テレビ会議システム比較31選【無料あり】Web会議ツールのメリット・選び方


テレビ会議システムの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。料金プランや機能、特徴など、テレビ会議システムを徹底比較する際にお役立てください。
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テレビ会議システムとは
テレビ会議システムとは、遠隔地のユーザーが参加する映像と音声を使ったオンライン会議を実施する企業向けシステムを指します。
テレビ会議システムとWeb会議システムの違い
Web会議システム・テレビ会議システムの特徴を比較
テレビ会議システムとWeb会議システムの違いは、オンライン会議の参加人数や時間、場所に差があります。映像と音声で遠隔でも円滑に会議や商談、研修を行える点はどちらも同じです。
テレビ会議システム
- 人数:大人数(5〜10名、20〜50名、100名以上など)
- 目的:オンライン講演会・営業拠点複数の会議・研修・大人数での商談、プレゼン
- 時間:長時間の利用
- 利用場所:固定の会議室
テレビ会議システムは専用のカメラとマイク、通信端末を設置しておくサービスが多く、会議室などテレビ会議用の固定スペースが必要です。会議室全体の音声を拾えたり、安定した解像度で映像を送信できたりと、品質重視のビデオ会議やオンライン研修へ利用できるメリットがあります。
Web会議システム
- 人数:少人数(2〜4名、5〜10名)
- 目的:数人でのオンライン会議・商談
- 時間:1〜2時間程度
- 利用場所:インターネット環境があれば場所を問わず利用可能
Web会議システムは、PCやスマートフォンといったデバイスから接続するのが基本です。ブラウザベースとアプリケーションインストール型があり、業務で使用する資料や画面を共有しつつ、チャットを交えてコミュニケーションを行えます。1対1、あるいは最大10名程度のコミュニケーションに最適。オンライン商談、オンライン面接にも利用されています。
テレビ会議システムの提供形態
テレビ会議システムには「クラウド型」と「オンプレミス型」があります。
クラウド型は、ベンダーのサーバーで運用するアプリケーションをインターネット経由で利用するタイプのシステムです。ユーザーはインターネット環境があれば場所を問わず利用できます。テレワークにも活用しやすく、低価格で導入が可能です。
一方で、オンプレミス型は自社に構築したサーバーにアクセスして運用するタイプです。セキュリティやカスタマイズ性が高いといったメリットがありますが、導入費用が高額で社外からの利用が難しいというデメリットもあります。
そのため、セキュリティを第一に考えたい場合にはオンプレミス型、社外の人とのWeb会議やオンライン面接・研修・セミナーなどにはクラウド型と、用途に応じて選択するとよいでしょう。
テレビ会議システムが注目される背景とは
テレビ会議システムが注目されている理由として、テレワークのような多様な働き方が普及してきていることが挙げられます。
近年、政府の働き方改革の推進を受け、テレワークを導入する企業が増えています。コロナ禍の影響を受けて、一つの拠点で業務を行うことのリスクを実感した企業が多いことも、テレワークの増加を後押ししていると言えるでしょう。
また、今後深刻化すると予想される少子高齢化による人材不足も、オフィスに依存せず業務ができる働き方の重要性を高めている要因です。
現在では、ITインフラ技術の進歩により、テレビ会議システムとWeb会議システムを厳密に区別しないことも増えてきました。たとえば、PCにWeb会議用マイクを接続し、ビデオ会議サービス経由で会議室どうしを接続するといった使い方も可能です。
またオンプレミスが中心だったテレビ会議システムもクラウド型が増えており、品質を担保しつつも場所にしばられずオンラインミーティングに参加できます。
次の記事では「テレビ会議」と「Web会議」の違いについて詳しく説明しています。

テレビ会議/Web会議システムの選び方
テレビ会議/Web会議システムの導入に失敗しないために、次の選び方のポイントを確認しておきましょう。
- 安定した接続性
- 同時接続ユーザー数
- 操作性の良さ
- セキュリティ対策
- サポート体制
- 使いやすさ
安定した接続性
オンライン会議中に音声や映像がとぎれてしまっては、会議やセミナーがスムーズに進行できず、参加者がストレスを感じてしまいます。専用の機器やデバイスを使用するテレビ会議システムの場合は、デモを依頼したり、クラウド型のWeb会議システムの場合は、無料トライアルを利用したりして、実際に安定した接続性が実現できるか確認しておきましょう。
