「顧客情報がばらばらに管理されていて追い切れない」「まずは費用をかけずに顧客管理を始めたい」とお考えではありませんか。CRM(顧客管理システム)には無料で使えるものもありますが、無料の範囲や使える機能は製品によって大きく異なります。
そこで無料で使えるCRM5選と、有料版を試せる無料トライアルのあるCRMを比較表付きで紹介します。あわせて無料と有料の違い、自社に合う選び方、有料へ切り替える目安まで解説します。
【30秒でわかる】無料CRMツール導入のポイント
・無料で使える代表的なCRMはクラウドサービスサスケ・Zoho CRM・Salesforceなど
・無料枠の目安は2〜3ユーザー、顧客数百〜1万件規模で、少人数チームならまず無料で始められる
・ユーザー数や機能が足りなくなったら、無料トライアルで有料版を試してから移行するのが現実的
なお、下記記事では有料ツールを含めたおすすめのCRMツールや選び方を紹介しています。より広く検討したい方はあわせてご覧ください。
>CRMツールのおすすめ比較と人気ランキング、選び方
CRM(顧客管理システム)には多くの種類があり「どれを選べばいいか」迷いますよね。後から知ったサービスの方が適していることもよくあります。導入の失敗を避けるためにも、まずは各サービスの資料をBOXILでまとめて用意しましょう。
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CRM(顧客管理システム)を無料で使う方法
CRMを無料で使う方法は、大きく3つに分かれます。継続して使える無料プラン、有料版を一定期間試せる無料トライアル、そして自社サーバーで運用するフリーソフト・オープンソース(OSS)です。
まずは無料プランのあるCRMと、無料トライアルのあるCRMをそれぞれ比較表で確認し、そのうえで自社に合う手段を選びましょう。
無料プランのあるCRMを利用する
無料プランのあるCRMなら、費用をかけずに顧客管理を始められます。多くは利用人数や登録件数に上限がありますが、リード管理や商談管理といった基本機能はそろっているため、少人数チームの最初の一歩に向いています。
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|---|---|---|---|---|---|
| クラウドサービスサスケ | Agentforce Sales(旧Sales Cloud) | Zoho CRM | HubSpot | Ambassador Relations Tool | |
| 無料ユーザー数 | 3ID | 2名 | 3名 | 2名 | ー |
| 顧客登録上限 | 300件 | ー | ー | 1,000件 | 10,000人 |
| リード・商談管理 | ● | ● | ● | ● | ● |
| メール配信・マーケ | ● | ● | × | ● | ● |
| ワークフロー自動化 | ー | ● | × | × | ● |
| モバイルアプリ | × | ● | ● | ● | ー |
| 有料プラン最安月額 | 要問い合わせ | 3,000円〜 | 1,760円〜(税抜・年間契約時) | 2,400円〜 | 29,480円(税込) |
●=無料で使える/×=無料では使えない(有料)/ー=記載なし・要問い合わせ。
無料トライアルのあるCRMを利用する
無料プランでは機能や人数が足りない場合は、有料CRMの無料トライアルを使う方法があります。一定期間はすべての機能を無料で試せるため、本格導入の前に自社の業務に合うかを確認できます。
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|---|---|---|---|---|---|
| kintone | eセールスマネージャー | GENIEE SFA/CRM | Creatio | Microsoft Dynamics 365 | |
| トライアル期間 | 30日 | 30日 | あり | あり | 30日 |
| クレジットカード | 不要 | ー | ー | ー | 必須 |
| 商談・案件管理 | ● | ● | ● | ● | ● |
| 外部連携・API | ● | ● | ● | ● | ● |
| 課金単位 | 1ユーザー | 1ユーザー | 1ID | 1ユーザー | 1ユーザー |
