マネーフォワード クラウド給与と給与奉行クラウド徹底比較– 機能・料金・口コミ・連携サービス

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「マネーフォワード クラウド給与と給与奉行クラウドは何が違うのか」「自社の給与計算にはどちらが合うのか」とお悩みではありませんか。

どちらも、給与・賞与の計算から年末調整・社会保険の手続きまで行えるクラウド型の給与計算ソフトです。

マネーフォワード クラウド給与は、50名以下なら会計・勤怠なども同じ基本プランで使えます。給与奉行クラウドは給与業務に特化し、平均賃金の算定まで製品単体で行える給与計算ソフトです。

本記事では、機能・連携サービス・サポート・料金・口コミの5つの観点で違いを比較します。

【30秒でわかるこの記事のポイント】

・給与・賞与の計算や保険料の計算といった基本の機能は、どちらも備えている
・マネーフォワード クラウドの会計・勤怠などとあわせて使い、バックオフィス業務全体を効率化するならマネーフォワード クラウド給与
・平均賃金の算定など、給与業務に特化した機能を重視するなら給与奉行クラウド

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この2つを含む給与計算ソフト全体のおすすめや選び方は、下記で紹介しています。
>給与計算ソフトの比較おすすめ16選 料金・連携比較表

給与計算ソフト_比較表_表面バナー

\ 【限定特典】Excelで編集できる比較表つき/

※掲載料金は税区分の記載を含め、各社公式サイトの表記に基づいています。

目次

マネーフォワード クラウド給与と給与奉行クラウドの違いを比較【一覧表】

2製品の違いが大きいのは、給与明細や年末調整の電子化と平均賃金・退職金の計算、料金体系の3つです。

比較項目 マネーフォワード クラウド給与のロゴ
マネーフォワード クラウド給与
給与奉行クラウドのロゴ
給与奉行クラウド
プランの種類 ひとり法人
スモールビジネス
ビジネス
51名以上は見積もり
iEシステム
iAシステム
iBシステム
iSシステム
主な対象 中小から大規模の企業まで 従業員1,000名まで
初期費用 0円
50名以下のプラン
0円〜70,000円
月額費用(従業員2名以上の最安プラン) 4,480円(税抜)
スモールビジネスプラン
年払い・3名まで
5,500円(年間契約)
iEシステム・20名まで
給与明細のWeb配信 〇
給与の機能に含まれる
〇
別製品(奉行Edge)
給与の仕訳の渡し先 マネーフォワード クラウド会計
会計Plus
勘定奉行iクラウド
契約期間 最低利用期間なし
年払いは解約しても返金なし
法人単位の年間契約
問い合わせ窓口 チャット・メール 電話・リモート共有・Web
AIチャット
特徴・強み 会計・勤怠なども
同じ基本プランで使える(50名以下)
給与業務に特化
平均賃金も製品単体で算定
口コミ評価 4.35
(116件)
4.35
(31件)

※〇=対応。マネーフォワード クラウド給与の月額費用は年払いの1か月あたりの金額で、「3名まで」は給与の確定処理(その月の給与計算の結果を確定させる操作)の人数です。口コミ評価はBOXILのサービスページに表示されている数値です(2026年10月時点)。

給与・賞与の計算から年末調整・社会保険の手続きまでは、どちらを選んでも行える業務です。

マネーフォワード クラウド給与は、50名以下なら年末調整・社会保険・勤怠・会計などのサービスも同じ基本プランで使える給与計算ソフトです。

給与奉行クラウドは、月次・年次の給与業務に特化した給与計算ソフトです。手当の計算から平均賃金の算定まで、追加製品なしで行えます。明細のWeb配信や申告書のWeb回収、退職金の計算は、奉行シリーズの別製品と組み合わせます。

\手元でじっくり比較/

【結論】マネーフォワード クラウド給与と給与奉行クラウドはどちらがおすすめ?

