健康管理システムを導入しようと思っても、「健康管理システム・ストレスチェックサービス」「メンタルヘルスケアサービス」「健康増進サービス」のように種類がたくさんあってどうやって選べばいいの?と迷いますよね。そんな声にお応えしてBOXILがおすすめ健康管理システムを厳選。チェックしたいサービスの紹介資料をまとめてダウンロードできます。
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有料プランも含めて機能や料金の詳しい解説は、次の記事で紹介しています。
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健康管理システムのおすすめ比較をチェックする
健康管理システムとは
健康管理システムとは、社員の健康に関するデータを一元管理するシステムです。
従業員の健康診断管理や ストレスチェック 、面談管理のような機能をはじめ、健康データの分析・レポートや健康増進サポートなど 健康経営 に役立つ機能を備えています。
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健康管理システムとは?
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健康経営とは?
健康管理システムにはさまざまな種類があり、料金を含めて広く比較したい場合は、各社製品のサービス資料を取り寄せることがおすすめです。
下記からおすすめの健康管理システムのサービス資料や、機能や料金の比較表をまとめてダウンロードできるためぜひご活用ください。
なぜ紙ファイルやExcel台帳、メール管理は限界なのか?無料システムでこう変わる
今あなたの会社で起きている「健康診断結果の転記が終わらない」「受診漏れの追いかけ電話」などの課題は、あなたの管理能力の問題ではなく、紙ファイルやExcel台帳、メールでの健康情報管理の限界です。
紙ファイルやExcel台帳、メールでの健康情報管理には、集計やフォローが担当者任せになる課題があります。従業員数や健康診断・面談件数が増えていくと、確認すべき情報量が人の目で追い切れなくなり、受診漏れやフォロー漏れが必ず発生します。
無料の健康管理システムならこの状況を大きく改善できます。たとえば、次のような違いが生まれます。
| あなたの課題 | 紙・Excel・メール管理 | 無料システム |
|---|---|---|
| 健康診断結果の転記が終わらない | 健康診断機関からの紙やPDFを見ながらExcelに1件ずつ入力 | 健康診断データを取り込み、自動で台帳に反映 |
| 受診漏れの追いかけ電話 | 未受診者リストを毎回作成し、メールや電話で個別催促 | 未受診者を自動抽出し、リマインドメールも自動送信 |
| 有所見者のフォローが属人化 | 色分けルールやフォロー状況が担当者の頭の中だけ | 有所見者とフォロー状況をシステム上で一元管理 |
| 長時間労働者リスト作成がすべて手作業になっている | 勤怠CSVを毎月加工し、長時間労働者を手で抽出 | 長時間労働者を自動判定し、リスク度合いも見える化 |
| コスト | 0円 | 0円 |
これをふまえると、紙ファイルやExcel台帳、メール管理から、いち早く無料の健康管理システムに乗り換えるべきではないでしょうか。しかし、無料で使える健康管理システムにも、使いやすいサービスと使いにくいサービスがあります。
無料の健康管理システムのメリット
無料の健康管理システムのメリットについて解説します。
健康管理の効率化
無料の健康管理システムでも、従業員の健康データを一元管理する機能が提供されていることが多いです。
健康診断結果やストレスチェックなどのデータを一括して管理することで、管理業務の効率が向上します。従業員の健康状態やメンタルヘルスの変化をタイムリーに把握できるようになり、迅速な対応が可能です。
費用損失のリスク回避
健康管理システムを導入する場合、システムが実際に企業のニーズに適しているかどうかを確認する前に導入費用や利用料が発生します。
無料の健康管理システムであれば、本格導入前に、費用をかけずに複数のシステムを試験導入し、その機能や使い勝手を比較できます。これにより、導入後に「思っていたのと違う」といったリスクを回避できるでしょう。