| 有料プラン最安月額 | 1,000円〜(税抜) | 3,500円〜(税抜) | 3,450円〜(税抜) | 7,200円〜(税抜) | 9,745円〜(税抜・年払い) |
●=トライアルで利用できる/ー=記載なし・要問い合わせ。kintoneは最低10ユーザー、eセールスマネージャーは最低5名から、Creatioは年間180万円からの契約が必要です。
フリーソフトやOSS(オープンソース)のCRMをおすすめしない理由
無料でCRMを使う手段には、F-RevoCRMのOSS版やSuiteCRM、CiviCRMといったオープンソース、Fullfreeのような無料のインストール型ソフトもあります。ライセンス費用がかからず、機能を自由にカスタマイズできる点が強みです。
ただしサーバーの構築・保守やアップデート、セキュリティ対応を自社で担う前提があります。専任のIT担当者がいない中小企業では運用の負担が大きく、トラブル時に自力で解決する必要がある点も見落とせません。
こうした体制を用意できない場合は、サーバー管理やセキュリティ対応をベンダーに任せられるクラウド型の無料プランから始めるほうが現実的です。この後は、クラウド型の無料CRMを中心に紹介します。
「結局どの製品がいいのか選べない」といった方へ向けて、簡単な質問に答えるだけでおすすめ製品がわかる診断を用意しました。製品選びに迷っている方はぜひご活用ください。
無料で使えるCRM かんたん診断
最大3つの質問で、自社が無料で使えるか、有料の検討が必要かがわかります。
なぜ紙・Excel・手作業の顧客管理は限界なのか
顧客管理がうまく回らないのは、担当者の能力の問題ではありません。紙やExcel、担当者の記憶に頼った手作業そのものに限界があるのが本当の原因です。
情報が個人のファイルや名刺に分散していると、誰がどの顧客に何をしたのかがチームで共有されません。転記や集計を手作業で繰り返すため、入力ミスや二重管理も起きやすくなります。
CRMを使えば、こうした手作業の負担を仕組みで解消できます。無料プランでも、次のように「紙・Excel・手作業」との差は明確です。
| あなたの課題 | 紙・Excel・手作業 | 無料CRM |
|---|---|---|
| 顧客情報の共有 | 個人のExcelや名刺に分散し、共有しにくい | クラウド上で全員が同じ情報を見られる |
| 対応履歴の記録 | 誰がいつ何をしたかが残らない | 商談や連絡の履歴が自動で残る |
| 検索・集計 | 転記・集計に手間と時間がかかる | 条件を指定してすぐに検索・集計できる |
| 入力の手間 | 二重入力や転記ミスが起きやすい | 一度入力すれば使い回せる |
| コスト | 0円 | 0円 |
同じ0円でも、手作業のままでは情報が積み上がるほど管理は苦しくなります。無料CRMなら、コストをかけずに顧客情報を資産として蓄積できます。
無料CRM(顧客管理システム)の選び方
無料CRMは、無料枠の範囲で自社の使い方に足りるかをまず確認し、そのうえで連携や使いやすさ、将来の移行のしやすさで絞り込むのが失敗しないコツです。次の4つの観点で選びましょう。
無料で使えるユーザー数・顧客件数で足りるか
最初に確認したいのが、無料枠の上限です。無料プランは利用人数や登録件数に制限があり、ここが自社の規模に足りるかで候補が変わります。
2〜3名で始めるならZoho CRM(3ユーザー)やSalesforce(2ユーザー)、顧客件数を多く登録したいならAmbassador Relations Tool(1万人)が向いています。
外部サービスとの連携で選ぶ
会計ソフトやメール、チャットツールなど、すでに使っているサービスと連携できると入力の手間が減ります。たとえば会計ソフトと連携すれば請求情報を、チャットツールと連携すれば商談の通知を自動で取り込め、二重入力を防げます。
豊富な連携を無料でも試したいならZoho CRMやHubSpotが候補になります。ただし無料プランでは連携できるサービスの数や種類が制限される場合があるため、必要な連携が無料の範囲に含まれるかを事前に確かめておきましょう。
モバイル対応・使いやすさで選ぶ
外出先でも顧客情報を確認するなら、モバイルアプリの有無が重要です。Zoho CRMやHubSpot、Salesforceはスマートフォンアプリに対応しています。はじめてCRMを使う場合は、画面のわかりやすさも無料のうちに試して確かめておくと安心です。
