中小企業の営業改革に!セールスイネーブルメントツール17選と導入ガイド
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- 中小企業が抱える営業チームの連携の課題
- 営業データが散在し、一元管理できていない
- 営業プロセスが属人化し、標準化されていない
- 営業活動の効率化が図れず、生産性が低い
- セールスイネーブルメントツールを導入するメリット
- 営業チーム内の情報共有を円滑にし、連携を強化
- 営業プロセスを標準化し、属人化を防ぐ
- 営業活動の効率化で、1人あたりの生産性を向上
- セールスイネーブルメントツールの注意点
- ツール導入が目的化し、運用が形骸化する恐れがある
- 社内に定着させるまでに時間と工数がかかる
- 自社の営業体制に合わないツールを選ぶと逆効果になる
- セールスイネーブルメントツールが必要な企業
- 再現性のある仕組みをつくりたい企業
- 新人や若手営業の育成に課題を感じている企業
- 営業活動をデータで管理・分析したいと考えている企業
- セールスイネーブルメントツールを選定する際のポイント
- 自社の営業プロセスに合った機能があるか
- 分析とレポート機能の充実度は十分か
- 直感的な操作性・導入時の学習コストの低さ
- おすすめのセールスイネーブルメントツール17選
- AI Sales Coach™
- SALESCORE
- Mashmatrix Sheet
- ManeAI
- MiiTel Phone
- infobox
- Sales Marker
- ailead
- Node
- ACES Meet
- DocTrack
- Video BRAIN
- amptalk analysis
- SALES GO ISM
- スピーダ 営業リサーチ
- gaccoロープレ
- KIJI
- セールスイネーブルメントの流れ
- 1.現状の営業課題を洗い出し、目標を明確にする
- 2.必要なコンテンツや教育体制を整備する
- 3.ツールや仕組みを導入して実行体制を構築する
- 4.成果を計測し、改善をくり返す
- 営業現場にフィットするツールを見極めよう
- BOXILとは
中小企業が抱える営業チームの連携の課題
セールスイネーブルメントツールを導入していない中小企業が、営業チームの連携で抱えている課題には次のようなことが挙げられます。
- 営業データが散在し、一元管理できていない
- 営業プロセスが属人化し、標準化されていない
- 営業活動の効率化が図れず、生産性が低い
営業データが散在し、一元管理できていない
中小企業ではシステムの導入コストやリソースの不足により、営業データが散在しやすい傾向にあります。顧客情報が複数のスプレッドシートに分散していたり、営業活動の記録が個々の担当者のメモに依存していたりするケースも少なくありません。
こうした状況では、必要な情報を迅速に取得することが難しくなり、営業チーム全体の効率が低下します。また、データの重複や不整合が発生しやすく、正確な情報に基づいた意思決定が困難になることで、顧客対応の質が低下し、ビジネスチャンスを逃すリスクが高まります。
営業プロセスが属人化し、標準化されていない
中小企業では経験豊富な営業担当者に依存することが多く、営業プロセスが属人化しやすい傾向にあります。たとえば、新人が業務を引き継ぐ際に、前任者のノウハウが十分に伝わらず、業務の効率が低下する恐れがあります。
属人化したプロセスでは、個々の担当者のスキルや経験に依存するため、業務のばらつきが生じやすくなります。これにより、営業活動の一貫性が失われ、顧客に対するサービスの質が低下するリスクがあります。
また、担当者が退職した場合、そのノウハウが失われることで、組織全体の営業力が低下することも考えられます。
営業活動の効率化が図れず、生産性が低い
中小企業では、限られたリソースで多くの業務をこなす必要があり、営業活動の効率化が図れないことが多いです。たとえば、手作業でのデータ入力や報告書作成に時間がかかり、営業担当者が本来の営業活動に集中できないことが考えられます。
効率化が図れない環境では、営業担当者がルーチンワークに追われ、顧客との関係構築や新規顧客の開拓に十分な時間を割けられません。
また、手作業による業務はミスが発生しやすく、これが原因で顧客対応に遅れが生じることもあります。結果として、営業チーム全体の生産性が低下し、売上の伸び悩みや競争力の低下につながる可能性があります。
セールスイネーブルメントツールを導入するメリット
