SansanとEightどちらを採用すべき?主要名刺管理ソフトを徹底比較!
名刺管理ソフトには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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- SansanとEightの比較
- 【結論】どのような場合にどちらがおすすめ?
- Sansanがおすすめの場合
- Eightがおすすめの場合
- Eight teamがおすすめの場合
- SansanとEightの企業概要
- Sansanとは
- Eightとは
- SansanとEightの基本機能を比較
- 機能一覧
- 機能の比較表
- SansanとEightの特徴を比較
- Sansan
- Eight - Sansan株式会社
- Eight Team
- チームで名刺情報を安全に共有・活用
- 初期費用不要でスモールスタート可能
- Eightユーザーとのシームレスな連携
- SansanとEightの料金プランの比較
- Sansanの料金プラン
- Eightの料金プラン
- SansanとEightの評判・口コミを比較
- Sansanの評判・口コミ
- Eightの評判・口コミ
- その他の名刺管理ソフトとの比較
- SansanとEightに関するよくある質問
- EightからSansanに移行できる?
- 組織利用ならSansanとEight Teamのどちらがおすすめ?
- SansanとEightは結局どちらを採用するべきか?
SansanとEightの比較
SansanとEightは、どちらも名刺管理を効率化し、ビジネスの機会を拡大するためのクラウドサービスです。また、Eightは、チームや中小企業向けサービスとしてEight teamがあります。それぞれの主な違いは次のとおりです。
| 比較項目 | Sansan | Eight | Eight team |
|---|---|---|---|
| 提供会社 | Sansan株式会社 | Sansan株式会社 | Sansan株式会社 |
| 主な対象 | 企業・組織 (大企業・中堅企業) | 個人 | チーム・中小企業 |
| 主な特徴 | ・組織全体での名刺情報共有と活用 ・顧客管理(CRM)機能 ・高度なセキュリティと管理機能 |
・個人向け無料名刺管理 ・簡単な名刺データ化 ・Eightユーザー間のオンライン名刺交換 |
・チーム内での名刺情報共有と活用 ・タグ管理やアーカイブ管理が可能 |
名刺管理ツールを導入する際に失敗しないためには、事前の情報収集が欠かせません。
BOXILでは、SansanやEightを含む、おすすめ名刺管理ツールの料金や機能を比較できるサービス資料と比較表を、無料でダウンロードできます。
【結論】どのような場合にどちらがおすすめ?
SansanとEightは、利用目的に応じて最適なサービスが異なります。それぞれのサービスの特徴をあわせて紹介します。
Sansanがおすすめの場合
次のようなニーズがある場合は、Sansanの利用をおすすめします。
組織全体で名刺情報を共有・活用したい
Sansanは、名刺情報を正確にデータ化し、全社で一元管理できるクラウド型の名刺管理サービスです。
部署や拠点を越えて人脈情報を共有できるため、組織全体での営業連携や情報活用がスムーズになります。個々のつながりを会社の資産として活かすことで、組織全体のビジネスチャンス拡大につなげられます。
営業力強化や顧客管理(CRM)に活用したい
名刺交換やメールのやりとりをもとに人脈を可視化できるため、従来気づけなかった関係性やチャンスを把握できます。
人事異動や商談履歴も反映されるため、営業の見逃しを減らし効率的なアプローチが可能です。CRMとして活用することで、営業活動全体をより戦略的に支援できます。
高度なセキュリティと管理機能が必要
外部との通信はすべてHTTPSで暗号化されており、安全にデータをやり取りできます。
スキャン後に端末から名刺画像を削除することで、情報漏えいリスクを最小限に抑えている点も特徴です。セキュリティ専門会社による定期的なネットワーク・アプリ診断も実施され、企業情報を高水準で保護しています。
Eightがおすすめの場合
次のようなニーズがある場合は、Eightの利用をおすすめします。
個人で名刺管理を手軽に始めたい
Eightは個人向けに設計されており、スマートフォンで名刺を撮影するだけで簡単に管理が始められます。無料なので、どなたでも気軽に利用を開始できる点が特徴です。
法人向けの「Eight Team」を利用すれば、複数人での名刺情報共有も可能です。
名刺を簡単にデータ化したい
名刺を撮影するだけで正確にデータ化され、名前や会社名、部署、役職などで簡単に検索できます。必要な情報をすぐに取り出せるため、業務効率化に直結します。
紙の名刺を探す時間を大幅に削減できる点も魅力です。