有料プランへの移行のしやすさで選ぶ
無料で始めても、いずれ人数や機能が足りなくなることを見越して選ぶと安心です。同じサービス内で有料プランへ段階的に広げられるZoho CRMやHubSpot、Salesforceなら、データを引き継いだままスムーズに移行できます。将来の拡張性まで含めて検討しましょう。
とくに小規模な組織では、無料枠や使いやすさに加えて「少人数でも無理なく運用できるか」が選定の決め手になります。小規模企業向けの選び方は、次の記事でも詳しく解説しています。
無料CRM(顧客管理システム)を導入するメリット
無料プランでも、Excelや名刺、担当者の記憶に頼った管理から切り替えれば効果は出ます。ここでは代表的な3つを、手作業のときとの違いで整理します。
担当者が代わっても顧客対応が止まらない
顧客情報と対応履歴が全員の見える場所に残るため、担当者の異動や退職があっても引き継ぎで止まりません。誰がいつどのような話をしたのかを、後任がそのまま追えます。
Excelや名刺、個人のメモで管理していると、商談の経緯は担当者に聞かないとわからない状態になります。無料プランでも顧客ごとに履歴が積み上がるため、この属人化を解消できます。
見込み客へのフォロー漏れと二重アプローチを防げる
顧客情報が1箇所に集約されるため、同じ見込み客に複数の担当者が別々に連絡してしまう事態を防げます。担当者ごとにファイルが分かれていると、この重複には気づけません。
次にいつ連絡するかもシステム上で管理できるので、忙しい時期でもフォローが止まりません。手帳やメモ頼みだと、案件が増えるほど抜けが起きやすくなります。
売上の見込みを集計し直さずに把握できる
日々の記録がそのまま集計されるため、報告のために数字を集計し直す作業がなくなります。商談の状況と金額が最新であれば、売上の見込みも一覧で確認できます。
蓄積した顧客データをもとに、フォローの優先順位づけもできるようになります。感覚に頼っていた営業活動をデータにもとづいて進められるのが、無料プランでも得られる変化です。
無料プランのあるCRM(顧客管理システム)5選
ここからは、無料プランで使えるCRMを5つ紹介します。それぞれ無料で使える範囲や得意分野が異なるため、自社の人数や使いたい機能に合うものを選びましょう。
クラウドサービスサスケ
- 名刺やアンケートをスキャンして顧客データ化し、自動で名寄せ・重複管理できる新規営業支援システム
- 無料プランは3ID・リード300件まで。リードの一括メール配信や配信結果の確認にも対応する
- 有料プランは最低5IDから。料金は要問い合わせ
クラウドサービスサスケは、獲得した見込み客の情報を管理し、受注につなげるための新規営業支援システムです。新規営業に特化したAIアシスタントが見込み客の動きを分析し、最適なアプローチのタイミングを通知します。
個別のメール文面や通話スクリプトの自動作成、対応履歴の自動要約なども行えます。
無料プランは3ID・リード300件までのため、少人数で顧客管理を始めたいチームや、脱Excelを図りたい企業に向いています。モバイル専用画面やWebサイトの行動解析、高度な営業支援・マーケティング機能は有料プランで利用できます。
クラウドサービスサスケを無料で使う制限
| 項目 | 制限 |
|---|---|
| 無料枠の上限 | 3ID・リード300件まで |
| 機能制限 | モバイル専用画面や高度な営業支援・マーケティング機能は有料プラン |
| サポート | 問い合わせ窓口を利用 |
| その他の制限 | 有料プランは最低5IDから。料金は要問い合わせ |
Agentforce Sales(旧Sales Cloud)
- Sales Cloudの無料プランFree Suiteで、リード・取引先・商談の基本管理とメール配信、ケース管理ができる
- 無料プランは2ユーザーまで。ガイド付きオンボーディングでセットアップも簡単
- 有料プランは月3,000円〜。高度な自動化や詳細分析、Eコマース機能まで拡張できる
Agentforce Sales(旧Sales Cloud)には、無料で使えるプランとしてFree Suiteが用意されています。世界で使われる信頼性の高いCRM基盤を手軽に導入でき、リードや取引先の管理、シンプルなメール配信やケース管理といった基本機能がそろっています。