決め手になるのは、給与計算ソフトをバックオフィスのサービスの1つとして選ぶか、給与業務に特化したソフトとして選ぶかです。

会計・勤怠なども同じ基本プランで使うならマネーフォワード クラウド給与、平均賃金の算定や、別製品のオプションを組み合わせた退職金の計算まで給与業務を任せるなら給与奉行クラウドがおすすめです。

バックオフィス業務全体を効率化したい企業はマネーフォワード クラウド給与がおすすめ

マネーフォワード クラウド給与は、勤怠や会計などの同社サービスと連携可能です。給与計算を含むバックオフィス業務全体を効率化したい企業におすすめです。

  • すでにマネーフォワード クラウド会計や勤怠を使っている
  • 経費精算や請求書発行にマネーフォワード クラウドのサービスを使っている
  • 少人数で給与・会計・労務などのバックオフィス業務を兼任している

50名以下の基本プランなら、給与のほかに会計・経費・請求書・勤怠・年末調整・社会保険などのサービスもあわせて使えます。

給与業務に特化した機能を重視する企業は給与奉行クラウドがおすすめ

給与奉行クラウドは、平均賃金の算定や退職金の計算まで、給与担当者の業務を奉行シリーズに任せたい企業におすすめです。

  • 平均賃金を計算することがある
  • 退職金の制度がある
  • 現在オンプレミス版の給与奉行を使っている

給与奉行クラウドは追加の製品なしで平均賃金を算定でき、退職金も総務人事奉行クラウドの退職金管理オプション(料金は個別見積もり)を組み合わせると計算できます。

マネーフォワード クラウド給与と給与奉行クラウドの機能の違い

給与計算の基本機能はどちらも対応しています。一方で、年末調整・社会保険・明細のWeb配信・退職金・仕訳といった給与計算に付随する手続きは、対応可否が分かれます。

マネーフォワード クラウド給与と給与奉行クラウドの機能比較表

機能マネーフォワード クラウド給与給与奉行クラウド
給与明細のWeb配信〇〇
別製品(奉行Edge)
年末調整(年税額の計算・源泉徴収票の作成)〇
別サービス(年末調整)
〇
年末調整の申告書のWeb回収〇
別サービス(年末調整)
〇
別製品(奉行Edge)
社会保険・労働保険の電子申請〇
別サービス(社会保険)
〇
法定調書・給与支払報告書の電子申告〇
別サービス(年末調整)
法定調書合計表は一部のみ
〇
別製品(法定調書奉行)
手当の計算式の設定〇
カスタム計算式
〇
条件式・計算式テーブル
平均賃金の算定×〇
退職金(退職所得)の計算×〇
別製品のオプション
他社の勤怠システムとのAPI連携〇
API・CSV
〇
API・CSV
(APIは連携先により有料)
会計ソフトへの仕訳の受け渡し〇
マネーフォワード クラウド会計
会計Plus
〇
勘定奉行iクラウド
動作環境Windows・macOSWindows 11(推奨)

※〇=対応/×=非対応。マネーフォワード クラウド給与の「別サービス」はマネーフォワード クラウド年末調整・社会保険で、50名以下の基本プランに含まれます。給与奉行クラウドの「奉行Edge」は給与明細電子化クラウドと年末調整申告書クラウド、「法定調書奉行」は法定調書奉行iクラウドです。

共通する機能は給与・賞与の計算から年末調整・社会保険の手続きまで

毎月の給与計算と年末調整・社会保険の手続きは、どちらの製品も対応しています。マネーフォワード クラウド給与は、同じ基本プランに含まれる年末調整・社会保険のサービスで行います。

手当の計算は、どちらの製品も計算式を設定して自動で行えます。計算方法の設定に使うのは、マネーフォワード クラウド給与はカスタム計算式、給与奉行クラウドは条件式や計算式テーブル・社員情報です。

どちらを選んでも行える主な業務

・給与・賞与の計算
・社会保険料と雇用保険料の計算
・銀行振込のデータ作成
・年末調整の年税額の計算と源泉徴収票の作成
・社会保険・労働保険の電子申請
・計算式を設定した手当の自動計算

違いが出るのは給与計算に付随する業務(年末調整や明細のWeb化、退職金計算)

給与奉行クラウドは、明細や年末調整の書類のWeb化と法定調書の電子申告に、それぞれ別の製品の契約が必要です。一方、マネーフォワード クラウド給与には平均賃金と退職金を計算する機能がなく、給与計算ソフトの外で計算します。

