テレワーク時にWeb会議をスムーズに進めるポイントや注意点を解説


Web会議システムの各サービス資料を厳選。無料でダウンロード可能です。テレワーク・リモートワークの促進、移動コストの削減、会議しながら資料を共有、話しながら表情を確認するなど、さまざまな目的で導入されるWeb会議システムの比較にお役立てください。
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テレワークとは
テレワークとは、ICT(情報通信技術)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方のことです。テレワークには次の3つの形態があるとされています。
働き方 | 詳細 |
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在宅勤務 | 自宅をワークスペースとして、会社支給のパソコンやBYOD(私的デバイス)を使い、リモートデスクトップやVPNを活用して仕事をする働き方です。新型コロナウイルス感染症により多くの企業が導入しました。 |
モバイルワーク | 営業の外出中や移動中に会社支給のノートパソコンやスマートフォン、タブレットを利用して仕事をする働き方です。 |
ワークスペース施設利用 | コワーキングスペース、サテライトオフィスなど勤務先のオフィス以外のワークスペース施設で仕事をする働き方です。 |
テレワークとリモートワークの違い
テレワークとリモートワークは同じ意味ですが、テレワークは組織の制度的なニュアンスが強く、リモートワークは従業員の働き方といったニュアンスの強さが大きな違いです。
テレワークは、総務省が推進する柔軟な働き方として使用されている用語のため、日本国内で多く使われています。一方リモートワークは世界各地にメンバーが点在しているような海外企業やサービスで、国際的によく使われている言葉です。
リモートワークで働くメンバーは、正社員だけでなく業務委託したフリーランスも含まれており、リモートワーカーと呼ばれます。また各地を旅行しながらリモートワークを行う人たちは、デジタルノマドとも呼ばれています。
Web会議とは
Web会議とは、インターネットを利用して遠隔地にいる、社内・社外の人と会議を行うオンライン会議のことです。資料や作業を共有できる画面共有や、ビデオ会議の録音録画、チャットなどが機能として備わっています。
テレワークで行うオンライン会議も、Web会議と同じ意味で違いはありません。Web会議ツールについてさらに詳しく知りたい方は、ぜひ次の記事も参考にしましょう。

Web会議とテレビ会議(ビデオ会議)の違い
Web会議とテレビ会議(ビデオ会議)は類似する言葉ですが、使用する機器や利用する場所などに違いがあります。テレビ会議とは専用のカメラやスピーカー、専用回線などを用意して、遠くの場所にいる人たちと行う会議のことです。
一方でWeb会議は、パソコンやスマホなど利用するデバイスを問わず、ネット環境があればどこからでも行えます。テレビ会議は基本的に会議室と会議室をつなぎ大人数で会議をするイメージが強く、Web会議は自宅やレンタルスペースを使って、人数を問わず自由に会議をするイメージがあります。
テレワークとWeb会議のメリット
Web会議はパソコンやスマートフォンなど使い、ブラウザからも利用できる手軽さから、プライベートなコミュニケーションからビジネスの会議や商談まで幅広く利用されています。
具体的なメリットは次のとおりです。
- 場所や時間を問わず会議が開催できる
- 移動の時間や費用を節約できる
- 会議室や紙の配布資料を準備する必要がない
- 情報共有がスピーディーに行える
- コストを抑えて導入できる
テレワークでWeb会議を行うメリットは何かを具体的に解説します。
場所や時間を問わず会議が開催できる
Web会議では、インターネットに接続できる環境であれば場所を問わずに参加できます。出張や移動中でも会議に参加できるほか、自宅やコワーキングスペースなど、好きな場所から会議に参加できるため、会議の時間を調整しやすいことがメリットです。
また、時間帯を考慮すれば海外拠点との会議もできるでしょう。
移動の時間や費用を節約できる
テレワークのWeb会議では、会議のために会社に出向く必要もないので、移動の時間や交通費・宿泊費を削減できます。これは業務効率化と生産性の面でも、大きなメリットと言えるでしょう。
近年はWeb会議システムを利用して、大人数が参加できるセミナーを開催する企業も増えています。
会議室や紙の配布資料を準備する必要がない
従来の会議は会議室を準備して、資料を作って印刷し、配布する作業が必要でした。そのため印刷や資料を整える時間、そして紙のコストもかかっていました。
