新入社員の恋愛観 入社後に職場恋愛への期待値が上がる女性、下がる男性

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記事の情報は2018-06-27時点のものです。

結婚相手紹介サービスのオーネットは、4月より新社会人として就職した独身男女240名を対象に「新社会人の恋愛に関する意識調査(続編)」を実施し、6月25日にその結果を発表した。それによると、入社後の職場での恋愛に対する期待値は、男性より女性の方が高くなる傾向あることがわかった。
新入社員の恋愛観 入社後に職場恋愛への期待値が上がる女性、下がる男性

結婚相手紹介サービスのオーネットは、4月より新社会人として就職した独身男女240名を対象に「新社会人の恋愛に関する意識調査(続編)」を実施し、6月25日にその結果を発表した。それによると、社会人になると恋愛への期待値は、男性より女性の方が高くなる傾向あることがわかった。

社会人になる前後で大きく変化する女性の恋愛観

この調査は、4月より新社会人として入社した新卒男女240名に対して、職場における恋愛恋愛観や上司へのイメージについて聞いたもの。調査期間は2018年6月19日~6月25日。入社前にあたる3月23日~28日に実施した調査の続編と位置づけている。

「恋人がいる」男性4割、女性5割

まず、「あなたは現在恋人がいますか?」と尋ねたところ、男性は43.3%、女性では51.5%が「恋人がいる」と回答。つまり新社会人の男性の4割、女性の5割は「恋人がいる」という結果となった。

出典:プレスリリース

次に、「恋人がいる」と答えた男女に、現在付き合っている恋人との付き合いを「いつからはじめた」かを質問した。交際開始の時期では、男性の4人中3人にあたる75.6%が3月以前から、女性は10人中9人が3月までの学生時代から付き合っているという回答結果となった。

一方で、「恋人がいる」と回答した男性の24.4%、女性の8.6%は新社会人となった4月以降に交際を開始したこともわかった。

出典:プレスリリース

4月以降に付き合いを開始した男女のうち、35.3%が「同じ職場で知り合った」と回答している。男性が36.4%、女性が33.3%となり、4月以降の交際開始となった出会いのきっかけの3人中1人は、「同じ職場で知り合った」という結果となった。

出典:プレスリリース

入社後、女性は職場恋愛への期待値が上がる

「職場での異性との出会いに期待しますか?」という問いに対しては、社会人になる前の3月時点と、社会人になって3か月近く経過した6月時点で男女間に大きく差が出た。

まず「とても期待している」との回答は、男性が17.3%から12.0%へと5.3%減少。対して女性は、4.4%から19.8%と期待する割合が15%以上も増えていることがわかった。

男性の場合、3月時点では職場での異性との出会いへの期待値が高かったものの、実際には思った以上ではないという意識が調査結果から読み取れるとしている。

女性の場合は、男性よりも冷静なためか3月時点での期待値はそれほど高くなかったものの、実際に社会人になってから期待値が大きく高まっているようだ。

出典:プレスリリース

さらに、この調査項目の中で顕著な変化がみられたのは、女性の「職場恋愛には全く期待していない」という割合だ。3月時点では36.8%だったのに対して、今回の調査では14.8%と20ポイント以上減少している。このことからも、男性よりも女性の方が職場における異性との出会いに関する意識の変化が大きいということか見えてくる。

今回の調査は、社会人になる直前の3月の意識調査と社会人になって3か月目にあたる6月後半に行った職場恋愛に関する調査結果の相対的な比較結果である。この比較から社会人になる前と後では、とりわけ女性の職場での恋愛観が大きく変化し、男性よりも恋愛意識が高くなると推測できると同社は結論づけている。