給与明細・年末調整の電子化

マネーフォワード クラウド給与では、従業員50名以下なら下記に追加の契約は要りません。

  • 明細のWeb配信
  • 年末調整の書類のWeb配布・回収
  • 給与所得の源泉徴収票合計表の電子申告

年末調整の書類と電子申告は、基本プランに含まれるマネーフォワード クラウド年末調整で行います。

給与奉行クラウドは、下記にそれぞれ別の製品の契約が必要です。

  • 明細のWeb配信
  • 年末調整の書類のWeb配布・回収
  • 給与所得の源泉徴収票合計表を含む法定調書の電子申告

順に奉行Edge 給与明細電子化クラウド・奉行Edge 年末調整申告書クラウド・法定調書奉行iクラウドです。

平均賃金・退職金の計算

給与奉行クラウドでは、平均賃金を自動で算定できます。退職金も総務人事奉行クラウドの退職金管理オプション(料金は個別見積もり)を組み合わせれば、退職時に金額を自動で計算し、住民税の控除額を給与奉行クラウドに渡せます。

マネーフォワード クラウド給与は、平均賃金や退職金(退職所得)の自動計算には対応していません。平均賃金は賃金台帳で各月の賃金を確かめて算出し、退職金は給与計算ソフトの外で集計と計算が必要です。

平均賃金の計算や退職金の支給がよくある会社では、給与奉行クラウドを選ぶと手で計算する作業を減らせます。退職金の計算には、オプションの料金もかかります。

給与仕訳の会計ソフト連携

マネーフォワード クラウド給与で確定した給与データは、マネーフォワード クラウド会計・会計Plusへ自動で連携されます。その後、会計ソフト側で仕訳の候補を確認して登録します。

給与奉行クラウドは、計算結果から勘定奉行iクラウドの仕訳伝票を作成できます。

マネーフォワード クラウド給与と給与奉行クラウドの連携サービスを比較

勤怠・人事・会計のシステムとの連携可否は、今のシステムを使い続けたまま導入できるか、追加の費用がかかるかに関わります。2つの製品の主な連携先と手段は次のとおりです。

連携先の種類マネーフォワード クラウド給与給与奉行クラウド
勤怠マネーフォワード クラウド勤怠
KING OF TIME
ジョブカン勤怠管理 ほか
API・CSVで取り込み
KING OF TIME
ジョブカン勤怠管理 ほか
API(連携先により有料)
CSV
人事・労務SmartHR
カオナビ ほか
総務人事奉行クラウド
会計マネーフォワード クラウド会計
会計Plus
勘定奉行iクラウド
年末調整・明細・電子申告マネーフォワード クラウド年末調整
マネーフォワード クラウド社会保険
奉行Edge(2製品)
法定調書奉行iクラウド

※マネーフォワード クラウドの年末調整・社会保険は50名以下の基本プランに含まれます(使える人数と従量課金はプランごとに異なります)。給与奉行クラウドの奉行Edge 給与明細電子化クラウド・年末調整申告書クラウドと法定調書奉行iクラウドは、別途契約が必要です。

マネーフォワード クラウド給与の連携サービス

マネーフォワード クラウド給与は、同じシリーズのマネーフォワード クラウド勤怠・マネーフォワード クラウド勤怠PlusとAPIで連携し、勤怠データを取り込めます。

他社の勤怠サービスでは、KING OF TIME・ジョブカン勤怠管理・HRMOS勤怠・Touch On Time・レコル・勤革時などとAPIで連携できます。

ただし、ジョブカン勤怠管理とのAPI連携が使えるのは、ジョブカン勤怠管理を有料プランで契約している場合です。無料プランのジョブカン勤怠管理やCLOUZA・スマレジ TIME CARDなどは、各サービスから出力したCSVファイルで勤怠データを取り込めます。

従業員の情報は、SmartHR・カオナビ・オフィスステーション労務・イージアZeroといった人事労務のシステムから取り込めます。

給与奉行クラウドの連携サービス

給与奉行クラウドは、奉行シリーズの製品と組み合わせて関連業務にも対応範囲を広げ、他社の勤怠システムとはAPIやCSVファイルで連携します。

APIでの連携には奉行APIコネクトサービスを使い、連携先によってサービス連携年間利用料がかかります。KING OF TIMEは60,000円、ジョブカン勤怠管理は60,000円からです。

KING OF TIMEとジョブカン勤怠管理のどちらも、連携には専用の奉行クラウドコネクタが必要です。

CSVファイルは給与奉行クラウドに取り込め、取り込みを自動にする奉行iクラウド自動連携エージェントは年額39,000円(税抜)からです。

マネーフォワード クラウド給与と給与奉行クラウドのサポート体制を比較

サポートは、電話やリモート共有で相談できる給与奉行クラウドのほうが手厚く、導入や運用まで支援するパートナー会社(販売店)もあります。マネーフォワード クラウド給与の問い合わせ窓口は、メールとチャットです。問い合わせの手段・受付時間・条件と導入時の支援は次のとおりです。

