784人に調査 タレントマネジメントシステム乗り換え人気TOP5‐No.1はSmartHRタレントマネジメント

タレントマネジメントシステムには多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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- 1位 SmartHR│乗り換え先タレントマネジメントシステム人気TOP5
- 中小企業の乗り換え先 人気1位はHRBrain
- 大企業の乗り換え先 人気1位はカオナビ
- 人気製品別 導入検討時に重視したポイント
- 人気の乗り換え先タレントマネジメントシステム6選
- SmartHRタレントマネジメント
- タレントパレット
- COMPANY Talent Management シリーズ
- HRBrain
- カオナビ
- One人事
- タレントマネジメントシステムの乗り換え要因5選
- カスタマイズの柔軟性が不足していた
- 費用を安く抑えたかった
- 機能・操作性に関する不満があった
- データ入力や更新作業に時間がかかりすぎていた
- 人材データの一元管理を強化したかった
- どのシステムを導入するかが、タレントマネジメントの成否に「影響する」61.9%
- 調査概要
1位 SmartHR│乗り換え先タレントマネジメントシステム人気TOP5
SaaS比較サイト「BOXIL」を運営するスマートキャンプ株式会社は、タレントマネジメントシステム(タレマネシステム)の乗り換え導入に携わった784人を対象に、「タレントマネジメントシステムの乗り換え実態調査」※を実施しました。本データに関する概要や引用方法は▶調査概要を参照ください。
※インターネット調査にてタレントマネジメントシステムの乗り換え導入に携わった全国20〜60代の784人へ調査を実施。調査期間は2025年9月26日〜10月3日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある

乗り換え先として導入したタレントマネジメントシステムを尋ねたところ、最も多かったのは「SmartHRタレントマネジメント」(14.2%)でした。
すでに労務管理でSmartHRを導入している企業が、データ連携のしやすさや操作性を評価し、タレントマネジメントもSmartHRに統合するといった流れが考えられます。人事システムの統合ニーズは、「COMPANY」が乗り換え先3位であることからもうかがえます。
2位の「タレントパレット」(11.9%)、4位の「HRBrain」(11.4%)、5位の「カオナビ」(7.9%)もデータの一元管理や拡張性に優れるタレントマネジメントシステムとして評価されているようです。
中小企業の乗り換え先 人気1位はHRBrain

従業員300人未満の中小企業に勤める方(403人)の回答にフォーカスすると、乗り換え先として最も多かったのは「HRBrain」(16.1%)です。また、5位には人事労務とタレントマネジメントに強い「One人事」(7.7%)がランクイン。
HRBrainは、「HRBrainタレントマネジメント」「HRBrain組織診断サーベイ」「HRBrain人事評価」のように領域によって製品が分かれており、自社の状況に応じて必要な製品を自由に選べることが特徴です。タレントマネジメントをスモールスタートしていく段階の中小企業では、機能の組み合わせの柔軟性を評価していることが考えられます。
大企業の乗り換え先 人気1位はカオナビ

従業員1,000人以上の大企業に勤める方(183人)の回答にフォーカスすると、乗り換え先として最も多かったのは「カオナビ」(15.8%)でした。
大企業ほど、単なる人事データ管理を超えた戦略的人材活用のニーズが高い傾向があります。その点において、カオナビの視覚的な使いやすさや柔軟性、大規模な人材データ管理ができるシステム性能が選ばれた要因と言えるでしょう。
人気製品別 導入検討時に重視したポイント
乗り換え先のタレントマネジメントシステムを選定する際、重視したポイント(複数選択可)を尋ねました。さらに、乗り換え導入したタレントマネジメントシステムごとに集計したところ、人気製品の上位3項目は次のとおりです。

表で詳しく確認する(クリックで開く)
回答者は複数選択が可能です。各項目の回答人数割合(%)は、「選択した人数」÷「製品を導入した人数」×100で算出しています。
| 順位 / 製品名 | SmartHRタレントマネジメント | タレントパレット | COMPANY | HRBrain | カオナビ | One人事 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | データ分析・レポート機能の充実度 (55.9%) | カスタマイズ・柔軟性の高さ (49.5%) | 料金の妥当性 (40.7%) | 機能の豊富さ (41.6%) | 操作性・UI/UXのわかりやすさ (58.1%) | 料金の妥当性 (50.8%) |
