BtoB向けMAツールの費用相場と料金比較・おすすめソフト

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BOXIL Magazine編集部

MAツール(BtoB)のサービス一覧

この記事では、BtoB向けMAツールの費用相場について紹介しています。料金比較やおすすめのソフトなどわかりやすく解説しています。導入するMAツールを探している方はぜひ参考にしてみてください。

BtoBマーケティング向けのMAツールには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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BtoB向けMAツールの費用相場

MAツールの費用相場は、初期費用は0円〜30万円、月額費用は1人あたり3,000円〜1社あたり20万円程度です。この目安は、主要なMAツール29サービスの料金を調査し、公開されている最も安い価格帯をもとに算出しています。

ただし、実際の料金は各ツールのプラン内容や提供される機能によって異なります。また、企業ごとの要望や課題によっては、別途見積もりが必要となる場合もあります。そのため、気になるサービスについては公式サイトから見積もりや相談を依頼することをおすすめします。

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【調査】MAツール29サービスの費用・料金比較表

主要なMAツール29サービスの初期費用と月額費用を調査。公式サイトに記載がないサービスを除くと、次のような傾向が見られました。

  • オールインワン型と機能特化型は、最安値が3万円以内のサービスが多い
  • 業界特化型は、最低価格が10万円〜20万円ほど
  • いずれのタイプでもアカウント数、ユーザー数、機能数、導入規模によって料金が変動する

オールインワン型21サービスの料金表

オールインワン型MAツールは、リード管理からメール配信、スコアリング、分析までを一括で行えるタイプです。機能が幅広く統合されているため、ユーザー数や利用機能数によって費用が大きく変わります。

サービス名 初期費用 月額費用 補足
Salesforce Marketing Cloud要問い合わせ3,000円/ユーザー
Marketing Cloud Account Engagement (旧 Pardot)要問い合わせ150,000円/組織
AIMSTAR要問い合わせ要問い合わせ
esm(eセールスマネージャー)要問い合わせ3,500円/ユーザー
BowNow by Cloud CIRCUS要問い合わせ36,000円
HubSpot要問い合わせ106,800円Marketing Hub®(企業単位)の価格
BALES CLOUD要問い合わせ要問い合わせ
SHANON MARKETING PLATFORM要問い合わせ120,000円~
Engage Cros要問い合わせ要問い合わせ
Marigold Engage+要問い合わせ要問い合わせ
カスタマーリングス要問い合わせ要問い合わせ顧客件数・オプションで変動
GENIEE MA要問い合わせ要問い合わせ
Adobe Marketo Engage要問い合わせ要問い合わせ
SATORI300,000円148,000円
F-SUKE Sales Automation要問い合わせ要問い合わせ
AIQUA要問い合わせ要問い合わせ
Kairos3 Marketing要問い合わせ15,000円〜
ferret One for MA30,000円80,000円~
List Finder100,000円45,000円~
Oracle Eloqua Marketing Automation(Oracle Eloqua)要問い合わせ要問い合わせ
Mazrica Marketing(マツリカマーケティング)0円157,500円~5ユーザー含む。追加9,500円/ユーザー

機能特化型5サービスの料金表

機能特化型MAツールは、メール配信や行動分析など、特定の機能に強みを持つタイプです。導入規模や配信件数、利用するチャネル数によって料金が変動します。

サービス名 初期費用 月額費用 補足
Synergy!LEAD0円10,000円~
Braze要問い合わせ要問い合わせ
KARTE要問い合わせ要問い合わせ初期費用あり/ユニークユーザー数などにより見積り
Zoho CRM Plus0円8,280円/ユーザー
Synergy!118,000円20,000円~

業界特化型3サービスの料金表

業界特化型MAツールは、不動産や教育、医療など、特定業界の商習慣に合わせて設計されたタイプです。業界特有のデータ項目やシステム連携が必要な場合は、カスタマイズ内容によって費用が上下します。

サービス名 初期費用 月額費用 補足
いえらぶ顧客管理システム要問い合わせ要問い合わせ見積りにて提示(会社規模・構成で変動)
オムニセグメント要問い合わせ200,000円~会員データ件数・配信数で決定
AnyChat要問い合わせ要問い合わせ

