アンケートで人事管理システムの費用相場を算出！料金内訳・おすすめサービス

人事管理システムには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
⇒【料金・機能比較表つき】人事管理システムの資料をダウンロードする（無料）

＼ 稟議や社内提案にも使える！／

人事管理システムの費用相場は月額約7万円

BOXILが独自に行ったアンケート結果^※では、導入した人事管理システムの初期費用の平均は約285万円でした。なお、初期費用0円との回答が全体の約26%あり、初期コスト不要で導入できるケースもあるようです。

また、人事管理システムの年間費用は平均約86万円、月額費用に換算すると約7万円かかっていることがわかりました。

※調査概要：インターネット調査にて人事管理システムの導入に携わった全国20〜60代の1,522人へ実施。回答期間は2025年7月17日〜28日。

従業員数や利用機能・プランなどによって費用は変動しますが、上記は人事管理システムにかかる費用のひとつの目安となるでしょう。

人事管理システムにかかる料金内訳

人事管理システムにかかる料金の内訳は主に次の3つです。

初期費用
月額利用料
有料サポート・コンサルティング費

初期費用

クラウド型の人事管理システムは初期費用がかかることが一般的です。ただし、労務管理を中心としたサービスの場合は初期費用を無料にしているケースも多いです。

初期費用がかかるサービスの場合は、初期設定サポート費や設定代行費、マニュアル提供費、データ移行費などが初期費用に含まれていることもあります（サービスによって異なる）。

月額利用料

料金を公開している人事管理システムの月額利用料は、月額3,000円～100,000円程度です。

サービスによっては「従業員数×利用機能・オプション」で月額利用料が算出されます。固定料金モデルの場合も従業員数によって変動することがあります。

有料サポート・コンサルティング費

初期設定や運用を有料オプションとして手厚くサポートしているサービスもあります。

無料サポートではチャットサポートやヘルプページなど対応までに時間がかかったり、解決策を探す手間がかかったりする一方で、有料サポートの場合は電話や訪問など速く丁寧な対人対応を受けられるといった差別化がされていることがあります。

また、システム導入・運用における人事制度のコンサルティングサービスを別途提供しているサービスもあります。コンサルティングサービスを利用することで、人事評価制度設計や賃金・報酬体系設計、スキルマップ作成、職務定義作成などを支援してもらえます。

人事管理システムの料金・機能比較表

人事管理システムを比較する際には、料金の他に機能や導入実績で比較することが重要です。人事管理システムの失敗しない選び方は、人事管理システムおすすめ比較記事で詳しく紹介しています。

【特典比較表つき】『人事管理システムの資料12選』 はこちら⇒無料ダウンロード

また、一覧で料金・機能を比較したい方にはBOXILが作成した比較表がおすすめです。各社サービスを一覧で比較したい方は、下のリンクよりダウンロードしてください。

【特典比較表つき】『人事管理システムの資料12選』 はこちら⇒無料ダウンロード

^{※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。}

費用対効果が高い人事管理システム14選

人事管理システムの中でも費用対効果が高いおすすめのツールを紹介します。各ツールの特徴や料金プランなどを解説しているので、人事管理システム選びの参考にしてください。

なお、特に断りがない限り、料金は税抜価格です。

人事管理ナビゲーターは、貴社の大切な人事情報を安全に一元管理できるシステムです。低コストで導入できるため、コストパフォーマンスを重視する企業に最適です。標準項目に加え、自社に必要な資格や経歴などの情報を自由に設定して管理できるため、貴社独自の情報を効率的に一元管理し、人事情報の活用と業務効率化を促進します。

人事管理ナビゲーターの料金プラン・価格

初期費用	月額料金
33,000円(税込)〜	3,300円(税込)〜

freee人事労務は、入退社手続きや勤怠管理、給与計算など人事労務業務を電子化できる人事管理システムです。年末調整やWeb給与明細、有休管理などの機能も搭載し、包括的な人材管理ができます。他シリーズと連携すれば、マイナンバー管理や経費精算なども含めた一元管理が可能です。必要な機能に合わせて料金プランを選べます。

freee人事労務の料金プラン・価格

プラン	初期費用	月額料金（税抜）
ミニマム	0円	2,600円 + 6名以降1名につき400円
スターター	0円	3,900円 + 6名以降1名につき600円
スタンダード	0円	5,200円 + 6名以降1名につき800円
アドバンス	0円	7,150円 + 6名以降1名につき1,100円

