【2023年最新】労務管理システムおすすめ比較!価格・機能・クラウド対応一覧

労務管理システムは製品ごとに機能や特徴が異なり、検討するだけでも一手間です。
BOXILは、数ある労務管理システムの料金や機能を比較し、おすすめのサービスを労務管理業務全般をカバーするクラウド型の労務管理システムと、勤怠管理や給与計算に特化した労務管理システムに分けました。
労務管理システムの導入を検討している方は、ぜひ無料でダウンロードできるサービス資料とダウンロード特典の料金・機能の比較表をご利用ください。

労務管理システムの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。勤怠管理や給与計算、人事評価などさまざまな目的で導入される労務管理システムの比較にお役立てください。サービス比較はこちら
目次を開く
労務管理システムのタイプ
労務管理システムは、導入目的に応じて次の2つのタイプに分類できます。
タイプ | 導入目的 | 内容 |
---|---|---|
タイプA (シリーズ連携タイプ) |
入社手続きや従業員情報の管理がしたい | まずは入社手続きなどの基本業務を効率化し、徐々にシステムでの対応範囲を広げたい企業 |
タイプB (サービス単体タイプ) |
人事労務全般の作業を効率化させたい | 勤怠管理や給与計算などの人事労務全般の作業を効率化したい企業 |
自社に当てはまるタイプを確認したら、比較表で要件に合うサービスを探してみましょう。
入社手続きや従業員情報の管理がしたい方は「シリーズ連携タイプ」
入社手続きや従業員情報の管理がしたい場合は、シリーズ連携タイプがおすすめです。シリーズ連携タイプは「ジョブカン」シリーズや「マネーフォワード クラウド」シリーズなど、労務管理システムの基本機能以外はシリーズ連携して利用するタイプです。まずは入社手続きや従業員情報の管理からシステム運用をして、徐々に他業務を効率化したい企業に適しています。
シリーズ連携ではなく、「オフィスステーション労務」や「jinjer 人事労務(ジンジャー 人事労務)」のように、あとから給与計算、ワークフローなどの機能を追加できるサービスもあります。
人事労務全般の作業を効率化させたい方は「サービス単体タイプ」
人事労務全般の作業を効率化させたい場合は、サービス単体タイプがおすすめです。サービス単体タイプは、「SmartHR」や「freee人事労務」など、人事労務に関わる業務を効率化できる機能を1つのサービス内で利用できます。
サービスによって利用できる機能は異なりますが、主に勤怠管理や給与計算などの機能が利用可能です。
おすすめ労務管理システムの比較表【料金・機能・口コミ評価】
サービス名 | ||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() SmartHR | ![]() freee人事労務 | ![]() 社労夢Company Edition | ![]() オフィスステーション 年末調整 | ![]() ジョブカン労務HR | ![]() マネーフォワード クラウド年末調整 | ![]() オフィスステーション 労務 | ![]() ジンジャー人事労務(社保手続き) | ![]() クラウドハウス労務 | ![]() マネーフォワード クラウド社会保険 | ![]() マネーフォワード クラウド人事管理 | ![]() サイレコ | ![]() ARROW | ![]() COMPANY 雇用手続管理システム | ![]() BeeMyNo | ![]() ほすぴタッチ | ![]() ProSTAFFクラウド |
サービス名 | ユーザーレビュー | 初期費用 | 月額固定費用 | 月額従量課金 | 無料プラン | 無料トライアル | 対応言語 | 連携サービス | e-Gov外部連携API対応 | マイナポータル申請API対応 | 電子申請への対応 | 帳票の自動作成 | 入退社の手続き | ワークフロー機能(承認・申請機能) | 採用管理 | マイナンバー管理機能 | 年末調整機能 | 出勤・シフト・労働時間の管理 | 対応している打刻方法 | 有給管理・休暇管理 | 経費精算 | 交通費計算 | Web給与明細 | SOC | ISO | プライバシーマーク | そのほかセキュリティ認証・内部統制 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
![]() SmartHR | ![]() freee人事労務 | ![]() 社労夢Company Edition | ![]() オフィスステーション 年末調整 | ![]() ジョブカン労務HR | ![]() マネーフォワード クラウド年末調整 | ![]() オフィスステーション 労務 | ![]() ジンジャー人事労務(社保手続き) | ![]() クラウドハウス労務 | ![]() マネーフォワード クラウド社会保険 | ![]() マネーフォワード クラウド人事管理 | ![]() サイレコ | ![]() ARROW | ![]() COMPANY 雇用手続管理システム | ![]() BeeMyNo | ![]() ほすぴタッチ | ![]() ProSTAFFクラウド | ||||||||||||
4.34 | 4.36 | 4.39 | 4.56 | 4.33 | 4.28 | 4.2 | 4.0 | 4.3 | 4.22 | 4.25 | 3.86 | 5.0 | 2.5 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | ||||||||||||