健康管理システムの機能の比較
無料の健康管理システムをいくつか試すことで、それぞれのシステムが持つ独自の機能や特徴を実際に体験し比較できます。
たとえば、あるシステムはストレスチェックに特化している一方、別のシステムは健康診断データの管理に優れているかもしれません。このような健康管理システムの違いを直接体験することで、企業は自社のニーズに最も適した機能を持つシステムを選択できるでしょう。
従業員のフィードバック収集
複数の健康管理システムを試すことで、実際に使用する従業員からのフィードバックを収集できます。
従業員の意見や感想をもとに、どのシステムが最も使いやすく、効果的であるかを判断します。従業員の満足度が高いシステムを選ぶことで、導入後の定着率や利用率が向上するでしょう。
法令遵守のサポート
企業は従業員の健康管理に関する法律や規制を遵守する必要があります。無料の健康管理システムでも、これらの法令に対応していることが多く、適切なデータ管理と報告を支援します。
定期的な健康診断やストレスチェックの実施や結果の報告など、法的要件を満たすための機能があれば、企業のコンプライアンス遵守と健康経営の実現につながるでしょう。
無料の健康管理システムを選ぶときのポイント
無料の健康管理システムを選定する際は、いくつかの基準が存在します。代表的な基準についてわかりやすく解説します。
必要な機能があるか
無料の健康管理システムで利用可能な機能は主に次のとおりです。必要な機能のある健康管理システムを選ぶようにしましょう。
- 健康診断の管理
- ストレスチェック
- 労働基準監督署への報告書作成
- 健康データの分析・レポート
- コンディション管理
セキュリティ対策が強固か確認する
無料の健康管理システムを選ぶ際は、セキュリティ対策が強固か確認してください。従業員の健康情報は個人情報にあたるので、漏えいや改ざんなどのリスクを防ぐ必要があります。
クラウドサービスを選ぶ場合は、SSL暗号化や二要素認証などのセキュリティ機能が備わっているかどうかをチェックしましょう。
データ連携やAPI連携ができるか確認する
無料の健康管理システムを選ぶ際は、データ連携や API 連携ができるか確認してください。健康管理システムだけでなく、他のシステムともデータをやり取りできると、業務効率や分析精度が向上します。
たとえば、 人事管理システム と連携できれば、従業員の基本情報を自動的に反映可能です。また、API連携ができれば、自社のシステムやアプリとも簡単に連携できます。
操作性や使い勝手がよいか試してみる
健康管理システムを選ぶ際は、操作性や使い勝手がよいか試してみてください。無料デモや無料トライアルを利用して、実際にツールを使ってみることをおすすめします。
とくに、管理者側の管理画面だけでなく、実際に従業員に回答してもらう画面についても、使い方がわかりやすく快適に利用できるか確認しましょう。
【0円で使える】おすすめの健康管理システム 2選
無料で使えるおすすめの健康管理システムを紹介します。
無料で使える健康管理システムの比較表
次の表では、健康管理システムの無料プランを比較しています。ユーザー数や機能制限、サポート体制の違いを押さえることで、自社に合う候補を絞り込みやすくなります。
| 項目 | ストレスチェッカー | パルスアイ |
|---|---|---|
| ユーザー数 | 年間500名未満まで無料。超過分は1人あたり従量課金 | 公式サイトにユーザー数上限の記載なし |
| 機能制限 | 厚労省のストレスチェック制度に準拠した57問版のみ利用可能。拡張版や一部高度分析は対象外 | 簡易なパルスサーベイが中心。詳細サーベイや高度分析は対象外 |
| サポート | 専任コンサルや労基署報告支援は対象外。無料で利用できる範囲は要問い合わせ | 専用サポートの明記なし。運用相談は有料プランで提供 |
| その他の制限 | 質問80問版やハラスメント関連項目などは有料プランのみ | ストレスチェック機能や1on1支援など一部機能は有料プランのみ |
ストレスチェッカー
ストレスチェッカーは、ストレスチェックを中心に従業員のメンタルヘルス状態を見える化できる健康管理システムです。