| 2位 | カスタマイズ・柔軟性の高さ (38.7%) | 操作性・UI/UXのわかりやすさ (41.9%) | データ分析・レポート機能の充実度 (38.5%) | カスタマイズ・柔軟性の高さ (36.0%) | カスタマイズ・柔軟性の高さ (56.5%) | 機能の豊富さ (33.9%) |
| 3位 | 機能の豊富さ (37.8%) | 機能の豊富さ (36.6%) | カスタマイズ・柔軟性の高さ (37.4%) | データ分析・レポート機能の充実度 (34.8%) | 機能の豊富さ (46.8%) | ベンダーの導入実績・専門性 (32.2%) |
回答の多い重視したポイントは、タレントマネジメントシステムの乗り換え要因とリンクする結果でしたが、その順位は製品ごとに差が生まれました。
SmartHRタレントマネジメントを導入した多くの企業では「データ分析・レポート機能」を重視しており、既存の労務データとタレントマネジメント情報を統合した分析力を評価しています。
タレントパレットは、乗り換え要因1位と関連する「カスタマイズ・柔軟性の高さ」の点で、多くの企業に選ばれています。
COMPANYとOne人事はそれぞれ「料金の妥当性」が最も多く、統合システムとしてのコストパフォーマンスが支持されていることがうかがえます。
また、カオナビを選んだ企業は「操作性・UI/UXのわかりやすさ」が、HRBrainは「機能の豊富さ」が最多となり、各製品の強みがわかる結果となりました。
タレントマネジメントシステムのおすすめの選び方は、タレントマネジメントシステムまとめ記事で、種類や人気ランキングとともに紹介しています。どのタレントマネジメントシステムを選ぶべきかお悩みの方はぜひ参考にしてください。
人気の乗り換え先タレントマネジメントシステム6選
サービスを絞り込む際には、BOXILが作成した機能・料金比較表や各社サービス資料をぜひ活用してください。
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※資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
SmartHRタレントマネジメント - 株式会社SmartHR
- 乗り換え先ランキング 総合1位
- 作成したカスタム名簿を特定の人と共有・公開が可能
- 勤怠や給与もまとめて一元化できる
SmartHRタレントマネジメントは、人事業務の効率化から活躍人材の特定・育成までを一気通貫で支援するタレントマネジメントシステムです。従業員に負担をかけず、心地よく使える設計が特徴で、意思決定に必要な最新かつ正確な従業員データを手間なく収集できます。
SmartHR労務管理と連携することで、労務手続きを効率化しながら、最新で正確な従業員データが自然に蓄積される点が強みです。このデータは、人事評価、従業員サーベイ、人員配置といった多岐にわたる人事施策に活用できます。
主な機能には、共通データベースを軸に、人事評価、学習・スキル管理、従業員サーベイ、配置シミュレーション、採用管理などを提供しています。また、収集したデータを自由に組み合わせてマトリクス分析を行う強力な分析機能もあります。、組織課題の特定と解決に役立ちます。
SmartHRタレントマネジメントを利用した人の口コミ
タレントパレット - 株式会社プラスアルファ・コンサルティング
- 乗り換え先ランキング 総合2位
- 評価タイプ判定と評価エラー診断を実施できる
- 人員配置を助けるキャリア見える化機能
タレントパレットは、導入法人数4,300社以上※のタレントマネジメントシステムです。人材データを活用して、経営・人事戦略の意思決定の高度化や、次世代人材の育成、最適配置、離職防止、採用強化などを支援します。
採用から配置、育成、人事評価、エンゲージメント向上、労務管理まで人事に必要な機能がオールインワンで搭載されており、従業員一人ひとりの能力や性格特性に基づき人材管理・活用が可能です。
さらに、蓄積された社員データと生成AIを組み合わせた最新機能(AIスカウト、AIプロフィール、AI検索など)が特徴で、複雑な人事課題の解決を支援します。ISO30414に準拠した人的資本の情報開示にも対応したダッシュボードも搭載しています。
※出典:「タレントパレット公式サイト」(2025年10月30日閲覧)
タレントパレットを利用した人の口コミ
COMPANY Talent Management シリーズ - 株式会社Works Human Intelligence
- 乗り換え先ランキング 総合3位