同時接続ユーザー数
テレビ会議/Web会議システムでは、システムやプランによって最大同時接続ユーザー数が異なるものがあります。オンライン会議の参加者が多い場合や、企業規模のスケールが見込まれる場合は、同時接続ユーザー数の確認とプランのアップグレードが容易かどうかを確認しておきましょう。
操作性の良さ
テレビ会議やWeb会議を行う際に、ハードウェアのセットアップや調整に手間取ったり、操作がわかりづらかったりすると、会議の進行が乱れたり、内容がスムーズに伝わらなかったりするリスクがあります。マニュアルなしにだれでも簡単に使えるインターフェースか、デモや無料トライアルで実際に体験して確認しておきましょう。
セキュリティ対策
テレビ会議やWeb会議では、機密情報や内部資料を共有するため、通信が暗号化されていないと情報漏えいを招くリスクがあります。アカウント認証・暗号化強度を含め、テレビ会議/Web会議システムのセキュリティ対策を、しっかりと確認することが重要です。
サポート体制
Web会議ツールは、コミュニケーションや意思決定など、ビジネスの重要な場面で使われることが多いので、設定や操作方法、トラブル解決など、困った時にスムーズに対応してもらえるサポート体制の整ったサービスがおすすめです。
また、Web会議ツールには海外製のツールもありますが、海外サービスを利用する場合は、日本語でのサポートがあるか、サポート対応してもらえる時間などを確認しておくとよいでしょう。
使いやすさ
Web会議ツールの機能を効果的に活用するうえで、使いやすさは重要な選定基準です。従業員の中には、ITツールの操作に不慣れなユーザーや、オンラインでの会議に不慣れなユーザーもいます。高品質・高機能なツールでも、操作がわかりにくいと十分に活用されず、浸透しません。
シンプルでわかりやすいユーザーインターフェースかつ、簡単な操作でセットアップや会議の招待・参加が可能なツールを選ぶとよいです。
おすすめテレビ会議システム比較3選
テレビ会議システムは、安定した接続と高品質の音声・映像が強みです。遠隔でもストレスなくオンライン会議を行えるメリットがあります。
おすすめのテレビ会議システムを一覧で比較紹介します。料金や機能、特徴などを解説しているので、サービスを比較する際の参考にしてください。
Poly Studio - ポリコムジャパン株式会社 (Poly)
- 高品質なテレビ会議用機器を多数ラインナップ
- 音声メインの電話会議向け資料共有ソリューションも
- Microsoft TeamsやSkypeとシームレスに接続
Poly(ポリコム)のテレビ会議用ソリューション群は、海外を含む長年の実績をもとに開発された豊富なラインナップが魅力。大会議室用〜個人のデスクトップ用まで、用途に合わせた製品があります。なかでも「Poly RealConnect for Teams」は、Microsoft Teamsとビデオ相互運用できる点が支持されています。
【料金・費用】
初期費用:要問い合わせ
月額利用料:要問い合わせ
Arcstar TV Conferencing - エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
- クラウド型のテレビ会議サービス
- 安定・セキュアのネットワーク対応
- 場所・時間・デバイスを問わず接続可能
Arcstar TV Conferencingは、NTTコミュニケーションズが提供する、AI自動翻訳機能を搭載するクラウド型テレビ会議システムです。
クラウド型なのでサーバーを準備することなく、PC・タブレット・スマートフォンでいつでも手軽にテレビ会議を実現。また企業が安心して使える安定した閉域ネットワークでの接続に対応しており、複数のネットワークを組み合わせて最適な環境を用途に応じて利用できます。他社テレビ会議システムとの相互接続も行えます。
【料金・費用】
初期費用:要問い合わせ
月額利用料:要問い合わせ
- ワンタッチでオンライン会議を開始できる
- サーバー導入なしで多拠点接続が可能
- 土日祝含む毎日のサポートで安心
LoopGateは、20年以上の運用実績を持つ国産のテレビ会議システムです。フルHD対応のクリアな映像と音声で、臨場感のあるオンライン会議を実現。接続拠点を増やしても、クラウド上の多地点接続サーバーを使用できるため、品質を落とさず接続できます。
フロア同士での常時接続も可能。簡単に会議室の大きさ、人数、用途に合わせてマイク・スピーカー・カメラを選択し接続できる操作性も特徴です。
【料金・費用】
初期費用:要問い合わせ
月額利用料:要問い合わせ