MAツールの料金モデル

MAツールには大きく3つの料金モデルがあり、それぞれおすすめの企業や導入目的が異なります。

1. アカウント数課金

「1ユーザーあたり月額〇円」のように、利用するアカウント数によって料金が決まるモデルです。Salesforceをはじめ多くのクラウド型MAツールで採用されており、利用人数が増えるほど段階的に単価が下がる仕組みもあります。小規模から大規模まで柔軟に拡張できるのが特徴です。

2. 組織単位課金

組織単位課金型は、企業全体で一定額を支払う方式です。Marketing Cloud Account Engagement(旧Pardot)をはじめとしたサービスに見られ、アカウント数に関係なく固定料金で利用できます。

導入規模が大きい企業ほどコスト効率が良くなる傾向にありますが、機能数やサポート範囲によって金額が変動します。

3. 機能・利用件数による従量課金

機能特化型や業界特化型のMAツールでは、利用機能数や配信件数などに応じて課金されるモデルが一般的です。

メール配信数やリード件数、データ登録数などの上限を超えると上位プランへ自動的に切り替わる仕組みが多く、利用規模の拡大に合わせて費用も変動します。

MAツールの費用内訳

MAツールの費用は、初期費用と月額費用(または年額費用)の2つが基本で、さらに必要に応じてオプション費用が発生します。

初期費用

初期費用は無料のツールもありますが、MAツールでは導入支援や初期設定、データ移行などのサポートを依頼する場合に別途費用が発生するのが一般的です。

特にSATORIやSHANON MARKETING PLATFORMのような本格的なツールでは、導入コンサルティング費が初期費用に含まれるケースもあります。自社で設定や連携を行える体制を整えれば、初期コストを抑えられます。

月額費用・年額費用

月額費用(または年額費用)は、機能の範囲やユーザー数、リード件数、配信数などによって変動します。

たとえば、アカウント単位で課金されるSalesforce Marketing CloudやHubSpotは利用人数に応じて料金が上がります。一方、組織単位で提供されるMarketing Cloud Account Engagement(旧Pardot)は固定料金で使えるタイプです。

配信数やデータ件数が多くなると上位プランへの移行が必要になるケースもあるため、自社の運用規模を見極めて選ぶことが大切です。

【注意】見落としがちな追加オプション

MAツール導入時、初期費用と月額利用料だけで予算を組んでしまうと、予想外の追加コストが発生して驚くことがあります。実際に運用を始めてから「こんな費用も必要なのか」と困ることがないよう、見落としやすい追加オプションについても事前に確認しておきましょう。

チェック項目
追加機能 メール配信、スコアリング、SNS連携、BI、ABテスト
システム連携 CRMやSFAとのデータ連携
サポート 初期設定代行、運用コンサルティング、トレーニング

費用対効果が高いBtoB向けMAツール13選

BtoB向けMAツールのなかでも費用対効果が高いおすすめのツールを紹介します。各ツールの特徴やくわしい料金プランなども解説しているので、MAツール選びの参考にしてみてください。

Marketing Cloud Account Engagement (旧 Pardot)

Marketing Cloud Account Engagementについて紹介します。

利用できる機能

Marketing Cloud Account Engagementは、セールスフォース・ジャパンが提供するBtoBビジネス向けのMAツールです。

ランディングページ作成、メルマガ作成・配信、Web上の行動データ追跡などの機能を備え、マーケティング活動の投資対効果を最大化します。また、Sales Cloudと連携し、営業活動も支援します。

Marketing Cloud Account Engagement (旧 Pardot)の料金プラン・価格

プラン初期費用料金
Growth要問い合わせ150,000円
Plus要問い合わせ330,000円
Advanced要問い合わせ528,000円
Premium要問い合わせ1,800,000

※年間契約

HubSpot

スマートキャンプ株式会社

HubSpotについて紹介します。

利用できる機能

HubSpotは、営業活動の見える化と売上向上を後押しするツールです。

マーケティングオートメーションやメール配信、アクセス解析、コンタクト管理、カスタマーサービス、セールス支援などの機能を統合したプラットフォームで、マーケティングからセールスまでの一連の業務をシームレスに連携できます。

HubSpotの料金プラン・価格

プラン初期費用月額料金
Marketing Hub Starter要問い合わせ2,400円/シート
Marketing Hub Professional要問い合わせ106,800
Marketing Hub Enterprise要問い合わせ432,000円〜