- スキルレベル定量化から研修、育成計画の管理まで対応
- 女性活躍推進の効果分析や離職分析などのダッシュボードを搭載
COMPANY Talent Management シリーズは、企業戦略に基づき人材情報の一元化、可視化、分析、将来に向けた育成、配置といったタレントマネジメント機能を網羅したシステムです。2024年11月に「COMPANY」と「CYDAS」が統合※し、日本企業の高度で複雑な人事制度に最適化されたシステムへと進化しました。
人材データの履歴を蓄積し的確な分析を可能にするほか、ジョブディスクリプションの多様な活用、非定型データによるAI価値の最大化を特徴とします。社内情報の見える化、組織図・発令管理、人材シミュレーション、360度評価、MBO・コンピテンシー評価、学習コンテンツの一元管理など、多岐にわたる機能を搭載しています。
ISO/IEC 27001、ISO/IEC 27701などの強固なセキュリティ対策も特徴で、年間保守料金には導入・サポート・法改正対応・バージョンアップ費用がすべて含まれる価格設定です。
※出典:WHI Holdings「WHIとサイダス、新「COMPANY Talent Management」シリーズを提供開始 日本企業のタレントマネジメントに適した機能の網羅性と使いやすさを追求」(2025年10月30日閲覧)
COMPANY タレントマネジメントシステムを利用した人の口コミ
- 中小企業の乗り換え先ランキング 1位 (総合4位)
- 人材データの管理から、人事評価や離職防止、配置などへのデータ活用まで対応
- 初期設定や導入支援サポートに加え、制度設計コンサルも充実
HRBrainは、累計導入社数3,500社以上※のタレントマネジメントシステムです。従業員の基本情報やスキル、特徴などを一元管理し、蓄積したデータをもとに「個」と「組織」の状態を可視化・分析することで、企業の人事課題を戦略的に解決します。
経営者から現場の社員まで、誰でも直感的に使いこなせる優れたUI/UXを重視して開発されています。顔写真による人材配置状況の可視化や、データを色分け・グラフで表現することで、直感的な意思決定を支援します。
必要な機能だけ選ぶ方式のサービス提供により、人事評価、スキル管理、組織サーベイ、360度評価、労務管理など、自社に必要な機能を自由に組み合わせて導入できる柔軟性があります。また、他社の人事システムや勤怠・給与システムともシームレスにデータ連携が可能です。
導入から運用、活用まで、人事のスペシャリストによる手厚い伴走型サポートが提供され、専任担当者が初期設定から運用支援を一貫して対応。人事制度の設計や見直しが必要な場合は、別途コンサルティングを依頼可能です。
※出典:「HRBrain公式サイト」(2025年10月30日閲覧)
HRBrainを利用した人の口コミ
- 大企業の乗り換え先ランキング 1位(総合5位)
- 自由なカスタムができる人材データベース
- 評価シートやワークフローを自由にカスタマイズ可能
カオナビは、導入社数4,000社超※の人気タレントマネジメントシステムです。社員の顔や名前、経験、評価、スキル、キャリアといったあらゆる人材情報を一元管理し、組織をマトリクスで俯瞰することで人材の見える化を実現します。
経営者から人事担当者、従業員までマニュアルなしで使える直感的なUI/UXが特徴で、個社性の高いニーズにも柔軟に対応可能です。
主な性能として、最適な人材配置やリスキリング推進を可能にする人材情報の可視化・分析、200種以上のテンプレートで簡単に作成できるスキルマップ、目標管理制度や360度評価、OKRなどの人事評価の効率化が挙げられます。また、社員のモチベーションや離職傾向の分析にも対応し、人的資本経営の実現を支援します。
導入から運用まで専任サポートがつき、ユーザーコミュニティも充実。IPアドレス制限、データベース二重化、脆弱性診断など強固なセキュリティも魅力です。
※出典:「カオナビ公式サイト」(2025年10月30日閲覧)
カオナビを利用した人の口コミ
- 大企業/中小企業の乗り換え先ランキング 5位
- オンプレミス・クラウドの両方対応
- 勤怠や給与からタレントマネジメントまでトータルソリューションを提供
One人事は、労務管理・勤怠管理・給与計算などとシームレスに連携し、タレントマネジメントをワンストップで支援するタレントマネジメントシステムです。
人事評価、人材育成・配置、スキル管理、エンゲージメント、離職防止など、タレントマネジメントに必要な機能を網羅しています。目標管理(MBO、OKRなど)、360度評価、コンピテンシー評価といった多様な評価手法に対応し、既存の評価シートも柔軟に再現可能です。
有償利用ユーザー数60万人以上※の豊富な導入実績があり、官公庁や大手企業にも採用されています。専門知識が不要で直感的に使えるUI/UXが特徴で、導入から運用まで専任担当者がサポートしてくれるため、安心して利用できます。