無料プランは最大2ユーザーで、高度な自動化・詳細分析やEコマース機能などは省かれています。手作業やスプレッドシートでの顧客管理から脱却し、初めて本格的なCRMを導入したい小規模企業やスタートアップに向いています。
Agentforce Sales(旧Sales Cloud)を無料で使う制限
| 項目 | 制限 |
|---|---|
| 無料枠の上限 | 2ユーザーまで |
| 機能制限 | フロー5個・月間送信メール100通まで。高度な自動化や詳細分析は有料プラン |
| サポート | オンラインのセルフサポートが中心 |
| その他の制限 | Eコマース機能や組み込みの営業フローは有料プランで利用できる |
Zoho CRM
- 見込み客・商談管理などの営業管理に加え、リード獲得からナーチャリングまでのマーケティング機能を備える
- 無料プランは3ユーザーまで。Excelや他サービスからの顧客データのインポートにも対応する
- 有料プランは月1,760円〜(税抜・年間契約時)。ユーザー数の制限がなくなり、高度な分析や自動化も使える
Zoho CRMは世界中で広く使われているCRMで、SalesforceやMicrosoft Dynamics、HubSpotなどからの既存顧客データの取り込みにも対応します。操作しやすく、Excel管理からステップアップしたい小規模企業やスタートアップに向いています。
一方、無料プランはユーザー数が限られ、一括メール送信やワークフロー自動化、AIアシスタントは有料プランでの提供です。サポートもオンラインヘルプやコミュニティによる自己解決が中心のため、まずはコストをかけずにCRMを試したい段階に適しています。
Zoho CRMを無料で使う制限
| 項目 | 制限 |
|---|---|
| 無料枠の上限 | 3ユーザーまで |
| 機能制限 | 一括メール送信・ワークフロー自動化・AIアシスタントは有料プラン |
| サポート | オンラインヘルプやコミュニティによる自己解決が中心 |
| その他の制限 | 高度な分析機能や複数通貨対応は有料プランで利用できる |
HubSpot
- 顧客情報管理・チャットボット・LP作成・チケット管理など、営業/マーケ/問い合わせの主要機能を無料で使える
- 無料プランは2ユーザー・コンタクト1,000件まで、メール配信は月2,000通まで
- 有料プランは1シート月2,400円〜。カスタムレポートやスコアリング、高度な自動化を利用できる
HubSpotは、無料のCRM機能をベースに、営業・マーケティング・問い合わせ管理など用途に合わせた機能を追加して使えるツールです。無料プランでも各用途の基本業務に対応でき、日本語の情報やユーザーコミュニティも充実しているため、初めてのCRM導入でも使い始めやすいのが魅力です。
一方で、送信メールにHubSpotのロゴが入る、営業パイプラインは1アカウントにつき1つまで、といった制限があります。顧客情報は最大1,000件までのため、やり取りする顧客が多い営業組織や本格的なマーケティングでは有料プランが視野に入ります。
HubSpotを無料で使う制限
| 項目 | 制限 |
|---|---|
| 無料枠の上限 | 2ユーザー・コンタクト1,000件まで |
| 機能制限 | カスタムレポート・スコアリング・高度な自動化は有料。送信メールにHubSpotのロゴが入る |
| サポート | 1対1のサポートは有料(無料はヘルプ・コミュニティ) |
| その他の制限 | 営業パイプラインは1アカウントにつき1つまで |
Ambassador Relations Tool
- 顧客管理に加え、Webフォーム・アンケート集計・ステップメール配信・売上分析・リードスコアリング・API連携まで無料で使える国産マーケティングツール
- 無料プランは顧客1万人・1回のメール配信1万通まで利用できる
- 有料プランはクラウドプラン月額29,480円(税込)。顧客3万人まで登録できる
Ambassador Relations Tool(ART)は、国産のクラウド型マーケティングツールです。他の無料CRMでは有料になりがちなマーケティング機能まで、無料で使えるのが特徴です。
見込み客の獲得からリードナーチャリング、スコアリング、NPS計測までの一連の施策を、無料で実施できます。