0円(税抜)〜 | 0円(税抜)〜 | 0円(税抜)〜 | 110,000円(税込)〜 | 0円(税抜)〜 | 110,000円(税込)〜 | 400,000〜 | 0円(税抜)〜 | 15,000円(税抜)〜 | 0円(税抜)〜 | |||||||||||||||||||
1,980円(税抜)〜 | 45,000円(税抜)〜 | 800円(税抜)〜 | 800円(税抜)〜 | 18,000〜 | 1,980円(税抜)〜 | 9,800円(税抜)〜 | 800円(税抜)〜 | |||||||||||||||||||||
300円(税抜)〜 | 550円(税込)〜 | 400円(税抜)〜 | 100円(税抜)〜 | 440円(税込)〜 | 800円(税抜)〜 | 100円(税抜)〜 | 0円(税抜)〜 | |||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| ||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
| |||||||||||||||||||
eNENとの連携にて可能 | ||||||||||||||||||||||||||||
ジョブカン勤怠管理 | マネーフォワードクラウド勤怠 | マネーフォワードクラウド勤怠 | マネーフォワードクラウド勤怠 | |||||||||||||||||||||||||
|
|
|
| |||||||||||||||||||||||||
ジョブカン勤怠管理 | マネーフォワードクラウド勤怠 | マネーフォワードクラウド勤怠 | マネーフォワードクラウド勤怠 | |||||||||||||||||||||||||
ジョブカン経費精算 | マネーフォワードクラウド経費 | マネーフォワードクラウド経費 | マネーフォワードクラウド経費 | |||||||||||||||||||||||||
ジョブカン経費精算 | マネーフォワードクラウド経費 | マネーフォワードクラウド経費 | マネーフォワードクラウド経費 | |||||||||||||||||||||||||
ジョブカン給与計算 | マネーフォワードクラウド給与 | マネーフォワードクラウド給与 | マネーフォワードクラウド給与 | |||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||
|
|
|
|
|
|
|
|
| ||||||||||||||||||||
|
|
労務管理システムの失敗しない選び方
労務管理システムの選び方で迷わないよう、自社に合ったサービスを探せる手順をまとめました。
1.必要な機能を洗い出す
労務管理システムを選ぶ際は、自社に必要な機能の要件を洗い出してから比較するのがおすすめです。以下のリストを使って洗い出しておきましょう。
確認方法 | 内容 | |
---|---|---|
帳票の作成でミスが起きてるか確認する | 帳票作成でのミスが多い場合、社会保険手続きなどで必要な帳票を従業員情報を基にして自動作成してくれるサービスを検討しましょう。 | |
行政手続についての申請・届出を出す機会があるか確認する | 行政手続きの申請や届出が多い場合は、電子申請への切り替えがおすすめです。総務省が運営する電子申請窓口「e-Gov」と連携対応しているサービスを検討しましょう。 | |
システム上で労務関連の承認・申請を行うことはあるか確認する | 有給や残業申請などのワークフロー管理などを行う場合は、対応した機能を搭載したサービスを検討しましょう。 | |
マイナンバーを管理する必要があるか確認する | 従業員情報の管理時にマイナンバー情報の管理も行っている場合は、マイナンバー提供依頼や従業員自身によるマイナンバー入力、本人確認書類のアップロードが可能なサービスを検討しましょう。 | |
年末調整でミスや手戻りが発生したことがあるかを確認する | 年末調整でミスや手戻り、出し忘れが多発している場合は、一括メール送信や年末調整に関わるタスクをお知らせできたり、申請書の記入・回収をオンラインで行えるサービスを検討しましょう。 | |
出勤やシフト、労働時間の管理方法を確認する | 出勤やシフト、労働時間の管理を紙やExcelで管理している場合は、勤怠管理の機能を搭載したサービスを検討しましょう。 | |
自社の打刻方法を確認する | 紙やタイムカードで打刻している場合は、勤怠管理の機能を搭載したサービスを検討しましょう。 | |
経費精算や交通費精算の方法を確認する | 手入力で計算している場合は、経費精算の機能を搭載したサービスを検討しましょう。ツール利用している場合は、連携対応しているか確認しておくとよいです。 |
2.社内で使用している勤怠管理システムや給与計算ソフトを調べる
労務管理システムは、勤怠管理システムや給与計算ソフトと連携しているサービスが多いです。自社ですでに導入しているサービスがある場合は、検討している労務管理システムと連携しているか確認しておきましょう。
サービスによってEXCEL・CSV読み込みやAPI連携など、連携方法は異なります。予め連携方法を調べておくとよいです。
確認方法 | 内容 | |
---|---|---|
現在利用している労務管理関連のシステムを確認する | 給与計算ソフトや勤怠管理システムなど、労務管理と関連するシステムは、どのツールを使用しているか確認しましょう。 | |
連携方法を確認する | EXCEL・CSV読み込みやAPI連携など、サービスによって連携の仕方は異なるので、予め連携方法を調べておきましょう。 |
