【30秒でわかるこの記事の結論】ECサイト向けCRMのタイプ
・顧客分析やデータ統合重視ならKARTEをはじめとした「CDP一体型」
・施策の自動化が目的ならアクションリンクのような「MA一体型」
・これからECを立ち上げるならSquareなどの「カート一体型」
→まずは課題を明確にし、目的に合ったタイプのサービスを選定しましょう。
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ECサイト向けCRMの特徴
ECサイト向けのCRMは、購買・閲覧・会員データをもとに、リピート促進の施策を回すツールを指します。
具体的には購入回数や購入間隔、直近の閲覧商品などを軸に、顧客を細かくセグメントできます。セグメントごとにメールやLINE、Web接客を出し分け、適切なタイミングでフォローできる点が特徴です。施策の反応や売上への影響を可視化し、次の打ち手を判断しやすくする役割も担います。
ECサイトにCRMを導入するメリット
顧客データを一元化して施策を最適化できる
会員情報や購買履歴、問い合わせ履歴を一か所に集約し、施策に使える状態へ整えられます。
データが散在している状態では、担当者が手作業でデータを突き合わせる手間が生じ、施策の判断が遅れがちです。顧客データが一元化されている環境なら、顧客ごとの文脈に合った対応ができ、改善の優先順位も付けやすくなります。
リピート率を高めてLTVを伸ばせる
ECサイト向けCRMを導入すると、購入回数や購入間隔、購入カテゴリをもとに次の接点を設計できます。購入後のお礼メールや使い方の提案、買い替え時期のリマインドなど、継続購入につながる接点を増やせる点がLTV向上の理由です。
たとえば2回目購入の壁が高い商品では、初回購入者に限定クーポンやおすすめセットを提示し、再購入のきっかけを作れます。また、最後の購入から一定期間が過ぎた顧客にフォローを入れることで、休眠化を防ぎやすくなります。
セグメント配信で顧客体験をパーソナライズできる
属性や購買行動、閲覧行動などの条件で顧客を分け、それぞれに合った情報を届けられます。全顧客へ同じ内容を送る一斉配信では、関心の薄い情報が増え、開封率やクリック率が下がりやすいです。
たとえば、特定カテゴリの購入者にはまとめ買い提案を出して単価アップを狙えます。購入頻度が高い顧客には先行案内や限定オファーを届け、ロイヤルティを保ちながら離脱を防ぐことも可能です。
CRM起点で業務を自動化し運用負荷を下げられる
配信や抽出、レポート作成などの作業をルール化し、自動化することで運用負荷を下げられます。
担当者が手作業で抽出や配信を続けると、作業時間が増えるだけでなく配信漏れや誤配信のリスクも高まります。立ち上げと運用の負担が軽くなることで、改善に使える時間が増え、少人数でも施策を回しやすくなるでしょう。
ECサイト向けCRMの主な機能
ECサイト向けCRMには、顧客理解を深めてリピート購入を促すための機能がそろっています。まずは、ECサイト向けCRMで一般的に備わる機能と、ツールによって追加される機能を整理して把握すると、自社に必要な機能が判断しやすくなります。
基本的な機能
ECサイト向けCRMでは、顧客データを蓄積し、セグメント配信から効果測定までを一貫して運用するための機能が豊富です。
| 機能名 | 機能の概要 |
|---|---|
| 顧客情報管理 | 会員情報や購買履歴、問い合わせ履歴などを顧客単位で蓄積 |
| 購買データ分析 | 優良顧客や離脱リスクの高い顧客を把握 |
| セグメント作成 | 属性や購買行動、閲覧行動などで顧客を抽出し、配信対象を定義 |
| メール配信 | セグメントごとに文面を出し分け |
| 効果測定 | 配信結果や売上への影響を可視化 |
ツールによっては搭載されている機能
次の表のように、ツールによっては追加される機能もあります。それぞれの機能は運用体制や目標に合わせて必要度合いが変わります。
| 機能名 | 機能の概要 |
|---|---|
| LINE配信 | 友だち登録者に対してセグメント配信やステップ配信 |
| シナリオ配信 | カゴ落ちや誕生日といったトリガーを起点に、複数回に渡って配信 |
| Web接客 | ポップアップやバナーを出し分け |
| CDP連携・データ統合 | ECカート、広告、アプリ、実店舗などのデータを統合 |
| レコメンド | 購買履歴や閲覧履歴をもとに商品を自動提案 |
