SaaS管理ツール比較おすすめ11選 タイプ別選び方と機能・料金表

最終更新日 :

Success icon
URLをコピーしました

SaaS管理ツールには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
【料金・機能比較表つき】SaaS管理ツールの資料をダウンロードする(無料)

「退職者のアカウント削除が漏れている」「誰が何のツールを使っているかわからない」「無駄なライセンス費用が発生している」といった課題を抱えていませんか。

これらの課題を解決し、情報システム部門の負担を軽減するのがSaaS管理ツールです。

本記事では、SaaSだけでなくデバイスまで一元管理できる「コーポレートIT統合管理」から、コスト可視化に特化した「SaaS管理プラットフォーム」、認証起点の「IDaaS/SSO」まで、自社の目的に合わせたツールの選び方を紹介します。

【30秒でわかるこの記事の結論】
・SaaSだけでなくデバイスまで管理したいなら、ジョーシスのような「コーポレートIT統合管理」が候補
・SaaSのみの管理でよいなら「SaaS管理プラットフォーム」がシンプルでおすすめ
・選定時はライセンス管理、ユーザー管理、支出管理のどこまでをカバーしたいかで判断

連携方式と管理対象を整理して自社で必要なSaaS管理ツールを徹底しましょう。
▶︎SaaS管理ツールのサービス資料を無料ダウンロード

SaaS以外にもパソコンやスマートフォンといったハードウェアなども含めて管理したい方にはIT資産管理ツールがおすすめです。
IT資産管理ツールの選び方とおすすめサービスをチェックする

情報システム部門の工数を確保したい方にはITアウトソーシングが適している可能性があります。
ITアウトソーシングの選び方とおすすめサービスをチェックする

※掲載料金は税区分の記載を含め、各社公式サイトの表記に基づいています。

SaaS管理ツールのタイプ分類

自社の課題に合うSaaS管理ツールを絞り込むには、ツールの「得意領域」をタイプ別に整理して確認することが近道です。

コーポレートIT統合管理

SaaS管理に加えて、デバイスやアカウント運用までを一元管理し、入退社や異動に伴うIT運用を標準化するタイプです。台帳の自動更新から権限付与、回収までを一連の流れで行えるため、情シスの手戻りを減らしたい企業に向きます。

たとえばジョーシスは、SaaSとデバイスの統合管理を軸にし、運用の抜け漏れが出やすい入退社対応を仕組み化しやすい設計です。SaaSの利用状況とIT資産の情報をまとめて把握できるため、管理対象が増えても運用が破綻しにくいでしょう。

サービス名特徴・強み料金
ジョーシスSaaSとデバイスを一つの台帳で一元管理。 キッティングからアカウントの自動発行・削除まで、入退社の運用を完全自動化。要問い合わせ
OPTiM サスマネオンプレソフトも管理可能。 PC上の実行ログからSaaS以外のソフト利用も可視化。端末管理「Optimal Biz」との親和性が高い。月額250円 / ID
freee IT管理人事マスタと連動。 freee人事労務等との連携で、異動や入退社に合わせたアカウント管理と備品棚卸しを自動化。要問い合わせ
zooba棚卸しをチャットで自動化。 未ログインユーザーへの確認アンケートを自動配信。ヘルプデスクAIで情シス業務を軽減。要問い合わせ
DRESS CODE IT Forceリアルタイム一元管理。 デバイス、SaaS、ライセンスを紐付け、セキュリティリスクと無駄なコストを同時に低減。要問い合わせ

SaaS管理プラットフォーム

契約状況・利用状況・コストをSaaS単位で集約し、棚卸しや更新管理、削減の判断をしやすくするタイプです。まずSaaSの全体像を把握し、無駄な支出や利用の偏りを見つけて改善したい企業に向いています。

たとえばマネーフォワード Adminaは、SaaS連携や支払情報をもとに、利用実態とコストを整理しやすい点が特徴です。契約更新の見落としや、未使用ライセンスの放置が起きがちな組織ほど効果を実感しやすくなります。