3.予算を決める
労務管理システムの料金は1人あたり100〜800円です。機能の充実度によって料金が変わります。労務管理システムの導入に使える予算を確認しておきましょう。
※料金相場は本記事に掲載しているツールの料金を参考にしています。
確認方法 | 内容 | |
---|---|---|
労務管理システムの導入に使用できる予算を確認する | 労務管理システムの料金相場を把握し、導入に使用できる予算を確認しましょう。 |
4.要件に合う企業へ資料請求する
これまで確認した内容を踏まえて、ボクシルの比較表で要件に合う労務管理システムを探しましょう。
確認方法 | 内容 | |
---|---|---|
機能の要件を満たすサービスはあるか確認する | 各サービスの特徴や搭載機能を確認し、条件に合うシステムを探します。なければ必要な機能を見直しましょう。 | |
連携の要件を満たすサービスはあるか確認する | 利用しているシステムと連携できるサービスを確認し、条件に合うシステムを探します。 | |
予算内で導入できるか確認する | 機能、連携の要件を満たすツールの料金を確認し、条件に合うシステムを探します。予算を超えてしまう場合は、予算の調整か各種機能、連携の必要性を再度検討しましょう。 | |
要件に合うサービスの資料請求をする | 各要件を満たすツールの口コミ評価の投稿と点数を確認し、要件に合うサービスの資料請求をしましょう。 | |
試験導入するサービスを数社に絞り込む | 資料の内容で改めて要件と合っているのかを確認し、試験導入するサービスを数社に絞り込みましょう。 |
5.試験導入で社内評価を確認し、本導入するサービスを決める
絞り込んだサービスを試験導入し、実際の使用感を確かめてください。従業員からの評価も併せて確認し、本導入するサービスを選定しましょう。
確認方法 | 内容 | |
---|---|---|
絞り込んだサービスを試験導入して使用感を確認する | 資料請求したサービスのトライアルに申し込み、実際に社内で使ってみましょう。 | |
従業員からの評価は高いか確認する | 入社手続きやワークフロー申請は簡単にできたかをヒアリングしましょう。 | |
本導入するツールを決める | 従業員の評価に問題がなければ公式サイトに問い合わせて導入手続きを進めましょう。 |
「SaaS導入推進者が選ぶサイト第1位」のBOXIL(ボクシル)が、各サービスの料金・機能を一覧にした『比較表』を独自調査で作成!
『労務管理システム』の資料をダウンロードした方だけに特別にプレゼントします。
おすすめの労務管理システム
無料で利用できるサービスや企業規模向けなど、各項目でおすすめの労務管理システムを紹介します。評判・口コミの評価が高いサービスを厳選しました。
無料のおすすめサービス
無料サービスで検討する場合は、利用できる人数や利用できる機能、サポートは受けられるかを選定の軸として選ぶと良いです。無料の労務管理システムは上記の内容で利用制限があるので、なるべく自社の導入基準に合ったサービスを選びましょう。
次のサービスには、従業員管理や各種労務手続きなど、基本的な労務管理システムの機能が搭載されており、無料でも使いやすいのでおすすめです。
- 入社から退職までのあらゆる従業員の管理を自動化/可視化
- 一度の入力・変更で手続きに必要な書類をすべて自動作成、電子申請にも対応
- 「ジョブカン勤怠管理」「ジョブカン給与計算」と連携し、バックオフィスの一元化も
小規模・中小企業におすすめのサービス
小規模・中小企業向けの労務管理システムを検討する場合は、自社の企業規模や働き方に合っているかを選定の軸にすると良いです。
おすすめの労務管理システムは次の条件を満たしたサービスです。
- クラウド型で簡単に導入・運用できる
- 従業員数1〜500名程度の企業での豊富な導入実績がある
- 基本的な機能は全て搭載しており簡単に扱える
次のサービスは上記条件を満たしています。
- あらゆる労務管理を一元化
- 従業員情報を管理し自動更新
- 時間や場所にかかわらず勤怠管理が可能
大手企業におすすめのサービス
大企業向けの労務管理システムを検討する場合は、自社の業務制度やセキュリティ基準を満たしているかを選定の軸にすると良いです。
次のサービスは、柔軟に対応できる機能の搭載や金融機関並みのセキュリティ体制なのでおすすめです。
オフィスステーション 労務 - 株式会社エフアンドエム
- 各種申請に必要な従業員の情報をメールで収集、データ化
- 金融機関並みの最上級セキュリティ体制
- GovAPI連携によりデスクにいながら行政への申請が可能
労務管理システム一覧
個別で紹介できなかった労務管理におすすめのサービスをツールごとに一覧で紹介します。
労務管理システム
勤怠管理システム
給与計算ソフト
オフィスステーション 年末調整 - 株式会社エフアンドエム
- スマートフォン対応だから忙しい年末にピッタリ
- 印刷や郵送不要、年末調整をシステム上で完結
- 給与システムとの連携で人事業務効率化
マネーフォワード クラウド社会保険 - 株式会社マネーフォワード
- 書式の変更や法改正に自動でアップデート
- マネーフォワード クラウド給与と連携
- 書類をPDF形式で出力可能、紙での申請にも対応
クラウドハウス労務 - 株式会社Techouse
- 各所に散らばっていた従業員のデータを集約
- 面倒な入社手続き関連もWeb上で完結
- オンライン操作マニュアルや電話、メールの専属サポート
Workcloud - Ceridian Dayforce japan株式会社