顧客の基本情報や商談・来店履歴を一元管理できるため、ポップアップやメール配信による顧客エンゲージメント強化に取り組みたい企業に向いています。既存会員システムとの自動データ同期はエンタープライズ向けプランのみで、顧客数の増加に応じて上位プランへ移行する形になります。
Ambassador Relations Toolを無料で使う制限
| 項目 | 制限 |
|---|---|
| 無料枠の上限 | 顧客1万人・1回のメール配信1万通まで |
| 機能制限 | 個別カスタマイズや顧客情報の自動連携は上位プラン |
| サポート | 問い合わせ窓口を利用 |
| その他の制限 | 既存会員システムとの自動同期はエンタープライズ向けのみ。上位はクラウドプラン月額29,480円(税込) |
無料トライアルを提供しているCRM(顧客管理システム)5選
一定期間、無料で使えるCRMを紹介します。無料プランよりも高度な機能を試せるため、本格導入の前に自社の要件に合うかを確認したい場合に向いています。
kintone
- ノーコード・ローコードで、CRMやSFA、日報などのアプリを自社の業務に合わせて作成・連携できる
- 無料トライアルは30日間。ユーザー数無制限で、スタンダードコースの全機能を試せる
- 有料プランは1ユーザー月1,000円〜(税抜)、最低10ユーザーから。継続して使うには有料契約が必要
kintoneは、サイボウズが提供するノーコード・ローコードの業務改善プラットフォームです。プログラミングの知識がなくても、自社の業務に合わせたアプリを簡単に作成・連携できる汎用性の高さが特徴です。
継続して使える無料プランはなく、30日間の無料トライアルで試す形になります。試せるのは中位のスタンダードコースで、期間中はユーザー数の上限がないため、部署全体で使い勝手を確かめられます。
トライアル中に作ったアプリやデータは、そのまま本運用に引き継げます。ただし試用期間は延長できず、終了日の翌日から30日を過ぎるとデータは自動的に消去されるため、続けるならその間に発注が必要です。
自社独自の業務フローに合うシステムを低コストで構築したい、中小企業から大企業まで幅広く向いています。なお最安のライトコースは外部サービス連携などが使えず、試用するスタンダードコースとは機能が異なります。
kintoneのプラン・料金
| プラン | 月額(1ユーザー) | 最小ユーザー数 |
|---|---|---|
| ライトコース | 1,000円(税抜) | 10ユーザー |
| スタンダードコース | 1,800円(税抜) | 10ユーザー |
| ワイドコース | 3,000円(税抜) | 1,000ユーザー |
※初期費用は無料です。
esm(eセールスマネージャー)
- 一度の入力で関連データが自動更新されるシングルインプット設計の国産CRM/SFA。日本の営業スタイルに合う
- 無料トライアルあり。製品版と同様の機能を試せる
- 有料プランは1ユーザー月3,500円〜(税抜)、最低5名から。導入前から定着まで専任チームが伴走支援する
eセールスマネージャーは、日本の営業スタイルに合わせた使いやすさと、一度の入力で関連データがすべて自動更新されるシングルインプット設計が特徴の国産CRM/SFAです。導入前から定着まで専任チームが伴走する手厚いサポートが評価されています。
継続して使える無料プランはありませんが、30日間の無料トライアルで製品版と同様の機能を試せます。フォームを送るとメールで利用URLが届き、トライアルが終わっても自動で課金されることはありません。
試せるのは基本機能をそろえたベーシックプランです。ベーシックは5〜30名向けのため、30名を超える組織や柔軟な権限設定が必要な場合は上位プランを検討することになります。
現場の入力負荷を抑えつつ、営業プロセスの可視化とマネジメント強化を実現したい企業に向いています。
eセールスマネージャーのプラン・料金
| プラン | 月額(1ユーザー) | 利用人数 |
|---|---|---|
| ベーシック | 3,500円(税抜) | 5〜30名 |
| プロフェッショナル | 6,000円(税抜) | 5名〜 |
| エンタープライズ | 12,500円(税抜) | 5名〜 |
| アンリミテッド | 25,000円(税抜) | 5名〜 |
GENIEE SFA/CRM