中小企業がセールスイネーブルメントツールを導入して得られるメリットは次のとおりです。
- 営業チーム内の情報共有を円滑にし、連携を強化
- 営業プロセスを標準化し、属人化を防ぐ
- 営業活動の効率化で、1人あたりの生産性を向上
営業チーム内の情報共有を円滑にし、連携を強化
セールスイネーブルメントツールを導入することで、データの一元管理やリアルタイムの情報共有が可能になります。営業チーム内の連携を強化でき、顧客情報や営業活動の進捗状況を把握しやすくなることで、情報の伝達ミスや遅延が減少し、顧客対応の質が向上します。
また、過去のやり取りや契約履歴を簡単に参照できるため、顧客とのコミュニケーションがスムーズになり、信頼関係の構築が促進されます。さらに、チームメンバー間での情報共有が活発になることで、ベストプラクティスの共有や問題解決のスピードが向上し、チーム全体のパフォーマンスが向上します。
営業プロセスを標準化し、属人化を防ぐ
セールスイネーブルメントツールでは、営業プロセスの自動化やテンプレートの活用が可能なため、業務の標準化が進みます。たとえば、新人営業担当者でも一貫した品質で業務を遂行できるようになり、属人化を防げます。これにより、個々の担当者のスキルや経験に依存せず、誰でも同じプロセスで業務を進められるため、業務のばらつきが減少します。
また、標準化されたプロセスにより、業務の効率が向上し、ミスや漏れが減少します。さらに、営業活動の進捗状況や成果を簡単に追跡できるため、マネージャーはチーム全体のパフォーマンスを把握しやすくなり、適切なフィードバックやサポートを提供できます。
営業活動の効率化で、1人あたりの生産性を向上
セールスイネーブルメントツールでは、タスク管理や自動レポート作成が可能なため、営業活動の効率化が図れます。たとえば、手作業でのデータ入力が減り、営業担当者がより多くの時間を顧客対応や新規開拓に充てられるようになります。これにより、営業担当者の生産性が向上し、売上の増加が期待できます。
また、ツールの活用により、営業活動の進捗状況や成果をリアルタイムで把握できるため、迅速な意思決定が可能になります。さらに、ツールの分析機能を活用することで、営業活動の効果を評価し、改善点を見つけられるため、継続的な業務改善が実現します。これにより、営業チーム全体のパフォーマンスが向上し、競争力が強化されます。
セールスイネーブルメントツールの注意点
セールスイネーブルメントツールは多くのメリットがある一方で、導入時に注意すべき点もあります。失敗を避けるために押さえておきたい代表的な注意点を紹介します。
ツール導入が目的化し、運用が形骸化する恐れがある
セールスイネーブルメントツールはあくまで営業活動を支援する手段であり、導入すること自体がゴールではありません。導入の際は、何を改善したいのか、どんな成果を目指すのかを明確にしましょう。
目的や運用方針が曖昧なまま導入すると、ツールが定着せず、形だけの運用に陥るかもしれません。結果として、現場の負担だけが増え、本来得られるはずの効果が得られなくなるリスクがあります。
社内に定着させるまでに時間と工数がかかる
新しいツールを社内に浸透させるには、初期設定やマニュアル整備、従業員への教育など、ある程度の手間と時間が必要です。とくに営業現場のメンバーにとって直感的に使いやすい設計でない場合、定着までのハードルは高くなります。
導入初期に十分なサポート体制を整えておかないと、使いこなす前に利用が停滞するかもしれません。導入効果を実感できないまま、現場での利用が進まない事態につながります。
自社の営業体制に合わないツールを選ぶと逆効果になる
セールスイネーブルメントツールにはさまざまなタイプがあり、対応している営業スタイルや業種も異なります。そのため、自社の営業フローやチーム体制に合った機能や構成かどうかを見極めることが大切です。
自社にフィットしないツールを導入すると、かえって業務フローが複雑になり、現場の混乱を招くおそれがあります。最悪の場合、現場からの反発を受け、ツールそのものが敬遠されてしまうリスクもあります。
セールスイネーブルメントツールが必要な企業
すべての中小企業にとってセールスイネーブルメントツールが必須というわけではありません。しかし、次のような課題を抱える企業にとっては、導入によって営業活動の改善が期待できます。
再現性のある仕組みをつくりたい企業
営業の成果が一部のベテラン社員に偏っていたり、成功の要因が共有されていなかったりするケースでは、営業ノウハウが個人に依存しているかもしれません。チーム全体で成果を安定的に出すことが難しいと感じているような企業です。