ECサイト向けCRMのタイプ
ECサイト向けCRMは、データ統合に強いもの、配信自動化に強いもの、カート機能まで含むものに大別できます。自社の課題がどこにあるかで、選ぶべきタイプが変わります。
| タイプ | 特徴 | こんな企業におすすめ |
|---|---|---|
| CDP一体型 | ECカートや広告、アプリなど複数のデータソースを顧客単位で統合 | ・データが分散していて施策の根拠が作れない ・分析に時間がかかりすぎている |
| MA一体型 | カゴ落ち・誕生日などのトリガーをもとにメールやLINEの配信を自動化 | ・データはあるのに施策が回せていない ・配信作業が属人化している |
| カート一体型 | ECサイトの構築・受注・決済・顧客管理を同一基盤で完結 | ・これからECを立ち上げる ・外部連携を増やす前にまず小さく運用を回したい |
施策効果を詳細に分析したいなら「CDP一体型」
CDP一体型は、ECカートや広告、アプリなどに散らばるデータを顧客単位で統合し、分析に使える状態へ整えるタイプです。
購買と行動を突き合わせてセグメントを切れるため、施策の当たり外れを数字で説明しやすくなります。施策実行は別ツールと連携するケースも多く、まずはデータの信頼性を高めたい企業におすすめです。
たとえばKARTEは行動データをリアルタイムで捉え、分析と施策をつなげられます。カスタマーリングスは、カートや基幹システムに分散するデータを統合し、SQLなしで加工して施策に回せる点が特徴です。
リピート施策を強化したいなら「MA一体型」
MA一体型は、顧客セグメントに合わせた配信やシナリオを自動化し、リピート購入までの導線を作り込めるタイプです。
カゴ落ちや再入荷、誕生日などのトリガーを起点に、メールやLINEで接点を増やせます。運用のスピードが成果に直結しやすいため、施策を回す体制を早く整えたいECに向きます。
たとえばアクションリンクは、あらかじめ用意されたシナリオがあるので施策を始めやすいです。DATA CASTは、購買データで抽出したセグメントに対してシナリオ配信を組めるため、手作業での配信を減らせます。
これからECサイトを立ち上げるなら「カート一体型」
カート一体型は、ECサイトの構築・受注・決済に加えて、会員や購買履歴の管理までを同じ基盤で扱えるタイプです。
カートと顧客データが最初からつながるため、立ち上げ直後でも顧客対応やリピート施策を始めやすくなります。外部連携を増やす前に、まずは小さくECを回しながら成長させたい企業に向く選択肢です。
たとえばSquareは、オンラインストアと決済、POSを搭載しているので、店舗とECを横断した顧客管理に取り組みやすいです。W2 Unifiedは、受注・在庫・顧客を一元管理しながら、複数ブランドや店舗連携まで視野に入れた運用を組み立てられます。
ECサイト向けCRMの選び方
ECサイト向けCRMは、できることが似ていても、連携のしやすさや運用の回しやすさで成果が変わります。導入後に「データがつながらない」「運用が回らない」とならないように、選定時点で確認すべきポイントを整理しておきましょう。
自社のECカートや既存システムと連携できるか
CRMを探す際には、自社で利用しているECカートとの連携が標準で対応しているか、どの項目と連携できるかを確認することが基本です。ECサイト向けCRMは、顧客データや購買データを取り込めなければ、施策の精度も効果測定も成立しません。
加えて、API連携の有無、バッチ連携の頻度、IDの突合方法、データ更新のタイムラグなども押さえると失敗しにくくなります。
Shopifyやmakeshopなどの主要カートと標準連携させたい場合は、OmniSegmentやアクションリンクのようにAPI連携の実績が豊富なツールがおすすめです。
自社のフェーズに合った課金体系か(配信数か顧客数か)
課金体系が「ユーザー数」「配信通数」「イベント数」など、いずれに該当するのか確認しましょう。ECサイト向けCRMは、課金の決まり方で支払金額が大きく変わるためです。たとえば、ユーザー数で課金されるサービスは、顧客が少ない場合やリピーターが多い場合に適しています。
| 課金体系 | おすすめの企業 |
|---|---|
| ユーザー数 | 顧客数が少ない立ち上げ期 |
| 配信通数 | 配信頻度を抑えたい場合 |
| イベント数 | サイト行動データを大量に取得して活用する企業 |