比較項目マネーフォワード クラウド給与給与奉行クラウド
問い合わせの手段チャット・メール電話・リモート共有・Web
AIチャット
受付時間有人チャット:平日10:30〜17:00
AIチャット:24時間
電話:月〜金曜日
9:30〜12:00・13:00〜17:00
(指定休業日を除く)
AIチャット:24時間
問い合わせの条件有人チャットは管理者のみ電話はID番号が必要
導入支援代行プラン(金額は個別)自分で設定(動画):無料
インストラクター支援:有償

マネーフォワード クラウド給与のサポート体制

マネーフォワード クラウド給与の操作に関する問い合わせは、メールとチャットで受け付けています。AIチャットは24時間使え、有人チャットは平日10:30〜17:00です。

有人チャットを使えるのは管理者のアカウントで、給与と年末調整を管理者以外のアカウントで使う場合はAIチャットを使います。

メールでの問い合わせは件数にかかわらず無料です。データ移行や初期設定を代行する導入支援プランも用意されており、料金は個別に提示されます。

給与奉行クラウドのサポート体制

給与奉行クラウドのサポートは、リモート共有・電話・Webで受け付けています。

電話の受付は月曜日から金曜日の9:30〜12:00と13:00〜17:00(提供元の指定休業日を除く)で、問い合わせの際にはID番号の入力が必要です。

奉行クラウド共通のサポートとして、24時間使えるAIチャットもあります。導入時の支援は3タイプで、動画を見て自分で設定する方法が無料、インストラクターが支援する2つのメニューが有償です。

導入や運用まで支援するパートナー会社(奉行クラウドの販売店)もあります。

マネーフォワード クラウド給与と給与奉行クラウドの料金プランを比較

料金体系・初期費用・契約期間を比べると、自社の人数での毎月の費用と、年間契約か月払いかがわかります。

比較項目マネーフォワード クラウド給与給与奉行クラウド
料金体系基本プラン+従量課金従業員数の上限で選ぶシステム
初期費用0円(50名以下)0円〜70,000円
初年度のみ
月額費用(従業員2名以上の最安プラン)4,480円(税抜)
スモールビジネスプラン
年払い・3名まで
5,500円(年間契約)
iEシステム・20名まで
契約期間最低利用期間なし
年払いは解約しても返金なし
法人単位の年間契約
申し込み方Web
51名以上は見積もり
パートナー会社
無料トライアル1か月
有償契約の履歴がない場合
30日間

※マネーフォワード クラウド給与の月額費用は年払いの1か月あたりの金額です。給与奉行クラウドの各システムには利用者1ライセンスが含まれます。

マネーフォワード クラウド給与の料金プラン

マネーフォワード クラウド給与では、50名以下の法人は3つの基本プランから選び、料金は給与の確定処理をする人数(年末調整と社会保険は在籍する従業員の数)に応じて変わります。基本プランには、給与など12のサービスが含まれます。

プラン年払い(1か月あたり)月払い給与の確定処理ができる人数
ひとり法人プラン2,480円3,980円1名まで
スモールビジネスプラン4,480円5,980円3名まで
ビジネスプラン6,480円7,980円5名までは基本料金のみ
6人目から1名300円/月
51名以上のプラン見積もり見積もり契約時に決める

※金額はすべて税抜です。年払いの年額はひとり法人プラン29,760円/スモールビジネスプラン53,760円/ビジネスプラン77,760円で、初期費用は50名以下のプランで0円です。ひとり法人プランは経営者1名、スモールビジネスプランは利用者3名以下、ビジネスプランは利用者4名以上が目安です。51名以上は中堅〜大企業向けのプランです。

ビジネスプランで6名以上になると、人数に応じて料金が加わる

ビジネスプランで給与計算を確定する人数が6名以上になった場合、5名を超えた1名につき月300円(税抜)が基本料金に加わります。なお、賞与だけを計算した従業員はカウントされません。