セールスイネーブルメントツールを活用することで、営業活動を見える化し、属人化したノウハウを標準化できます。誰が行っても一定の成果が出せる仕組みづくりに役立ちます。
新人や若手営業の育成に課題を感じている企業
営業の立ち上がりに時間がかかる、新人が定着せず成果も出せない、といった悩みを抱える企業は少なくありません。現場でOJTが回らない、教える人によって指導内容がばらつくといったケースも多いです。
セールスイネーブルメントツールは、学習コンテンツやトーク例の共有、営業プロセスのガイドなど、教育支援機能が充実しています。育成の仕組みを整えることで、未経験者でも短期間で戦力化できる体制を築けます。
営業活動をデータで管理・分析したいと考えている企業
勘や経験に頼った営業スタイルから脱却したい企業や、どの活動が成果につながっているのかを可視化したい企業にも、ツールの導入は有効です。日報が形骸化していたり、成果と行動が結びついていなかったりする場合は、特に改善の余地があります。
セールスイネーブルメントツールを導入することで、営業活動を定量的に記録・分析できるようになります。これにより、成果につながる行動の傾向を把握でき、戦略の精度向上や的確な指導が可能です。
セールスイネーブルメントツールを選定する際のポイント
中小企業がセールスイネーブルメントツールを選定する際は、いくつかの基準が存在します。代表的な基準について解説します。
自社の営業プロセスに合った機能があるか
セールスイネーブルメントツールを選ぶ際には、自社の営業プロセスに適した機能があるかどうかを確認することが重要です。営業プロセスは企業ごとに異なるため、ツールが自社のニーズに合致しているかを見極める必要があります。たとえば、リード管理機能が充実しているツールは、新規顧客の獲得や既存顧客のフォローアップを効率化します。
また、営業資料の共有機能があると、チーム全体で一貫したメッセージを伝えられ、営業活動の質を向上できます。さらに、カスタマイズ可能なワークフローや自動化機能があると、日常業務の効率化が図れます。
分析とレポート機能の充実度は十分か
セールスイネーブルメントツールを選ぶ際には、データに基づいた意思決定を行うために、分析とレポート機能が充実しているかどうかを確認することが重要です。営業活動の成果を正確に把握し、改善点を見つけるためには、詳細なデータ分析が欠かせません。たとえば、営業パフォーマンスのトラッキング機能があると、個々の営業担当者の成果を評価し、適切なフィードバックを提供できます。
また、カスタマイズ可能なレポート機能があると、特定の指標に基づいたレポートを作成し、経営陣への報告や戦略立案に役立てられます。さらに、リアルタイムでデータを可視化できるダッシュボードがあると、迅速な意思決定が可能になります。
直感的な操作性・導入時の学習コストの低さ
セールスイネーブルメントツールを選ぶ際には、直感的な操作性があり、導入時の学習コストが低いかどうかを確認することが重要です。ツールの操作が複雑であれば、導入後のトレーニングに多くの時間とコストがかかり、現場の負担が増えてしまいます。
直感的な操作ができるツールであれば、営業担当者も操作を覚えやすくなり、業務効率が高まりす。また、簡単なトレーニングで使いこなせるツールであれば、導入初期の混乱を最小限に抑えられます。
さらに、サポート体制が充実しているツールを選ぶと、問題が発生した際に迅速に対応してもらえるため、安心して利用できます。
おすすめのセールスイネーブルメントツール17選
中小企業におすすめのセールスイネーブルメントツールを紹介します。
AI Sales Coach™ - 株式会社Xpotential
AI Sales Coach™は、営業パーソンへのフィードバックと、営業スキルの評価をサポートするセールスイネーブルメントツールです。
AI Sales Coach™は次のような特徴があります。
- 録画、録音データをもとに営業スキルを自動判定
- 判定結果にもとづいた学習コンテンツをレコメンド
- 具体的なアクションのフィードバックをAIが提供
SALESCOREは、営業データの集約・分析から最適な方法論を導き出し、仕組み化できるセールスイネーブルメントツールです。
SALESCOREは次のような特徴があります。
- 目標達成に必要なデータを可視化
- リアルタイムで進捗を把握
- SFAと連携し予実データを自動表示
Mashmatrix Sheet - 株式会社マッシュマトリックス