SHANON MARKETING PLATFORMについて紹介します。

利用できる機能

SHANON MARKETING PLATFORMは、顧客の検討状況や興味度合いを把握し、適切なタイミングで最適なコンテンツを配信するマーケティングオートメーションツールです。

高度な技術で、見込み顧客の育成・商談化を支援します。

顧客の興味度合いに応じて顧客をセグメント化したり、名刺情報を活用して顧客の属性やニーズを分析したりできます。見込み顧客の育成や商談化率の向上を実現し、ビジネスの成長を促進するでしょう。

SHANON MARKETING PLATFORMの料金プラン・価格

初期費用月額料金(税抜)
要問い合わせ120,000円〜

esm marketing

ソフトブレーン株式会社
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esm marketingについて紹介します。

利用できる機能

esm marketingは、見込み顧客の獲得、育成、管理をスムーズに行う機能が備わったBtoB向けMAツールです。
ROIの最大化を目指し、リード獲得と商談担当者が分かれている場合でも、営業とマーケティングの連携効果を高めます。

顧客の検討タイミングを逃さずにアプローチが可能です。

esm marketingの料金プラン・価格

初期費用(税抜)月額料金(税抜)
300,000円148,000円

※年間契約

GENIEE MAについて紹介します。

利用できる機能

GENIEE MAは、顧客のナーチャリングや長期的なアプローチに役立つMAツールです。

サイトへの訪問回数といった顧客行動を自動計測してスコアリングでき、一定のスコアを超えた見込み客を営業担当に自動で通知します。興味関心に合ったコンテンツの配信も可能です。

GENIEE MAの料金プラン・価格

要問い合わせ

BowNow by Cloud CIRCUS

BowNow by Cloud CIRCUSについて紹介します。

利用できる機能

BowNow by Cloud CIRCUSは、リード管理やメール送信、顧客のセグメント分けなどの機能が利用できるBtoB向けMAツールです。

複雑な設定や専門知識が不要で、すぐに成果を出せるように設計されています。また、フリープランから始められ、必要な機能をあとから課金で利用できるため、コストを抑えながら導入できます。

BowNow by Cloud CIRCUSの料金プラン・価格

プラン初期費用月額料金(税抜)
フリープラン0円0円
スタンダードプラン要問い合わせ36,000円

SATORIについて紹介します。

利用できる機能

SATORIの特徴は、見込み顧客を自動で発掘・育成できることです。Webサイトの訪問履歴やフォーム入力情報などを分析し、見込み顧客をスコアリングします。

スコアの高い見込み顧客に対して、適切なタイミングで最適なコンテンツを配信することで、商談化率を向上させます。

SATORIの料金プラン・価格

初期費用(税抜)月額料金(税抜)
300,000円148,000円

※年間契約

Oracle Eloqua

Oracle Eloquaについて紹介します。

利用できる機能

Oracle Eloquaは、オラクルの基盤を活用した、大規模なマーケティングプラットフォームです。直感的な操作性で、見込み客の囲い込みを実現します。

見込み客のステージ分けや可視化により、効果的なマーケティングを支援します。

Oracle Eloquaの料金プラン・価格

要問い合わせ

Adobe Marketo Engageについて紹介します。

利用できる機能

Adobe Marketo Engageは、顧客体験を向上させ、収益の増加に貢献するマーケティングオートメーションツールです。

1社ごとに異なるビジネスプロセスを定義し、顧客に必要なコンテンツを最適なチャネルから適切なタイミングで提供します。

Adobe Marketo Engageの料金プラン・価格

要問い合わせ

List Finder

List Finderについて紹介します。

利用できる機能

List Finderは、BtoB企業にとって必要な機能だけを搭載した、シンプルで扱いやすいMAツールです。導入時から無料でコンサルタントによるサポートが受けられるため、MAツールの導入が初めての企業にもおすすめです。

フリープランもあるので、まずは使用感を試してみるのもよいでしょう。

List Finderの料金プラン・価格

プラン初期費用月額料金
フリー0円0円
ライト100,000円45,000円
スタンダード100,000円69,000円
プレミアム100,000円92,000円