年末調整と社会保険のサービスは、ひとり法人プランで1名、スモールビジネスプランで3名まで使えます。ビジネスプランでは、在籍する従業員が6名以上になると、それぞれ5名を超えた1名につき月100円(税抜)が加わります。

1名以下の確定処理は契約しなくてもできる

有料の契約をしていない状態でも、給与計算の確定処理以外の操作は行え、確定処理の対象が1名以下なら確定処理もできます。ひとり法人プランなどの基本プランを契約すると、給与のほかに会計や年末調整などのサービスも使えます。

無料トライアルは1か月で、過去に有償契約の履歴がない事業者が1回だけ使えます。

2027年6月1日に法人向けの基本料金が改定される

改定後の年払いの年額は、ひとり法人プラン35,760円・スモールビジネスプラン64,560円・ビジネスプラン83,760円(いずれも税抜)です。

月払いはスモールビジネスプランが6,980円、ビジネスプランが8,980円に変わり、ひとり法人プランは3,980円のままです。

2027年6月1日時点で契約中の場合は、その日以降に更新する契約から改定後の料金が適用されます。

給与奉行クラウドの料金プラン

給与奉行クラウドでは、従業員数の上限に合わせてiEシステムからiSシステムまでを選び、法人単位の年間契約で利用します。

各システムの価格には、利用者1ライセンスと、社会保険労務士などの専門家と使うための専門家1ライセンスが含まれます。

システム初期費用月額年額従業員数
iEシステム0円5,500円66,000円20名まで
iAシステム50,000円11,750円141,000円50名まで
iBシステム60,000円22,250円267,000円100名まで
iSシステム70,000円30,000円360,000円300名まで
iSシステム+社員数拡張70,000円121,000円1,452,000円1,000名まで

※給与奉行クラウドの初期費用は、初年度のみかかります。

製品は提供元のOBC(株式会社オービックビジネスコンサルタント)が直接販売しておらず、奉行クラウドを扱うパートナー会社から購入します。

無料トライアルは30日間で、利用者1ライセンスの範囲で機能の制限なく使え、試用期間が終わっても自動で課金されることはありません。

明細と申告書のWeb化には奉行Edgeの料金が加わる

製品月額利用料年額利用料対象
奉行Edge 給与明細電子化クラウド1,600円19,200円従業員20名まで
奉行Edge 年末調整申告書クラウド1,200円〜14,400円〜従業員20名まで

奉行Edgeの2製品とも、従業員21名以上の料金は個別見積もりです。

従業員20名で比べると、月額は給与奉行クラウドのほうが安い

従業員20名の会社が毎月20名の給与を確定し、明細のWeb配信・年末調整の申告書のWeb回収・社会保険の電子申請まで行う場合の月額で比べます。

マネーフォワード クラウド給与はビジネスプランの年払い、給与奉行クラウドはiEシステムで計算しています。

項目(従業員20名)マネーフォワード クラウド給与給与奉行クラウド
給与計算10,980円
基本料金6,480円
従量4,500円
5,500円
iEシステム
明細のWeb配信追加の費用なし
給与の機能に含まれる
1,600円
奉行Edge 給与明細電子化クラウド
年末調整の申告書のWeb回収1,500円
年末調整の従量
1,200円〜
奉行Edge 年末調整申告書クラウド
社会保険の電子申請1,500円
社会保険の従量
追加の費用なし
月額の合計13,980円8,300円〜

※マネーフォワード クラウド給与の金額は税抜で、従量課金は6人目からの15名分(給与1名300円・年末調整と社会保険は各1名100円)です。給与奉行クラウドは利用者1ライセンスの金額で、初期費用は含みません。

月額の差を生んでいるのは、マネーフォワード クラウド給与の6名以上の従量課金です。

給与奉行クラウドはiEシステムなら20名まで月額が変わらず、明細や申告書をWebで扱う場合は別製品の料金が加わります。

ただし、マネーフォワード クラウド給与の基本料金には給与以外のサービスも含まれ、給与奉行クラウドで会計もそろえるなら勘定奉行iクラウドを別に契約します。

21名以上や2027年6月以降の更新では、試算より金額が上がる

21名以上になると、給与奉行クラウドはiAシステム(月額11,750円・初期費用50,000円)に上がります。奉行Edgeの2製品は個別見積もりとなるため、自社の規模拡大を見据えてトータルコストを比較検討することが重要です。

