RFM分析ツール・ソフトおすすめ4選!効果的に顧客を選別
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※2020年9月実施 株式会社ショッパーズアイ「SaaS比較メディアに関するイメージ調査」より
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RFM分析とは
RFM分析とは、顧客の購買行動を「最終購買日(=Recency)」「購買頻度(=Frequency)」「累計購買金額(=Monetary)」の3つから分類し、顧客の選別と格付けをすることを指します。
3つの頭文字を取ってRFM分析と呼ばれ、一般的にはRFMのランクが高い顧客ほど優良顧客となります。このRFM分析はExcelでも行えますが、相応の手間・時間・知識が必要です。
そこで、この問題を解決してくれるRFM分析ツール・ソフトを5つ紹介します。また、RFM分析にも使えるアクセス解析ツールの資料は次のボタンから無料でダウンロードできるので、導入を検討している方はぜひ参考にしてください。
RFM分析ツールの主な機能
RFM分析ツールでできること、利用できる機能は次のとおりです。
【基本的な機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
顧客管理 | 顧客の情報を管理する機能 |
顧客情報の検索 | 登録している顧客の情報を検索できる機能 |
宛名・送り状印刷 | 宛名や住所を印刷する機能 |
メール送信 | メールの一括送信やセグメント送信を行う機能 |
RFM分析 | 顧客データベースからRFM分析を行う機能 |
集計 | 各数値やデータの集計を行う機能 |
抽出 | 条件を指定して絞り込んだ顧客を表示する機能 |
【特定の課題・用途・業界に特化した機能】
機能 | 詳細 |
---|---|
その他顧客分析 | RFM以外のCPMやLTVなどの分析を行う機能 |
LINE配信 | LINE IDを連携した方にLINEメッセージを配信する機能 |
アンケート | アンケート項目の作成・実施ができる機能 |
施策実行 | 分析の結果から最適な施策を実行する機能 |
自動シナリオ生成 | ステップメールのシナリオを自動生成する機能 |
施策テンプレート | 分析結果に応じて施策のテンプレートを選べる機能 |
データ連携 | 送り状システムや宛名印刷ソフトなどと連携する機能 |
あらゆる観点からマーケティング施策を実行したい場合には複数の顧客分析ができるものや施策テンプレートがあるものを、実店舗とECサイトの両方にまたがる運営をしている場合はLINE配信を行えるツールがおすすめです。
RFM分析ツールの選び方
RFM分析ツールを選ぶ際は、分析のしやすさや施策への活用度などを総合的に確認することが大切です。導入時にチェックしたい具体的なポイントを紹介します。
R・F・Mそれぞれの分析軸をどこまで細かく設定できるか
RFM分析では、購入日や頻度、金額といった軸の設定次第で分析精度が大きく変わります。細かい条件設定ができると、自社に合ったセグメントを作成しやすいです。
ツール選定時には、R・F・M各項目の基準値や区切り方を柔軟に設定できるかを確認しましょう。条件の変更や試行錯誤がしやすい設計かも見ておくと安心です。
セグメンテーション後のアクション設計がしやすいか
分析しただけで終わってしまうと、RFM分析の価値は十分に活かせません。重要なのは、抽出した顧客に対してどのような施策を打てるかです。
たとえば、セグメントごとのリスト出力やタグ付け機能があれば、メール配信や広告配信にすぐ活用できます。ツール内でアクションまで完結できると、業務の効率化にもつながります。
顧客データの取込み・更新が自動化できるか
分析の精度を保つには、顧客データを常に最新の状態に保つことが欠かせません。手動での取り込みに頼ると、更新漏れや人的ミスが起きやすくなります。
そのため、既存のCRMやECサイト、POSシステムなどと連携して、自動でデータが更新されるかどうかを確認しましょう。API連携や定期バッチ処理の有無も見るとよいでしょう。
分析レポートや可視化機能の充実度
分析結果がわかりやすく可視化されていると、社内の共有や意思決定がスムーズになります。特にマーケティング担当以外も利用する場合、操作性の高さも求められます。
ヒートマップやグラフ表示、ランキング機能など、視覚的に理解しやすい出力ができることを確認しましょう。PDFレポート出力をはじめ、資料作成がしやすいこともチェックポイントです。
他のマーケティング機能との連携性
