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2017-12-05

メール配信システムの導入事例 | 開封率向上のためのコツ・ポイント

効果的でタイミングのいいメールマガジン配信には、メール配信システムが欠かせません。しかし、それだけでは開封率向上が望めないのも事実です。事例から見る開封率向上の秘訣とは何か?注目サービスの紹介とともに解説します。
マーケティングメール配信システム
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コストを抑えて最大限の効果を得るマーケティング手法としては、メールマガジンの配信が真っ先に挙げられるでしょう。

その効果を最大限発揮するため、メール配信システムは欠かせない存在です。

サッポロビールや駅探のように、その強固な基盤があってこそ、セグメンテーションに分類された読者に向け、最適なコンテンツを届けられるのです。

しかし、それだけではメールマガジンの開封率向上は期待できません。

開封率向上にはどのような取り組みが必要なのか。導入事例を紹介するとともに解説していきます。

メール配信システムとは

ECサイトではもちろんのこと、MA(マーケティングオートメーション)の導入が進むB2B企業でもメールマガジンが活用されており、現代ではリードナーチャリング(見込み顧客育成)のためのマーケティング手法として定着したといえるでしょう。

メール配信システムとは、メールマガジンなどを自動で配信してくれるシステムのことであり、マーケターには欠かせないものとなっています。

以下の記事では、メール配信システムについてより詳しく解説しています。

メール配信システムとは?特徴・利用形態・機能を解説 | ボクシルマガジン
ECサイトやメルマガ配信に欠かせないのがメール配信システム。今回はメール配信システムの目的や種類、機能を徹底的に解...

メール配信システムとMAツールの違い

HTMLやテキストメールはもちろん、ステップメールにも対応する場合の多いメール配信システム。
メール配信によるリードナーチャリングを目的とするMAツールとは何が違うのでしょうか。

メール配信システムが配信効果測定を中心に、顧客との関係強化をはかるメールマーケティングツールであるとすれば、MAツールはリードの管理とナーチャリングによって、メールを含むマーケティング全般で顧客との関係強化をはかるツールだといえます。

このため、ステップメールを例にすると、メール配信システムがあらかじめ設定したタイミングでメール配信を行うのに対し、MAツールでは顧客の動向に応じたタイミングでのメール配信が可能となります。

これらの違いを理解したうえで、自社に適したツールを選択する必要があるでしょう。

メールマガジンの効果測定

それでは、メール配信システムの効果測定とは、どのような基準で行われるのでしょうか。

・バウンス率(配信成功率)

入力ミスや転居などの要因により、すべてのメールアドレスが有効とは限りません。
バウンス率は、配信したメール総数からエラーが戻ってきた数を差し引いた割合であり、有効なメールアドレスの指標となります。

・開封率

一般的にはメールが開封された際、埋め込まれた画像がサーバから読込まれますが、これを判断基準として開封された割合を測定するのが開封率です。

・クリック率

メール本文に埋め込んだURLがクリックされた割合を示す指標です。
一般的には、リンクを別のURLに置き換えたうえで、実際のリンク先にリダイレクトさせる方法が主流になっています。

・コンバージョン率

リンクをクリックしたあと、顧客がさらなるアクションを行った割合を示す指標です。
具体的には、リンククリック後にECサイト内で購買する、セミナーに参加するなどです。

・解約率

メール配信を行ったあとに行われた解約の割合です。
メールマガジンの内容が顧客にとって有用なものかどうかの指標となります。

メールマガジンの開封率はどの程度か

上述したメールマガジンの効果測定の中で、いちばん代表的で重要なのが開封率です。

なぜなら、開封率が低ければ必然的にクリック率やコンバージョン率も低下し、メールマーケティングを行っている意味がなくなってしまうからです。

それでは、一般的なメールマガジンの開封率はどの程度のものなのでしょうか。

海外を含むいくつかのデータを参考にすると、以下の数値が平均になるようです。

  • 開封率:20%前後
  • クリック率:2〜3%前後
  • 解約率:0.6%前後

メールマガジンによるマーケティングを実践している場合、この数値がある程度の目安になるでしょう。

曜日/時刻別の開封率

もちろん、配信する曜日、時刻によってもメールマガジンの開封率は変化します。

これも複数のデータを参考にした指標ですが、曜日別の開封率は、

  • 月曜:10.1%
  • 火曜10.7%
  • 水曜:9.7%
  • 木曜:9.6%
  • 金曜:10.0%
  • 土曜:6.2%
  • 日曜:9.2%

となっており、週末、特に土曜の開封率が低いのに比べ、火曜日の開封率が高くなっており、B2Bのメールマガジンでは特にこの傾向が強いようです。

また、時刻別の開封率では、午前9時前後がもっとも高くなっており、夕方以降、特に深夜では1.0%を割り込む場合もあります。

これらのことから、火曜日の平日、学校や会社がはじまる前後の通勤・通学中にメールマガジンが開封される可能性が高いと思われます。

送信から2時間以内が勝負

最後に、メールマガジン送信から開封されるまでの時間ですが、これは送信直後がもっとも高くなっており、送信後2時間を経過すると、それ以降はほとんど開封されない傾向が見受けられます。