サービス名特徴・強み料金
マネーフォワード Admina360以上のSaaS連携と支払データ突合による圧倒的なコスト可視化・削減力が強み。月額0円〜 / ID
デクセコブラウザ拡張で利用実態を捕捉。 支払情報からのSaaS自動検出に加え、独自の「利用分布図」で機能の重複を可視化。要問い合わせ
SaaSパトロールメール検知でシャドーITを特定。 SaaSからの通知メールをスキャンし、管理外のテナント利用をいち早く発見できる。月額80,000円〜(税別)
ITboardコスト管理に特化。 予算アラートや未利用アカウントの特定機能が充実。要問い合わせ

IDaaS/SSO起点

SSO(シングルサインオン)やID管理を起点に、利用しているSaaSを集約し、アクセス管理や契約管理へと範囲を広げていくタイプです。ID統制を強化したい企業や、アカウント管理のルールを先に固めたい企業に向いています。

たとえばGMOトラスト・ログインは、SSOを中心にしながらSaaS管理の要素も取り込み、運用の入口を作りやすい設計です。まずログイン経路を揃えると、棚卸しや権限管理の精度も上げやすくなります。

サービス名特徴・強み料金
GMOトラスト・ログイン認証強化とセットで管理。 SSOによるアクセス制限とログ収集を起点に、安全かつ効率的なSaaS管理を実現。月額290円 / ID

SaaS管理ツールの料金 月額200〜300円/人が各社最安

SaaS管理ツールの料金は、初期費用は0円または要問い合わせのサービスが多く、月額費用は各社の最安プランが1人あたり200〜300円程度です。

SaaS管理ツールを導入する際には、システム移行や導入サポートの有無によって費用が大きく変わります。 自社で移行を行い、サポートを受けない場合は、比較的低コストで導入できることが多いです。一方、外部に依頼したりサポートを受けたりすると、高額になります。

また、基本的なライセンス管理機能のみでよい場合は、低コストのツールで十分です。一方で、高度なセキュリティ機能や詳細な使用状況分析が必要な場合は、高価格帯のツールを検討する必要があります。

【注意】見落としがちな追加オプション

SaaS管理ツールはシステム連携やセキュリティ対策の強化をする際にオプション料金がかかる可能性があります。要件を整理したうえで提供企業へ料金の見積もりを取るように注意しましょう。

チェック項目
追加機能SSO連携、アプリ自動検出、セキュリティ強化オプション、MDM/MAMとの併用機能
システム連携Active Directory・Azure AD・Google Workspace・人事システムとのデータ連携
サポート初期設定代行、オンボーディング支援、運用コンサルティング

SaaS管理ツールの費用相場と料金比較・おすすめソフト

SaaS管理ツールの比較表とサービス資料

\ 稟議や社内提案にも使える!/

SaaS管理ツールの選び方

SaaS管理ツールを比較する際に押さえておきたいポイントを解説します。基本的なライセンス管理やコスト可視化機能は多くのサービスに搭載されていますが、高度なセキュリティ機能やユーザー管理、他システムとの連携などには違いがあります。

ライセンス管理やユーザー管理をどこまで自動化できるか

SaaS管理ツールを導入すると、IT資産管理の効率化が期待できます。ただし、ツールごとに機能の精度や使い勝手には差があります。

機能と施策選定ポイント
ライセンス管理とコスト最適化ライセンス管理やコスト可視化の機能は多くのSaaS管理ツールに搭載されていますが、自動化レベルや最適化提案の精度には差があります。
ユーザー管理と自動プロビジョニング人事システムとの連携や自動アカウント作成・削除が可能なツールもあります。ユーザーライフサイクル管理の自動化レベルがどれだけ高いかを確認しましょう。
セキュリティ対策とコンプライアンスシングルサインオン(SSO)や多要素認証(MFA)、アクセス制御などのセキュリティ機能を備えたツールもあります。自社のセキュリティポリシーに適合する機能を備えたツールを選定しましょう。