マネーフォワード クラウド給与は、契約中なら2027年6月1日以降の更新で、ビジネスプランの基本料金が改定後の金額に上がります。

人数が増えたときの費用の目安や、給与計算ソフト全体の費用の相場は、下記の記事で確認できます。

マネーフォワード クラウド給与と給与奉行クラウドの評判・口コミを比較

BOXILに寄せられた口コミでは、マネーフォワード クラウド給与はWeb給与明細、給与奉行クラウドは法改正への自動対応がもっとも多く挙がっています。

比較項目マネーフォワード クラウド給与給与奉行クラウド
口コミ評価(件数)4.35(116件)4.35(31件)
最も多く挙がる点Web給与明細で紙の配布が不要(26件)法改正や料率の変更に自動で追従(9件)
次に多く挙がる点画面がシンプルで操作がわかりやすい(21件)手当や支給条件を細かく設定できる(6件)
投稿の時期2023年2月〜2025年6月2023年2月〜2025年8月
分類した口コミの件数50件18件

※口コミ評価と件数はBOXILのサービスページに表示されている数値です(2026年10月時点)。

よい評判・口コミ

  • Web給与明細を発行でき、紙の印刷と配布が不要になる
  • 給与計算から銀行振込までを一連で処理できる
  • 勤怠システムとのAPI連携で勤怠データの手入力が減る
  • 会計ソフトとの連携で業務の効率が上がる
  • 画面がシンプルで、初めてでも直感的に登録できる
総合評価
4.35
給与処理の登録から実行までとても便利です!
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
経営企画部門
他社サービスに比べて、初めてでも直感的に登録できるところが気に入っています。一度、登録してしまえば変更等がない限り、毎月スムーズに登録できます。会計ソフトと連携させることで、業務効率の向上につながります。
公開日: 2024/04/13
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給与計算を自動化するクラウドサービス
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
経理・財務部門
見やすい給与明細表示と過去の明細への容易なアクセスが特徴です。特に、API連携機能は、勤怠データの手入力をなくし、入力ミスを削減、作業時間の大幅な短縮を実現します。給与計算から銀行振込処理までの一連のプロセスを簡略化できるのも優れています。
公開日: 2025/03/21
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明細確認とコスト削減を両立
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
経理・財務部門
シンプルな操作性と導入コストの低さが魅力の給与計算・明細発行システムです。従業員は毎月の給与明細をオンラインで簡単に確認でき、過去の住民税の変動なども遡ってすぐに確認できるため利便性が高く、給与明細のペーパーレス化を促進し、印刷・配布の手間やコストを削減できます。
公開日: 2025/06/02
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給与計算から振込まで給与業務を自動化
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
経理・財務部門
給与計算から銀行振込までの一連のプロセスをオンラインで自動化を実現するクラウドサービスです。また、Web上で給与明細を発行できるため、印刷・配布の手間が一切なくなり、ペーパーレス化を強力に推進します。年末調整などの煩雑な各種書類作成もシステムがサポートするため非常に簡単に行え、さらに勤怠管理サービスとのAPI連携も充実しているため、柔軟に対応できる点が大きなメリットです。
公開日: 2025/06/11
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マネーフォワード クラウド給与を導入した企業の事例は、下記の記事をご覧ください。

給与奉行クラウド

株式会社オービックビジネスコンサルタント
2026上半期 資料請求数ランキング1位

よい評判・口コミ

  • 法改正や保険料率の変更に自動で追従する
  • 手当や支給条件をマスタ項目の追加で設定できる
  • 社員情報の入力から年末調整までをまとめて扱える
  • 勤怠データとの連携で入力の精度が上がる
  • サポート体制が充実している
総合評価
4.35
マスタ項目の柔軟性が高く人事労務管理業務を効率化
4/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
総務・法務部門
給与計算および関連する人事労務管理業務を効率化するクラウドサービスです。当設定や支給条件といった細かな設定を、マスタ項目の追加などを通じて簡単に行える柔軟性が優れています。社員の個人情報をセキュアに保存し、関連する手続きの進捗状況を見える化することで、管理業務の透明性と効率を高めます。さらに、退職者の個人番号情報を自動で消去する機能は、コンプライアンス遵守と情報管理の負担軽減に大きく寄与します。
公開日: 2025/05/16
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給与計算の自動化で業務負荷を削減
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
総務・法務部門
煩雑な給与計算や年末調整といった一連のプロセスが自動化され、給与業務の工数を大幅に削減します。社会保険料率や税制などの法改正にもクラウド側で自動追従するため、常に法令を遵守した状態で安心して運用できます。電子給与明細によるペーパーレス化はもちろん、勤怠データとの連携で入力精度を高められる点も優れています。
公開日: 2025/06/12
続きを読む
給与に関する一元化を可能にしている!!
5/5
BOXILが口コミ投稿に謝礼をお渡ししています
総務・法務部門
給与奉行は、社員情報の入力から年末調整までを一元管理できる、人事担当者の頼れる味方です。パッケージごとの導入が可能で、まずは給与計算から試したい企業に最適。サポート体制も充実しており、初めてのシステム導入でも安心して利用できます。給与計算業務の効率化を目指すなら、有力な選択肢となるでしょう。
公開日: 2025/08/04
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すべての口コミを見る