RFM分析を起点に、販促やLTV向上につなげることが分析ツールの本来の目的です。単独での分析にとどまらず、次のアクションに活かせる機能があると活用の幅が広がります。
たとえば、メール配信やキャンペーン管理、リピート分析などが一体化されていると便利です。単機能型か統合型かによって、運用方法も変わってくるため、体制に合うタイプを選びましょう。
導入コストとランニングコストのバランス
高機能なツールほどコストがかかる傾向にありますが、必ずしも多機能=最適とは限りません。利用目的に対して過剰な機能があると、費用対効果が下がる可能性もあります。
初期費用だけでなく、月額料金やサポート費用、データ連携にかかる追加費用などを確認しましょう。無料トライアルがあれば、操作感や使いやすさもチェックしておくと安心です。
RFM分析ツールの料金は、ダウンロードタイプかクラウドでの月額固定タイプかで異なります。また、ダウンロードタイプは年間費用の場合と買い切りの場合があります。月額固定費用の場合は初期費用がかかるものもあります。
おすすめRFM分析ツール4選
RFM分析におすすめのツールを紹介します。RFM分析にはアクセス解析ツールも有効です。
アクセス解析ツールの料金や機能がまとまった資料を無料でダウンロードできるので、サービス導入を検討している方は、ぜひ活用ください。
顧客分析を行えるタイプのRFM分析ツール
RFM分析をメイン機能とし、顧客の分類や管理を行えるタイプのツールです。優良顧客、休眠顧客、見込み顧客などを見える化することで、販促活動に活かせます。分析した顧客データから、ハガキや封書に用いる宛名ラベルの印刷やメール送信を行えます。
顧客データが溜まっているけれど、うまく使えていない場合におすすめです。
BitRFM4
- 分析時間を大幅に短縮
- 細かい条件設定が可能
- グループ毎の売上比率がわかるデシル分析
BitRFM4は、購買履歴から優良顧客や消費パターンを把握するための分析ソフトです。Excelや従来のソフトでは、データが膨大な場合、数時間かかっていた分析をたったの数分で分析できます。さらに、細かい条件を設定して分析できるため、詳細な分析結果を得られます。
BitRFM4の料金プラン・費用
導入形態 | 製品価格 |
---|---|
CD版 | 30,000円(税抜) |
ダウンロード版 | 28,000円(税抜) |
RFM分析いいお客様Pro
- 安価で利用できるプランがある
- リピート顧客を見極めるRFM分析
RFM分析いいお客様Pro は、新規顧客の獲得費用よりコストがかからないリピート顧客をRFM分析で見分けることを可能にします。使用期限が限れている安価なプランがあるのが特徴です。
RFM分析いいお客様Proの料金プラン・費用
- ダウンロード:41,800円
顧客管理 with Firebird
- 顧客をグループ化できるRFM分析
- 顧客管理データや履歴データの項目を設定可能
顧客管理 with Firebirdは、顧客情報や対応履歴を管理できる顧客管理ソフトです。顧客をグループ化してファン客や不満発生客などに分類し、グループごとにE-mailの作成や宛名ラベルの印刷を行えます。
顧客管理 with Firebirdの料金プラン・費用
- ダウンロード:30,240円(1ライセンス)
あらゆるマーケティング施策が行えるタイプのRFM分析ツール
マーケティングツールやCRMツールに顧客管理やRFM分析機能が備わっているタイプです。
ECサイトの施策やWebサイト上での施策、メールやSNSを用いた施策など、分析結果を活かしてあらゆるマーケティング施策に取り組めます。
LTV-lab
- 優良顧客数を拡大 、 離反顧客を減少させるRFM分析
- 顧客を簡単にセグメント分類
LTV-labは、通常行事を可視化して、販促に活用する「既存顧客育成」を目標に開発された通販CRMシステムです。顧客をさまざまな切り口から簡単に分類できるので、狙いたい顧客にピンポイントでアプローチできるようになります。
LTV-labの料金プラン・費用
初期費用 | 月額料金 |
---|---|
50,000円 | 30,000円~ |

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RFM分析ツール・ソフトで効果的に顧客を選別!おすすめ5選のまとめ
おすすめのRFM分析ツールを紹介しました。RFM分析は、優良顧客を選別し、顧客のグループごとに適切なアプローチをすることを実現します。手間と時間と知識が必要なExcelではなく、RFM分析ツールを導入して、業務の効率化と売上の最大化を目指してはいかがでしょうか?
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