Eightユーザーとのオンライン名刺交換を活用したい
QRコードやスマートフォンをかざすだけで、オンラインで名刺交換ができる機能が搭載されています。多くの方と交流するイベントでも名刺が足りなくなる心配がなく、効率的に人脈を広げられる点が特徴です。
オンラインでの接点を広げる手段としても活用できます。
Eight teamがおすすめの場合
次のようなニーズがある場合は、Eight teamの利用をおすすめします。
チームや中小企業で名刺情報を共有したい
Eight teamは、チームや部署といった複数人の組織を主な対象としています。個人がEightで管理していた名刺情報や、新たにEight teamに取り込んだ名刺情報を、メンバー間で安全かつ簡単に共有できます。
属人化しがちな顧客接点情報をチームの資産として活用できます。
Eightの使いやすさをそのままにチームで導入したい
インターフェースや操作感は個人向けのEightの使いやすさをベースにしており、特別な研修なしにチームでスムーズに導入できます。シンプルな機能や初期費用が不要など、導入のハードルが低いことも特徴です。
スピード感を持って名刺管理をチーム化したい場合に向いています。
セキュリティを確保しつつ組織的な名刺管理を始めたい
Eight teamでは、名刺のデータ化から情報共有まで、組織で利用するためのセキュリティ機能が備わっています。個人情報を含む名刺データを安全に管理・運用しながら、チームで閲覧・活用できる環境を構築できます。
特に、個人利用のEightから組織的な名刺管理へのステップアップを考えている企業におすすめです。
SansanとEightの企業概要
SansanとEightは、2007年に設立されたSansan株式会社が提供する名刺管理サービスです。
Sansan株式会社は「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションに掲げ、名刺管理を軸としたビジネスプラットフォームを提供しています。
Sansanとは
Sansanは、法人向けの名刺管理サービスです。組織全体で名刺情報を共有・活用できます。
人事異動や商談履歴も反映されるため、営業力の強化や顧客管理(CRM)に大きく貢献できる点が特徴です。企業や組織全体での名刺情報の共有と活用を促進し、業界問わず多くの企業に導入されています。
Eightとは
Eightは、個人向けの名刺管理サービスです。名刺をスマートフォンで撮影するだけで簡単にデータ化し、オンラインで名刺交換ができます。個人利用に特化した機能が特徴です。
Eightは、個人利用は無料で、名刺管理を手軽に始めたいビジネスパーソンに広く利用されています。また、Eightユーザーどうしであればオンラインでの名刺交換も可能です。
また、チームや中小企業向けに開発されたEight teamは、Eightの持つシンプルな使いやすさとスムーズな名刺データ化はそのままに、チーム内での安全な名刺情報共有と活用を実現するサービスです。
SansanとEightの基本機能を比較
SansanとEightの基本的な機能について紹介します。
機能一覧
機能数で比べるとSansanのほうが多機能ですが、Eightは個人利用に必要な機能に絞ることで、シンプルな操作性を実現しています。
■Sansanの主な機能
- 名刺のデータ化(オペレーター入力・OCR)
- 組織内での名刺情報共有
- 顧客情報の一元管理
- 企業情報の自動付与
- 人事異動情報の自動更新
- メール配信機能
- Salesforceをはじめ外部サービスとの連携
- 高度なセキュリティと管理機能
- API連携
- デジタル名刺ソリューション機能
- AI機能・生成AI活用
- 外部CRMとの連携強化
- コンタクト履歴・ファイル添付機能などの拡張
■Eightの主な機能
- QRコードでのデジタル名刺
- 名刺情報の管理・検索
- Eightユーザー同士の名刺変更の通知
- 名刺両面の全項目をデータ化(有料プラン利用時)
- 名刺情報のダウンロード(有料プラン利用時)
- 共通の知り合いがわかる(有料プラン利用時)
- 紙の名刺をデジタル名刺に変換し相手にメールで送信
■Eight teamの主な機能
- 名刺データの取り込み
- チーム内での名刺情報共有
- 名寄せ
- 名刺情報へのメモ・タグ付け
- CSVファイルでの名刺情報エクスポート
- Eightユーザーとのシームレスな連携
機能の比較表
それぞれの機能を比較表にまとめています。ぜひご参照ください。
| 機能 | Sansan | Eight | Eight team |
|---|---|---|---|
| 名刺データ化 | ○ | ○ | ○ |
| 組織内共有 | ○ | △(有料オプション) | ○(チーム内共有) |
| 顧客情報管理 | ○ | × | △(簡易的な管理・メモ) |