Synergy!LEAD

シナジーマーケティング株式会社

Synergy!LEADについて紹介します。

利用できる機能

Synergy!LEADは、顧客情報をSalesforceに集約し、マーケティング業務の効率化と売上アップを支援するMAツールです。

簡単なフォーム作成機能で、キャンペーンや問い合わせを通じて顧客情報を効率的に収集できます。
また、多様なメール配信機能を備え、顧客へのタイムリーな情報提供やエンゲージメント向上に貢献します。

Synergy!LEADの料金プラン・価格

プラン初期費用月額料金
フォーム 要問い合わせ 10,000円〜
メール配信 0要問い合わせ 30,000円〜
Webトラッキング 要問い合わせ10,000円〜
メール配信 使ったときだけプラン 要問い合わせ50,000円〜

Kairos3 Marketing

Kairos3 Marketingについて紹介します。

利用できる機能

Kairos3 Marketingは、MAとSFAが一体となった国産ツールです。リード獲得から育成、商談管理まで一元的に進められるため、リソースが限られた中小企業でも効率的に売上向上を目指せます。

顧客データを統合管理・分析し、パーソナライズされた情報提供で顧客との関係を深め、営業とマーケティングの連携を強化します。

Kairos3 Marketingの料金プラン・価格

プラン初期費用月額料金(税抜)
スタンダードプラン要問い合わせ15,000円〜
プロプラン要問い合わせ150,000円〜

※最短契約期間12か月。

ferret One for MA

株式会社ベーシック
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ferret One for MAについて紹介します。

利用できる機能

ferret One for MAは、BtoBマーケティングに特化したCMSとMAが一体となったオールインワンツールです。
複雑な設定なしに利用でき、AI活用で記事やメール作成が効率化され、大幅な工数削減を実現します。

顧客の行動履歴やデータを一元管理し、最適なタイミングでのアプローチを可能にします。

ferret One for MAの料金プラン・価格

要問い合わせ

MAツール(BtoB)導入時の注意点

費用・料金だけでなく、次のポイントにも注意して導入するサービスを選びましょう。

自社の課題や目標に合ったツールを選ぶ

MAツールには、さまざまな機能や特徴があります。そのため、自社の課題や目標に合ったツールを選ぶことが重要です。

たとえば、見込み顧客の獲得を目的とする場合は、リードナーチャリング機能が充実したツールが適しています。既存顧客のLTVを向上させるためには、顧客管理機能や分析機能が充実したツールが適しているといえるでしょう。

課題や目標を明確にしてからツールを選ぶことで、MAツールを導入した効果を最大限に引き出せます。

運用体制を整える

MAツールを導入しても、運用体制が整っていなければ、効果的に活用できません。

MAツールの運用には、データの収集・分析・活用などのさまざまな業務が発生します。そのため、専任の担当者を配置したり、社内横断的なチームを組成したりなど、運用体制を整えることが重要です。

データ連携の仕組みを確認する

MAツールを導入する際は、CRMやSFAなど他の業務システムとの連携がスムーズかを確認することが重要です。

顧客情報や商談状況、メール開封率などのデータを一元管理できれば、マーケティングと営業の連携が強化されます。結果として、より精度の高いアプローチが実現できます。

API連携の有無や、既存システムとの互換性は、選定時の大きな判断材料といえます。

コンテンツ制作のリソースを確保する

MAツールを効果的に活用するためには、定期的なメール配信やホワイトペーパーの提供、LP(ランディングページ)の作成など、多くのコンテンツが必要になります。

ツールの機能が充実していても、コンテンツの供給が追いつかないと、十分な効果を得られません。社内での制作体制を整えるのか、外部リソースを活用するのか、あらかじめ体制を決めておくことでスムーズな運用につながるでしょう。

費用対効果の高いMAツール(BtoB)を導入しよう

MAツール(BtoB)の費用は、提供形態や機能、利用者数などによって大きく変わります。一般的には、クラウド型の場合は月額料金制、オンプレミス型やパッケージ型の場合は初期費用と年間保守費用が発生します。

費用だけでなく、機能の選定や既存システムとの連携、サポート体制の充実度などにも注意を払いましょう。

費用対効果の高いMAツールを導入するためには、ニーズや予算に合わせて、複数のシステムを比較検討することが大切です。

MAツール(BtoB)選び方ガイド

MAツール(BtoB)選び方ガイド

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