- 人事管理、勤怠管理、給与計算などを単一システムで実行
- 労働・社会保険業務は社会保険労務士事務所に委託可能
- 日本語、英語に対応
HRBrain - 株式会社HRBrain
- 入力情報をもとに入社手続きや年末調整に必要な書類を自動作成
- マイナンバーの収集から管理に対応
- スマートフォンでのデータ入力が可能
SmartHR - 株式会社SmartHR
- 従業員が個人情報を直接入力し、それをもとに自動で社保・雇保の書類を作成
- 常に最新の社員名簿で従業員情報を一元管理
- 勤怠管理や給与計算、採用管理といった外部サービスとの連携も豊富
社労夢Company Edition - 株式会社エムケイシステム
- 人事管理や給与管理システムと連携して手入力不要で届出を作成
- 特許取得済みの色分けアラート機能で申告漏れや遅れを防ぐ
- 公文書一覧機能でいつ誰の公文書なのかを一元管理できる
>>労務管理システムの比較表を見る
>>労務管理システムのランキング・サービス一覧を見る
さらに詳しくサービスを比較したい方は無料でダウンロードできる資料をご覧ください。各サービスの料金プランや機能、特徴がまとまった資料はこちらからダウンロードできます。
労務管理の中でもっとも重要な業務の一つが「勤怠管理」です。全従業員のデータを管理しなければならない重たい業務ですが、効率化することで、時間の捻出が可能になります。
次の記事では、おすすめ勤怠管理システムや失敗しない選び方について紹介しています。