受検画面の文言や案内メールの差出人名を柔軟にカスタマイズできるほか、受検状況をリアルタイムで把握できます。
高いセキュリティと、クラウド上での長期的なデータ保管に配慮されたサービスです。
無料プランでは、年間500名未満まで無料でストレスチェックを実施でき、設問は厚労省のストレスチェック制度に準拠した57問版に限定されます。一方で、データ保管期間20年や組織数無制限の集団分析、16か国語対応など、無料とは思えないほど充実した機能も利用可能です。
法令に対応しながら、少人数からオンラインのストレスチェック運用を試したい中小企業に適しています。
受検者数が増えたり、ワークエンゲージメントまで詳しく分析したくなったりした場合は、有料プランへの移行を検討するとよいでしょう。
1人あたり月額250円からの有料プランでは、専任コンサルによる運用支援や労基署報告用レポート作成支援も受けられます。質問80問版やハラスメント関連項目の測定も利用可能になり、より踏み込んだ組織分析ができるようになります。
ストレスチェッカーを無料で使う制限
| 項目 | 制限 |
|---|---|
| ユーザー数 | 年間500名未満まで無料で利用可能。超過分は1人あたり従量課金 |
| 機能制限 | 厚労省のストレスチェック制度に準拠した57問版のみ利用可能。拡張版や詳細指標の測定は利用できません。 |
| サポート | 専任コンサルや労基署報告支援は対象外。無料で利用できる範囲の詳細は要問い合わせ |
| その他の制限 | 質問80問版やハラスメント関連項目などは有料プランのみ |
パルスアイ
パルスアイは、短時間のパルスサーベイとAIを組み合わせて、従業員の本音や退職リスクを把握できる健康管理システムです。
月1回の簡易アンケートでストレスやエンゲージメントの変化を素早くキャッチできます。
厚労省準拠のストレスチェックや1on1支援、タレントマネジメントとも連携しやすい設計です。
無料プランでは、月1回のパルスサーベイと基本的なダッシュボード、退職リスクの判定機能などを中心に利用できます。ユーザー数の上限は明記されていませんが、特定部署や本社のみで様子を見たい企業でも導入しやすいでしょう。
毎月のコンディションを軽くチェックし、問題の早期発見に役立てたい人事担当者に向いているサービスです。
より詳細なエンゲージメントサーベイや経年でのトレンド分析、多言語対応が必要になった場合は、有料プランへの移行が選択肢となります。
1人月額300円からの有料プランでは、厚労省準拠のストレスチェックや1on1支援、AIによる課題解決の提案なども利用可能です。
Zoomやメールでの運用相談も受けられるため、自社に合った健康管理施策を継続的にブラッシュアップしやすくなります。
パルスアイを無料で使う制限
| 項目 | 制限 |
|---|---|
| ユーザー数 | 公式サイトに明確な上限の記載なし |
| 機能制限 | 月1回のパルスサーベイと基本ダッシュボードが中心。詳細サーベイや高度分析は対象外 |
| サポート | 無料プラン向けの専用サポートについては明記なし。運用相談は有料プランで提供 |
| その他の制限 | 厚労省準拠のストレスチェック、1on1支援、多言語対応、カスタム設問作成など一部機能は有料プランのみ |
無料デモ・トライアルを実施しているおすすめの健康管理システム比較3選
無料デモ・トライアルを実施しているおすすめの健康管理システムを紹介します。
すこやかサポート21
すこやかサポート21 は、健康診断・問診・保健指導・残業時間データなどのあらゆる健康情報を統合管理できる健康管理システムです。企業人事労務担当、産業保健スタッフのほか、従業員個人も自身の健康データを閲覧できます。
無料で利用できる機能
すこやかサポート21では、システムデモ(システム画面の確認)を受け付けています。
Carely(ケアリィ)
- 健康診断の就業判定
- ストレスチェックの実施
- 面談記録の作成・共有
Carely(ケアリィ) は、健康診断データの一元管理や産業医との面談管理、ストレスチェックの実施など、健康管理に関するさまざまな機能を持った健康管理システムです。
有料オプションで、産業医の紹介やメンタルヘルス相談窓口の用意など、ソフトウェアだけでは解決できない課題にも対応しています。
無料で利用できる機能