選べるテレビ会議システム比較3選
用途に応じて選べるテレビ会議システムを紹介します。
Poly Studio X - ポリコムジャパン株式会社 (Poly)
- トラッキング機能により複数人でも話し手がすぐにわかる
- 高画質と高音質で会話がスムーズ
- PC不要で簡単にビデオ会議が始められる
Poly Studio Xは、高画質かつ高音質で、複数人でもスムーズに対話できるテレビ会議システムです。パワフルなステレオスピーカーが参加者の声をしっかり届け、聞き取りにくいといった現象を減らせるでしょう。
セットアップは短時間で行え、ビデオ会議をすぐに始められるため、余計な準備時間を削減。複数人でのテレビ会議を円滑に行いたい企業におすすめです。
月額費用:要問い合わせ
無料体験版:要問い合わせ
RICOH Unified Communication System
- 2つのタイプのWeb会議システムを選択可能
- 専用線を必要としないインターネット接続を活用
- 直感的に使えるシンプル操作
RICOH Unified Communication Systemは、クラウド環境を利用して簡単にオンライン会議の開催が可能なテレビ会議・Web会議システムです。
専用回線やMCU(多拠点接続装置)を必要とせず、インターネット回線を使用し、場所に限定されない大規模Web会議を開催可能。ハードウェアを必要としない仮想会議も選択でき、シンプルな使い勝手により、だれでも使用できます。
月額費用:プランにより異なる
無料体験版:30日間
AVer
- 専用ハードウェアによる安定した高品質のテレビ会議システム
- USBメモリに簡単に録画可能
- オールインワンシステムで他の機材・オプション不要
AVer(アバー)は、台湾を本拠とするテレビ会議システム・Webカメラを製造・販売するメーカーです。世界100か国へ製品を提供しています。3年間の製品保証と無償のソフトウェアアップグレードを通して、安定してテレビ会議システムを運用できます。最大16拠点接続までの内蔵MCU機能と、会議室に最適な光学ズーム搭載PTZカメラが付属し、コストパフォーマンスに優れた高品質のオンライン会議を実現します。
【料金・費用】
初期費用:要問い合わせ
月額利用料:要問い合わせ
おすすめWeb会議システム比較6選
Web会議システムは、場所やデバイスを問わずアクセスできる機動性がメリットです。テレビ会議システムと接続したり、Web会議用のカメラやマイクを用いたりすれば、より高品質なビデオ会議を実現できます。
- 最大1,000人参加のミーティングにも対応可能
- カレンダーアプリと連携して直接ビデオミーティングに参加できる
- 通信暗号化、待機室機能、権限設定などセキュリティ関連機能が充実
Zoomは日本国内シェア35%※を誇る人気のテレビ会議システムです。2人で行う簡単なミーティングから、同時接続1,000人の大規模ミーティングまで幅広い規模のオンライン会議に対応可能です。動画コミュニケーションに加えて、参加者が共有画面に自由に注釈を入れられるコラボレーション機能、投票機能やリアクション機能といったオンライン会議をスムーズにする機能が充実しています。ミーティングがクラウド/ローカルに保存可能で、AIが自動的に文字起こしする機能もあるので議事録管理も容易です。
※出典:MM総研「 Web会議システムの利用シェアはトップの「Zoom」が35%」(2020年5月22日時点)
【料金・費用】
初期費用:0円
月額利用料:0円~
Microsoft Teams
- チャット・ビデオ会議・通話・共同作業を一つのツールに統合
- Microsoft 365を契約している場合は無料で使用可能
- 多要素認証、待機室機能、監査ログ機能といったセキュリティ対策が充実
Microsoft Teamsは、Microsoft社が提供しているビジネス用コラボレーションツールです。テレビ会議システムは機能の一部で、ビジネスチャットや1対1の通話機能、共同で資料制作ができるコラボレーション機能といったさまざまな機能がオールインワンで搭載されています。
Microsoft 365ユーザーであれば無料でMicrosoft Teamsを使用できることもあり、一般的なテレビ会議システムよりも安価でありながら、ビデオ会議以外の機能も含んだ多機能なツールであることが最大の特徴です。
【料金・費用】
初期費用:0円
月額利用料:500円~(Microsoft Teams Essentials)
無料プラン:グループ会議最長60分
Google Meet
- 500人までの大規模会議を開催可能
- ライブ配信は最大10万ユーザーにも対応可能
- スマートフォンや電話でも会議に参加できる