※出典:「One人事公式サイト」(2025年10月30日閲覧)
One人事を利用した人の口コミ
タレントマネジメントシステムの乗り換え要因5選

タレントマネジメントシステム(タレマネシステム)の乗り換えに至った要因(複数選択可)を尋ねたところ、要因の1位~5位は次のとおりでした。
- カスタマイズの柔軟性が不足していた(268人)
- 費用を安く抑えたかった(263人)
- 機能・操作性に関する不満があった(226人)
- データ入力や更新作業に時間がかかりすぎていた(206人)
- 人材データの一元管理を強化したかった(174人)
最多回答の「カスタマイズの柔軟性が不足していた」をはじめ、「機能・操作性に関する不満があった」「データ入力や更新作業に時間がかかりすぎていた」から、業務に対してシステムが適合していないことへのストレスが乗り換え要因となる傾向があります。
また、「費用を安く抑えたかった」というコスト面での動機も多く、高額なシステムに対して導入効果が見合っていないと感じているユーザーが多いと推測されます。さらに、「人材データの一元管理を強化したかった」の回答も一定数あり、より戦略的な人材活用への志向が見受けられます。
総合的に、システムが現在の業務や戦略に適合しておらず、費用対効果が十分でない場合に、乗り換えるケースが多いことがうかがえます。各要因について詳しく解説します。
カスタマイズの柔軟性が不足していた
タレントマネジメントシステムの乗り換え要因として最も多かったのが「カスタマイズの柔軟性不足」。たとえば、次のようなケースが考えられます。
- 自社の評価制度に対応できていない
- 複雑な組織階層やマトリクス組織の表現ができない
- 独自の人材区分(職種、等級など)を設定できない
- レポートフォーマットが限定的で経営層の要望に応えられない
導入当初は適合していたシステムも、組織の拡大や経営戦略による変化に追いつけなくなるケースは少なくありません。こうした変化に柔軟に対応できるタレントマネジメントシステムが求められています。
カスタマイズの柔軟性における乗り換えポイント(クリックで開く)
乗り換えるシステムを選定する際は、カスタマイズ可能な範囲を具体的に確認しましょう。項目の追加や画面レイアウトの変更、ワークフローの設定など、どこまで自社で対応できるかを見極めることが重要です。
特に、ノーコードやローコードで設定変更ができるかがポイントです。IT部門に依存せず、人事部門自身で柔軟に設定を変更できるシステムであれば、ビジネスのスピードに合わせた素早い対応が可能になります。
費用を安く抑えたかった
システムの月額費用や運用コストが、実際の利用頻度やシステムから得られる戦略的効果に見合っていないと感じる場合に、こうした乗り換え要因が発生します。他にも、次のようなケースが該当します。
- 従業員数に比例して増加するコストに対して、費用対効果が合わない
- 使っていない機能があるにも関わらず、フルパッケージで契約している
- システムの価格改定により費用が増加した
システム導入により削減できる人件費や採用費などを金額換算し、投資対効果を計算することで適切な投資判断ができます。こうした試算はタレントマネジメントシステムの導入前だけでなく、導入後も効果を定点観測していくことが重要です。
費用における乗り換えポイント(クリックで開く)
乗り換えるシステム選定を選定する際には、従業員数が増加した場合のコストシミュレーションを実施し、3年後、5年後の費用総額を把握することが大切です。
また、本当に必要な機能を明確にし、不要な高額プランを避けることも重要です。すべての機能を使いこなせる企業は多くありません。必要な機能に絞ったプランを選択することで、コストを適正化できます。
機能・操作性に関する不満があった
システムのUI/UXが直感的でなく、管理者や現場の従業員がシステム利用時にストレスを感じることが主な原因として考えられます。たとえば、次のようなケースがあります。
- 画面遷移が多く、目的の情報にたどり着くまで手間と時間がかかる
- 検索性能が低く、必要な人材を正確に探せない
- 操作時にエラーが発生しやすい
- データ分析時にExcel/CSV出力後の加工が必須で、システム内で完結できない
豊富な機能があっても使いこなせていないケースや、スマートフォンやタブレットで操作しにくいケースなど不満が生まれやすくなります。
機能・操作性における乗り換えポイント(クリックで開く)
乗り換えるシステムを選定する際には、実際に使用する人々による検証が不可欠です。人事担当者だけでなく、管理職や一般社員など、それぞれの立場でトライアルを実施し、操作性を確認しましょう。