管理したい項目が含まれているか

SaaS管理ツールには、さまざまな機能があります。自社で実施したい施策に応じて、必要な機能を絞り込むことが重要です。

機能詳細比較ポイント
ライセンス最適化未使用ライセンスの特定や重複ライセンスの削除・自動検出の精度
・最適化提案の質
・コスト削減効果の可視化
ユーザー管理入社、異動、退職に伴うアカウント作成、変更、削除を自動化・人事システムとの連携性
・自動化の範囲
・カスタマイズ性
使用状況分析SaaSの利用状況を可視化し、分析レポートを提供・データの粒度
・カスタムレポート作成機能
・ダッシュボードの使いやすさ
支出管理SaaS関連の支出を一元管理し、予算管理や経費精算と連携・予算アラート機能
・経費システムとの連携性
・コスト配分機能

SaaS管理ツールの機能一覧

上記以外の機能も含めた、SaaS管理ツールの機能一覧は次のとおりです。

機能詳細
アカウント作成・削除SaaSごとに個別に行っていたアカウント作成や削除を一括で行えます。
権限設定SaaSごとに個別に行っていた権限設定を一括で行えます。
契約管理SaaS契約の更新日や条件を一元管理します。
サンドボックス分析SaaSの利用状況やセキュリティポリシーを一元管理して適用できます。
ベンダー管理SaaSプロバイダーの情報や契約状況を管理します。
シャドーIT検出未承認のSaaS利用を検出し、管理下に置きます。
コンプライアンス管理法令やポリシーへの準拠状況を確認・管理します。
API統合他システムとのAPI連携を管理します。
ワークフロー自動化承認プロセスなどの業務フローを自動化します。
監査ログシステム操作や変更履歴を記録・管理します。
レポーティングカスタマイズ可能な報告書を作成します。
モバイルアプリスマートフォンやタブレットからの管理を可能にします。

SaaSの利用状況やコストを把握・分析したい場合は、一覧表示や利用状況表示、分析・レポーティングなどの機能があるSaaS管理ツールがおすすめです。

SaaSのコスト削減や最適化をしたい場合は、契約内容表示やコスト表示、アカウント作成・削除などの機能があるSaaS管理ツールを選定しましょう。

連携したいシステムとAPIやSCIMで接続できるか

SaaS管理ツールの導入に際して、人事システムや基幹システムとの連携は重要なポイントです。自社ですでに導入しているシステムがある場合は、連携に対応しているか確認しましょう。

「API連携」「SCIM連携」「CSV連携」など、連携方法を確認し、自社のシステム環境に合うものを選定しましょう。

項目メリット注意点
API連携柔軟な連携が可能開発リソースが必要
SCIM連携ユーザー管理の自動化に特化対応しているSaaSが限定的
CSV連携ほとんどのシステムで連携可能手動でのCSVファイル操作が必要

自社の人事システムや基幹システムと柔軟に連携させたい場合は、API連携が現実的です。たとえば、freee IT管理ジョーシスデクセコのようにAPIに対応しているツールが候補になります。

入退社に合わせたアカウント同期を優先する場合はSCIM連携が有効です。GMOトラスト・ログインを起点にすると運用しやすいでしょう。

開発リソースを確保しづらく、まずは手作業で運用しながら精度を高めたい場合は、CSV/Excel連携が向いています。たとえば、SaaSアカウント情報をCSVで出力できるfreee IT管理などが選択肢です。

SSOやMFAに対応しているか

SaaS管理ツールは、アカウント情報やユーザー情報など、重要な情報を扱います。使っていないアカウントの放置やシャドーITの利用、リモートワークの影響などにより、状況によっては情報漏えいリスクが高まる可能性があります。

複数のSaaSを管理するには、強固なセキュリティ体制を整えられるツールを選ぶ必要があります。

機能詳細
シングルサインオン(SSO)SaaSごとに異なるIDやパスワードを一つに統合する機能
多要素認証(MFA)SSOだけでは不十分な場合、追加の認証要素(SMSやメールなど)を利用して、不正アクセスやマルウェア感染などの高度な脅威から保護する機能

SSOやMFAでログイン経路を統一し、アクセス制御を強化したい場合は、GMOトラスト・ログインがおすすめです。シャドーITの利用を減らし、未許可SaaSの利用を早期に把握したい企業には、メールによる検知を活用するシャドーIT対策を提供するSaaSパトロールが向いています。

端末側の利用状況まで含めて利用実態とセキュリティを可視化したい場合は、エージェントでソフトウェアの利用状況を可視化できるOPTiM サスマネも選択肢の一つでしょう。