Google Meetは、Googleが提供しているテレビ会議システムで、Googleアカウントさえあればだれでも無料から利用可能です。また、ブラウザベースでビデオ会議に参加できるので端末にソフトウェアはインストール不要です。手軽なツールでありながら会議は最大500人、ドメイン内のライブ配信なら最大10万人と大規模なオンライン会議運営を実現できます。Google カレンダーやGmailといった他のGoogleサービスとの相性も良いので、Google Workspaceをベースに業務を遂行している企業は導入を検討してみましょう。
【料金・費用】
初期費用:0円
月額利用料:0円~
5,000社以上への導入実績!簡単操作の純国産Web会議システム【FreshVoice】
- Web会議開催まで3クリック
- 最大250拠点までの同時表示が可能
- Web会議の録音・録画が可能
FreshVoice(フレッシュボイス)は、セキュリティを重視する法人が選ぶWeb会議システムです。国内企業・官公庁・教育機関など5,000社以上※が導入済み。最大250拠点での同時接続が可能で、iPhone、iPadに対応しています。全社会議や営業会議で無駄な移動が減るWeb会議システムです。
※出典:エイネット「 Web会議・テレビ会議システムならFreshVoice(フレッシュボイス)」(2020年6月時点)
【料金・費用】
初期費用:100,000円
月額利用料:15,000円〜
無料トライアル:あり
高音質・高画質のLiveOn(ライブオン)
- 国産テレビ会議システム
- 音声遅延と音切れを極力回避
- 研修やセミナー、イベント配信、BCP対策などでも活用
LiveOn(ライブオン)は、簡単・手軽に始められる国産テレビ会議システムです。音声遅延や音切れを極力回避する自動帯域制御機能を搭載しており、高品質な音声となめらかな動画映像を提供します。
【料金・費用】
初期費用:78,000円
月額利用料:3,000円
無料トライアル:14日間
SOBA mieruka Cloud - 株式会社SOBAプロジェクト
初期費用無料のSOBA ミエルカ・クラウド
- レイアウトは自由に変更可
- デジタルビデオカメラ接続可能
- 3重の高セキュリティ方式を採用
SOBA ミエルカ・クラウドは、だれでも場所を問わず簡単に利用できるクラウド型Web会議システムです。オンライン会議に参加できる人数ごとに料金を設定しているので、ユーザーの登録数は無制限です。
参加者間で資料を共有できる機能や、契約していない人でも会議に参加できる一時招待機能など、ビデオ会議に利用できる機能を豊富に搭載しています。また、何度でも無料でサポートしてくれるので安心してシステム利用できます。
【料金・費用】
初期費用:0円
月額利用料:25,000円
無料トライアル:30日間
Web会議システムについて詳しく知りたい方、さらに多くのサービスから比較したい方は次の記事を参考にしてください。

無料で使えるWeb会議システム比較8選
- 2003年サービス開始のビデオ通話・音声通話アプリ
- ビデオ通話と同時にファイルや画像も送信可能
- 個人向けの利用ならば十分な機能性
Skypeは、昔から多くのユーザーに親しまれてきた無料のビデオ通話・音声通話アプリです。当時は同じようなコミュニケーションツールが存在せず、多くのテレビ会議でSkypeが使用されていました。現在はMicrosoft社がSkypeの開発をしていますが、法人のWeb会議についてはMicrosoft Teamsへの移行を推奨しています。
ビデオ通話は、リンクを作成し共有するだけで参加可能。最長24時間・99人まで参加可能で、ファイルや画像も自由に転送できます。無料で使用できるのに機能が充実しているため、小規模なオンライン会議運営の場合はいまでも使用されています。
【料金・費用】
無料
BIZMEE
- 会員登録不要でURLを教えるだけで使用可能
- ホワイトボード機能でアイデアを簡単に共有できる
- 要望に合わせて会議室をデザインするカスタマイズプランあり
BIZMEEは、株式会社grabssが提供する、WebRTCで構築された無料のWeb会議システムです。会員登録やソフトウェアのインストールは不要で、ブラウザベースで気軽に使用できます。BIZMEEのWebサイト内の会議室作成フォームに任意の部屋名を入力して「入室」ボタンをクリックすると簡単に部屋が作れ、招待したい人にURLを共有すればだれもが会議に参加できます。
会議システムとしてはシンプルな作りですが、アイデアを共有しやすいようにホワイトボード機能も搭載されているので、大抵の会議は十分にこなせます。ただし、会議に参加できるのは最大6人で4人以内の利用を推奨しているので、あくまでも小規模な打ち合わせのみに使用するべきです。