理想的なシステムは、マニュアルなしでも基本操作ができる直感的なUI/UXがあります。デモンストレーションだけで判断せず、実際に自分たちの手で操作してみることが重要です。
現代の働き方では、マルチデバイス対応も欠かせません。パソコン、スマートフォン、タブレットそれぞれでの使用感を確認し、いつでも誰でもアクセスできる環境を整えましょう。
データ入力や更新作業に時間がかかりすぎていた
データ入力や更新作業に関する要因が発生するケースとしては、次のような場合が考えられます。
- 別システムとのデータ連携に、Excel/CSV出力後の加工が必ず発生する
- 人事異動や組織変更のたびに項目を手入力で更新している
- スキル情報や研修履歴などを社員が入力せず、リマインド業務が必要になる
また、データ更新のたびに複数階層の承認が必要な煩雑なプロセスも、作業効率を低下させる要因になるでしょう。
データ入力・更新における乗り換えポイント(クリックで開く)
乗り換えるシステムを選定する際には、他システムとのAPI連携や自動データ同期機能を備えているかを確認し、運用負荷を軽減できるかが重要です。
組織変更や異動の際の一括更新機能や、データ整合性を自動でチェックする機能の有無も確認することで、業務効率の大幅な改善が見込めます。
従業員自身が自分の情報を更新することを促す通知機能も、人事部門の負担軽減に貢献するでしょう。
人材データの一元管理を強化したかった
採用、評価、研修、給与など、人事に関する情報が複数のシステムに分散しているケースもあります。このような状態では、人材情報を横断的に分析して戦略的な人材配置や育成計画を立てようとしても、必要なデータを集めるだけで手間がかかってしまいます。
そこで、人材活用に必要なデータを一か所に集めることを目的に、統合型のタレントマネジメントシステムに乗り換えるケースが少なくありません。
人材データの一元管理における乗り換えポイント(クリックで開く)
乗り換えるシステムを選定する際には、どこまで包括的にデータを統合できるかを確認しましょう。人事基本情報、評価、スキル、勤怠、給与、キャリアプランなど、人材に関するあらゆる情報を一元管理できるシステムが理想的です。
マスターデータ管理の仕組みも重要です。従業員の基本情報を一元化し、そこから各モジュール・システムに自動連携される構造であれば、データの整合性が保たれます。
経営判断や人事戦略の立案には、データの分析・可視化機能が欠かせません。ダッシュボードやレポート作成機能が充実しているかも要チェックです。
どのシステムを導入するかが、タレントマネジメントの成否に「影響する」61.9%

どのシステムを導入するかどうかがタレントマネジメントの成否にどのくらい影響するかを尋ねた結果、「影響する」と回答した方の合計は61.9%※となりました。タレントマネジメントシステム(タレマネシステム)を導入するだけでなく、そのシステムが自社に合うかどうかが重要であることがうかがえます。
※「大きく影響する」(18.1%)、「どちらかといえば影響する」(43.8%)の合計
一方で、38.1%が懐疑的または判断保留という結果は、システム導入だけでは成果が生まれないという多くの方の経験を示しています。
そのため、システムを導入する際には「導入後にどう運用するか」「どのようなKPIで効果を測定するか」「組織全体にどう浸透させるか」といった活用戦略まで含めた検討が重要です。
タレントマネジメントシステム(タレマネシステム)の乗り換えを検討する際には、BOXILでのサービス資料請求がおすすめです。BOXILならサービス提供会社が作成した紹介資料をまとめて入手できます。
調査概要
タイトル:タレントマネジメントシステムの乗り換え実態調査
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:タレントマネジメントシステムの乗り換え導入に携わった経験がある20〜60代 784人
調査期間:2025年9月26日〜10月3日
調査主体:スマートキャンプ株式会社
※本アンケート結果は小数点以下2桁を四捨五入しています。合計が100%にならない場合があります。
【引用に関するお願い】
本調査を引用する際は、出典として「BOXIL」と記載し、ウェブの場合はURL(https://boxil.jp/mag/a10174/)へのリンクを設置してください。
記載例:BOXIL「タレントマネジメントシステムの乗り換え実態調査」, 2025年10月XX日確認, https://boxil.jp/mag/a10174/
本データに関するお問い合わせは以下のメールアドレスにご連絡ください。
BOXILカンパニー メディア&マーケティングディビジョン メディア戦略グループ
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