メールマガジンの効果は、送信から2時間が勝負だと見ていいでしょう。

こうした現状を踏まえ、開封率向上を実現すべく、メール配信システムを導入した企業の事例を見てみましょう。

導入事例:Cuenote FC

Cuenote FC(キューノートエフシー)

Cuenote FCは、メールマガジン作成を容易にするエディター機能など、メール配信に必要な機能をすべて備え、確実にメールを届けてくれる安心感から多くの大企業に導入されているメール配信システムです。

HTMLエディタ、効果測定レポート(開封・クリック率など)、ステップメール、セグメント配信などはもちろん、レスポンシブ対応のHTMLメールテンプレートも無償提供、強固なセキュリティ体制とともに、ASPSaaS型プランが月額5,000円からと、料金設定も魅力です。

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事例:サッポロビール

会社名:サッポロビール業種:食品
事業内容:ビール・発泡酒・新ジャンル・ワイン・焼酎などの製造販売、洋酒の販売ほか

課題:メールマガジン購読者数増加に対応するメール配信システム模索

1997年からメールマガジンを配信していたサッポロビールでは、配信完了までに12時間を要する自社システムを使用しており、インターネットの発達で増える一方の購読者数に対応できなくなっていたほか、送りたいタイミングで配信ができず、システム更新が課題となっていた。

効果:セグメンテーション別のメール配信が可能に

基本的な課題が解消されると同時に、これまでのシステムでは一斉配信に含めるしかなかった地域限定商品の情報も、セグメンテーション別のメール配信が可能となり、コンバージョン率のアップという大きな効果をあげており、効果測定でさらなるマーケティング改善を続けている。

導入事例:アララ メッセージング ソリューション

アララ メッセージング ソリューション

アララ メッセージング ソリューションは、メール配信管理システム「repica editor」高速メール配信エンジン「repica sender」メール配信自動連携API「repica auto-mail」の3パーツで構成され、ニーズに応じたフレキシブルに組合せたシステム構成が可能なメール配信システムを提供しています。

それぞれはオンプレミスクラウドをラインナップし、予算やセキュリティポリシーに応じた選択も可能、料金プランも豊富に取り揃えるほか、システム構築をふくめたサポート体制も万全です。

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事例:駅探

会社名:駅探業種:サービス業
事業内容:インターネットを利用した情報提供サービス業、並びに情報処理サービス業ほか

課題:スピードと確実性を備えたメール配信システムの模索

鉄道の路線トラブルをメール配信する駅探では、自社で1時間に数万通のメール配信できるシステムを利用していたが、モバイルに充分な対応ができていなかったため、バウンス率が悪化してしまうという課題を持っており、スピードと確実性を備えたメール配信システム導入が必要な状況だった。

効果:2万人を超えるサービス登録者を獲得

モバイル端末からのエラー返信が激減し、スピーディーで安定したメール配信システムを構築できたことから、サービス開始後すぐに登録者数2万人突破という効果をもたらした。

メールマガジンの開封率を高めるには

メールマガジンのバウンス率や開封率を高め、メールマーケティングを成功させるためには、何よりも強固なメール配信システムが必要であり、それは事例からも読み取れることです。

開封率向上のためには、メール配信の曜日、時刻なども考慮すべきポイントですが、その他にも工夫すべきポイントがいくつか存在します。

以下では、そのポイントを簡単に解説します。

件名/差出人を工夫する

メールマガジンの受信者は、その件名を見て開封するかどうかを決定します。

また、スマートフォンなどのメールアプリでは、件名よりも差出人が大きく表示される場合もあり、こちらでも対応が必要だといえるでしょう。

具体的には、以下の4つのポイントに注目してみましょう。

  • メリットを感じられるもの
  • 読者と関係の深いもの
  • 新鮮な言葉遣いを選ぶ
  • 読者の視点にたったもの

送信元IPアドレス

スパムメール送信者が多いメール配信システムの場合、受信者がそのIPアドレスをスパムリストに登録してしまい、メールが届かないということがあり得ます。

これを回避するためにSPF(Sender Policy Framework)やDKIM(Domainkeys Identified Mail)などの仕組みを持つメール配信システムもありますので、利用を検討するのもよいでしょう。

顧客のニーズを見極める

メールマガジンの開封率は、すなわち読者の関心の高さを表しています。

つまり、開封率を向上させるには読者の関心を高める必要があり、そのためには顧客ニーズを見極める必要があります。

セグメンテーション分類を行う

顧客ニーズが把握できれば、それぞれの顧客をセグメンテーション(属性)ごとに分類可能です。

サッポロビールの事例のように、地域限定商品のお知らせなどは、その地域に住む人にしか効果を発揮しません。

さまざまな視点で顧客セグメンテーションを行い、それに適したメールマガジン配信を心がけることが重要です。

役立つ情報を届け続ける

読者の立場にたってみれば、常に商品情報だけを送りつけてくるメールマガジンは飽きられてしまうでしょう。

商品情報はもちろん届ける必要がありますが、それだけでなく、読者にとって有用な役立つ情報を届け続けるよう心がける必要があります。

PDCAサイクルで改善し続ける

ここまで解説したポイントは、すべてメールマガジン配信後の効果測定によって改善できることにお気づきでしょう。

つまり、こうした一連の流れをPDCAサイクル化し、常に改善をし続けていく必要があるのです。

実はPDCAを回せていなかった!今すぐに確認しておきたい4つのポイント 〜メルマガ配信編〜 | ボクシルマガジン
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注目メール配信システム紹介