しかしWeb会議では、会議をしながら参加者全員で資料を画面共有できる機能も搭載されているので、こうした手間を削減し、ペーパーレス化を推進できます。また、紙の紛失による情報流出のリスクを削減できるのも、重要なポイントと言えるでしょう。
テレワークで紙の資料を共有するのは不可能なため、資料準備の課題も解決できます。
情報共有がスピーディーに行える
Web会議では、システムを利用することで画面共有やチャット機能を使い、リアルタイムに情報を共有できます。メールや電話よりも手間なくスムーズに行えるほか、録画や録音機能を使うことで、会議の内容をあとから確認したり欠席したメンバーに共有できたりします。
コストを抑えて導入できる
Web会議では、会議室の確保や会議に参加するための交通費や宿泊費などの経費が不要であるため、コストの削減が可能です。また、Web会議は無料のツールも多く、大きなコストをかけずにWeb会議を実施できます。

テレワークでWeb会議を行うデメリット
テレワークでWeb会議を行う際のデメリットとしては次のようなことが挙げられます。
情報漏えいする場合がある
Web会議では、インターネットを介して情報をやり取りするため、セキュリティ対策が不十分な場合は第三者に情報が漏れる恐れもあります。
とくに機密性の高い情報や個人情報を扱う場合は、注意が必要です。Web会議システムのセキュリティ機能や、パスワード・暗号化などの対策を行うことが重要です。
コミュニケーションが取りにくい場合もある
Web会議は画面越しにコミュニケーションを行うため、相手の表情や感情を読み取りにくく、雰囲気やニュアンスも伝わりにくいため、これが原因で誤解やすれ違いが生じる場合も考えられます。
またWeb会議では、参加者の集中力やモチベーションが低下しやすいことも懸念として挙げられます。カメラをONにしたり、うなづきやリアクションを意識して行ったり、積極的に意見を出したりなど事前に社内でルールを設けることも大切です。
ネットワーク環境に依存する
Web会議では、インターネットの接続がなければ参加できません。ネットワーク環境が不安定な場合、画像や音声が途切れたり、会議に参加できなかったりする場合があり、会議の進行を乱すことも考えられます。
これは個人の環境や場所によってつながりにくい場合があるため、場所の移動や環境の整備といった工夫が必要です。
テレワークのWeb会議で必要なもの
テレワークでWeb会議をするには、次のような機材を用意しましょう。テレワークでオンライン会議を行う場合、よりスムーズかついい環境を整えるためには、Web会議ツール以外にも、いくつか必要な機材があります。
パソコンやタブレット
まずWeb会議に必要なのはパソコンです。デスクトップパソコンでもノートパソコンでもWeb会議はできますが、ノートパソコンの場合Webカメラ・マイク内蔵のものが多いので、ノートパソコンの方がおすすめです。
最近では、タブレット端末も高性能化しているため、パソコンとスムーズに連携できるタブレットをWeb会議用のツールとしてもいいでしょう。最新のiPadでは、ビデオ会議中ユーザーを常にフレームの中心に保つ、「センターフレーム」機能があるため非常に便利です。
またテレワークのWeb会議では、家族の出入りや部屋のインテリアが映らないように、場所の移動が必要な場合もあります。そういった場合もノートパソコンやタブレットなら対応しやすいでしょう。
もし移動は難しいもののビデオ通話で背景に配慮したい場合は、ZoomやMicrosoft Teamsのような、バーチャル背景に対応したWeb会議システムがおすすめです。
インターネット環境
安定したインターネット環境も、快適なWeb会議のために必要です。基本的には通信速度が速い光回線をおすすめしますが、開通工事といった事情でテレワーク開始までに回線が準備できない場合は、モバイルWi-Fiをレンタルするのもよいでしょう。ただし、企業によってはモバイルWi-Fiを禁止しているところもあるので、注意が必要です。
Webカメラ
Webカメラが付いていないデスクトップパソコンの場合、外付けのWebカメラが必要です。
Webカメラを選ぶ基準は鮮明さを表す「画素数」と解像度、そして動きのなめらかさを表す「フレームレート」が重要です。ただWeb会議での利用がメインの場合、高いパフォーマンスは必要ないため、次の数値を満たすWebカメラがあれば問題ないでしょう。
- 解像度:720p以上
- 画素数:100万画素以上
- フレームレート:30fps以上
また、Web会議終了後でもカメラがオンのままになることもあります。こういった事故を防ぐためには、カメラの切り忘れに注意するのはもちろん、レンズカバーが付属しているものを選んでおくとセキュリティの面でもより安心です。
ヘッドセット
デスクトップパソコンの場合、内蔵マイクが付いていないためヘッドセットも必要です。ヘッドセットはマイクとヘッドホンをまとめた機器のことです。ヘッドセットのマイクには外部ノイズを除去する機能があり、パソコンのスピーカーを使うよりも音声がしっかり聞き取れて、会議の内容が漏えいする心配はないのもメリットと言えます。