複雑な組織構造や高度なセキュリティ対策に対応するか

企業規模や業界ごとに求められる機能が異なるため、SaaS管理ツール選定時には自社の状況に適したツールを選ぶことが重要です。

項目内容おすすめツール
大企業複雑な組織構造に対応できる高度なユーザー管理機能や、詳細な権限設定機能が重要です。ジョーシス
SaaSパトロール
Freshservice
中小企業導入や運用が簡単で、コスト効率の良いツールが適しています。マネーフォワード Admina
ITboard
zooba
セキュリティ対策を重視する企業や業界高度なセキュリティ機能やコンプライアンス対応機能が必須です。GMOトラスト・ログイン
SaaSパトロール
OPTiM サスマネ

おすすめのSaaS管理ツール5選【コーポレートIT統合管理】

おすすめのSaaS管理ツールの中から、コーポレートIT統合管理タイプのものを紹介します。ツールごとの特徴や詳細をまとめているので、サービスを比較する際の参考にしてください。

種類コーポレートIT統合管理無料トライアル要問い合わせ
初期費用要問い合わせ月額費用要問い合わせ
台帳化の方法IdP連携でユーザー台帳を作成し、SaaS利用状況を可視化連携複数のSaaS・IdP・MDMに対応
シャドーIT検知ブラウザ拡張などで未許可SaaSを検知ライセンス最適化未割当・低利用ライセンスの可視化
  • 数多くのアプリと連携し管理をサポート
  • ITデバイスの調達からキッティング、保管まで対応可能
  • アラート機能でアカウント削除漏れを防止

ジョーシスは、ITデバイスとSaaSの管理業務を自動化するSaaS管理プラットフォームです。従業員やデバイス、アプリを紐付け管理できるので、用途に合わせた軸で利用状況を可視化できます。連携サービスのアカウントの発行と削除を一括実施でき、同時にロールやプランなどの権限設定も可能です。

種類コーポレートIT統合管理無料トライアル要問い合わせ
初期費用要問い合わせ月額費用要問い合わせ(課金単位は要問い合わせ)
台帳化の方法SaaS連携で可視化し、名寄せや台帳整備を支援連携人事情報・IdP起点の自動化、API連携
シャドーIT検知ブラウザ拡張で未認可SaaSを検知・可視化ライセンス最適化利用状況・更新情報の可視化による削減支援
  • SaaSアカウントの利用状況を自動で可視化
  • 入退社時のアカウント発行や削除を自動化
  • パソコンや周辺機器など物理デバイスを一元管理

freee IT管理は、デバイスや備品、SaaSアカウントなどを一元管理できるサービスです。人事マスタと連携し、入社時のアカウント一斉付与、退職や異動時の削除および権限変更を自動で行えます。

マスタとなるサービス上で従業員情報を更新するだけで、アカウント発行や削除などを自動実行してくれます。備品や端末などの資産も台帳管理でき、アンケート機能による棚卸しも可能です。

種類コーポレートIT統合管理無料トライアル原則14日間
初期費用要問い合わせ月額費用250円/ID(税抜、500ID以下)※501ID以上は要問い合わせ
台帳化の方法エージェントでSaaS・デスクトップ・オンプレの利用状況を可視化し、台帳化連携各種SaaS連携、人事情報・グループウェア連携
シャドーIT検知未承認ソフトウェア利用を自動検知ライセンス最適化未稼働アカウント管理と契約コスト可視化
  • SaaSを一元管理し、利用状況や契約情報を包括的に把握
  • 部署異動や体制変更でのアカウント追加にも柔軟対応
  • シャドーIT検知やアクセス権限の管理で情報漏えいリスクを軽減