本記事で掲載している勤怠管理システムや、今回紹介しきれなかった機能・価格をもっと詳しく比較したい方はこちらからご覧になれます。ぜひツール選定の参考にしてみてください。

勤怠管理システムの各サービス資料を厳選。無料で資料請求可能です。従業員の労働時間管理、内部統制、上場準備などさまざまな目的で導入される勤怠管理システムの比較にお役立てください。
KING OF TIME - 株式会社ヒューマンテクノロジーズ
- パスワードから生体認証まで多様な打刻手段
- 打刻情報をリアルタイムで簡単管理
- さまざまなソフトと連携し労務管理をより手軽に
ジョブカン勤怠管理 - 株式会社DONUTS
- 飲食業・小売業が利用しやすい
- シフト管理が使いやすい
- アルバイトでも使いやすい
次の記事では、ジョブカン勤怠管理の使い方について詳しく解説しています。

ジンジャー勤怠 - jinjer株式会社
- 導入と操作が簡単
- 関連サービスと連携可能
- 多彩な打刻方法
次の記事では、ジンジャー勤怠の使い方について詳しく解説しています。

CLOUZA - アマノビジネスソリューションズ株式会社
- スモールスタートが可能
- 多くの給与計算システムと連携
- アプリとの連動
e-就業OasiS - 株式会社ニッポンダイナミックシステムズ
- 直感的に操作しやすい画面構成
- 長時間労働を防止するアラート機能
- さまざまな給与ソフトと連携可能
次の記事では、勤怠管理システムの徹底比較を紹介しています。

給与計算は、勤怠管理と同様に重要な労務管理の一つです。従業員の生活に関わる給与計算は、正確かつスピーディーに実施しなければなりません。不備があれば労働問題にも発展しかねないため注意が必要です。
本記事で掲載している給与計算ソフトや、今回紹介しきれなかった機能・価格をもっと詳しく比較したい方はこちらからご覧になれます。ぜひツール選定の参考にしてみてください。
次の記事では、給与計算のコストダウンに役立つソフトを紹介しています。

おすすめ給与計算ソフトの比較
ボクシルでは、料金や機能、実際にサービスを利用した人の評価・口コミをまとめて比較できます。
気になったサービスを選んで比較してみてください。
マネーフォワード クラウド給与 - 株式会社マネーフォワード
- シンプルなデザインでだれでも使える
- 法令に準拠した自動計算設定なので間違えない
- 「マネーフォワードクラウド社会保険」と連携し、無料で労務書類を作成
「マネーフォワード クラウド給与」の導入事例 【PR】

導入企業:株式会社ドームユナイテッド
導入前の課題:スタッフの残業が多く、業務効率化に向け自社でのシステム構築を目指したがうまくいかなかった。
導入後の効果:勤怠管理や労務管理システムと連携利用できたことで、理想のシステムに近づけられた。
やよいの給与明細 オンライン - 弥生株式会社
- 明細書の発行が3ステップで完結
- 圧倒的な低価格
- クラウドアプリケーションの品質認証を取得済みの安心のセキュリティ
また、こちらの記事では給与計算システムについてより詳しく解説・比較をしています。こちらも合わせてご一読ください。

労務管理システムとは
労務管理とは、就業規則や福利厚生の管理、給与計算を通じて、働きやすい環境を整える業務です。人事評価や人材の配置、採用を行う人事管理とあわせて「人事労務管理」と呼ぶこともあります。
労務管理システムとは、紙やエクセルで行っていた勤怠管理や給与計算などの労務管理業務を、システムで自動化し効率化するサービスです。勤務状況や就業規則に応じて書類を自動作成。情報は一度入力すれば完了するものが多く、都度作成する必要はありません。
>>労務管理とは - 仕事内容や目的、課題・重要性
>>人事管理システムとは
労務管理システムの機能
労務管理システムの基本機能は次のとおりです。
- 入社・退社の手続き
- 従業員情報の一括管理
- 就業規則や福利厚生の管理
- 勤怠管理・給与計算の機能
労務管理システムの機能では、役所に提出する雇用保険や社会保険の資格取得届の書類作成、従業員のマイナンバーや住所などの情報管理、年末調整に必要な保険料控除申告書や源泉徴収票などの書類の作成と提出が行えます。
>>労務管理の課題とは?企業が抱える問題と適切な労務管理で得られる効果
サービスによって搭載されている機能は異なりますが、労務管理システムでは主に次のような機能を利用できます。
機能 | 詳細 |
---|---|
e-Gov外部連携API対応 | 総務省が運営する電子申請窓口「e-Gov」と連携できる |
マイナポータル申請API対応 | 民間や行政機関等の組織が提供する外部サービスからの電子申請をマイナポータルで受け付けたり、行政機関から入手した自らの個人情報を外部サービスに提供したりできる |
電子申請への対応 | 労務業務に関する各種申請を電子申請できる |
帳票の自動作成 | 社会保険手続きなどで必要な帳票を従業員情報を基にして自動作成する |
入退社の手続き | 入社時の各種保険の資格取得届や申請書、退社時の資格喪失届や離職証明書などを自動作成する |
ワークフロー機能(承認・申請機能) | 各種申請や承認をシステムで行える |
採用管理 | 応募から採用に至るまでのプロセスを管理できる |
マイナンバー管理機能 | 労務担当者による従業員のマイナンバー提供依頼や従業員自身によるマイナンバー入力、本人確認書類のアップロードが可能 |
年末調整機能 | 従業員へ一括メールを送信し年末調整に関わるタスクをお知らせ可能。申請書の記入・回収もオンラインで行える |
出勤・シフト・労働時間の管理 | 出勤・シフト・労働時間など勤怠管理を行える |
打刻機能 | Web打刻やICカード打刻など、勤怠の打刻ができる |
有給管理・休暇管理 | 有給の申請や管理を行える機能 |
経費精算 | 経費精算をサービス単体でシステムで行える。もしくはサービス連携で行える |
交通費計算 | 交通費の計算や精算を行える |
Web給与明細 | Web上で閲覧できる給与明細を発行できる |
労務管理システムの基本機能について説明します。
入社・退社の手続き
入退社時に必要な情報収集と手続きをシステム上で簡単に行えます。社会保険や雇用保険の資格取得書類などの書類作成および提出の手間を削減できます。
従業員情報の管理・年末調整
マイナンバーの収集と管理、扶養家族の追加と削除などの従業員情報をシステムで一括管理できます。
また、年末調整に必要な書類(給与支払報告書や源泉徴収票、所得税徴収高計算書など)を自動で作成できます。
サービスによっては電子申請機能やAPI連携対応で電子申請を簡単に行える労務管理システムもあるので、役所に提出しに行く手間も省けます。