Mashmatrix Sheetは、SalesforceデータをExcelライクに操作できるセールスイネーブルメントツールです。
Mashmatrix Sheetは次のような特徴があります。
- 一括編集やフィルタ、ソート機能が充実
- キーボードショートカットでデータの一括更新が可能
- Excelに近い操作性と画面で、直感的に操作可能
ManeAI - 株式会社ブイキューブ
ManeAIは、営業商談の可視化から型化、フィードバックまでサポートするサービスです。
ManeAIは次のような特徴があります。
- ハイパフォーマーの商談をAI解析し要件定義
- 要件定義した要素をもとに専用の商談テンプレートを構築
- 営業メンバーの商談データ分析と評価フィードバックをAIで生成
MiiTel Phone - 株式会社RevComm
MiiTel Phoneは、高精度な音声解析による自動文字起こしと要約が利用できるセールスイネーブルメントツールです。
MiiTel Phoneは次のような特徴があります。
- SalesforceやKintoneとの連携機能
- 直感的なインターフェースでワンクリック発信
- トークスクリプトの自動生成とフィードバック機能
infobox - 株式会社インフォボックス
infoboxは、市場リサーチから決裁者アプローチまで一気通貫でサポートできるセールスイネーブルメントツールです。
infoboxは次のような特徴があります。
- スコアリングシステムで営業ストーリーを構築
- 部署直通番号やSNSアカウント情報を活用
- 営業企画やインサイドセールス部門の効率化が可能
Sales Marker - 株式会社Sales Marker
Sales Markerは、インテントデータを活用したピンポイント営業が利用できるセールスイネーブルメントツールです。
Sales Markerは次のような特徴があります。
- セールスシグナルで自社商材への興味関心の高まりを把握
- リアルタイムでインテントデータを確認
- 新規顧客獲得を目指す企業に最適
aileadは、商談内容の自動解析と要約機能が充実したセールスイネーブルメントツールです。
aileadは次のような特徴があります。
- AIを活用して商談を可視化
- 商談内容の自動解析と要約機能が充実
- 組織の商談に関する知識、記録を一元管理
Nodeは、プロジェクトに関連するメンバーのタスク管理から請求書管理、経営視点での数値管理までサポートする営業管理システムです。
Nodeは次のような特徴があります。
- セールスにより入力された情報を起点にプロジェクト運用を一元管理
- フェーズの情報をダッシュボードの数値にリアルタイムに反映
- プロジェクトの数値管理に合わせ経理処理のタスクを自動生成
ACES Meet - 株式会社ACES
ACES Meetは、高精度な音声認識AIによる自動文字起こしが利用できるセールスイネーブルメントツールです。
ACES Meetは次のような特徴があります。
- 商談内容の解析と要約機能
- Salesforceとの連携機能
- 商談内容の自動同期機能
DocTrackは、 PDFや営業資料のトラッキング機能が充実したセールスイネーブルメントツールです。
DocTrackは次のような特徴があります。
- 見込み客に送信した営業資料の閲覧状況を可視化
- 資料の共有と管理が簡単
- 迅速なフォローアップが可能
Video BRAIN - 株式会社オープンエイト
Video BRAINは、営業資料や導入事例を簡単に動画化できるセールスイネーブルメントツールです。
Video BRAINは次のような特徴があります。
- PowerPoint感覚の操作性で短時間で動画作成
- 3,500以上の動画テンプレートと商用フリー素材を用意
- 営業活動の効率化を支援
amptalk analysis - amptalk株式会社
amptalk analysisは、商談内容の自動解析と要約機能が充実したセールスイネーブルメントツールです。
amptalk analysisは次のような特徴があります。
- AIを活用した商談パフォーマンスの向上
- 直感的なインターフェースで商談内容の解析が簡単
- 話者ごとに発言内容を分析しトピックごとに色分け表示
SALES GO ISM - SALES GO株式会社
SALES GO ISMは、顧客台帳、インサイドセールス管理、企業データ、SFA機能を融合したセールスイネーブルメントツールです。
SALES GO ISMは次のような特徴があります。
- 4つのフェーズ管理で商談の進捗を詳細に管理