また、最低契約期間、初期設定やデータ移行の費用、サポート範囲、オプション料金の一覧もあわせて確認しておきましょう。
データ統合やシナリオ設計までサポートがあるか
導入時のサポート内容と問い合わせ手段をチェックしておきましょう。
たとえば、データ連携の設定、初期シナリオの設計、効果測定のレポート設定まで支援してもらえるかなどをチェックしておくと安心です。EC向けCRMは導入初期にECカートとのデータ連携設定やセグメント条件の定義でつまずきやすく、ここを自社だけで乗り越えるのは工数がかかります。
問い合わせ方法に関してはチャット、メール、電話のいずれか、対応時間はいつかも合わせて押さえましょう。特に現場担当者がITに詳しくない場合には、問い合わせのしやすさで満足度に大きな差が生まれます。
ECサイトにおすすめのCRM5選【CDP一体型】
KARTE
- 行動データをリアルタイムで解析
- セグメント更新で施策判定
- データ統合でCXを最適化
KARTEは、サイトやアプリの行動データをリアルタイムに捉え、ユーザー理解と施策実行につなげるプラットフォームです。任意の期間や行動条件でユーザーを素早く絞り込み、深掘りにつなげられる設計になっています。
特徴的なのは、最新イベントを起点にセグメントがリアルタイム更新され、配信条件を都度判断できる点です。Web接客では、来訪ユーザーの行動に合わせて体験を最適化し、コンバージョン改善や収益向上を狙えます。
CDP一体型としては、KARTE Datahubで顧客データや行動データ、オフラインデータなど分断されたデータを統合できる点が重要です。統合したデータはセグメント作成やアクションから参照でき、チャネル横断で一貫した体験設計につながります。
カスタマーリングス
- 分散データをCDPで統合
- シナリオ配信で施策を自動化
- SQL不要でデータ加工が可能
カスタマーリングスは、データ統合と施策運用をセットで進めたいEC事業者に向いたCRMです。メール配信では、購買行動に合わせたシナリオ構築を前提に、セグメント配信やステップメールなどを組み合わせられます。
カゴ落ちフォローや再入荷案内など、ECで頻出の施策をシナリオとして回しやすい点が便利です。メールだけでなくLINEをはじめとする複数チャネルの配信を一元管理し、配信や分析、集計の自動化で運用負荷を下げる設計です。
CDP一体型としては、基幹システムやECカート、実店舗などに分散するデータを統合し、掛け合わせて使える形に整えられるのが強みです。SQLをはじめとするプログラミングなしで必要データを準備できるため、エンジニアへの依存を減らして施策のスピードを上げられます。
EC Intelligence
- AI搭載のCDP・MAを統合提供
- 検索/レコメンド/メールを内包
- データ蓄積から施策まで一気通貫
EC Intelligenceは、AI搭載のCDP・MAとして、「現場は判断するだけ。施策が動き続けるCRM」を掲げるツールです。検索やレコメンド、メール配信のエンジンを統合し、ECや店舗、アプリなど、顧客接点の強化を狙えます。
特徴として、人的リソースを抑えながら収益最大化を目指す思想が明確な点が挙げられます。同社の説明では、複数エンジンの統合により、施策運用の負荷を下げつつ成果を伸ばす方向性を示しています。
CDP一体型の機能面では、2025年5月のアップデートでCDP機能が大幅に強化され、多様なデータソースを柔軟に取り込んで蓄積・分析できるようになったとしています。データの取り込み自由度が上がることで、部門内のデータだけに閉じない施策設計や、より精緻なターゲティングにもつなげやすくなります。
LTV-lab
- LTVと維持率をセグメント分析
- RFM/CPMで顧客ランクを自動化
- セグメント別に施策配信が可能
LTV-labは、購買情報と在籍期間などを軸に顧客を分類し、LTVや維持率の集計・分析につなげるECサイト向けCRMです。直近1年の購買情報をもとに複数セグメントへ分け、セグメントごとの状態を把握できる構成になっています。
RFM分析やCPM分析などで顧客ランクセグメントを自動集計し、セグメントの性質に合わせたメール配信へつなげられる点が特徴です。施策の前に「どの顧客層が伸びているか」を見える化しやすく、優先度を付けた運用に向きます。
CDP一体型としては、ECカート連携で会員・購買データを集約し、分析から施策運用までの往復を短くできるのがメリットです。
OmniSegment