スポット照明
照明は必ずしも必要なものではありませんが、あると自分の顔の画面映りがよくなります。さほど費用をかけずに準備できるため、Web会議ツールの画質調整で物足りない場合は、購入してもよいでしょう。とくにクライアントとのオンライン商談が多く、顔色の悪さが気になる営業担当者にはおすすめです。
服装・身だしなみ
服装はWeb会議をするうえで、盲点のひとつと言えるかもしれません。パジャマやルームウェアは論外ですが、スーツだとあまりにも堅苦しく、どのような服を準備したらいいかわからないと困っている方も多いと思います。
社外の方も参加する場合でも、基本的にはオフィスカジュアルレベルの服装を準備しておけば問題ないでしょう。男性なら襟付きのシャツ、女性ならブラウス・カットソー・ニットなどがおすすめです。
またWeb会議だとどうしても暗めに映ってしまうことが多いので、明るめの色の服にしておくと、印象がよくなります。
社内向けのWeb会議で着飾る必要はありませんが、清潔な身だしなみには気をつけましょう。だらしない身だしなみでは、業務の品質まで疑われかねません。
テレワーク時にもスムーズに実施できるWeb会議システムの選び方
テレワーク時頻繁にWeb会議を行う場合は、Web会議システムの導入がおすすめです。Web会議システムを検討する際は、次のようなことに気をつけて選びましょう。
同時接続できるアカウント数を確認する
Web会議システムを選ぶ際には、Web会議システムに同時にログインできるアカウント数を確認しましょう。会議の規模や参加人数によって、プランや料金が異なるため、事前に同時接続したい最大アカウントの数を確認しておくと安心です。
Web会議システムの提供形態を確認する
Web会議システムの提供形態には、次の種類があります。
- クラウド型
- オンプレミス型
クラウド型
Web会議システムのサーバーやソフトウェアを、インターネット上のクラウドサービスに委託する形態です。クラウド型のメリットは導入や運用が簡単で、初期費用が抑えやすいこと、拡張性や安定性が高いこと、セキュリティ対策が備わっていることなどが挙げられます。
ただし、有料プランの場合継続的に月額利用料が発生する点や、接続環境がネットに依存するため、不具合が発生しやすい点などはデメリットと言えるでしょう。
オンプレミス型
オンプレミス型は、自社で用意した専用サーバーを使用してシステムを構築し、Web会議を行う形態のものです。導入や運用が複雑で、初期費用が高額になりやすく、自社でサーバー・システムのメンテナンスを行わなければならないのがデメリットです。
しかし自社内でシステム管理を行えるため、トラブルや不具合が起きた場合でも即座に対応できる点や、システムを自社の運用に合わせてカスタマイズしやすい点などはメリットと言えます。
インターネット接続の安定性を確認する
クラウド型Web会議システムを選ぶ際には、インターネット接続の安定性も確認しましょう。音声や画像が途切れやすいと、会議の進行を妨げる可能性があります。有意義な会議を実施するためにも、インターネット接続が安定していることを確認しましょう。
セキュリティ対策を確認する
幅広い情報を取り扱うWeb会議システムは、情報の漏えいや改ざんといった攻撃から保護するためのセキュリティ対策が、十分に備わっているかを確認しましょう。会社の機密情報や個人情報、クライアントの情報などが記載された資料を会議中に取り扱う場合にも注意が必要です。
操作性を確認する
Web会議システムは、多くの社員が利用するシステムであるため、誰でも使いやすいか、スムーズに操作できるか確認するのも重要です。システムが少しでも使いにくいと、会議が滞ったり、社員のストレスになったりする可能性があります。
また操作方法について気軽に質問できる環境でもないため、これを放置すると継続的に会議が滞ったり、会議自体に参加できなくなったりといったトラブルが発生する可能性もあるでしょう。こういった事態を防ぐため、無料トライアルや無料プランを利用して、現場の社員に操作性を確認してもらうのが重要です。
おすすめのWeb会議システム比較表
おすすめのWeb会議システムを厳選し、比較表としてまとめました。製品を比較検討する際に便利です。
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次の記事では、口コミ評判でWeb会議システムを多く紹介しています。Web会議システムを比較検討したい方は、ぜひ参考にしましょう。

無料で使えるおすすめWeb会議ツール比較
Web会議ツールには無料のものもありますが、無料でも十分な機能が搭載されています。ブラウザから利用できるフリーツールも多く、外部の人とも手軽に打ち合わせが可能です。そこで次に、テレワークでのオンライン会議におすすめの無料Web会議ツールについて紹介します。