就業規則や福利厚生の管理
就業規則の決定や修正、福利厚生の追加もシステム上で行えます。従業員が働きやすいよう現状にあった就業規則・福利厚生へ変更し、従業員満足度を向上させるのが目的です。従業員の増加や会社形態の変化によって規則を変更します。
勤怠管理・給与計算の機能
サービスによっては勤怠管理や給与計算の機能を兼ね備えた労務管理システムもあります。
勤怠管理機能では、従業員が正しく打刻しているか、残業しすぎていないかをシステムで管理でき、社員が身体的にも精神的にも健康でいられるようにマネジメントできます。
給与計算機能では、月給や日給、時給の計算をはじめ、厚生年金・健康保険などの計算もシステム上で簡単に行えます。


労務管理システムのメリット
労務管理システムを導入するメリットは次の3つです。
- 書類作成を効率化できる
- 従業員の情報を一元管理できる
- 役所への書類提出の手間を削減できる
労務管理ソフト・システムを導入すると、従業員は空いている時間でパソコンやスマートフォンから必要なデータを入力できるため、労務管理の負担を軽減できます。労務担当に書類を提出する手間もかかりません。
労務管理システムの導入は、労務担当と従業員の双方にメリットがあります。
書類作成を効率化できる
労務管理システムを導入すれば、書類作成を効率化できます。紙で労務管理を行う場合、従業員から回収した情報を労務担当者が転記しなければなりません。その際、転機ミスが生じたり、書類に抜けがあったり、余計な手間が増えてしまいます。労務管理システムでは、従業員に直接情報を入力してもらえるため、そのような手間が発生しません。
また、入力された情報をもとに各種書類を自動生成できるため、保険加入や扶養手続きなどで必要になる書類作成の手間を省けます。
従業員の情報を一元管理できる
労務管理システムを導入すれば、従業員の情報を一元管理できます。紙媒体の場合、入社や退社時に書類を整理しなければならず、手間がかかります。また、従業員に関する情報を知りたい場合も、必要な情報を調べるためには莫大な時間がかかります。
しかし、労務管理システムを導入すれば、検索機能によって必要な情報に素早くアクセス可能です。システムによっては書類の保存期間を定めておけるため、書類のライフサイクル管理も容易になります。
役所への書類提出の手間を削減できる
労務管理システムによっては、役所やハローワークへの電子申請が可能です。社会保険といった手続きを行う際、書類を郵送したり、直接出向いたりしなければならず、大変な手間がかかります。
しかし、労務管理システムを導入すれば電子申請できるようになるため、役所に直接出向く必要がありません。もしミスがあった場合でも、会社から修正対応できるため、時間を有効に使えます。