- AIで施策を自動チューニング
- マルチチャネル配信を統合
- CDPで会員データを一元化
OmniSegmentは、ECサイト向けの高機能MA・CRMとして、LINEやメール、Webポップアップなどの配信をまとめて扱えるツールです。シナリオ設定から効果測定までを一連の流れで運用しやすい構成になっています。
20以上のBest Practiceシナリオを標準搭載し、条件やアクションを組み合わせた設計にも対応します。タグは条件に応じて自動付与・更新され、分析や施策に使える状態を保てる点も強みです。
CDP一体型としては、APIやコネクタで外部システムと連携し、収集データを個人IDに統合して管理できるのがポイントです。購買や行動履歴を個人に紐づけ、会員項目のカスタマイズやタグ付与まで含めて、施策に使えるデータ基盤を作れます。
ECサイトにおすすめのCRM5選【MA一体型】
Zoho CRM
- 項目・画面を柔軟に設計
- ワークフローで自動化
- Zoho製品と連携しやすい
Zoho CRMは、顧客情報や対応履歴を整理しながら、業務プロセスをルール化して運用しやすいCRMです。ワークフロールールで条件に応じた通知やタスク割り当てなどを自動化し、対応漏れの抑制につなげられます。
特徴的なのは、運用ルールを「仕組み」に落とし込みやすい点です。たとえば、条件を満たしたときに担当者へ通知したり、関連タスクを自動作成したりできるため、属人化を抑えやすくなります。顧客対応の品質を揃えたい運用ほど、効果を実感しやすいでしょう。
MA一体型として運用するなら、Zoho CRMを中核にしつつ、Zoho Campaignsと連携してメール施策の自動化までつなぐ設計がおすすめです。Zoho CRMとZoho Campaignsの連携では、リードや連絡先の同期、キャンペーン送信、結果の参照といった流れを組めます。
顧客セグメントに合わせた配信と、その後のフォローをCRM側のタスク化までつなげると、運用の抜け漏れを減らしやすくなります。
うちでのこづち
- ECデータを自動連携
- 施策と効果検証を一気通貫
- LINEやDMにも対応
うちでのこづちは、EC通販の顧客データを活用し、分析から施策、効果検証までをつなげて運用しやすいCRM/MAです。購買データをもとにしたセグメント作成やメール配信など、リピート施策の実行を進めやすくなります。
特徴は、ECサイト向けに設計された分析画面で、優先すべき顧客や、効果が見込める施策の目星を付けやすい点です。顧客の動きが把握しやすい設計のため、担当者の経験に頼りすぎない運用がしやすい構成です。施策の結果も見ながら、打ち手の入れ替えを回しやすくなります。
MA一体型としては、セグメントに応じたメッセージ配信を軸に、継続購入へつなげる導線を作れる点が強みです。メールに加えてLINE連携にも対応しており、同じ顧客に対してチャネルを使い分けた配信が可能です。購買後フォローや離脱予防などのシナリオ運用を組み立てることで、売上を伸ばす再現性が高まりやすくなります。
アクションリンク
- 1クリックで施策開始
- メール・LINE等に配信
- レポートで改善を促進
アクションリンクは、顧客ごとに最適なメッセージ配信を自動化し、EC通販のリピート売上を最大化することを狙う顧客中心CRMプラットフォームです。ボタン1つで施策を開始できる「鉄板シナリオ」や、顧客のリピート状況やLTVなどの指標を含むレポートが用意されています。
強みは、施策の立ち上げと改善の回転を速めやすい点です。鉄板シナリオは成功パターンを前提にしており、ボタン1つで施策を始められるため、担当者が不足していても施策を動かしやすくなります。施策別の効果や顧客のリピート状況を確認できるため、次の打ち手を決める判断材料も揃えやすいです。
MA一体型としては、メール・LINE・SMSなどの複数チャネルを使い、顧客に合わせたシナリオ配信を自動で回せる点がポイントです。カゴ落ちやバースデーなど、ECで頻出のトリガーを起点にした配信設計がしやすくなります。配信後はレポートで効果検証まで進められるため、リピート施策のPDCAを短縮しやすい設計です。
Visionary
- ECと店舗の顧客を統合
- メールやPUSHで配信
- クーポン・ポイントも管理
Visionaryは、会員・購買情報を軸に、施策実行と効果検証までを支えるCRMです。会員管理や購買情報管理に加えて、メール配信、PUSH配信、クーポン管理など、リピート施策に必要な機能をまとめて扱えます。