OPTiM サスマネは、社内で使用するSaaSの可視化や、アカウントの追加や削除をスムーズに行えるSaaS管理ツールです。

削除漏れのID検知機能により、退職済みや未稼動のアカウントを検知でき、コストの適正化が図れます。SaaSのほか、オンプレミスソフトや自社開発ソフトも管理可能なため、あらゆるソフトウェアを統合管理したい場合におすすめです。

zooba

種類コーポレートIT統合管理無料トライアル要問い合わせ
初期費用要問い合わせ月額費用要問い合わせ
台帳化の方法グループウェアOAuthログイン検知+手動追加でSaaS/アカウント/契約/ライセンスを台帳化連携連携アプリでアカウント追加/削除に対応(未対応は手動追加)
シャドーIT検知グループウェアIDでのSaaSログインを検出し未管理アプリを可視化ライセンス最適化契約とライセンスを紐づけて年間支払額やライセンス数を可視化
  • 従業員情報とアプリケーション、デバイスの情報を連携し、アカウントを一元管理
  • 登録情報をもとにアンケートを実施して情報資産を棚卸し
  • ヘルプデスク運用を自動化できるAIを搭載

zoobaは、アカウント管理業務を包括的に支援するSaaS型のアカウント管理ツールです。従業員情報やアプリケーション、デバイスの情報をもとに棚卸しを行えます。また、ユーザーからの問い合わせに対応するAIを備えているため、ヘルプデスク運用の自動化も可能です。

特許出願中の機能により、アカウントの利用状況に基づいてチャットツールでアンケートを実施できます。また、利用状況などの情報に基づき、対応が必要になる可能性のあるアカウントを自動で抽出してアラートを表示することが可能です。

DRESS CODE IT Force

種類コーポレートIT統合管理無料トライアル要問い合わせ
初期費用要問い合わせ月額費用要問い合わせ
台帳化の方法デバイス/ソフトウェア/SaaS/BYOD/オンプレを一括集中管理し、ワークフローで申請・実行タスクを管理連携要問い合わせ
シャドーIT検知不明ライセンス最適化未使用SaaSアカウント検出などでライセンス最適化、契約/利用状況/コンプライアンスを集約
  • SaaSやデバイス、ライセンスなどを一元管理
  • 利用状況やコストをリアルタイムで可視化
  • アカウントの自動管理でセキュリティと業務効率を向上

DRESS CODE IT Forceは、SaaSの利用状況やコスト、契約内容を一元管理できるクラウドツールです。入退社や人事異動に伴うアカウント管理業務を自動化することで、無駄なアカウント費用を抑え、セキュリティリスクの低減をサポートします。

また、未利用のアカウントやシャドーITを自動検知し、アラート通知することで、より安全かつ効果的なSaaS運用が可能です。SaaSだけでなくデバイスやID、ライセンスもまとめて管理したい場合にも適しています。

おすすめのSaaS管理ツール5選【SaaS管理プラットフォーム】

おすすめのSaaS管理ツールの中から、SaaS管理プラットフォームタイプのツールを紹介します。ツールごとの特徴や詳細をまとめているので、サービスを比較する際の参考にしてください。

マネーフォワード Admina

種類SaaS管理プラットフォーム無料トライアル14日間
初期費用不明月額費用300円/ID/月(無料プラン除く最安、51ID以上)
台帳化の方法SaaS連携と支払データ検出で利用状況/契約/コストを集約し、従業員軸で一元管理連携SaaS連携360以上+従業員マスタ(Google Workspace/Microsoft 365(AzureAD)/SmartHR/Okta/OneLoginなど)
シャドーIT検知登録していないSaaSを自動検知、公開ファイル検出・アラート通知ライセンス最適化利用状況からコスト削減余地を特定し、支出額を可視化
  • 退職者のアカウントも適切に棚卸し
  • リスクのあるアカウントも迅速に通知
  • シャドーITを迅速に検知し、防止

マネーフォワード Adminaは、アカウントアグリゲーション機能で各種SaaSと連携し、SaaSの導入からIDの発行、利用状況の確認、IDの削除までを容易に行えます。退職者のIDの自動検出も可能で、不要なIDの削除漏れの防止に役立ちます。

社内で利用されているSaaSが不明な企業や、誰がどのようなSaaSを使っているかわからない場合に適しています。アカウントの一覧化やログインステータス、支払情報を管理することで、厳格なSaaS利用管理を実現できるサービスです。

またマネーフォワード Adminaは、いわゆる「シャドーIT」に該当する可能性のある利用アカウントを検知できます。これにより、管理側が把握していないSaaSの利用状況を可視化し、セキュリティリスクの低減に役立ちます。

