メール配信システムのシェア・市場規模 一番選ばれている人気サービスは配配メール
メール配信システムには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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メール配信システムのシェア率

メール配信システムの導入に携わった1,696人を対象にBOXILが独自アンケート※1を実施し、導入したメール配信システムを尋ねました。
シェアが最も多かったのは、配配メールで18.75%。
その後にWiLL Mailが12.09%、blastmailが11.67%、WEBCAS e-mailが9.02%、Cuenote FCが6.72%と続きます。これら5社で全体の58.25%を占めていました。
※調査概要:インターネット調査にてメール配信システムの導入に携わった全国20〜60代の1,696人へ実施。本調査の期間は2025年7月12日~15日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある
口コミ・ユーザー満足度も必ずチェックしよう
メール配信システムの選定では、実際の導入企業による口コミやユーザー満足度も重要です。自社に合ったサービスかどうか、現場の意見・評判をもとに比較することが大切です。

メール配信システムの市場規模
BOXIL編集部が2024年2月に実施した調査をもとに、メール配信システムの市場規模を算出※1しました。2023年のSaaS型メール配信システムの市場規模は、およそ842.7億円だと算定できます。また、導入を検討しているユーザーの動向や導入予定時期をもとに算出すると、2024年の市場規模は1,030.6億円に到達する見込みで、2025年の市場規模は1,166.7億円に成長すると予測※できます。

※1 調査期間 2024年2月16日〜2月27日 スマートキャンプで実施した「SaaSの利用実態調査」をもとに、1社あたりの利用金額と法人数から算定
※2 同調査の導入時期と導入予定時期から算定
メール配信システム市場の成長率は?
同調査では、まだメール配信システムを導入・利用していないWEBマーケティング業務担当者に対して、導入予定も調査しました。その結果、1年以内に導入を考えている企業が10%程度を占め、「時期は未定だが利用検討中」の企業も10%程度と利用に前向きな企業が多い結果となりました。
| 導入予定時期 | 回答数 | 割合 |
|---|---|---|
| 時期は未定だが利用検討中 | 13 | 11.9% |
| 半年以内には利用開始予定 | 7 | 6.4% |
| 1年以内には利用開始予定 | 6 | 5.5% |
| 2年以内には利用開始予定 | 3 | 2.8% |
| 現時点では未定・利用予定はない | 80 | 73.4% |
メール配信システム市場の成長の要因としては、顧客接点のデジタル化が進みメールマーケティングの重要性が高まっていることが挙げられます。また、法律で義務付けられているオプトインや、改正個人情報保護法によるオプトアウトの厳格化への対応をするにあたり、メール配信システムで一元管理することで効率的に管理できる有用性が広く認知されたことも要因です。
到達率の低さやスパム判定されてしまうなどの課題があるため、スパム判定されづらい仕組みをもつメール配信システムの導入がさらに進んでいくでしょう。
メール配信システム シェア率TOP5の口コミ・満足度解説
シェア率の高い5サービスはなぜ選ばれているのか。BOXILに寄せられた口コミやサービスの特徴をもとに解説します。
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※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
配配メールは、メール配信結果がひと目でわかる分析機能を備え、成果改善を効率化できるメール配信システムです。顧客の反応に合わせた自動フォローにより、リソース不足を解消し、商談獲得に特化した実用的な機能が豊富に搭載されています。
kintoneやSalesforceとの開発不要・低コストでの連携が可能で、前回の開封時間に合わせて配信時間をパーソナライズする「メモリー配信」や開封率の分析が一目できる「開封ヒートマップ機能」、反応があった顧客へ自動で追客できる「フォローメール」などの機能が特徴的です。専任担当による無償の導入活用支援があり、初心者でも安心して利用できます。
WiLL Mailは、ステップメールやターゲティング配信など今日のメールマーケティングに欠かせない機能を標準搭載したメール配信システムです。ローコストながらハイエンド・クラスの配信システムと同等のクオリティを誇り、特にメルマガ作成・配信面は国内トップクラスの充実度を持ちます。
ドラッグ&ドロップだけで作れるスマートフォン対応のHTMLメルマガエディタにより、デザインやHTML知識不要で直感的に高品質なメールを作成可能。配信結果はグラフやヒートマップでリアルタイム分析でき、過去のキャンペーンとの効果検証・比較も自動集計されます。配信数に応じて毎月プランを選べる料金体系で、初期費用もなく、コスト削減に貢献します。
blastmail - 株式会社ラクスライトクラウド
blastmailは、大規模なメール配信を低コストで実現するメール配信システムです。25,000社以上※の顧客基盤から蓄積された膨大な配信データを分析し、メールプロバイダーごとに配信方法を最適化。受信ブロックや迷惑メールフィルターを回避し、確実にメールを届けます。
毎時1,150万通※という高速配信能力と、業界最安クラスの価格が特徴で、シンプルなサービス設計により業務負荷を軽減します。専門知識がなくても誰でも直感的に操作できるHTMLエディタや、開封率・クリック率を1クリックで確認できる効果測定ツールを備え、API連携により他システムとの自動連携も可能。セキュリティリスクと業務負荷を大幅に軽減します。
※1 出典:blastmail公式サイト「blastmail」(2025年7月17日閲覧)
WEBCAS e-mail - 株式会社WOW WORLD
WEBCAS e-mailは、毎時1,000万通以上※の高速配信が可能なメール配信システムです。メールの到達率やシステム連携の柔軟性が高く評価され、大手企業や官公庁を含む多くの企業に導入されています。大量一斉配信はもちろん、顧客の属性、嗜好、購買履歴などのデータを活用したOne to Oneメールの配信が可能。複数のデータベースを統合することなくそのまま活用できるため、データ一元化のコスト削減にも貢献します。
メール配信の効果を開封率やクリック率、コンバージョン率など様々な切り口で分析可能で、顧客情報データベースや基幹システムとの連携、MA、CDP、SFA、iPaaS、AIなど様々な外部ツールとの連携にも対応しています。
※1 出典:WEBCAS e-mail公式サイト「WEBCAS e-mail」(2025年7月17日閲覧)
Cuenote FC(キューノート エフシー)は、メルマガの一斉配信だけでなく、パーソナライズメールやシナリオメール、効果測定やABテスト自動実施など、メールマーケティングに必要な機能が揃ったメール配信システムです。Gmail新ガイドラインの要件に対応済みで、業界標準を上回る「月間81億通」「毎時1,000万通」※の配信性能を誇ります。
使いやすいシステム管理画面と、月額5,000円からの定額制で送り放題という手軽さが魅力。API連携によるデータベース連携や、行動履歴を分析したターゲティング・セグメンテーション・シナリオメールの配信、ECサイトの「カート放棄」を自動検知する機能など、メールマーケティングの効果を最大化する機能が充実しています。
※1 出典:Cuenote FC公式サイト「Cuenote FC」(2025年7月17日閲覧)
シェア率だけでなく機能や使い勝手でも比較しよう
メール配信システムを選ぶ際には、「配信性能(速度・到達率)」「操作性」「分析機能」「自動化・パーソナライズ機能」「他システムとの連携性」「コストパフォーマンス」などを総合的に検討することが重要です。
自社のメールマーケティングの目的や規模に合わせて、大量配信に強いサービスや、きめ細かい顧客セグメント配信に優れたサービス、直感的な操作性が魅力のサービスなど、比較検討することをおすすめします。無料トライアルや詳細な資料請求を活用し、実際に使用感を確かめてから選定するのがよいでしょう。