強みは、ECと店舗を横断した顧客体験を設計しやすい点です。購買情報をもとに配信や特典付与を組み立てられるため、店頭とオンラインでの訴求が一貫性を保ちやすくなります。クーポンやポイントなどを使った施策も組み合わせやすく、キャンペーン運用の幅が広がります。
MA一体型としては、会員属性や購買情報を使ったセグメント配信を起点に、継続購入へつなげる導線を作れることが強みです。メールやPUSH配信を「誰に」「いつ」「何を」という設計で回すと、施策が場当たり的な運用を避けやすくなります。施策の結果を見ながら、セグメント条件やオファー内容を調整する運用が回しやすい構成です。
DATA CAST
- 購買データで自由に抽出
- シナリオ配信を自動化
- カゴ落ち施策にも対応
DATA CASTは、ECで保有するデータを組み合わせてセグメントし、顧客に合わせたタイミングでシナリオメールやLINEを送れるCRMプラットフォームです。購入タイミングや直前のアクションに基づく配信設計ができ、新規会員の育成やファン化の施策を自動化できます。
強みは、セグメント起点で施策を組み立て、対象者を漏れなく抽出して配信できる点です。プリセットキャンペーンが用意されており、最初の配信を立ち上げやすい設計になっています。配信の効果を確認できるダッシュボードも用意されているため、改善の判断がしやすくなります。
MA一体型としては、ステップメールを含むシナリオ配信に加え、LINEやDMも組み合わせたステップ配信まで視野に入れられる点が特徴です。
カゴ落ち機能と連携して、カゴ落ち商品情報を配信コンテンツに差し込んだり、カゴ落ちユーザーを配信ターゲットに選んだりできます。購買データと行動データを使った自動配信を回すことで、リピート施策の「狙いどころ」を作りやすくなります。
ECサイトにおすすめのCRM3選【ECカート一体型】
Square
- 無料でネットショップ開設
- 店舗と在庫・注文を同期
- 顧客データを一元管理
Squareは、ネットショップ作成から決済、顧客管理までをまとめて使えるサービスです。Square POSレジと連携し、実店舗とオンラインの在庫や注文を同期できます。
売上履歴やポイントなどの顧客データを追跡し、実店舗とオンラインの顧客情報を1つの場所で管理できる点が強みです。追跡した情報をSquare ロイヤルティへ連携すれば、リピート率の向上につなげやすくなります。
カート一体型として、顧客がアカウントを作成すれば注文の追跡や支払い情報を保存でき、購入体験をより良くできます。来店時のおすすめ表示も含めて再購入を促しやすく、リピート施策の土台を作りやすい構成です。
ecbeing
- 会員・受注を一元管理
- プロモーション機能が豊富
- 離脱を防ぐ仕組みを搭載
ecbeingは、ECサイト運用に必要な機能を標準搭載したEC構築プラットフォームです。受注・商品・会員管理に加え、プロモーションや分析、セキュリティまでカバーします。
アクセス集中時に「順番待ち」を作り、離脱を防げる点が特徴です。ドラッグ&ドロップやビジュアルエディタでレイアウトを作成でき、更新作業の負担も下げやすい設計です。
カート一体型として、会員情報と購入履歴を軸に販促と分析を同じ基盤で回せる構造が特徴です。ポイントやクーポン管理に加え、カゴ落ち分析やシナリオメール配信まで同一基盤で扱え、施策の実行と検証が速くなります。
W2 Unified
- 受注・在庫・顧客を効率化
- 店舗とECの情報を連携
- 多ブランド運用に対応
W2 Unifiedは、ECサイト構築から集客・運用までをワンパッケージで提供するECプラットフォームです。売上拡大や日々の運用に必要な機能を標準搭載し、顧客ごとに合わせたコミュニケーションも視野に入ります。
店舗とECの在庫・顧客情報をリアルタイム連携できる点が、運用面の強みです。受注・在庫・顧客管理をまとめて効率化し、BtoCとBtoBが混在するECも一元管理できます。複数ブランドを1つの管理画面で運用し、会員やポイントの共通化も狙えます。
カート一体型としては、ECとオフラインの顧客・購入情報を統合管理しやすい設計になっているのがポイントです。チャネル横断のデータ連携でOMO施策を促進し、横断マーケティングの実施や運用管理の効率化につながります。
ECサイト CRMに関連するよくある質問
分析重視のECサイトにおすすめのCRMはどれですか?