| 企業情報付与 | ○ | ○ | ○ |
| 人事異動情報 | ○ | △(一部) | △(一部) |
| メール配信 | ○ | ○ | ○ |
| 外部サービス連携 | ○ | × | × |
| セキュリティ | 高 | 中 | 中~高 |
SansanとEightの特徴を比較
SansanとEightは、ともに名刺管理ができるクラウドサービスです。提供元は同じ会社ですが、対象ユーザー層や機能の方向性が異なります。
Sansanは法人向けに、組織全体での名刺情報の共有と活用を促進する機能が充実している点が特徴です。一方、Eightは個人向けに、名刺管理を手軽に始められる無料サービスとして提供されています。
共通する基本機能としては、次のようなものがあります。
- 名刺をスキャンまたは撮影するだけで、オペレーターまたはOCR(文字認識)で正確にデータ化
- データ化された名刺情報をクラウド上で一元管理
- PC、スマートフォン、タブレットなど、さまざまなデバイスで利用可能
- 名刺に記載された情報をもとに、企業情報やニュースを自動で紐付け
Sansanは企業での利用を前提として、より高度な機能やセキュリティを備えています。
Sansanの特徴は次のとおりです。
組織全体での名刺情報共有と活用
Sansanは、社員が持つ名刺情報を組織全体で共有し、営業活動やマーケティングに活用できます。
- 部署や役職を超えた名刺情報の共有
- 顧客情報の一元管理
- 名刺交換履歴の可視化
顧客管理(CRM)機能
Sansanは、名刺情報をもとにした顧客管理(CRM)機能を備えています。
- 顧客との接触履歴管理
- 営業進捗の可視化
- メール配信機能
高度なセキュリティと管理機能
Sansanは、企業での利用に必要な高度なセキュリティと管理機能を提供しています。
- アクセス権限の設定
- ログ管理
- IPアドレス制限
Eight - Sansan株式会社
Eightの特徴は次のとおりです。
個人向け無料名刺管理
Eightは、個人利用は無料で、名刺管理を手軽に始められます。
- 名刺のスキャン・撮影によるデータ化
- 名刺情報のクラウド管理
- Eightユーザー同士のQR名刺交換
簡単な名刺データ化
Eightは、スマートフォンのカメラで名刺を撮影するだけで、簡単に名刺をデータ化できます。
- OCR(文字認識)による自動データ化
- 両面の全項目をデータ化(有料版の場合)
Eightユーザー間のオンライン名刺交換
Eightユーザー同士であれば、オンラインで名刺交換が可能です。
- Eight上で名刺交換リクエストを送受信
- 相手のプロフィール情報を確認
Eight teamの特徴は次のとおりです。
チームで名刺情報を安全に共有・活用
Eight teamは、チームや中小企業向けに設計された法人向けサービスで、個人で管理していた名刺情報を組織の資産として共有・活用できます。
- チームメンバー間での名刺情報共有
- 名刺情報へのメモ・タグ付けによる情報補完
- 権限設定によるアクセス管理
初期費用不要でスモールスタート可能
Eight teamは、初期費用がかからず、月額料金制で利用できます。Eightの使いやすさをそのままに、手軽にチームでの名刺管理を始められます。
- 月額課金制で導入しやすい料金体系
- Eightの簡単な操作性を維持したインターフェース
- 特別な研修なしに利用可能な高い操作性
Eightユーザーとのシームレスな連携
チームのメンバーが個人でEightを利用している場合でも、Eight teamとスムーズに連携し、組織的な名刺管理へ移行できます。
- 個人Eightで登録した名刺情報のEight teamへの取り込み
- Eightユーザー同士のオンライン名刺交換機能のチームでの活用
- 名刺データをCSVファイルでエクスポート可能
SansanとEightの料金プランの比較
SansanとEightの料金プランの比較は次です。
| 比較項目 | Sansan | Eight | Eight team |
|---|---|---|---|
| 基本プラン月額(1ユーザー) | 利用規模・プランによる(法人単位契約) | 無料(個人利用) | 1契約あたり月額19,800円(チーム・法人単位契約) |
| 無料トライアル | あり | なし | あり(要問い合わせ) |
| 初期費用 | あり(要問い合わせ) | なし | なし |
Sansanの料金プラン
Sansanの料金プランは次のとおりです。
| プラン | 費用 |
|---|---|
| Lite | 要問い合わせ |
| Standard | 要問い合わせ |
| Enterprise | 要問い合わせ |
Eightの料金プラン
Eightの料金プランは次のとおりです。
| プラン | 費用 |
|---|---|
| スタンダード | 0円 |
| Eightプレミアム | 月額600円または年額6,000円 |