【料金・費用】
無料
- 会議主催者のみアカウント登録が必要、参加者はアカウント登録不要
- 無料版のビデオ会議は45分間100人まで
- 1対1のミーティングなら時間無制限で使用可能
Wherebyは、小規模な会議を手軽に開催する際に使い勝手の良いWeb会議システムです。日本語には未対応なものの平易な英語さえ理解できれば簡単に使用でき、アカウント登録やソフトウェアのインストールといった煩わしい作業は必要ありません。
ビデオ会議のホストが発行したルームURLをクリックするだけでオンライン会議に参加できるので、参加者のPCに対するリテラシーは高くないけれど、Web会議がしたいといったケースに向いています。
【料金・費用】
無料プラン:45分間100人まで
有料プラン:6.99ドル/ユーザー/月〜
3CX WebMeeting
- フリープランは時間制限なしで10ユーザーまで無料
- クラウドまたはオンプレミス
- AndroidとiOSアプリ対応
3CXは、フリープランで10人まで無料で利用できる通話・Web会議システムです。わずか数回マウスをクリックするだけで、生産性と効率性の向上を必要とする日常的なWeb会議を開始できます。時間制限なし、低価格の年額プランにより、コスト削減効果も期待できます。Microsoft 365やCRMとの連携も可能です。
【料金・費用】
無料プラン:10ユーザーまで時間制限なし
有料プラン:175ドル/年(10ユーザー)〜
Chat&Messenger
- 無料でWeb会議・ビデオ通話・画面共有が利用できるグループウェア
- ブラウザ利用でアプリのインストール不要
- スマートフォンカメラから外部映像を映しながら通話が可能
Chat&Messengerは、無料で利用できるグループウェアです。Web会議のほか、ビジネスチャットやスケジュール管理などの機能が搭載されたオールインワンのツールになります。
スケジュール機能と連動して、指定時間にメンバーがWeb会議に簡単に参加できるなど、グループウェアのメリットを生かした活用方法が可能です。Web会議の参加者は登録不要で利用できるため、商談に活用できます。
【料金・費用】
無料プラン:4ユーザーまで参加可能
有料プラン:200円/月額目安〜(年間契約)
- 無料のオンライン商談ツール
- 招待状接続と番号接続
- 名刺交換・バーチャルエントランス機能も
どこでもSHOWBYは、無料のクラウド型Web商談ツールです。URLを発行して接続してもらう招待状接続のほか、その場でワンタイムの番号を発行して、電話からオンライン商談にさっと切り替えられる番号接続も可能です。
名刺交換、チャット、アンケート、ファイル共有・送信、バーチャル背景、バーチャルエントランス、LINE通知、2段階認証、留守番コメントといった、オンライン商談に便利な機能を多数搭載しています。
【料金・費用】
無料版:月間20商談まで
ユーザー課金タイプ:1,980円/ユーザー/月
ルーム課金タイプ:5,500円/部屋/月
無料トライアル:90日間
- オンラインミーティング機能のあるビジネスチャットツール
- 2,200※を超える豊富なアプリと連携
- Android・iOS版のモバイルアプリ
Slackは、チームとコミュニケーションを図るためのビジネスチャットツールです。オンラインミーティング機能では、ビデオ通話、画面の共有が可能です。チャンネルを通して、メッセージやツール、ファイル、音声・動画・画面録画によるクリップを1つにまとめて共有できます。2,200を超える豊富なアプリと連携して、機能を柔軟に拡張可能です。
※ Slack公式サイトより(2023年4月14日閲覧)
【料金・費用】
無料プラン:ビデオ・音声通話は1対1のみ
有料プラン:7.25ドル/ユーザー/月〜(年間契約)
Chatwork - Chatwork株式会社
- 328,000社以上※の導入実績
- タスク管理・ファイル管理機能も
- セキュリティ対策も安心
Chatworkは、ビデオ・音声通話もできる無料の中小企業向けビジネスチャットツールです。30万社以上の企業が利用している、シンプルな使いやすさが特徴のツールで、シタスク管理・ファイル管理機能も備えています。暗号化通信、高い信頼性と実績をもつデータセンターでの運営、国際的なセキュリティ規格の取得、第三者機関によるセキュリティ監査の実施など、セキュリティ対策も安心です。
※ Chatwork公式サイトより(2023年4月14日閲覧)
【料金・費用】
無料版:ビデオ・音声通話は1対1のみ