顧客データを詳細に分析し、施策の精度を高めたい場合は、データ統合に強い「CDP一体型」のCRMがおすすめです。ECカートや広告、アプリなどに散らばるデータを顧客単位で統合できるため、施策の当たり外れを数字で検証しやすくなります。
- KARTE:行動データをリアルタイムに解析し、セグメントを都度更新しながら一人ひとりに合わせた体験を最適化
- カスタマーリングス:基幹システムやカートに分散するデータをSQL不要で統合し、現場担当者が自ら改善できる
- LTV-lab:顧客ランクを自動で判断し、LTVや維持率の分析を行うのに適する
リピート施策を自動化したい場合におすすめのツールは?
カゴ落ちや誕生日などのトリガーに応じた自動配信を行いたい場合は、配信までの距離を短縮できる「MA一体型」のCRMが適しています。
- アクションリンク:ボタン1つで開始できる「鉄板シナリオ」が用意されており、素早く施策を立ち上げられる
- うちでのこづち:購買データをもとにしたセグメント作成やシナリオ運用が得意で、LINE連携にも対応
- DATA CAST:購買データと行動データで対象者を抽出し、シナリオ配信やカゴ落ち施策を自動化
これからECサイトを立ち上げる場合に向いているシステムはありますか?
ECサイトの構築から顧客管理までを同じ基盤で完結できる「カート一体型」のCRMがおすすめです。外部システムとの連携を増やす前に、まずは小さくECを回しながら成長させたい企業に向いています。
- Square:無料でネットショップを開設でき、実店舗のPOSレジと連携して在庫や顧客データを一元管理
- ecbeing:受注や会員管理に加え、アクセス集中時に「順番待ち」を作り離脱を防ぐ
- W2 Unified:店舗とECの在庫・顧客情報をリアルタイム連携でき、BtoCとBtoBが混在するECや複数ブランドの運用にも対応
ECサイト向けCRMを選ぶ際に必ず確認すべきポイントは何ですか?
導入後に「データがつながらない」「運用が回らない」という失敗を防ぐため、以下の点を確認することが重要です。
- ECカートや既存システムとの連携:顧客データや購買データを取り込めるか、標準連携の対象やAPI連携の有無を確認
- 料金体系:初期費用や月額費用だけでなく、課金単位が「顧客件数」や「配信通数」のどれに当たるかを整理
- 操作性とサポート体制:担当者が日々の施策で使いやすい画面か、またチャットや電話のサポートがあるかを確認
ECサイトにCRMを導入するとどのようなメリットがありますか?
新規獲得コストが高騰する中、既存顧客のデータを活用して関係を育て、利益を積み上げる運用へ移行できる点が最大のメリットです。
- リピート率とLTVの向上:購入間隔やカテゴリに応じた適切なフォローにより、継続購入のきっかけを作れる
- 顧客体験のパーソナライズ:セグメントごとに最適な情報を届けることで、離脱を防ぎながら単価をアップ
- 運用負荷の軽減:作業を自動化することで、配信漏れや誤配信のリスクを減らし、少人数でも施策を回せる
ECサイト向けCRMで施策の効果を測定・強化しよう
ECサイトでCRMが欠かせないのは、新規獲得だけでは利益が残りにくくなり、既存顧客との関係づくりが売上の軸になってきたためです。ECサイト向けCRMを導入すると、顧客データをもとにリピート施策を回せるようになり、LTVを伸ばすための改善を継続しやすくなります。
ECサイト向けCRMを選ぶ際は、ECカートや既存システムと連携できるか、料金体系が自社の運用と合うかをまず確認してください。加えて、運用担当者が無理なく使い続けられる操作性と、つまずいたときに頼れるサポート体制があるかも重要です。
分析重視ならCDP一体型、施策の自動化重視ならMA一体型、立ち上げ重視ならカート一体型というように、目的に合うタイプを選ぶと失敗しにくくなります。
CRMの資料をまとめて比較できれば、機能や料金、連携の違いを短時間で整理でき、検討の精度が上がります。自社に合うCRMを効率よく見つけたい方は、次のボタンから資料を一括ダウンロードして、候補を絞り込んでください。