- 顧客管理と営業支援を兼ね備えた国産システム。顧客や商談と紐づくタスク管理ができる
- 無料トライアルあり。実際の使用感や各機能を試せる
- 有料プランは1ID月3,450円〜(税抜)・最低1年契約。AI議事録などの自動化はプロプラン以上で利用できる
GENIEE SFA/CRMは、顧客管理と営業支援を兼ね備えた国産のシステムです。顧客や商談と紐づいたタスク管理や、AIを活用した議事録作成・入力自動化により、現場の作業負担を軽減する設計が特徴です。
継続して使える無料プランはありませんが、無料トライアルで各機能を試せます。最安のスタンダードプランでも顧客・案件・商談管理やスマートフォンアプリ、Slack・Chatwork・Teamsとの連携までカバーします。
一方でAI議事録やAIによる自動化はプロプラン以上が対象で、名刺の取り込みや帳票出力もスタンダードでは利用できません。AI機能を目的に選ぶなら、どのプランから使えるかを確かめておく必要があります。
Excelなどでの属人的な管理から脱却し、低コストで営業部門の生産性を高めたい企業に向いています。
GENIEE SFA/CRMのプラン・料金
| プラン | 月額(1ID) |
|---|---|
| スタンダード | 3,450円(税抜) |
| プロ | 9,000円(税抜) |
| エンタープライズ | 12,000円(税抜) |
| プレミアム | 32,000円(税抜) |
※最低利用期間は1年です。
Creatio
- ノーコード開発に生成AIとAIエージェントを組み込んだCRM/SFA。業務プロセスを自由に自動化・最適化できる
- 無料トライアルあり。実際の機能を試せる
- 有料プランは1ユーザー月7,200円(税抜)〜。新規契約は年間180万円が最低購入額で、標準の契約期間は3年
Creatioは、ノーコード開発プラットフォームに生成AIとAIエージェントを組み込んだCRM/SFAです。営業・マーケティング・カスタマーサービスなどの業務プロセスを、プログラミング知識なしで自由かつ迅速に自動化・最適化できるのが特徴です。
継続して使える無料プランはありませんが、公式サイトから申し込める無料トライアルで実際の機能を試せます。試用できる期間は公表されていません。
有料は1ユーザー月7,200円(税抜)のGrowthからで、上位のEnterpriseは13,500円(税抜)です。ただし新規契約は年間180万円が最低購入額とされ、標準の契約期間も3年と長めです。
柔軟なカスタマイズ性を活かし、現場主導でワークフローを構築してAIによる業務効率化を目指す企業に向いています。少人数で無料から始めたい段階よりも、全社規模での導入を前提とする企業に向いた製品です。
Creatioのプラン・料金
| プラン | 月額(1ユーザー) |
|---|---|
| Growth | 7,200円(税抜) |
| Enterprise | 13,500円(税抜) |
| Unlimited | 要問い合わせ |
※新規契約は年間180万円が最低購入額で、標準の契約期間は3年です。
Microsoft Dynamics 365
- CRMとERPを単一プラットフォームに統合したAI搭載のビジネスアプリ。Copilotなどで予測や自動化ができる
- 無料トライアルは30日間(クレジットカード必須)。実際の環境でAI機能やデータ一元管理を体験できる
- 有料プランは1ユーザー月9,745円〜(税抜・年払い)。ユーザーごとのライセンス契約が必要
Microsoft Dynamics 365は、CRMとERPの機能を単一のプラットフォームに統合したAI搭載型のビジネスアプリケーションです。顧客データとバックオフィス業務を連携し、CopilotなどのAI機能で高度な予測や自動化を実現できる点が強みです。
継続して使える無料プランはありませんが、無料試用版で実際の環境を試せます。ただし申し込みにはクレジットカードの登録が必要なため、試用だけで終える場合の扱いを決めてから始めると安心です。
有料は最安のSales Professionalが年払いで1ユーザー月9,745円(税抜)相当です。Professionalはカスタマイズや自動化の範囲が限られ、AIによる分析情報まで使うなら上位のEnterprise以上が必要です。
Microsoft 365などの既存ツールと連携し、部署間のデータのばらつきを解消したい中堅・大企業に向いています。