有料プラン:500円/ユーザー/月〜(年間契約)
無料トライアル:1か月
クラウド型Web会議システム比較11選
上記で紹介できなかったクラウド型Web会議システムを比較紹介します。
Cisco Webex with KDDI - KDDI株式会社
- 世界シェアNo.1のWeb会議システム
- 数秒でビデオ会議を開催できる
- 圧倒的な高画質・高音質
Cisco Webex with KDDIは、オンライン会議の課題である、簡単さ・品質・臨場感すべてを解決できる、世界シェアNo.1※の高品質Web会議システムです。
非常に簡単な操作でオンライン会議を開催できるため、日々の近隣拠点会議や少人数の打ち合わせにも活用できます。また、Cisco独自のビデオ圧縮技術による圧倒的な高画質・高音質で、とくにオンライン会議で気になる音の途切れや映像の乱れを最小限におさえます。
※出典:BUSINESS NETWORK「 Web会議は「3強」時代へ シスコ、マイクロソフト、Zoomの戦略」(2020年1月公開)
月額費用:2,700円
無料体験版:あり
VQSコラボ business
- 純国産のWeb会議システム
- 騒音が多い環境でも話せる音声圧縮機能
- 音声・映像と会議資料を暗号化
VQScollaboは、音質に重点を置いた純国産のWeb会議システムです。映像部分にはH.263ベースの圧縮コーデックを使用しており、狭帯域でも安定した映像を得られるため、通信回線を選びません。
通信データは電子政府推奨暗号リストに採用されているCamelliaを使用して、音声・映像と会議資料を暗号化しています。
月額費用:要問い合わせ
無料体験版:要問い合わせ
Flexible Cost Saverクラウドサービス
- リモート操作やテキストチャットといった機能が充実
- ゲスト参加者機能
- オプションで録画機能も利用可能
Flexible Cost Saver(フレキシブルコストセーバー)は、ブラウザベースのクラウド型Web会議システムです。標準・発展的な機能が豊富なことが特徴です。アプリケーション共有で同じ資料を同時に見たり、リモート操作を行ったりでき、ペーパーレスとテレワークを推進できます。テキストチャットやゲスト参加者機能をはじめ、オプションで録画機能も利用可能です。
年額費用:480,000円(10人)~
パッケージ版:要問い合わせ
- クラウド型MCUとして利用
- 利用している機器のメーカーやモデルを気にする必要なし
- 最大200接続の多地点ビデオ会議
BlueJeans(ブルージーンズ)は、VTVジャパン株式会社が提供するオンライン会議クラウドサービスです。各メーカーのビデオ会議システムやWeb会議システムを、クラウド上の会議室に接続し、安価で手軽に統合できます。ソフトウェアをクラウド型MCU(多地点接続装置)として利用することで、1つのビデオ会議あたり最大200拠点までサポートしています。Microsoft Teamsと連携するためのゲートウェイ機能も提供しています。
月額費用:要問い合わせ
無料トライアル:30日間
導入直後、簡単な操作ですぐに始められるので、テレビ会議の事前準備に時間は要りません。モバイルアクセスもできるのでテレワークに対応できます。
- テレビ並みの秒間最大30フレーム
- オンライン会議の参加は1クリック
- 料金固定で利用時間はどのプランも無制限
CanSeeは、株式会社ユビテックが提供するWeb会議システムです。標準機能でフルHD、H.264に対応しており、映像・音声ともに高品質なオンライン会議が行えます。オプション機能によって、既存のテレビ会議システムや据え置きの端末との接続も可能で、録画やストリーミング再生もできます。
月額費用:1,480円/ID〜
無料トライアル:14日間
GoTo Meeting
- HD対応の高品質なWeb会議が可能
- シングルサインオン・AES256による暗号化など最新のセキュリティを搭載
- 年中無休のカスタマーサポート
GoTo Meetingは、高レベルのセキュリティが搭載されたWeb会議ツールです。シングルサインオン、AES256による暗号化など、最新のセキュリティ機能が搭載されているため、安全にWeb会議を開催できます。
Web会議には、画面共有・カスタム背景・描画ツールといった機能が利用でき、遠隔地とのコミュニケーションがスムーズに行えます。サイトは日本語化されていませんが、190か国で利用可能で海外とのWeb会議に適しています。
月額費用:12ドル/主催者〜
無料トライアル:14日間
ISLOnline
- 世界100か国30万社※1以上の導入実績
- 年間稼働率99.9958%※2