Zoomは、ビデオコミュニケーションツールを提供する、ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(2011年4月設立)が運営会社です。
チャットやリアクションボタン、ファイル共有など、ビジネスに特化した機能も充実しています。音声や映像のオン・オフをワンアクションででき、バーチャル背景にも対応可能です。ほかにも、フィルター機能や録画機能など、テレワークのWeb会議に必要な機能を多数搭載しています。
Lark(ラーク) - Lark Japan株式会社
ショートムービープラットフォームやソーシャルメディア事業などを展開する、ByteDance(2012年3月設立)が運営会社です。
Larkは、ビデオ会議やグループチャット、スケジュール管理など統合したプラットフォームサービスです。統合ツールからビデオ会議を開催でき、モバイルアプリからも参加できます。
会議内で共有されたドキュメントを、参加者全員で編集したりコメントしたりできます。音声の同時通訳と字幕翻訳ができ日本語や中国語、英語などに対応しているため、海外の拠点や取引先とWeb会議を行いたい場合にも便利です。
Chatwork - 株式会社kubell
ビジネスチャット事業を展開する、株式会社kubell(2004年11月設立)が運営会社です。
Chatworkは、チャットやタスク管理、ファイル管理などの機能が搭載されたコミュニケーションツールです。DNP、KDDIなど大手企業が導入していることから、多くの企業の注目を集めています。
Chatworkのビデオ通話機能「Chatwork Live」では音声通話やビデオ通話、画面共有などの機能が使用でき、議事録を取りながらWeb会議を進められます。ビデオ通話機能は時間制限なしで利用できますが、無料プランの場合同時接続できるのは最大2人であるため注意が必要です。
WordやExcelといったオフィスソフトに加え、ハードウェア事業も展開する世界的IT企業Microsoft(1975年4月設立)が運営会社です。
Skypeは、Microsoft社が提供するオンラインコミュニケーションツールです。無料でビデオ通話が行えるとともに、挙手機能や字幕機能、レコーディング機能なども搭載されています。
Google Meet
GmailやGoogle カレンダーなど多彩なアプリケーションを展開する、Google(1998年9月設立)が運営会社です。
Google Meetは、無料でWeb会議が開催できるサービスです。Googleのほかのサービスと同じく、ユーザー情報保護機能やプライバシー保護機能が搭載されており、高いレベルのセキュリティ対策が施されています。
また、Googleの音声認識テクノロジーが搭載されており、英語の場合は自動字幕起こし機能を利用できます。海外のクライアントとWeb会議する場合に便利なツールと言えるでしょう。
VoicePing - VoicePing株式会社
音声映像配信ソリューションを得意とする、VoicePing株式会社(旧 P2P株式会社 2019年7月設立)が運営会社です。
VoicePingは、クリアな音声でスムーズなWeb会議を実現する音声会話ツールです。メンバーの稼働状況は可視化され、相手の状況に応じてワンクリックで通話希望の通知や通話開始できる機能を搭載しています。また、AIを利用した会話中の自動文字起こしや翻訳にも対応しているため、議事録の手間を省き、通訳なしでグローバルなWeb会議を実現できます。
オンラインコミュニケーション事業を展開する、ノルウェーの企業Videonor AS(2013年4月設立)が運営会社です。
Wherebyは、ノルウェー発のオンライン会議ツールです。会議ごとにURLを発行するため、セキュリティを確保できます。画面共有やチャットなどの基本機能も備わっており、操作のシンプルさが特徴です。無料プランでも制限時間なしで最大4人まで同時接続できるため、少人数で長時間のWeb会議やコミュニケーションを行いたい場合に適しているでしょう。
BIZMEE
Webサービスの企画・開発やソフトウェアの受託開発を手掛ける、株式会社grabss(2012年10月設立)が運営会社です。
BIZMEEは、アプリや会員登録不要で使える無料Web会議ツールです。相手にURLを教えるだけでブラウザから会議が始められるため、気軽に外部の方ともWeb会議ができます。画面共有にホワイトボード機能を搭載するといった、リアルな会議を再現しているので、無料Web会議ツールの中でも、企業向けのツールと言えるでしょう。

高機能搭載のおすすめWeb会議ツール比較