- データの入力後、ダッシュボードが自動作成
- 顧客台帳やインサイドセールス管理を重視
スピーダ 営業リサーチ - 株式会社ユーザベース
スピーダ 営業リサーチは、信頼できる情報とAIで、法人営業やマーケティングに関わる方の事業課題を、スピーディに解決する情報プラットフォームです。
スピーダ 営業リサーチは次のような特徴があります。
- 豊富な企業・業界データで情報収集を効率化
- AIが営業の潜在課題を具体的に提示
- Salesforce連携で営業活動を支援
gaccoロープレ - エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社
gaccoロープレは、AIアバターとの実践的なロープレを通じて、営業担当者の早期独り立ちと提案力向上を支援するセールスイネーブルメントツールです。
gaccoロープレは次のような特徴があります。
- AIアバターと実践的なロープレが可能
- 多様なシナリオを自由に設定
- AIが評価し具体的なFBで成長を支援
KIJI - DATAZORA株式会社
KIJIは、AIを活用し、日本全国の企業の情報を網羅的に収集/分析する企業情報分析エンジンです。
KIJIは次のような特徴があります。
- 全国の法⼈情報を網羅し、特に中小企業の詳細データも豊富に提供
- 企業サイト等100万超の多様な情報源から独自データ収集
- AIが企業情報を詳細に分析し最適な営業リストや提案作成を支援
セールスイネーブルメントの流れ
セールスイネーブルメントを効果的に進めるための流れを、4つの工程に分けて紹介します。
1.現状の営業課題を洗い出し、目標を明確にする
まず、自社の営業活動における課題やボトルネックを明らかにします。ヒアリングや営業データの分析を通じて、何がうまくいっていないのかを客観的に把握し、改善したい領域を特定します。そのうえで、どのような状態を理想とするのか、明確な目標を設定しましょう。
この工程を丁寧に行うことで、導入後の施策がぶれにくくなり、営業チーム全体が共通の方向性を持って取り組めるようになります。結果として、目標達成に向けたアプローチに一貫性が生まれます。
2.必要なコンテンツや教育体制を整備する
次に、営業活動に必要なコンテンツや資料、トークスクリプトなどを整えます。あわせて、新人教育や既存メンバーへのトレーニング計画も立て、営業のスキルや知識の底上げを図ります。ナレッジを体系的に蓄積し、共有できる環境づくりも欠かせません。
この準備を通じて、営業チーム内で情報格差がなくなり、誰でも一定レベルの提案ができる状態を目指せます。また、新人の立ち上がりも早まり、全体のパフォーマンス向上につながります。
3.ツールや仕組みを導入して実行体制を構築する
セールスイネーブルメントに必要なツールやシステムを導入し、日々の営業活動に組み込みます。SFAやCRM、営業支援ツールなど、課題に合ったソリューションを選定し、無理のない形で現場に展開していきましょう。
この段階を経ることで、営業活動の標準化や可視化が進みます。各メンバーの進捗や課題をリアルタイムで把握できるようになり、マネジメントの質も向上します。
4.成果を計測し、改善をくり返す
施策を実施したあとは、定期的に成果を測定し、改善点を洗い出します。KPIの推移や現場の声をもとに、コンテンツや運用フローを見直し、必要に応じてアップデートしていきましょう。
継続的な見直しにより、ツールや施策が形骸化せず、実態に即した形で機能し続けます。また、営業チームの成熟度にあわせて施策を段階的に強化できるようになります。
営業現場にフィットするツールを見極めよう
セールスイネーブルメントツールを選ぶ際は、自社の営業プロセスに合った機能があるか、分析とレポート機能の充実度は十分か、直感的な操作性・導入時の学習コストの低さ、などを踏まえて検討することが重要です。
セールスイネーブルメントツールは、次の記事でも詳しく紹介しています。


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BOXILとは
BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」、ビジネスメディア「BOXIL Magazine」、YouTubeチャンネル「BOXIL CHANNEL」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。
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