メールマガジンの開封率を高め、利益につなげていくには、その基盤となるメール配信システムも重要です。

以下では、導入事例で紹介したほかに、注目すべきメール配信システムを紹介していきます。

Benchmark Email(ベンチマークイーメール)

  • HTMLメールエディターで初心者でもかんたんにメール作成が可能
  • リアルタイムの配信レポートで一歩進んだメールマーケティングを実現
  • 世界50万社に利用されているグローバルなシステムで9言語に対応

初期費用が無料で、毎月250通までなら無料で利用できるBenchmark Email。有料プランは月額1,800円からで、ドラッグ&ドロップでかんたんに美しいデザインのHTMLメールが作れ、レスポンシブにも対応しています。HTMLエディター内に画像編集機能もあり、デザインテンプレートも500種類以上と数多く用意されています。

クリックマップまで標準搭載したメール配信レポートでパフォーマンスの改善を行うことができ、ステップメールやABテスト機能など高度な機能も利用できます。更に、APIを用いてCRMなど自社データベースとの連携も可能です。

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Benchmark Emailの詳細はこちらでも紹介しています。

Benchmark Emailの使い方・機能・導入事例は?HTMLメールの作成・配信に特化 | ボクシルマガジン
美しいHTMLメールをかんたんに作成できるメールエディタを搭載したBenchmark Emailが注目されています...

配配メール

配配メールは登録メールアドレス数に応じた料金体系なので、何度メール配信をしても定額で利用できます。簡単な操作でメルマガ配信ができ、テンプレートの登録もできるので、メール作成の手間を軽減できます。

メールのエラー解析やHTMLメールの開封率、URLのクリック率などの効果測定もできるので、高度なメールマーケティングも可能です。迷惑メールとしてブロックされる可能性を最大限排除するだけでなく、テスト配信や予約配信などの機能を搭載しているのでミスのないメール配信を実現できます。

WiLL Mail(ウィルメール)

WiLLMailは、ASPICクラウドアワードで先進技術賞を2年連続受賞したメール配信システムです。

月額4,000円から、契約期間も1か月という短い期間でスタートできるため、リスクなく始められるほか、ドラッグ&ドロップ操作で画像やテキストを入力するだけの簡単エディターによって、全デバイスに自動対応したHTMLメールを簡単に作成できます。

分析機能も、メールの送信数や開封数、クリック数、エラー件数はもちろん、ヒートマップ分析をはじめとする多彩な分析機能が付いており、APIによる連携、Googleアナリティクスとの簡単連携など外部連携も徐々に拡充しています。

Will Mailの詳細はこちらにも掲載しています。

「WiLL Mail」|業界唯一!スマホなどあらゆるデバイスに完全対応のメール配信システムが評判 | ボクシルマガジン
「WiLL Mail」はスマホ対応のメール配信システムですが、**日本で唯一**スマートフォンだけではなくフィーチ...

外部システムとの連携に特化したメール配信システム

Curumeru(クルメル)

Curumeruは、顧客管理システムや社内DBツールなどの外部システムとの連携に特化したメール配信システムです。外部システムからの操作でCurumeruを利用できるAPIを多数公開しており、既存システムに高度なメール配信機能を付加できます。

配信リストアップロード、メール配信予約、メール開封・URLクリック情報取得、エラー情報取得などのAPI連携やメールリレーに対応しています。複数IPアドレスでの分散配信、エラーアドレスへの配信停止処理、専属エンジニアによるシステム監視により、大量配信を起因とする「キャリアブロック」を回避し、高いメール到達率を実現しています。

すでに導入実績4500社を突破しており、万全のサポート体制と安心のセキュリティ体制が施されています。問い合わせに対して平均3時間以内に対応してくれるため、初めての導入で不安がある企業にもおすすめです。

粘り強い取り組みが開封率向上のポイント

メールマガジンは、コストを抑えながら最大限の効果を発揮できる可能性の大きいマーケティング手法です。

しかし、ここまで解説してきたように、成功の指標となる開封率を向上させていくのは簡単なことではありません。

さまざまな分析を通じて顧客のニーズと動向を探り、セグメンテーションを行ったうえで、それぞれに最適なコンテンツをタイミングよく配信していく必要があり、粘り強い取り組みが必須となります。

そのためには、配信の失敗したメールアドレスや重複を効率よく処理する仕組みも必要となり、的確な分析機能も兼ね備えたメール配信システムが重要になってくるでしょう。

ニーズに合わせた的確なシステム選定を行い、メールマーケティングを成功に導いてみてはいかがでしょうか。

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