マネーフォワード クラウド給与と給与奉行クラウドの導入前に確認したい注意点

導入後に想定と違ったと感じやすいのは、マネーフォワード クラウド給与では退職金・問い合わせ窓口・料金、給与奉行クラウドでは年間契約・明細のWeb化・動作環境です。

マネーフォワード クラウド給与は退職金・問い合わせ窓口・料金に注意

  • 退職所得の計算は対象外
  • 問い合わせの窓口はチャットとメール
  • 6名以上は人数に応じて料金が増える
  • 2027年6月1日以降の更新で基本料金が上がる

退職金の計算と問い合わせ窓口は運用に、従量課金と基本料金の改定は料金に関わる条件です。

退職金の計算は給与計算とは別に行う

退職金は、マネーフォワード クラウド給与とは別のソフトや手作業で計算します。退職金の制度がない企業の場合は運用に支障はありません。

問い合わせはチャットとメールの窓口で行う

受付時間と使えるアカウントは、サポート体制の比較で紹介しています。これまで給与ソフトの操作を電話で問い合わせてこなかった企業では、影響は限られます。

ビジネスプランは6名以上から従量課金が加わる

給与と年末調整・社会保険のそれぞれで、5名を超えた人数分の料金が月額に加わります。

確定処理と在籍する従業員がともに5名以下の企業なら、基本料金の範囲に収まります。

契約中なら2027年6月以降の更新で料金が上がる

改定後の金額は料金プランの比較で紹介しています。

月払いのひとり法人プランは料金が据え置きのため、影響を受けません。

給与奉行クラウドは年間契約・明細のWeb化・動作環境に注意

  • 年間契約で、購入先はOBCのパートナー会社
  • 明細と申告書のWeb化に別製品が必要
  • 推奨動作環境はWindows 11

1つ目は契約に、2つ目と3つ目は運用に関わる条件です。

契約は1年単位で、パートナー会社を通して購入する

契約は法人単位の年間契約で、購入はパートナー会社からです。

利用人数が年度の途中で大きく減る見込みがない企業や、会計や給与のシステムをパートナー会社(販売店)から購入して導入してきた企業にとっては、問題になりにくい条件です。

明細と申告書のWeb化には奉行Edgeの契約が必要

明細のWeb配信と申告書のWeb回収には、奉行Edgeの別製品をそれぞれ契約します。

料金は料金プランの比較で紹介しています。

明細を紙で配り、申告書を紙で回収する運用を続ける企業では、明細と申告書のための追加の契約は不要です。

推奨環境はWindows 11

推奨動作環境は日本語OSのWindows 11で、ブラウザはMicrosoft EdgeかChromeの最新版です。給与計算をWindowsのパソコンで行う企業では、支障は小さくなります。

マネーフォワード クラウド給与と給与奉行クラウドの比較でよくある質問

マネーフォワード クラウドと給与奉行クラウドは連携できますか?

マネーフォワード クラウド勤怠Plusの勤怠情報は、給与奉行クラウドへAPIで取り込めます。2026年4月1日以降に勤怠Plusを契約した場合は、この連携を利用できません。

勤怠や会計との連携先の違いは連携サービスの比較で説明しています。

マネーフォワード クラウド給与と給与奉行クラウドの月額料金はいくらですか?

マネーフォワード クラウド給与は年払いの場合、確定処理1名までのひとり法人プランで月2,480円(税抜)、2名以上ならスモールビジネスプランの月4,480円(税抜)からです。

給与奉行クラウドはiEシステムで月額5,500円(従業員数20名まで)からです。

人数に応じた総額の目安は料金プランの比較で説明しています。

給与奉行クラウドやマネーフォワード クラウド給与へデータを移行できますか?