無料でも問題なく使えるWeb会議システムですが、有料のサービス・プランを選べばより高画質でビデオ会議が行えたり、自動翻訳機能が利用できたりします。ぜひ有料プランもチェックして、ビジネススタイルにあったものを選びましょう。
ビデオトーク - NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社
ビッグデータ解析やマーケティングクラウド事業を展開する、NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社(2012年10月)が運営会社です。
ビデオトークは、会議URLをSMS送信するだけでビデオ通話がスタートできるWeb会議ツールです。アプリやアカウントが不要であるため、簡単に導入できます。録画録音機能やテキストチャット、通話状況レポートなどの機能も搭載されており、とくにオンライン接客・商談に適したツールです。
料金・価格
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額費用(定額):要問い合わせ
- ビデオ通話費用(従量課金):要問い合わせ
ビジュアルコミュニケーションシステムの開発・販売・サポートなどを手掛ける、ジャパンメディアシステム株式会社(1984年8月設立)が運営会社です。
LiveOnは、高品質・高機能・簡単操作が魅力のWeb会議ツールです。とくに音声はCD品質に近い32KHzで、通信環境がよくない海外との通信でもクリアな音声でオンライン会議を進められます。AESと独自プロトコルを導入することにより、高いセキュリティ機能を実現しています。
料金・価格
- 初期費用:要問い合わせ
- 月額費用(定額):要問い合わせ
- ビデオ通話費用(従量課金):要問い合わせ
※クラウド版とオンプレミス版が存在
FreshVoice - エイネット株式会社
ネットワークサービスを展開する、エイネット株式会社(1997年7月22日設立)が運営会社です。
FreshVoiceは、高度なセキュリティ対策が施された国産Web会議ツールです。2003年以来一般企業や官公庁、教育機関など分野を問わず多くの企業に導入されています。
最大250拠点まで同時接続できるので、小規模打ち合わせから大規模な会議まで開催可能です。またクラウド型のほかオンプレミス型も選択できるため、オンプレミス型を希望する企業にもおすすめです。
料金・価格
要問い合わせ
AIoTプラットフォーム事業やクラウドソリューション事業を展開する、株式会社AIoTクラウド(2019年8月設立)が運営会社です。
LINC Biz(リンク ビズ)は、大人数のWeb会議やウェビナーに向いているWeb会議ツールです。グループごとのディスカッションできる「ブレイクアウトセッション機能」や、展示会や学会などができる「ポスターセッション」ほか、多様なニーズにこたえられます。
プラン | 月額料金 | 備考 |
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フリープラン | 0円 | チャンネル数:最大15 ストレージ容量:2GB/チーム |
スタンダードプラン | 385円/月 | チャンネル数:制限なし ストレージ容量:2GB/チーム + 契約数×1GB |
テレワークのWeb会議をスムーズに進めるコツ
テレワーク中のWeb会議は、間延びしたり頻度が増えたりすると業務効率に支障が出る可能性もあります。そのため、できるだけ効率よく短時間で会議を行う必要があるでしょう。Web会議の効率を上げるコツとしては、次のようなものが挙げられます。
- 議題や資料を事前に用意する
- 会議前に通信環境を確認する
- 参加メンバーを確認する
- カメラをONにする
- 名乗ってから発言する
- ホワイトボードを活用する
- 疑問点があればミーティング中に解決する
それぞれ詳しく解説します。
議題や資料を事前に用意する
会議の担当者や司会者は、事前に議題や資料を作成し、参加者に共有しましょう。参加者は会議の目的や内容が事前に把握できると、それに対して準備や質問ができます。会議中は画面共有で資料を表示させるため、事前にリハーサルをして問題点がないか確認し、実際に行う際は必要な画面だけを残し、不要なページやウインドウは閉じておくと見やすくなります。
また、議題や資料は、簡潔でわかりやすいものにすることが重要です。Web会議では画面や文字が小さく見えたり、音声が聞き取りにくかったりする場合もあるため、ポイントを絞って図やイメージを必要に応じて使用し、見やすく聞きやすくしましょう。
会議前に通信環境を確認する
Web会議の時間直前になって、通信環境に不具合があったり、システムの更新がかかったりすると、時間どおりに参加できなくなります。
またマイクやスピーカーの不具合があると、聞き取れなかったり、必要なときに発言できなかったりと信仰の妨げにもなります。そのためとくに初めてWeb会議に参加する場合や、久しぶりに参加する場合は、通信環境や機器に問題がないか予定時間前に確認しておきましょう。
