マネーフォワード クラウド会計Plusの評判・口コミ

【導入前の課題】 IPO準備を進める中で、複雑化する経理業務に課題を感じていました。特に、経費精算の煩雑さや、債務支払の管理の難しさは大きな負担でした。 【導入後の効果】 マネーフォワード クラウド会計を導入後、経費精算はスマホアプリで簡単に申請できるようになり、承認プロセスもスムーズになりました。また、債務支払もシステム化され、誤りの防止にもつながりました。IPOに必要なデータも簡単に抽出できるため、準備作業が効率化され、大幅な時間短縮を実現できました。

導入前は、仕訳の履歴管理が煩雑で、問題が発生した際の原因特定に時間がかかっていました。また、内部統制の維持も課題でした。導入後は、各仕訳に関する登録から承認までの全プロセスの履歴を簡単に確認できるようになりました。これにより、仕訳の誤りや不正を早期に発見し、迅速に対応できるようになりました。さらに、詳細な履歴管理により、内部統制が強化されました。監査時にも、必要な情報をすぐに提示できるため、スムーズな対応が可能になりました。結果として、会計業務の透明性向上が実現しました。

自社の大口顧客であるMF社より、MF会計よりも内部統制を強化したツールと聞いて導入されました。内部監査室や監査法人・顧問税理士等向けの閲覧用IDを発行して利用し、ログも細かく残るので、統制上は特に問題無く、当初の目的は果たしたと思います。 経理担当者としては不満を言えばきりがないくらい不便を感じる場面が多く、もっと良いツールは必ずあると思います。例えば各マスタがコード管理できず、過去一度でも記帳されたマスタ情報は二度と修正できない点はデータの管理加工・債権管理等多くの場面で困りました。また全体的に挙動が遅く、特に月初はMF社のサーバーが高負荷で1つの画面読み込みに1時間以上フリーズすることが何度もあり、平時でも数KBのデータをDLするだけでも数十分待たされる等不安定さが現在まで解消されていません。不具合を問い合わせしたらバグと発覚することもあり、機能以前にサービスとしても難が多い印象です。 良かったのは、銀行入出金明細やクレジットカード利用明細が自動連携できる機能です。freee会計以外はメガバンク側から高コストで開発提供されるサービスだったので、これが標準実装は凄いです。

会計の関するデータは契約や請求業務のデータよりも細かい単位で保存できるので、データ分析に回す際にもそのまま利用できてスムーズです。ツールの立ち上がりがスムーズで、大きなデータを扱う際のレスポンスも早いのでストレスなくデータ分析や資料作成ができて便利ですね。

自動仕訳と一括仕訳による作業の効率化はメリットとして大きいです。会計事務所とのデータのやり取りの際、データを参照しながら話すことができます。また自動計算などをしてくれるので間違いがほぼなく、以前のデータ入力式に比べると心理的な負担が減りました。以前は入力漏れや計算ミスなどが結構起きており、修正に多くの時間が取られていましたね。

システム導入後は主に銀行口座・クレジットカードの連携による入金の効率化とCSV形式でのデータの出力がメリットです。口座連携によって入出金の確認がスムーズに行えるようになりましたし、処理の正確性がアップしました。またCSVでの出力に関して数百行以上の仕訳は２〜３時間かかっていたところ、３０分ほどで完了するようになりました。

給与や労務などの周辺システムとの連携がスムーズであり、API連携なども可能です。承認フローはわかりやすい操作性であり、テレワークへの対応や外部の経理アシスタント、税理士へのデータ共有もスムーズに行えます。使いたい領域に限定してスモールスタートが可能な点も良いですね。

関係各所との会計業務の連携がかなり容易になりました。その他、各種帳票が必要な際にいつでも適切なデータを出力することができるため、大変助かっています。