「このサイトにアクセスできません」をキャッシュとDNSで解決する方法
自宅で仕事をしていてインターネットで調べもの、そんなときに「ウェブページにアクセスできません」の文字。切羽詰まっている状況であればあるほど頭を抱え込んでしまいます。
そんなときは、どうすればいいのか?今回はインターネットにアクセスできなくなったときの対処法を解説します。
サイトにアクセスできない原因は
ウェブページにアクセスできないと表示されるときのほとんどの原因は、Cache(キャッシュ)にあります。
「ウェブページにアクセスできません」の下にDNSPROBEFINISHEDNOINTERNETとErrorコードの表示がありませんか?
これはDNSサーバーになんらかのエラーが起き、インターネットに接続できない状況となっているのです。
サイトにアクセスできないときの解決方法
まずは単純にブラウザのCacheを削除する方法を試してみてください。
- Google ChromeのCacheを削除したい場合、画面右上にあるメニューから閲覧履歴の削除をクリック、削除する項目を選んで削除を実行
この作業だけでウェブページにアクセスできることは多くあります。
もしCacheを削除しても解決しないのならば、DNSサーバーを確認しましょう。
方法はまずコマンドプロンプトを開き「nslookup」と打ち込んでEnter、すると現在標準で使用されているDNSサーバーへアクセスします。
次にアクセスを試みたウェブページのドメイン部分を抜き出したアドレスをコマンドプロンプトに打ち込んでEnterキーを押下。
DNSが正常にドメインかIPアドレスを変換していれば、接続先サーバーのIPアドレスが表示されます。
もし正常に変化されていないのなら、標準のDNSサーバーを変換する必要があります。
Google Public DNSへ変換
Google Public DNSはGoogleが提供する無料のDNSサーバーです。
もともとはブラウジング速度やセキュリティの向上として利用されていますが、このGoogle Public DNSを利用することでウェブにアクセスできます。
手順はコントロールパネル→ローカルエリア接続→プロパティ→インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)を選択、そしてプロパティをクリック。
次のDNSサーバーアドレスを使うにチェックを入れ、優先DNSサーバーに「8.8.8.8.」と入力。
代替DNSサーバーに「8.8.4.4」を入力してください。
これでDNSサーバーがGoogle Public DNSへと変更されました。ここまでくればほぼ改善します。
それでも改善されないときは
上記の方法を試してみても改善されないときは、Wi-Fiに原因が多くあります。
もしもPCにWi-Fiの受信子機を接続しているのなら子機を一度抜き挿ししてみてください。
これまでの方法が「ちょっと面倒くさい」と思ったら、初めからこの方法を試してみてもいいかもしれません。
インターネットにアクセスできなくなった時の対処法
ウェブページにアクセスできないと表示されてもあせらずにまずはCacheの削除をしてDNSサーバーの変更をしてみましょう。
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