給与奉行クラウドへは、ほかの給与計算ソフトから出力したCSVやテキストを取り込めます。過去の給与・賞与のデータを取り込めるのは、原則として稼働する年の1年前までです。

オンプレミス版の給与奉行からは、専用のツールでデータをコンバートできます。

マネーフォワード クラウド給与へは、CSVで従業員を一括登録でき、弥生給与からは従業員情報を取り込めます。給与のデータは、月ごとにインポートして確定処理することも可能です。

マネーフォワード クラウド給与と給与奉行クラウド以外の給与計算ソフトとも比較する

2つで決めきれない場合は、ほかのクラウドの給与計算ソフトも候補になります。ジンジャー給与・freee人事労務・弥生給与 Nextを加えた5製品の特徴・強みと費用を見比べてみましょう。

特徴・強み初期費用月額費用(従業員2名以上の最安プラン)月額に含まれる人数
マネーフォワード クラウド給与のロゴマネーフォワード クラウド給与会計・勤怠などとあわせて使える0円
50名以下のプラン
4,480円(税抜)
スモールビジネスプラン・年払い
給与を確定する従業員3名
給与奉行クラウドのロゴ給与奉行クラウド給与業務に特化
平均賃金の算定にも対応
0円〜70,000円5,500円
iEシステム・年間契約
従業員20名まで
ジンジャー給与のロゴジンジャー給与人事・勤怠・給与を一元管理要問い合わせ要問い合わせ
製品ごとの利用料×利用人数
契約した人数分
freee人事労務のロゴfreee人事労務勤怠から給与まで自動で連携0円2,000円
ミニマム・年払い・5名分
従業員5名
6名以降は1名400円(税抜)
弥生給与 Nextのロゴ弥生給与 Next給与・勤怠・労務をまとめて使える0円1,700円(税抜)
エントリー・年契約時
給与計算は人数無制限
Web給与明細は3名

※月額費用は、1年分をまとめて契約する場合の1か月あたりの金額です(給与奉行クラウドは法人単位の年間契約)。freee人事労務の2,000円は最小5名分の料金です。

マネーフォワード クラウド給与で4名以上の給与を確定するにはビジネスプラン(年払いで月あたり6,480円(税抜)・5名まで)を契約し、6人目から1名300円(税抜)が月額に加わります。

freee人事労務で従業員が自分で入力する年末調整や、フレックスタイム制・変形労働時間制の給与計算を使うには、スターター以上が必要です。スターターは年払いで月あたり5名分3,000円、6名以降は1名600円(税抜)です。

弥生給与 NextでWeb給与明細を4名以上に配信する場合は、4名目から1名200円(税抜)が月額に加わります。年末調整の計算まで行うには、ベーシックライト(年契約で月あたり3,000円(税抜))以上が必要です。

マネーフォワード クラウド給与を、freeeや弥生の給与計算ソフトと比べた記事は、下記のとおりです。

macOSのパソコンで給与計算をする場合は、Mac対応の給与計算ソフトを比べた下記の記事も参考になります。

給与計算ソフトを企業の規模に合わせて選ぶ場合は、下記の記事でも比較しています。

マネーフォワード クラウド給与と給与奉行クラウドはどちらが自社に合う?

ここまでの機能・連携サービス・サポート・料金・口コミをもとに、どちらがおすすめかを企業の状況ごとにまとめます。この節を読めば、どちらの資料を取り寄せるかを決められます。

■マネーフォワード クラウド給与がおすすめの企業

  • すでにマネーフォワード クラウド会計や勤怠を使っている
  • 経費精算や請求書発行にマネーフォワード クラウドのサービスを使っている
  • 少人数で給与・会計・労務などのバックオフィス業務を兼任している

■給与奉行クラウドがおすすめの企業

  • 平均賃金を計算することがある
  • 退職金の制度がある
  • 現在オンプレミス版の給与奉行を使っている

マネーフォワード クラウド給与の費用は、給与を確定する人数と在籍する従業員の数で決まります。給与奉行クラウドの費用を決めるのは、従業員数の上限と追加する奉行シリーズの製品です。従業員20名での月額は、料金プランの比較で試算しています。

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