Eightは基本無料でサービスを利用できます。有料のEightプレミアムプランに切り替えると、名刺両面の全項目データ化や名刺情報のダウンロード、連絡先との連携など、より多くの機能が利用可能です。
法人名刺管理サービス「Eight Team」の料金プランは次のとおりです。
| プラン | 費用(税抜) |
|---|---|
| スタンダード | 1契約あたり月額19,800円 |
| アカウント料 | 1名あたり月500円 |
※10名までアカウント料無料。11名以降は、アカウント料が発生します。
SansanとEightの評判・口コミを比較
SansanとEightの評判・口コミを比較して紹介します。
Sansanの評判・口コミ
Sansanの評判・口コミをまとめました。
- 従業員が持つ名刺情報をリアルタイムで社内共有できるようになった
- 既存のSFA・MAツールとシームレスに接続できる
- 60代の役員もスムーズに操作できた
- セキュリティ面も強固で、法的効力も国内外で認められており安心
- 検索機能が充実しており、過去の契約書を迅速に見つけ出せる
- 汚れや曲がった名刺には対応しきれない
- やや金額が高く感じる
- サポートのレスポンスが若干遅いと感じることがある
- トップ画の変更や名刺の変更に時間がかかる
- 機能を使いこなすのが大変
Sansanのポジティブな評判・口コミ
Sansanのポジティブな評判・口コミは次です。
Sansanのネガティブな評判・口コミ
Sansanのネガティブな評判・口コミは次です。
Eightの評判・口コミ
Eightの評判・口コミをまとめました。
- 埋もれていたつながりやビジネスチャンスを発見できる
- 取引先の担当者の異動や役職変更が自動更新されて便利
- 複数枚同時に読み取れて時短になる
- 同じEightユーザーどうしだとより便利
- 各企業の情報がタイムラインのように流れてきて把握しやすい
- スマホアプリで一部使いにくいと感じることがある
- 読み取り精度があまり良くない
- 手修正が必要なことが多い
- プレミアムの必要はあまりない
- フリーランスや中小企業とのやり取りが不便に感じた
Eightのポジティブな評判・口コミ
Eightのポジティブな評判・口コミは次です。
Eightのネガティブな評判・口コミ
Eightのネガティブな評判・口コミは次です。
その他の名刺管理ソフトとの比較
その他の名刺管理ソフトとの比較をまとめました。
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※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
SansanとEightに関するよくある質問
SansanとEightに関するよくある質問をまとめました。
EightからSansanに移行できる?
Eightで管理している名刺情報は、Sansanに移行して再度データ化できます。
現在Eightで保持している名刺データも、SansanでEightのアカウントにログインすることで、ワンクリックで容易に同期できます。
組織利用ならSansanとEight Teamのどちらがおすすめ?
Eight Teamは、名刺をデータ化してシンプルに管理・共有したいチームや組織に向いています。主に10〜50名規模の企業で利用されることが多く、手軽にチーム内で人脈を共有・可視化できる点が特徴です。
一方、Sansanは全社員の名刺情報を企業の財産として蓄積し、営業力向上につなげることを目的としたサービスです。大規模な組織でも活用でき、利用者が1,000名を超えるケースも珍しくありません。
どちらも組織に向いていますが、企業の規模や目的に応じてサービスを選ぶのがおすすめです。
SansanとEightは結局どちらを採用するべきか?
SansanとEightは共に優れた機能を持つ名刺管理システムですが、次のような観点から選定するのがよいでしょう。
■Sansanが向いている場合
- 組織全体で名刺情報を共有・活用したい
- 営業力強化や顧客管理(CRM)に活用したい
- 高度なセキュリティと管理機能が必要
■Eightが向いている場合
- 個人で名刺管理を手軽に始めたい
- 名刺のデータ化を簡単に行いたい
- Eightユーザーとのオンライン名刺交換を活用したい
■Eight teamが向いている場合
- チームや中小企業で名刺情報を共有したい
- Eightの使いやすさを活かして組織的に導入したい
- セキュリティを確保しつつ名刺管理をチーム化したい
価格面では、Sansanは企業向けの有料サービス、Eightは個人向けの無料サービス(一部の機能は有料)です。Eight teamは初期費用不要の月額制で、チーム利用しやすい価格設定です。
それぞれ機能面で重視するポイントが異なるため、ご自身の用途に合わせて選ぶことをおすすめします。


