社内SNSの費用相場と料金比較・おすすめソフト

社内SNSには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
⇒ 【料金・機能比較表つき】社内SNSの資料をダウンロードする（無料）

社内SNSの費用相場

社内SNSの費用相場は、初期費用は0円のものが多く、月額費用は180円〜30,000円程度です。この目安は、主要な社内SNS26サービスの料金を調査し、公開されている最も安い価格帯をもとに算出しています。

ただし、実際の料金は各ツールのプラン内容や提供される機能によって異なります。また、企業ごとの要望や課題によっては、別途見積もりが必要となる場合もあります。そのため、気になるサービスについては公式サイトから見積もりや相談を依頼することをおすすめします。

【調査】社内SNS26サービスの費用・料金比較表

主要な社内SNS26サービスの初期費用と月額費用を調査。公式サイトに記載がないサービスを除くと、次のような傾向が見られました。

• 連絡の効率化に強いタイプと一元管理に強いタイプは、最安値が1,000円以内のサービスが多い
• コミュニケーションの活性化に強いタイプは、最低価格が1,000円〜30,000円ほど
• いずれのタイプでもアカウント数、ユーザー数、導入規模、機能の範囲などによって料金が変動する

連絡の効率化に強い10サービスの料金表

連絡の効率化に強い社内SNSは、タスク管理やスケジュール共有など、日常業務をスムーズに進めるための機能を備えたタイプです。ユーザー数や利用ID数によって料金が変わるほか、ストレージ容量や外部連携機能の有無でも費用が変動します。

一元管理に強い5サービスの料金表

一元管理に強い社内SNSは、チャットだけでなくファイルやナレッジをまとめて管理できるのが特徴です。プランごとのストレージ容量や同時接続ユーザー数、外部共有の範囲などによって料金が変わります。

コミュニケーションの活性化に強い11サービスの料金表

コミュニケーションの活性化に強い社内SNSは、従業員同士の交流やエンゲージメント向上を目的としたタイプです。導入規模や管理機能の範囲、運用サポートの有無などによって料金が大きく変わる傾向があります。

社内SNSの料金モデル

社内SNSには大きく3つの料金モデルがあり、それぞれおすすめの企業や導入規模が異なります。

1. アカウント数課金

「1ユーザーあたり月額〇円」という形で、利用人数に応じて料金が決まる最も一般的なモデルです。Chatwork、LINE WORKS、Slackなど多くの社内SNSがこの方式を採用しています。

ユーザー数が増えるほど合計費用は上がりますが、人数が多いほど1人あたりの単価が下がるボリュームディスカウントが適用されるケースもあります。

2. 固定料金（組織単位課金）

企業全体やチーム単位でシステム全体に一定額が設定されるモデルです。directやSONRのように「月額〇円／組織」として提供されるタイプが該当します。

従業員数に左右されず使えるため、小規模から中規模のチームでコストを抑えたい場合におすすめです。ただし、上限ユーザー数や利用機能によっては追加料金が発生することもあります。

3. カスタム見積もり型

導入規模や目的に応じて個別に料金が算出される見積もりベースのモデルです。

TUNAG、RECOG、Commune for Work、OSIRO for TEAMなど、エンゲージメント分析や高度なコミュニティ運営支援を行うサービスが多くこの方式を採用しています。プラン内容により費用差が大きく、サポート体制や機能拡張に応じて価格が変動します。

社内SNSの費用内訳

社内SNSの費用は、初期費用と月額費用（または年額費用）の2つが基本で、さらに必要に応じてオプション費用が発生します。

初期費用

初期費用は無料のサービスが多いものの、アカウントの設定代行やカスタマイズ、導入時の操作レクチャーを依頼すると別途費用が発生する場合があります。

LINE WORKSやSlackなどは初期費用0円で利用を開始できますが、企業独自のワークフローに合わせた設定や外部連携を依頼する場合は、サポート費用が別途必要になるケースもあります。コストを抑えたい場合は、自社での初期設定やメンバー招待の体制を整えておくことが大切です。

月額費用・年額費用

月額費用（または年額費用）は、アカウント数や利用機能に応じた段階的なプラン設定が一般的です。たとえば、ChatworkやLarkのように「1ユーザーあたり月額〇円」といった課金体系のほか、directやSONRのようにチーム単位・組織単位で料金が決まるサービスもあります。