種類SaaS管理プラットフォーム無料トライアル要問い合わせ(過去にα版3か月無料の案内あり)
初期費用要問い合わせ月額費用要問い合わせ
台帳化の方法支払情報CSVの取込でSaaSを自動検出しコストを可視化、アカウント連携でアカウント情報一覧も可視化連携各SaaSとのアカウント連携
シャドーIT検知要問い合わせ(支払情報起点のSaaS自動検出は記載あり)ライセンス最適化コスト分析と最適化アドバイスで削減アクションを提案
  • 連携サービスのアカウント情報を自動同期
  • ブラウザ拡張機能のインストールで利用状況やシャドーITを可視化
  • パソコンやスマートフォンなどのITデバイス管理に対応

デクセコは、幅広い種類のSaaSに対応し、契約情報や利用状況、アカウント情報などを把握できる一元管理ツールです。連携する会計システムから契約情報を自動で検出して登録したり、支払実績やアンケートによって利用中のSaaS情報を収集したりできます。

ブラウザ拡張機能をインストールすることで、SaaSの利用状況をユーザーや利用頻度などの軸で確認でき、シャドーITも把握可能です。似たツールや機能の重複を確認できる利用分布図や、管理に関するタスクの管理機能も搭載しています。

wakucone plus

種類SaaS管理プラットフォーム無料トライアル要問い合わせ
初期費用30,000円月額費用2,000円/台(利用台数や利用期間に応じたボリュームディスカウントあり)
台帳化の方法端末やアプリケーションの情報を自動収集。CSV出力による情報整理や台帳管理が可能連携LANSCOPEと連携し、リスクへの対処までワンストップ対応
シャドーIT検知専用ソフトをインストールするだけで、ログを自動収集し、アプリの利用状況や未許可アプリの稼働を確認可能ライセンス最適化長時間稼働していない端末やアプリの利用状況を可視化
  • IT資産管理、セキュリティリスク検知、業務可視化を一体提供
  • シャドーITや不要なSaaS利用を検知
  • 稼働傾向や繰り返し作業などを分析しAIが改善ポイントを可視化

wakucone plusは、アプリやパソコンなどのIT資産情報を収集し、リスク検知や業務改善をサポートするIT資産管理ツールです。ライセンス情報やパソコンの稼働状況、未許可アプリの稼働などをダッシュボード化します。

AIが業務傾向を分析し、導入したものの活用されていないSaaSの特定、改善アクションをサポートする点も特徴です。外部ツール「LANSCOPE」と連携し、不適切なサービスの利用が発覚した際には、管理画面から起動禁止といった対処までワンストップで完結できます。

SaaSパトロール

種類SaaS管理プラットフォーム無料トライアル要問い合わせ
初期費用要問い合わせ月額費用要問い合わせ(参考:基本機能 8万円(税別))
台帳化の方法サービス台帳でSaaS/テナント/利用許可ユーザーを一元管理し、申請承認後は自動で台帳登録連携メールサービス連携(Microsoft 365 Exchange Online)+Webアクセスログ連携(SKYSEA Client View/ LANSCOPE エンドポイントマネージャーなど)
シャドーIT検知メールスキャンやWebアクセスログ連携で、シャドーITを含む利用サービスを検知・可視化ライセンス最適化削除漏れユーザーの可視化・通知と棚卸しで、不要テナント/ユーザーの削減を促進
  • 社内で利用されるSaaSテナントの可視化と一元管理をサポート
  • シャドーITを含む利用サービスの検知機能を搭載
  • 従業員マスタとの照合により削除漏れユーザーを通知

SaaSパトロールは、社内で利用されているSaaSテナントを一元管理し、SaaS利用に伴うセキュリティリスクの軽減をサポートするサービスです。

SaaS提供元からの通知メールを起点に、社内で利用されているサービスを検出できるため、シャドーITを含むサービスの利用を可視化できます。SaaSはテナント単位で登録・管理でき、利用ユーザーや利用目的などの詳細情報もあわせて管理可能です。