- アクセス制限・二段階認証・AES256のセキュリティ
ISL Onlineは、Web会議や画面共有が可能なリモートコントロールツールです。同時接続数に応じたライセンス制のため、同時接続数が1台であれば対象端末を限定せず1ライセンスで利用でき、低コストで運用できます。
会議やミーティングといった使い方以外にも、遠隔地でのデモ実施や、画面を見ながらのヘルプデスク対応などに活用されています。国内でも2,500社以上の導入実績※3があり、大手企業から官公庁まで幅広く利用されているサービスです。
※1 ※2 ※3 ISL Online公式サイトより(2023年4月14日閲覧)
月額費用:50,000円/ID〜
無料体験版:15日間
V-CUBE ミーティング
- 世界最高水準の映像・音声技術を採用
- 音声認識・翻訳技術搭載で、リアルタイムで翻訳内容をテキスト表示
- 必要最低限のボタン表示でわかりやすいインターフェース
V-CUBE ミーティングは、世界最新・最高レベルの技術を採用したWeb会議システムです。HD対応の高画質映像と、途切れにくい安定した接続で、ストレスのないオンライン会議を進行できます。
50人が参加するWeb会議が可能で、海外を含めた多数の拠点から参加者がフェイス・トゥ・フェイスで会議を行えます。他にも、画面共有やチャット機能、アンケート機能など、さまざまな基本機能が利用でき、規模や業態を問わず多くの企業から選ばれているサービスです。
初期費用:要問い合わせ
月額利用料:要問い合わせ
Lite FreshVoice
- 簡単3ステップでWeb会議を開催
- 国内唯一のセキュリティ保険付き
- 他のWeb会議システムでは見られない画像テキスト検索機能搭載
Lite FreshVoice(ライトフレッシュボイス)は、エイネット株式会社が開発した最大15人まで参加可能なブラウザ型のWeb会議システムです。マルチデバイスで利用可能で、ブラウザからURLを入力するだけで会議をスタートできます。パソコンやスマートフォンに常駐するアプリのインストールが不要なため、セキュリティホールの危険性を心配する必要がありません。また、国内唯一のセキュリティ保険が付帯しているほか、参加者のメールアドレス入力が不要な仕組みのため、セキュリティ意識の高いユーザーでも安心して利用できるでしょう。
月額費用:16,500円(1同時開催)〜
無料トライアル:14日間
ジンジャーミーティング
- 利用人数による機能制限なしで最大120まで同時に会議が可能
- 簡単2ステップでWeb会議の招待が可能
- 5部門のプロフェッショナルによる24時間365日対応のサポート
ジンジャーミーティングは、業務上で必要なコミュニケーションを完結できるWeb会議システムです。専用ミーティングルームを作成した1対1のクローズドのビデオ通話から、面接や商談、大人数での研修会まで、一つのツールで行える機能を搭載しています。
また、営業時間外にはAIチャットボットを活用し、24時間365日対応の問い合わせ窓口が利用できる点も特徴です。さらに、テクニカルサポート、コンサルタントなど5部門によるチャット・メール・電話・Webによるサポートが受けられるため、安定した運用ができるでしょう。
月額費用:要問い合わせ
無料トライアル:14日間
RemoteMeeting
- インストール不要・Webブラウザだけで利用できる
- 画面レイアウトが選べる99室のWeb会議室
- Android・iOS対応モバイルアプリ
RemoteMeetingは、RSUPPORTが提供する、インストール不要のWebブラウザだけで参加できるWeb会議システムです。画面レイアウトが選べる99室のWeb会議室があり、Android・iOS対応モバイルアプリも利用できます。
プライバシーを保護できる3Dアバター機能や背景ぼかし機能のほか、話者感知機能、フェイスフォーカス機能、リアクション機能、録画・議事録機能といったオンライン会議のための便利な機能を搭載しています。
【料金・費用】
初期費用:無料
月額利用料:990円/1ユーザー(5ユーザーから)
無料トライアル:14日間
※29円/分の従量制プランもあり
テレビ会議システム比較表
テレビ会議システムの機能、価格を比較表にまとめました。複数サービスをまとめて比較したい方は、一括資料請求を利用ください。各サービスの詳細資料を無料でダウンロードできます。
テレビ会議システムの機能を比較
テレビ会議システムの機能を比較表にまとめました。
サービス | チャット | PC画面共有 | 録画 | 資料共有 | ホワイトボード | マルチデバイス | 専用機器 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