労務管理システムの注意点
労務管理システムを導入する際に注意すべき点をまとめました。必ず確認して導入時の参考にしてみてください。
注意点1:既存の管理体制をベースに業務効率化の工夫をする
導入コストをかけてシステムを導入するよりも、既存の管理体制をベースに業務効率化の工夫をした方が、コストパフォーマンスが高くなる場合もあります。新たに労務管理システムを導入する場合、社員への周知と使い方の指導、マニュアルの作成などの手間もかかるでしょう。
しかし、企業規模に合った労務管理システム選択すればExcelをはじめとした従来型の労務管理に比べて、業務効率アップが上がります。
注意点2:サポート体制を確認する
サービスやプランによってはサポート体制が十分ではない場合もあるので、注意しましょう。システム導入に不慣れな場合は、導入時や運用のサポート内容、土日祝の対応も確認しておくとよいです。
労務管理システムの口コミ数ランキング
BOXILでまとめている労務管理システムのレビュー数のランキングを紹介します。サービス選びの参考にしてみてください。
順位 | サービス名 | 料金プラン | 説明文 |
---|---|---|---|
1位 | ![]() | 要問い合わせ | SmartHRは、雇用契約や入社手続き、年末調整などの多様な労務手続きをペーパーレス化し、データとして蓄積できる「クラウド人事労務ソフト」です。 |
2位 | ![]() | 3,980+500円-/月(基本使用料+月額従量課金) | 人事労務 freeeは、労務業務の効率化と人的ミス防止を、一挙に目指せる勤怠管理システムです。会計システムや勤怠システムとのAPI連携はもちろん、勤怠情報のCSV出力も可能です。 |
3位 | ![]() | 45,000円-/月 | 社労夢Company Editionは、雇用保険・社会保険・労働保険の申請手続きを企業で「内製化」するために社労士事務所での実績・ノウハウと、一般企業に必要な機能をプラスした、人事部門向けソリューションです。 |
4位 | ![]() | お問い合わせ | HRBrain 労務管理は、入退社手続きや年末調整で発生する業務をペーパーレス化し、人事労務業務の効率化を実現する労務管理クラウドです。 |
5位 | ![]() | 550円-/月(月額従量課金) | オフィスステーション 年末調整は、年末調整に必要な情報を簡単に入力できるように設計されたシステムです。項目一つひとつの質問に答えていくだけで申請データを作成できます。 |

労務管理システム導入前に情報収集を!
近年は労務管理を効率化するクラウドシステムが多数登場しており、導入する企業も増えています。しかし、ボクシルに寄せられる労務管理システムの評判・口コミを調べると、「導入する前に情報収集を徹底しておけばよかった」という意見は少なくありません。
システム導入時に情報収集を念入りに行なった企業では導入後の満足度が高く、反対に情報収集に時間をかけなかった企業ではシステムの入れ替えを検討する場合もあります。
そのため、システム導入で失敗しないために、各サービスの情報収集を念入りに行い、料金や機能、特徴を比較することが重要です。
本記事で掲載している労務管理システムや、今回紹介しきれなかった機能・価格をもっと詳しく比較したい方はこちらからチェックできます。ツール選定の参考にしてください。
おすすめ労務管理システムを動画で見る
労務管理システムのQ&A
労務管理ソフトのメリットは?
労務管理システムのメリットは次のとおりです。「入社手続きや扶養手続きなどの書類作成を効率化できる」「従業員情報を一元管理できる」「電子申請で役所への書類提出を削減できる」
労務管理システムの選び方は?
労務管理システムを比較、選定するときは、次の流れで進めるとよいです。①労務管理システムの導入目的を明確化する②自社に必要な機能を洗い出す③社内で利用しているサービスと連携できるか調べる④要件の合うサービスへ資料請求や無料トライアルを申し込む
BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」、Q&Aサイト「BOXIL SaaS質問箱」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。
- BOXIL Magazineの会員限定記事が読み放題!
- 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
- 約800種類のビジネステンプレートが自由に使える!
BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。
BOXIL SaaS質問箱は、SaaS選定や業務課題に関する質問に、SaaSベンダーやITコンサルタントなどの専門家が回答するQ&Aサイトです。質問はすべて匿名、完全無料で利用いただけます。
BOXIL SaaSへ掲載しませんか?
- リード獲得に強い法人向けSaaS比較・検索サイトNo.1※
- リードの従量課金で、安定的に新規顧客との接点を提供
- 累計800社以上の掲載実績があり、初めての比較サイト掲載でも安心
※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ、調査概要:2021年5月期 ブランドのWEB比較印象調査