種類SaaS管理プラットフォーム無料トライアル要問い合わせ(無料トライアルページあり)
初期費用0円月額費用要問い合わせ(管理対象ID数などで見積)
台帳化の方法SaaS連携でサービス/ユーザー/部署ごとの利用台帳を自動作成連携API連携(スタンダードは接続可能サービス数100、プレミアムは無制限)+手動追加も可
シャドーIT検知ブラウザ上のログから未許可利用SaaSを検知ライセンス最適化退職者の削除漏れアカウントや未ログインユーザーを特定し、契約・コストを可視化
  • 全社・組織別・製品別でSaaS利用状況を可視化
  • SAML認証でSaaSを簡単登録
  • 契約期間管理によるコストの削減も

ITboardは、ソフトバンクグループのアイティクラウドが提供しているSaaS管理ツールです。社内で使用しているSaaSをすべて一元管理でき、利用状況はもちろん、利用料金もダッシュボードに表示してコスト管理ができます。

各SaaSの利用率や未利用アカウントの発見が可能で、サービスの過剰購入や重複利用を防いでSaaS運用コストの削減に寄与します。また各SaaSの契約更新が近づいてきた際にアラートで通知する点も特徴です。利用していない契約を見直し、無駄なSaaSの導入や惰性でのサービス利用を防げます。

おすすめのSaaS管理ツール【IDaaS/SSO起点】

おすすめのSaaS管理ツールの中から、IDaaS/SSO起点タイプのものを紹介します。ツールの特徴や詳細をまとめているので、サービスを比較する際の参考にしてください。

GMOトラスト・ログイン

種類IDaaS/SSO起点無料トライアル要問い合わせ(無料トライアル申込みあり)
初期費用不明月額費用290円/ID/月(SaaS管理プラン、30名以上)
台帳化の方法アプリ台帳管理/アカウント契約台帳で、契約・利用情報を一元管理連携SSO連携アプリ数は無制限(SAML/フォームベース/Basic認証)
シャドーIT検知追加実装予定(要問い合わせ)ライセンス最適化契約台帳で無駄なライセンスの可視化・削減を支援(コスト分析は追加実装予定)
  • アクセス制御でシャドーITを抑制
  • 全SaaSの利用ログを一元的に監査
  • 初期登録無料で基本機能を利用可能

GMOトラスト・ログインは、社内で利用されるSaaSへのアクセスを一元管理できるクラウド型のID管理サービスです。アカウント管理と認証を強化し、セキュリティの確保とSaaS利用状況の把握を両立することで、SaaS管理をサポートします。

SaaSへのアクセス権の制限に加え、誰がどのサービスをいつ利用したかといったログを一元的に確認することが可能です。そのため、利用状況が把握しにくいシャドーITの発生や、退職時のアカウント削除漏れの防止に役立ちます。基本的なSSO・ID管理機能は無料で利用を開始できます。

SaaS管理ツールとは

SaaS管理ツールとは、クラウドサービスとして提供されるソフトウェア(SaaS)を、一元管理するためのシステムです。

SaaSとはインターネット経由で利用できるアプリケーションやサービスのことで、メールやオフィスソフト、CRMやERPなど、さまざまな業務に活用されています。

SaaSの導入が増えると、ライセンスやアカウント、コスト、セキュリティの管理が煩雑になるのが現状です。その結果、運用効率やセキュリティレベルが低下する恐れがあるため、SaaS管理ツールを導入する企業が増えています。

>>SaaS管理ツールとは?導入するメリット

SaaS管理ツールのメリット

SaaS管理ツールのメリットを一言でまとめると、複数のSaaSを効率的に管理し、コスト最適化とセキュリティ強化を実現することです。具体的には次のようなメリットがあります。

  • 複数のSaaSアカウントの管理を一元化し、手動での作業を削減し、効率化を図れる
  • SaaS利用状況とコストを可視化することで、無駄な支出を特定し、コスト最適化を図れる
  • シングルサインオンやアクセス権限の一括管理により、セキュリティリスクを低減し、ガバナンスを強化できる
  • シャドーITを検出し管理することで、企業全体のIT資産を適切に把握・管理できる
  • ユーザーアカウントの自動プロビジョニングにより、人事異動や退職時の作業負荷を大幅に軽減できる
  • 利用状況や契約情報の分析により、SaaS投資の最適化と戦略的な意思決定が可能になる

これらのメリットにより、IT部門の生産性を向上させ、企業全体のデジタル化とコスト効率の改善に貢献します。

SaaS管理ツールに関するよくある質問(FAQ)

最後に、SaaS管理ツールの比較検討でよく出てくる質問を取り上げます。導入の判断に迷いやすいポイントをQ&A形式で整理するので、自社の状況に近い項目からご確認ください。

SaaS管理ツールの導入に向けて何から着手すべきでしょうか?