参加メンバーを確認する
Web会議は対面会議に比べて、参加メンバーが揃っていなくても気づきにくい環境です。またパソコンやWi-Fiの不具合で、画面に映っていても音声が聞こえていなかったり、アクセスに時間がかかり参加できていなかったりする場合もあります。
そのため会議をスタートする前に、参加者全員が揃っているかを、あらためて確認する時間を設けましょう。
カメラをONにする
Web会議では、できればカメラをONにして参加することも大切です。お互いの顔や表情を見ることで、相手の感情や態度をより認識しやすくなったり、信頼感や親近感を高めたりできます。会議においての意思疎通やチームの団結力を高めるためにも、できるだけカメラをONにして参加することを意識しましょう。
名乗ってから発言する
Web会議は対面会議に比べて、誰が発言しているかがわかりにくい場合もあります。発言する際は、自身の名前を名乗ってから発言することで、Web会議においても発言しやすい環境を作りましょう。
また特定の相手に意見を求めたり、指示を仰いだりする場合には、誰の意見を求めているのかを明確にしてコミュニケーションを取るのも重要です。
ホワイトボードやメモ機能を活用する
Web会議で出てきた意見やディスカッションの内容は、全員が見られるようホワイトボードやメモなどの、Web会議システムに備わっている機能を活用するとスムーズです。
アイデアや意見を視覚的に表現することで、それぞれの参加意欲や創造性を高めたり、理解度を深めたりできます。またテレワーク中でも、会議室に集まっているような感覚で意見交換やプロジェクトに関わる話も進められます。
疑問点があればミーティング中に解決する
会議中に疑問や質問などなれば、会議が終わる前にできる限りクリアにしましょう。大抵、どこかで質疑応答タイムが設けられているはずです。そのまま会議が終わると質問する機会を逃してしまい、結局疑問点が残ったままになります。
疑問点が残ったままでは、後で業務が滞ったり再度会議を行う必要ができたりと、効率に大きな悪影響を与える可能性もあります。話している間に疑問があれば、メモを取ってしかるべきタイミングで不明点を解消しましょう。
テレワーク中のWeb会議での注意点
テレワークのWeb会議中に気を付けておきたいポイントを紹介します。オンライン会議は、対面式での会議とは環境もやり方も大きく異なるため、配慮すべきポイントも対面式とは大きく異なります。会議を快適かつ安心して進められるよう、注意しましょう。
周囲の環境に配慮する
テレワークといっても自宅ではなく、やむを得ない理由で外から参加する可能性もあります。たとえばコワーキングスペースのような環境ではなく、カフェのような雑音が多く入りやすい環境からアクセスする場合も考えられるでしょう。
こういった環境は会議の内容が第三者に漏れるリスクが高く、機密情報の漏えいにつながる危険性もあります。そのためよほどの事情がない限り、公共の場所からの参加は控えなければなりません。場所によってはボックスタイプの自習室やレンタルオフィスなどもあるので、活用も検討してみましょう。
発言をしないときはミュートにする
Web会議で自分が発言をしない時間は、ミュートに設定しましょう。背後の雑音が入ったり、自宅では家族やペットの声が入ったりする場合もあり、会議の進行を妨げる原因になります。
会議のホストが発言者以外は強制的にミュートにしてくれるケースもありますが、基本的には自分でミュートにする習慣をつけおくと安心です。マイクは発言以外オフ、ビデオは常にオンと覚えておきましょう。
話し手に対してリアクションを取る
ビデオがオンであれば、対面の会議と同様に表情やうなずきなどで、しっかり反応した方が相手も話しやすくなります。ほんとうに聞いているのか、このまま進めてよいのかどうか、相手が不安にならないためにもマナーとして心がけておくとよいでしょう。
もし、ビデオをオンにできない環境にいる場合なら、チャット機能や顔文字機能など他の手段でリアクションを入れるのもおすすめです。
Web会議でテレワークの生産性をアップしよう
テレワーク時のWeb会議のメリット・デメリットやスムーズに進めるコツ、注意点、Web会議システムの選び方、必要な機材について解説しました。
テレワークは、今後も続くと予想される働き方のひとつです。テレワークでのWeb会議を効果的に活用することで、情報共有やコミュニケーションを円滑に行えます。
Web会議をさらに快適に進め、業務効率を高めるためにはWeb会議システムの導入がおすすめです。規模や機能はシステムによって異なるため、自社に合うものを比較検討して選びましょう。
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