Microsoft Dynamics 365のプラン・料金
| プラン | 月額(1ユーザー・年払い) |
|---|---|
| Sales Professional | 9,745円(税抜) |
| Sales Enterprise | 15,742円(税抜) |
| Sales Premium | 22,488円(税抜) |
| Microsoft Relationship Sales | 要問い合わせ |
無料CRMツールと有料CRMツールの違い
無料で使えるCRMツールには魅力がある一方で、いくつか制約や課題も存在します。たとえば、顧客データ数や保存できる行数やユーザー数に制限があったり、サポートが限定的で自己解決が必要だったりと、事業拡大にあわせて有料プランに移行せざるを得ないケースも多くあるでしょう。
月額費用がかかる点はハードルに感じやすいですが、実際には「担当者のデータ集計作業(月間数時間〜数十時間)の人件費」や「アプローチの重複によるクレーム対応のコスト」を削減できます。そのため、結果的に費用対効果が見合うケースがほとんどです。
ユーザー数やデータ容量の違い
無料版の多くは個人事業主や数名のチームを想定しており、ユーザー数が3名程度、あるいは顧客登録数が数千件程度に制限されています。一方、有料版は従量課金制でユーザー数を柔軟に増やせ、大容量のデータ保存が可能です。
| 違い | 無料CRMツール | 有料CRMツール |
|---|---|---|
| ユーザー数 | 制限あり | 契約に応じて追加可能 |
| データ容量 | ストレージやメール送信数、顧客登録数に制限 | 大容量・拡張可能 |
事業が成長し、数万件の顧客リストや膨大な商談履歴を管理するフェーズになると、無料版の制限がボトルネックとなります。
管理コストの違い
オープンソース型であれば、サーバー維持費やセキュリティ対策にエンジニアの工数(人件費)が継続的に発生します。また、無料プランのクラウドツールはサポート体制が充実していないことも多く、トラブル時のダウンタイムが大きな損失につながりかねません。
有料ツールは保守・運用をベンダーに委ね、導入時や運用時に専任のサポートを受けることも可能です。中には1ユーザーあたり月額1,000〜2,000円で利用できるサービスもあります。数千円であれば、従業員の工数を数時間減らせれば費用対効果が見込める水準です。
まずは各サービスの機能を十分に比較検討し、有料と無料のどちらが適切か判断しましょう。
有料プランを検討すべきケース
無料CRMは便利ですが、事業の成長とともに無料枠では足りなくなる場面が出てきます。次の3つにあてはまり始めたら、有料プランへの切り替えを検討するタイミングです。
1つ目は、無料枠の上限に達したときです。利用人数が上限を超えたり、登録できる顧客件数がいっぱいになったりすると、業務に支障が出ます。チームの拡大にあわせて有料プランを検討しましょう。
2つ目は、高度な機能が必要になったときです。一括メール配信やワークフローの自動化、詳細な分析レポートなどは、多くの無料プランでは制限されています。営業を本格的に効率化したい段階で有料版が視野に入ります。
3つ目は、データの保存やセキュリティの要件が高まったときです。保存期間の延長や権限管理、監査ログなどが求められる場合は、対応する有料プランを選ぶ必要があります。
無料CRMを使う際の注意点
無料CRMを使うときは、無料であっても顧客の個人情報を扱う責任は変わらない点に注意が必要です。個人情報保護法では、個人データを扱う事業者に安全管理措置を講じる義務があり、これは無料プランでも同じです。
無料プランでは、データの保存期間やバックアップ、アクセス権限の設定などが制限される場合があります。自社が求める安全管理の水準を満たせるかを確認し、満たせない場合は有料プランへの移行や他の手段との併用を検討しましょう。
あわせて、無料プランならではの制約も押さえておきましょう。送信するメールに提供元のロゴが入る、利用人数や機能が限られる、といった制限があります。実際の運用に支障がないか、導入前に無料枠の範囲を確かめておくと安心です。
無料CRM(顧客管理システム)に関するよくある質問
最後に、CRMを無料で利用するにあたってよくある質問を取り上げます。
無料トライアル期間が終了すると、自動的に有料プランへ移行(課金)されてしまいますか?