最初にやるべきことは、「何を管理対象にするか」と「どこまで自動化したいか」を決めることです。SaaS名だけを一覧化する段階なのか、契約・ライセンス・利用者まで整備したいのかで、選ぶべきツールのタイプが変わります。

次に、社内で利用している主要なSaaSを10〜20件程度抽出し、現時点で困っている課題を1つに絞りましょう。たとえば、更新漏れが多い、退職者アカウントの削除が追いつかないなど、課題が明確になるほど候補を絞りやすくなります。

SaaS管理ツールは連携数が多いシステムを選べばよいですか?

連携数の多さではなく、自社の主なSaaSと連携できるかを優先して確認しましょう。連携数が多くても、実務で使うSaaSとつながらなければ、台帳の更新が手作業に戻り、運用が形骸化しやすくなります。

利用頻度の高いSaaSをリスト化し、API連携の可否と取得できるデータの範囲を確認することをおすすめします。連携が難しいSaaSは、支払データやメール検知など別の手段で補完できる仕組みがあるかも含めて、あわせて確認しておくとよいでしょう。

SaaS管理ツールでは利用状況の可視化できれば十分ですか?

目的が現状把握なら可視化でも十分ですが、目的が運用負荷の削減ならアカウントの自動発行と自動削除があるかまでチェックしましょう。SaaSの利用状況を可視化しても、退職者アカウントの削除や権限の見直しを人手で回すままだと、その結果、手作業が残る可能性があります。

入退社や異動が頻繁で、削除漏れや権限過多が起きやすい企業は、ユーザーのライフサイクル管理ができるツールが適しています。

SaaS以外にも管理すべき対象はありますか?

SaaSの契約やアカウントが主な課題なら、SaaS管理に強いツールに絞ったほうが導入がスムーズに進みます。

一方で、端末の購入・キッティング・回収まで手が回らない場合は、デバイス管理まで含めた統合型を検討すべきです。棚卸し対象がSaaSだけなのか、端末やソフトウェアまで含むのかを先に整理しましょう。

SaaS管理ツールの比較ならBOXIL

SaaS管理ツールは、ライセンス管理、コスト最適化、ユーザー管理、セキュリティ対策などのIT資産管理を効率化するために導入されます。選定にあたっては、自社の規模、業界特有のニーズ、セキュリティ要件に合ったツールを選ぶことが重要です。

主な検討ポイントは次のとおりです。

  • ライセンス最適化とコスト管理の機能
  • ユーザーライフサイクル管理の自動化レベル
  • セキュリティ機能の充実度(SSO、MFAなど)
  • 使用状況分析とレポーティング機能
  • 他システム(人事システムなど)との連携性

また、既存の基幹システムや人事システムと連携する必要がある場合は、事前に連携方法(API連携、SCIM連携、CSV連携など)を確認しておくことを推奨します。

SaaS管理ツールを導入することで、IT資産管理の効率化、コスト削減、セキュリティリスクの低減を実現し、ビジネスの生産性向上につなげることが重要です。

サービスの比較が負担に感じられるのであれば、一括資料請求サービスの利用が有効です。複数のSaaS管理ツール提供会社が作成した紹介資料をまとめて入手でき、効率的に比較検討を行えます。

SaaS管理ツールの比較表とサービス資料

\ 稟議や社内提案にも使える!/

記事をシェア

Success icon
URLをコピーしました
BOXIL掲載のお知らせ

貴社のサービスをBOXILに掲載しませんか?

見込み客獲得や認知度向上をしたいサービスをお持ちの方は是非ご掲載ください。

スクロールトップボタン

TOPへ