※全プランとも5名から

SmartHRタレントマネジメントは、採用管理から人事評価、人事施策の実行までサポートするタレントマネジメントシステムです。従業員サーベイや分析機能も備え、データにもとづく人事施策によって、組織の活性化や組織変革を支援します。

SmartHRの料金プラン・価格

プラン	初期費用	月額料金	備考
￥0プラン	0円	0円	小規模事業者向け。機能制限あり
労務管理プラン	0円	要問い合わせ	従業員50名以下対象。「労務管理機能」のみ利用可能
タレントマネジメントプラン	0円	要問い合わせ	「労務管理」機能を除いて利用可能
人事・労務エッセンシャルプラン	0円	要問い合わせ	「タレントマネジメント」機能の一部を除いて利用可能
HRストラテジープラン	0円	要問い合わせ	全機能を利用可能

パルスアイ タレントマネジメントは、中小企業向けに特化し、人材の「活躍」「採用」「評価」に関する課題を解決する高機能なタレントマネジメントシステムです。世界最先端のAIメンターがマネージャーの人事課題を支援し、従業員は自身のスキルやコンディションをマイページで更新できます。また、AIが離職リスクを予測し、早期の離職対策を支援することで、組織のパフォーマンス向上と従業員の定着を実現します。

パルスアイ タレントマネジメントの料金プラン・価格

初期費用	月額料金
0円	100円／人〜

ジンジャー人事労務は、中長期的な人材計画をサポートしてくれる人事管理システムです。入退職の推移や役職・年齢の構成比、パフォーマンス状態などをいつでもリアルタイムでチェックできます。顔写真表示による直感操作で組織図のシミュレーションも行えます。権限設定やIPアドレスのアクセス制限、操作履歴の監視などセキュリティも充実しています。

ジンジャー人事労務の料金プラン・価格

初期費用	月額料金
要問い合わせ	300円／人〜

HRMOSタレントマネジメントは、人事データ活用をサポートする人事管理システムです。柔軟なデータベース構築や目標管理、人事評価、組織診断などを提供しています。育成対象者やハイパフォーマーのリストを容易に作成可能です。手厚いサポートで導入から運用までを支援してくれます。

HRMOSタレントマネジメントの料金プラン・価格

要問い合わせ

カオナビは、多彩なタレントマネジメント機能を搭載する人事管理システムです。過去の評価、スキル、キャリア履歴などの情報を一括管理し、可視化・分析できます。人事評価やスキル管理、配置シミュレーション、人材データ分析・レポートなどさまざまな機能を搭載しています。IPアドレス制限や冗長化構成、外部の専門機関による定期的なぜい弱性診断など、セキュリティ対策にも力を入れています。

カオナビの料金プラン・価格

要問い合わせ

マネーフォワード クラウド人事管理は、入退社手続きや人事異動手続きを容易にするクラウド人事管理システムです。従業員情報と組織情報を一元管理できるデータベースを構築でき、従業員情報の収集もクラウド上で完結できます。入力した従業員情報をどのタイミングで適用するかを指摘できるため、過去の履歴や未来の情報変更にも対応します。

マネーフォワード クラウド人事管理の料金プラン・価格

プラン	初期費用	月額料金（税抜）
ひとり法人プラン	0円	2,480円〜
スモールビジネスプラン	0円	4,480円〜
ビジネスプラン	0円	6,480円〜
中堅〜大企業向けプラン	要問い合わせ	要問い合わせ

One人事は、労務管理や勤怠管理、給与計算、タレントマネジメント、ワークフローを一元管理できる人事労務システムです。社内に散らばっていた人材情報を集約して人事業務をスムーズに行い、経営課題の特定や戦略立案に貢献します。従業員のスキルや経験に基づいた適材適所の人材配置、納得感のある人事評価、そして従業員満足度向上につながる施策も支援します。