多くのサービスでは、勝手に自動課金されることはありません。トライアル期間終了後は自動的にアカウントが停止、または無料プランへダウングレードされるのが一般的です。念のため、申し込み画面でクレジットカード入力の有無や問い合わせておくと安心です。
CRMとSFA・MAの違いは何ですか?
CRMは顧客との関係管理、SFA(営業支援システム)は商談や案件の進捗管理、MA(マーケティングオートメーション)は見込み客の育成が主な役割です。ただし多くのツールは複数の機能を兼ね備えており、明確に分かれているわけではありません。
自社が解決したい課題に合わせて選ぶとよいでしょう。
無料CRMは何人まで使えますか?
サービスによって異なります。本記事で紹介した無料プランでは、Zoho CRMが3ユーザー、SalesforceとHubSpotが2ユーザーまで無料で利用できます。チームの人数に合うかを確認して選びましょう。
無料の顧客管理ソフトでおすすめのものは?
初めてCRMを導入する小規模チームには、Zoho CRMやHubSpotがおすすめです。操作性がよく機能が充実しており、有料プランへの移行もスムーズです。顧客件数を多く登録したい場合は、無料で1万人まで登録できるAmbassador Relations Toolも候補になります。
無料CRMはセキュリティ面で問題ありませんか?
大手ベンダーが提供するクラウド型CRMの多くは、無料プランでも通信の暗号化などの基本的なセキュリティ対策が講じられています。ただし対策の範囲はサービスやプランによって異なります。
アクセス権限の設定やデータの保存期間、バックアップは無料プランで制限される場合があるため、重要度の高い顧客情報を扱うなら有料プランの利用も視野に入ります。
ただし、オープンソース型を利用する場合は、サーバーの脆弱性対策やバックアップ、アクセス制限の設定をすべて自社の責任で行う必要があります。管理が不十分だと情報漏えいのリスクが高まるため、自社の体制に応じたツール選定が欠かせません。
無料CRM(顧客管理システム)の比較ならBOXIL
無料CRMは、まず自社の人数や顧客件数が無料枠に収まるかを確認し、連携や使いやすさで絞り込むのがポイントです。用途に応じて、次のように選ぶとよいでしょう。
- 無料で充実した顧客管理をしたいならZoho CRMやHubSpot
- 国産ツールで少人数から手軽に始めたいならクラウドサービスサスケ
- 顧客件数を多く登録したいならAmbassador Relations Tool
無料プランで物足りなくなったら、無料トライアルで有料版を試してから移行するのがおすすめです。まずは気になるサービスを無料で使ってみて、自社の業務に合うかを確かめましょう。
BOXILでは、紹介したCRMをはじめ各サービスの資料をマイページから無料でまとめてダウンロードできます。
ダウンロードした資料はURLで共有でき、料金や機能を軸にカスタマイズできる比較表とあわせて使えば、社内の稟議や比較検討もスムーズです。自社に合う無料CRM選びに、ぜひご活用ください。
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