Webサイトとホームページの違いとは？ブログも含めて言葉の違いを比較解説

似ているようで意味の違う「Webサイト」と「ホームページ」の違いを、それぞれの意味に注目しながら解説していきます。ブログの意味についても紹介しているので、あわせてご覧ください。

「Webサイト」と「ホームページ」は、Web制作に関わったり、マーケティング担当にならない限り、ほとんどの方が同じものとして認識していると思います。一般的な会話においては、ボクシルマガジンでもインターネットで表示されるページを指しており、特に区別する必要がないため困ることはありません。

しかしこれからWeb制作に関わったりマーケティング担当になるという方は、2つの言葉が指す意味の違いをしっかり理解しておいた方がよいでしょう。会話が成立しなくなることはありませんが、恥ずかしい思いをすることもあります。

そんな状況を招かないためにも、本記事では「Webサイト」と「ホームページ」の違いを解説していきます。

1. Webサイトとは

まず、Webサイトの「Web」は英語で「くもの巣」という意味です。私たちが普段目にしているインターネットは、ハイパーテキストと呼ばれる文書で構成されており、それらが複雑かつ大規模につながっているため、くもの巣のように見えることから「Web」と呼ばれています。

そしてサイトとは英語の「Site（場所、用地、敷地）」という意味があり、「Building Site（建設用地）」や「New Site(新設地)」といった用語で使用されています。

2つの言葉を組み合わせると「インターネット上の場所」という意味になり、つまりWebサイトとは、普段インターネットで目にするページ全体を指す言葉です。

当メディアでいうところのボクシルマガジン全体がWebサイトとなります。また、Webサイトを構成しているそれぞれのページのことを「Webページ」と呼びます。

2. ホームページとは

「ホームページ」の「ホーム」は英語の「Home（家庭、故郷）」であり、状況によっては「原点」や「最初」といった意味合いも含まれます。また、「ページ」はWebページからきており、この2つを組み合わせると「原点（最初の）ページ」という意味になります。

インターネットにおける「原点ページ」とは、ブラウザを起動した際に一番最初に表示されるページのことです。たとえば、Google Chromeなら検索エンジンが中央に表示されるシンプルなページ、Internet ExplorerならMSNが表示されるページが該当します。

ただし、必ずしもこれらがホームページというわけではなく、ブラウザ起動時に表示されるページを別のものに設定していれば、それがホームページになります。

現在ではホームページもWebサイトも同じ意味で使用されている場合がほとんどであり、特に企業が運営する自社サイトに関しては「○○（企業名）のホームページ」と呼ばれることが多いです。普段の会話で「○○のWebサイト」というと、あまりしっくりこないので、あえて正しく呼ぶ必要はないと思いますが、Web制作に関わる場合は区別して使った方がよいでしょう。

ちなみに、企業のWebサイトを指す適切な表現は「コーポレートサイト」です。