Carelyには1か月間の無料トライアルがあるため、導入前に機能や操作性を確認できます。
ラフールサーベイ
ラフールサーベイ は、従業員にさまざまな質問をして得た回答結果を分析し、組織と個人の状態を可視化する組織改善サーベイです。
従業員の組織に対するエンゲージメントやメンタルヘルスなどを測定し、分析結果や改善策を提供します。
無料で利用できる機能
ラフールサーベイは無料デモを利用可能です。
無料システムに限らず、自社に合った健康管理システムを選ぶには各サービスの機能を比較することが重要です。まずはどのような製品があるのか、資料を手元に用意して比較してみましょう。
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無料と有料の違いは?よくある機能制限と注意点
無料の健康管理システムでよくある機能の制限をまとめました。
利用できる従業員数に制限がある
無料で使える健康管理システムを使う際は、利用できる従業員数に注意してください。無料トライアルでは、10人以下や50人以下といった登録できる従業員数に上限が設定されていることがあります。
事業規模が大きく、多くの従業員の健康管理を行いたい場合は、無料トライアルでは対応が難しくなります。
データの移行や引き継ぎに制限がある
無料で使える健康管理システムを使う際は、データの移行や引き継ぎに注意してください。無料トライアルでは、他のシステムからデータを移行したり、有料プランに切り替えたりする際に手間がかかることがあります。
たとえば、CSVファイルやAPIなどを使ってデータをインポート・エクスポートできるかどうかを確認しましょう。また、有料プランに切り替える際には、無料トライアルで入力したデータがそのまま引き継げるかどうかも重要です。
分析やレポート機能に制限がある
無料で使える健康管理システムを使う際は、分析やレポート機能に注意してください。無料トライアルでは、健康データを分析したり、レポートを作成したりする機能が制限されていることがあります。
たとえば、グラフやチャートなどの視覚的な表現ができなかったり、レポートの種類や項目が少なかったりします。健康経営の効果測定や改善策の検討に役立つ機能が利用できるかどうかをチェックしましょう。
有料の健康管理システムを検討するべきケース
企業規模や健康管理システムに求めていることによっては、無料ツールでは叶えられないケースが存在します。有料サービスを検討した方がよいケースをまとめたので、参考にしてみてください。
社員数が多い場合
健康管理システムの無料版は、社員数によって利用できる範囲が制限されている場合があります。たとえば、無料版では10人以下の従業員しか登録できなかったり、1人あたりのデータ保存回数が少なかったりすることがあります。
社員数が多い場合は、無料版では十分に健康管理システムを活用できない可能性が高いです。社員数が多い場合は、有料サービスを検討しましょう。
高度な分析機能やレポート機能が必要な場合
無料の健康管理システムは、基本的な機能に限定されていることが多いです。たとえば、健康診断や勤怠記録、ストレスチェック受検などのデータを記録できても、それらのデータを分析してレポートにまとめる機能はない場合があります。
高度な分析機能やレポート機能が必要な場合は、有料サービスに切り替えることをおすすめします。
サポートやアフターフォローを求める場合
無料の健康管理システムは、サポートやアフターフォローがない可能性があります。有料サービスならば、導入から運用までのサポートやアフターフォローを受けられます。
また、不具合やトラブルが発生した場合も、有料サービスは迅速に対応してくれます。サポートやアフターフォローを求める場合は、有料サービスを検討した方がよいでしょう。
無料の健康管理システムを健康経営のきっかけに
無料の健康管理システムを試してみることで、健康経営に必要な視点や取り組みが具体的に明らかになるはずです。従業員のパフォーマンスやエンゲージメントを低下させることなく、組織強化を図ることに挑戦してみましょう。
自社に合った健康管理システムを選ぶには、各サービスの内容を比較することが重要です。気になるサービスの資料をダウンロードして自社に合うのか検討してみましょう。
健康管理システムは次の記事でも詳しく紹介しています。

