられます。

8Kテレビは必要?

最近では、8Kテレビも登場しています。しかし、以下の理由から8Kテレビを購入するのは時期尚早と言えるでしょう。

1つ目の理由は、まだ市場に投入されたばかりなので、高価なことです。たとえば、2018年11月からシャープAQUOSシリーズの8K対応テレビが発売されていますが、60型で75万円程度、70型で100万円程度になると言われています。4Kテレビと比べても格段に高価です。

2つ目の理由として、8Kの映像コンテンツは現在、ほとんどありません。4Kコンテンツですらまだまだ普及段階にあるため、8Kになるとさらに少なくなるのです。

3つ目の理由として、8K解像度ともなると、もはや人間の目では4Kとの違いがそこまでわかりません。もちろん、テレビが大きくなれば、その違いは認識しやすくなりますが、40~60型クラスのテレビではほとんど違いは認識できないと言っていいでしょう。

迷っているなら4Kテレビを選んで損なし

ここまで、4Kの基礎知識に加えて、今テレビを買い換えるなら4Kがいいのか、4Kの次世代規格8Kとはなにか、などをチェックしてきました。

結論としては、今、テレビを買い換えるのなら4Kがおすすめです。メーカー同士の技術・価格競争によって値ごろ感が出てきており、4Kテレビのポテンシャルを存分に体感できる4K映像コンテンツも増えてきているからです。

テレビの買い替えを検討している方は、ぜひ4Kテレビを選んで、キレイな映像を堪能してみてください。