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ASPとは | SaaS・クラウド・ISPとの違い - メリットデメリットも

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ASPとは、インターネット経由でアプリケーションサービスを提供する事業者や仕組みのことを指します。ASPは、ISPやSaaS・クラウドコンピューティングとどう違うのでしょうか。そんなASPのメリット・デメリットを紹介します。

ASPとは

ASPとは、アプリケーションサービスプロバイダ(Application Service Provider)の略語です。ITのアプリケーションを提供する方法の一つで、インターネットを通じて、サービスを提供する事業者や仕組み全般を指します。

利用者はネットワークを経由して、遠隔地からASPのサーバーにアクセスします。そして、そのサーバー内で動作する各種アプリケーションソフトの機能をブラウザやアプリから利用します。

同じ略称であるアフィリエイトにおけるASPの意味
アフィリエイト・サービス・プロバイダの略、成功報酬型広告を配信する事業者のこと

ASPとSaaSの違い

ASPはサービスを提供する事業者を意味するのに対し、SaaSは提供されるソフトウェアそのものを指すという違いがあります。便宜上、ASPによって提供されるサービスのこともASPと呼ばれることが多く、そのためASPとSaaSが混同されるケースがあるようです。

SaaSという言葉は、1990年代後半に米国で定義されました。一方、ASPという言葉は、SaaSの登場以前から存在していたものでしたが、結果としてSaaSに取って代わられることになりました。

その背景として、SaaSにはASPと比較した際に優位性がありました。それは、カスタマイズ性やユーザビリティの高さ、マルチテナントの利用によるサービス提供コストの安さなどです。そのため、米国発のSaaSが世界的に売上・シェアを伸ばしていったのです。

SaaSに関してより詳しく知りたい方は、次の記事もぜひご覧ください。

ASPとクラウドの違い

ASPはサービスを提供する事業者を意味するのに対し、クラウドはサービスを提供する技術や環境を指すという違いがあります。ASPや上述のSaaSはクラウドサービスの一種と覚えておけば問題はありません。

ASPとISPの違い

ISPも、ASPとよく混同されがちです。ISPとは、インターネットサービスプロバイダーの略称で、インターネット回線などを提供する事業者を意味します。ISPの回線を通じて、ASPのサービスを利用できると考えても良いでしょう。

ASPサービスの例

クラウドのアプリケーションが増えたことで、ASPの企業やサービスは増加傾向にあり、今後もその流れは続くものと予想されます。ASPサービスにはどのようなものがあるのか、代表例を紹介していきます。

企業・法人向けASPサービスの例

企業向けのASPサービスは多様化しており、人事労務、バックオフィスをはじめとして、あらゆる分野に登場しています。代表例は次のとおりです。

個人向けASPサービスの例

個人向けASPサービスの例は、次のとおりです。普段利用しているものやよく名前を耳にするものも、ASPサービスに含まれています。

ASPのメリット

ASPの登場以前、ソフトウェアの提供はパソコンへのインストール型が一般的でした。それを踏まえ、ASPのメリットを4つ紹介します。 

メリット1 コストが削減できる

ASPのイニシャルコストは、インストール型のソフトウェアに比べ、安いケースがほとんどです。これにより、企業は使い勝手の良いソフトを安価に利用できます。また、月々のコストも一定であることがほとんどで、予算の見通しも立てやすいことは、大きなメリットといえるでしょう。

メリット2 簡単に利用できる

ASPは、基本的には特別な設定を行わず、インターネットにつなげば、場所や時間を問わずいつでもどこでもすぐに利用できるのが特徴です。導入時にインストールが不要なものも多く、複数端末からアクセスできる点がメリットです。

また、UIも従来のインストール型のソフトウェアに比べ優れているものが多いため、使っていくうちに操作できるようになるでしょう。

メリット3 管理システムが不要

サーバーはネットワーク経由で遠隔地にあるクラウドサーバーを利用します。自社でオンプレミスのサーバーを立てる必要がありません。初期設定や管理の手間が省けるのは、管理者にとって大きなメリットでしょう。

メリット4 セキュリティ面に心配がない

ASPはサーバーやサービスのメンテナンスを自社で行う必要がなく、常に最新版にアップデートされるため、管理コストだけでなくセキュリティ面でも安心して利用できます。

ASPのデメリット

一方、ASPを利用する際にデメリットもあります。デメリットは次の3つになります。

デメリット(1)カスタマイズができない

ASPでは、UIのカスタマイズや特別機能を付与することはできません。どうしても、自社の業務フローに対して、カスタマイズを行いたい場合は、ソフトウェアベンダーやシステムインテグレーターに一から構築してもらう必要があるかもしれません。

デメリット(2)ネットワークが混雑すると動作が重たくなることがある

ASPではインターネット経由で利用するため、動作が重くなる可能性もあります。インストール型のように、再起動して、アプリケーションが動くようになるということもないので、注意が必要です。

また、大規模な通信障害やエラーが発生すると、その間はシステムを利用できないという点もデメリットでしょう。サービスの稼働率や安定性を忘れずチェックしておきましょう。

デメリット(3)外部のサーバーを利用する

サーバーが外部になるため、他社と共有して利用するようになります。もちろん、お互いの利用状況などは分からないようになっていますが、セキュリティの都合上、外部サーバーへのアクセスを避けたい場合、データを外部に保存したくない場合は、ASPの利用は難しいかもしれません。

ASPは今後さらなる拡大へ

ASPの概要と、SaaSとの違いについて紹介しました。ASPのメリット、デメリットについてもご理解いただけたかと思います。

今後、回線が高速化されたり、クラウドサーバーの処理速度が向上すれば、ASPの利用はさらに拡大するでしょう。また、企業でタブレットの利用などが進めば、そこで利用されるアプリケーションはSaaSになる可能性が高いです。どのようなASPがあり、どのようなSaaSが提供されているか、今後も注目してみてください。

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