LoopGate | - | ○ | - | ○ | - | ○ | ○ |
Poly RealConnect for Teams | - | ○ | - | ○ | - | ○ | ○ |
Cisco Webex | ○ | ○ | ○ | ○ | - | ○ | ○ |
LiveOn | ○ | ○ | ○ | ○ | × | ○ | - |
VQScollabo | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | - |
CanSee | - | ○ | ○ | ○ | - | ○ | オプション |
BlueJeans | ○ | ○ | ○ | ○ | - | ○ | ○ |
テレビ会議システムの価格を比較
テレビ会議システムの価格比較表です。初期費用、月額利用料、無料トライアルの有無、無料プランの有無をまとめています。
初期費用 | 月額利用料 | 月額/ユーザー | 無料トライアル | 無料プラン | |
---|---|---|---|---|---|
LoopGate | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | ○ | 問い合わせ |
Poly RealConnect for Teams | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ |
Cisco Webex | 無料 | - | 2,700円〜 | 問い合わせ | ○ |
LiveOn | 78,000円 | 3,000円 | - | ○ | × |
VQScollabo | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ |
CanSee | 問い合わせ | - | 1,480円 | ○ | × |
BlueJeans | 問い合わせ | 問い合わせ | 問い合わせ | ○ | 問い合わせ |
※オプションは含みません。また月額利用料は、年間利用料を含む有料プランのうち最低料金を記載しています
※記載料金は変更されている可能性があります
テレビ会議システムの導入メリット
企業がテレビ会議システムを導入するメリットには、次のようなものが挙げられます。
- 交通費と移動時間の削減
- テレワークやリモートワークに対応
- ペーパーレス化・DX推進
交通費と移動時間の削減
テレビ会議システムは、インターネットを介してオンラインで会議を行うので、参加者は実際に会場や会議室まで足を運ぶ必要がありません。遠隔地からの出張旅費や交通費、参加者の移動時間が節約でき、生産性と従業員満足度が向上します。
テレワークやリモートワークに対応
テレビ会議/Web会議をフルに活用すれば、テレワークやリモートワークに対応でき、従業員やチームメンバーがオフィスに出社する必要がありません。海外のスタートアップのなかには、ヘッドオフィスを持たずに、ビデオ会議だけでコミュニケーションやコラボレーションを行っている企業も多いです。
リモートワークを前提に企業運営ができれば、グローバルに競争力の高い人材の採用も可能です。
ペーパーレス化・DX推進
テレビ会議システムを利用してオンラインで資料を共有できれば、オフィスにある紙の資料を出社して確認する必要がなくなります。より効率的で迅速な情報共有と意思決定が可能になり、企業のペーパーレス化とデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に貢献します。
組織に合ったテレビ会議/Web会議システムで課題を解決
テレビ会議/Web会議システムの導入で大事なことは、課題や達成したい目標を明確にすることです。
遠隔でのオンライン会議を実現したいのか、オンラインセミナーを運営したいのか、ペーパーレス会議を成功させたいのかなど、なぜ導入するのかをはっきりさせましょう。課題や目標が明確になることで、「どのくらいのコストで運用するのか」「必要な機能はなにか」を把握できます。
また、テレビ会議/Web会議システムを選ぶときには、スムーズに導入や運用を進めるために、次のポイントに注意して選ぶのがおすすめです。
- 安定した接続性
- 同時接続ユーザー数
- 操作性の良さ
- セキュリティ対策
- サポート体制
- 使いやすさ
ぜひ本記事で紹介したテレビ会議システム、Web会議システムから、企業に必要な条件を備えたシステムの導入を検討してみてください。
BOXILとは
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