アカウント数やストレージ容量が増えると上位プランへの切り替えが必要になり、利用人数が多いほど合計費用も上がります。必要な機能範囲と利用規模を見極めたうえで、最適なプランを選ぶことが重要です。

【注意】見落としがちな追加オプション

社内SNS導入時、初期費用と月額利用料だけで予算を組んでしまうと、予想外の追加コストが発生して驚くことがあります。実際に運用を始めてから「こんな費用も必要なのか」と困ることがないよう、見落としやすい追加オプションについても事前に確認しておきましょう。

費用対効果が高い社内SNS

社内SNSのなかでも費用対効果が高いおすすめのツールを紹介します。各ツールの特徴や詳しい料金プランなどを解説しているので社内SNS選びの参考にしてみてください。

なお、とくに断りがない限り、料金は税抜価格です。

ChatLuck

ChatLuck

株式会社ネオジャパン

4.37 149件の口コミ

ChatLuckの詳細を見る

利用できる機能

ChatLuckは、スマートフォンやPCでリアルタイムのメッセージ交換ができるビジネス向けチャットツールです。

プロジェクトのメンバーや外部スタッフとの効率的な連絡、写真やビデオ通話での情報共有に役立ちます。CSVでの一括管理、利用状況の監視、権限管理機能も備え、内部統制とセキュリティ対策も強固です。

ChatLuckの料金プラン・価格

Commune for Work

Commune for Work

コミューン株式会社

4.00 1件の口コミ

Commune for Workの詳細を見る

利用できる機能

Commune for Workは、社内／パートナーコミュニケーションを促進するプラットフォームで、情報共有やフォロー体制を強化し、コミュニティを形成します。

チャネルの統合や情報管理、役割ごとの閲覧権限の柔軟性が特徴で、コミュニケーション活性化や分析から施策の自動化までを支援します。

Commune for Workの料金プラン・価格

要問い合わせ

Lark（ラーク）

Lark（ラーク）

Lark Japan株式会社

4.13 32件の口コミ

Lark（ラーク）の詳細を見る

利用できる機能

Lark（ラーク）は、オールインワンのビジネスツールで、コミュニケーション、メール、カレンダー、ビデオ会議、ドキュメント、ワークフローなどの機能を統合しています。

チャットの履歴保存や検索機能、ピン留め機能などで、やり取りを整理、確認可能です。グループチャットにボットを追加でき、リマインダー送信やメッセージ掲載などを自動化できます。

Lark（ラーク）の料金プラン・価格

TUNAG

TUNAG

株式会社スタメン

4.12 26件の口コミ

TUNAGの詳細を見る

利用できる機能

TUNAGは、業務DXからエンゲージメント向上まで、組織に合わせたオールインワンツールです。

豊富な機能と高いカスタマイズ性が特徴です。データ分析で組織状態を可視化し、PDCAサイクルを回し効果的な施策を実施します。

TUNAGの料金プラン・価格

要問い合わせ

TAGS

TAGS

鈴与シンワート株式会社

4.00 3件の口コミ

TAGSの詳細を見る

利用できる機能

TAGSは、安定した高セキュリティの法人向けビジネスチャットです。

データベース暗号化や専用サーバーを使用して情報漏えいを防止します。個別・グループチャットやファイルの添付を提供し、低価格で利用できます。管理コンソールでポリシー設定や操作ユーザーの管理が可能です。

TAGSの料金プラン・価格

NotePM

NotePM

株式会社プロジェクト・モード

4.39 911件の口コミ

NotePMの詳細を見る

利用できる機能

NotePMは、社内ナレッジを一元管理するツールです。高機能エディタを備え、簡単にドキュメントを作成できます。全文検索やモバイル対応で情報に迅速にアクセス可能です。

セキュリティ対策が強化され、データ保護が行われ、柔軟なアクセス権限で情報共有が促進されます。組織のパフォーマンス向上を支援する内部Wikiサービスとして機能します。

NotePMの料金プラン・価格

プラン3000以上は要問い合わせ

RECOG

RECOG

株式会社シンクスマイル

4.60 150件の口コミ

RECOGの詳細を見る

利用できる機能

RECOGは、称賛を通じて組織の課題を解決するチームワークアプリです。レター機能で相手の成果を称えたり、投稿に拍手することで社内のポジティブな雰囲気を促進します。