One人事の料金プラン・価格

要問い合わせ

LaKeel HRは、人事業務機能を統合的に備えたSaaS型HRシステムです。分散しがちな人事データを一元管理し、グラフや図表で分かりやすくビジュアル化できます。分析で休職・退職予備軍などを抽出した後、スケジュール管理や面談設定などのネクストアクションまでをシステム内で完結します。業務プロセスを可視化し、自社独自の業務フローもシステムに登録できるため、業務のブラックボックス化や属人化を防ぎ、生産性の向上が期待できるでしょう。

LaKeel HRの料金プラン・価格

要問い合わせ

YESODディレクトリサービスは、従業員や組織の情報を時系列に管理できる人事管理システムです。非正規雇用のメンバーにも対応し、グループ全体の従業員と組織の属性や状態など情報を集約・管理します。組織図シミュレーションや簡易ワークフロー、WebAPIなどの機能を搭載しています。入退社予定といったさまざまな断面でデータをレポートできるのもポイントです。

YESODディレクトリサービスの料金プラン・価格

要問い合わせ

Loglass人員計画は、人員計画の収集・集計作業などを簡単操作で行えるサービスです。過去の人員変化に限らず、未来までの人員情報や給与情報を一元管理できます。人件費情報を事業計画に反映でき、予実管理ができます。組織別・役職別・ユーザー別など権限を柔軟に付与できるため、適切な情報管理にも役立ちます。

Loglass 人員計画の料金プラン・価格

要問い合わせ

Combosite人事給与は、必須マスタを網羅的に搭載した人事給与サービスです。大手企業のニーズを網羅し、給与計算に必要なデータ収集や確認業務を自動化や、前月との差分や確認結果の進捗も一覧で管理できます。直感的な操作性で複雑な業務もスムーズにできます。

Combosite人事給与の料金プラン・価格

要問い合わせ

PROACTIVEは、AIを中核とする次世代ERPとして、経営判断と業務の効率化・自動化を実現するデジタルオファリングサービスです。AIがデータの自動入力や業務フローへのアシストを行い、人事データを活用した高度な経営判断にも貢献します。ATWILL Platformによるローコード開発やAPI連携で、変化に柔軟に対応できる労務管理基盤を提供し、給与明細閲覧など一部機能はモバイルアプリでの対応が可能です。

PROACTIVEの料金プラン・価格

要問い合わせ

人事管理システム導入時の注意点

費用・料金だけでなく、次のポイントにも注意して導入するサービスを選びましょう。

データの品質と移行プロセス

人事管理システムの導入においては、移行プロセスに注意を払う必要があります。導入前に、現行の人事データ（従業員情報、給与情報、勤怠データなど）を精査し、必要に応じて調整を行うことが重要です。

また、既存のデータを新しいシステムに移行する際にデータの損失やエラーを最小限に抑えるため、移行プロセスのテストや確認を十分に行い、問題が発生した場合のサポートが受けられるかもチェックしておきましょう。

セキュリティとプライバシーの確保

人事管理システムは、従業員の個人情報や機密情報を扱うため、セキュリティとプライバシーの確保が重要です。データの暗号化やアクセス制御など、システムが適切なセキュリティ対策を実施しているかを確認しましょう。

また、個人情報の取り扱いに関する法的規制や規制要件に準拠することも重要です。システムが法的規制に適合し、データを保護するための適切な措置が取られているかもチェックしましょう。

費用対効果の高い人事管理システムを導入しよう

人事管理システムの費用は、利用する機能や利用者数などによって大きく変わります。一般的には、初期費用と月額利用料が発生します。費用だけでなく、既存システムとの連携やサポート体制の充実度なども注意するべきポイントです。

費用対効果の高い人事管理システムを導入するためには、自社のニーズや予算に合わせて、複数のシステムを比較検討することが大切です。

人事評価システムは次の記事で詳しく紹介しています。

＼ 稟議や社内提案にも使える！／