贈られたレターで得られるポイントは商品と交換可能で、チームの活性度やマネジメント状態も一目でわかります。SlackやMicrosoft Teams、Chatworkとの連携も可能で、無料トライアルも提供されています。

RECOGの料金プラン・価格

要問い合わせ

Tocaro

Tocaro

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社

4.00 4件の口コミ

Tocaroの詳細を見る

利用できる機能

Tocaroは、社内外どちらのコミュニケーションも効率化させるビジネスチャットツールです。

大企業向けにBox連携やワークフローなどの機能を提供しています。CTCの安全なセキュリティとサポート体制が特徴です。

Tocaroの料金プラン・価格

Qiita Team

Qiita Team

4.27 15件の口コミ

Qiita Teamの詳細を見る

利用できる機能

Qiita Teamは、社内向け情報共有サービスです。

簡単に記事を書いて投稿し、適切なメンバーと共有でき、その場でコミュニケーションを取れます。暗黙知の共有を促進し、信頼感のあるチームを形成します。
とくにソフトウェア開発チームに適しており、共有のしやすさに重点を置き、負担を軽減しつつ、モチベーションを維持する工夫がされています。

Qiita Teamの料金プラン・価格

WowTalk

WowTalk

キングソフト株式会社

4.22 85件の口コミ

WowTalkの詳細を見る

利用できる機能

WowTalkは、直感的な操作と高い安全性が特徴の国産ビジネスチャットツールです。基本機能に加え、タスク管理や日報機能などがあり、管理機能も充実しています。

導入後のメリットには、会議の削減やメール量の半減など、効率的なコミュニケーションが可能になる点が挙げられます。

WowTalkの料金プラン・価格

Slack

Slack

株式会社セールスフォース・ジャパン

4.32 1781件の口コミ

Slackの詳細を見る

利用できる機能

Slackは、世界的に利用されているビジネスチャットツールで、リアルタイムなコミュニケーションと情報共有をスムーズに行える点が特徴です。

チャンネルによる会話整理、音声・ビデオ通話、ファイル共有、外部アプリとの連携など、多機能ながらも直感的に使える設計が魅力です。

Google WorkspaceやMicrosoft 365、Zoom、Trelloなどとの連携も豊富で、チームの生産性向上を支援します。

Slackの料金プラン・価格

Chatwork

Chatwork

株式会社kubell

4.10 1948件の口コミ

Chatworkの詳細を見る

利用できる機能

Chatworkは、仕事上のコミュニケーションを円滑にするビジネスチャットです。

グループチャット、タスク管理、ファイル管理、ビデオ／音声通話など主要機能を網羅し、業務効率や生産性向上に貢献します。マルチデバイス、多言語対応、API連携も備え、月額840円から利用できます。

Chatworkの料金プラン・価格

Talknote

Talknote

Talknote株式会社

4.03 117件の口コミ

Talknoteの詳細を見る

利用できる機能

Talknoteは、コミュニケーションの活性化と分析を通じ組織力の最大化を目指す情報共有プラットフォームです。

情報が流れないテーマ別「ノート」機能で、必要な情報を無制限に蓄積・整理できます。また、コミュニケーション状況を数値化し、組織や個人の状態を可視化する分析機能で、課題を早期発見し適切なフォローにつなげます。

Talknoteの料金プラン・価格

【2025年最新】社内SNS比較！おすすめサービスの料金・機能・口コミ【無料あり】

社内SNSとは 社内SNSとは、社内外のコミュニケーションを円滑に行うためのツールです。LINEやFacebookのような感覚で使用でき、メールに比べて連絡を行いやすい特徴がありま…

費用対効果の高い社内SNSを導入しよう

社内SNSの費用は、提供形態や機能、利用者数などによって大きく変わります。一般的には、クラウド型の場合は月額料金制、オンプレミス型やパッケージ型の場合は初期費用と年間保守費用が発生します。

費用だけでなく、機能の選定や既存システムとの連携、サポート体制の充実度なども注意するべきポイントです。費用対効果の高い社内SNSを導入するためには、自社のニーズや予算に合わせて、複数のシステムを比較検討することが大切です。