BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)とは?有効活用ができる部署・メリット解説

最終更新日 :

Success icon
URLをコピーしました

BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)とは、いわゆるアウトソーシングサービス(外注)のことです。BPOが有効活用できる4つの部署や活用によるメリットを解説していきます。

最近は、BPOを活用して自社で行う必要のない業務を外部に委託し、自社のコア業務に集中する方針の企業が増えています。

しかし、BPOがどのようなサービスかをまだ十分に理解していない企業も多く存在します。そこで、BPOの概要と活用するメリットについて説明します。

BPOとは

BPOとは

BPOは「ビジネスプロセスアウトソーシング」の略で、いわゆるアウトソーシングサービス(外注)の一種です。業務を外部に委託することで、自社でしかできない業務や重要な業務に注力でき、業務の効率化やコスト削減が期待できます。

BPOが利用できる部門

BPOは外部に委託しても問題ない業務である必要があるため、すべての業務に対して利用できるわけではありません。BPOが利用できる部門は次のとおりです。

人事

人事業務では、毎年のように改正される労働法などに対応し、細かな社内規定を都度変更するのは非常に負担が大きいものです。専門的な知識が求められる中で、人材採用などの核となる業務に専念したい場合には、こうした煩雑な作業は外部に委託するのがおすすめです。専門家のノウハウをBPOを通じて活用することで、自社では実現しにくい高品質な業務遂行が期待できます。

総務

総務業務はもともと担当する領域が幅広いことが多く、一部業務にBPOを活用するだけでも、担当者の負担を大幅に減らし、仕事の質を向上させられます。

特に、消耗品管理やコピー業務など、専門業者に任せた方が効率的な業務は、コスト削減につながります。自社で担当しなくても支障のない業務が何か、一度整理してみるとよいでしょう。

経理

お金に関する業務は慎重を要するため、経理だけはBPOを利用せず、必ず自社の信頼できる社員に任せるという企業も少なくありません。

しかし、経理業務でもBPOを利用することで、法律が改正されるたびに新たな知識を習得するために社員が時間を割く必要がなくなります。

また、伝票の確認や 経費精算 などは件数も多く手間がかかる業務ですが、必ずしも自社で対応する必要はないため、外部に委託することで大幅に負担を減らせます。

営業(コールセンター)

営業のコールセンター業務は、対面営業とは異なり、担当者が誰なのかが見えにくい業務です。そのため、顧客からは担当者が自社の社員か外部のスタッフかの違いがわかりにくく、特に問題となることもありません。

したがって、多くの案件を効率よく対応したい場合は、社員を新たに雇うよりも、BPOを利用して最初からノウハウのある人材に業務を委託した方が、コスト削減につながります。

BPO活用のメリット

専門性の活用


BPOサービスの提供会社には豊富な経験とノウハウが蓄積されているため、自社で行うよりも専門性の高い人材による高品質な業務が期待できます。

このため、自社で専門知識を学ぶための手間やコストを削減でき、業務の効率化にもつながります。特に、前述の4つの部門に関しては業務負担が大きくなりやすいため、専門的なサービスの活用をおすすめします。

コスト削減

BPOサービス提供会社は受託業務に特化しているため、自社で業務を運用するよりも、結果としてコスト削減が実現する場合が多く見られます。

多くの企業が人材不足に悩む中、人材の確保には時間やコストがかかります。外部委託はコストが余計にかかるという印象を持たれがちですが、実際にはコスト削減が期待できるケースも多いため、一度試算してみることをおすすめします。

経営資源の集中


間接部門の業務を外部に委託することで、本来注力すべきコア業務により多くの経営資源を投入でき、自社の限られたリソースを最大限に活用できます。リソースには限りがあるため、作業量が過多になると社員の労働時間が増加してしまいます。社員がコア業務に集中できるよう、外部委託が可能な業務は専門家に任せましょう。

BPOを利用してみましょう

BPOの概要と活用メリットの説明しました。すべての業務を自社内で完結させる必要はなく、専門性の高いBPOを活用することで、業務効率化やコスト削減が可能です。コア業務に集中できるだけでなく、結果としてコスト削減も実現できれば、よりスムーズな会社運営につながるでしょう。

これまでBPOについて詳しく知らなかった方や、人材不足にお悩みの企業には、この機会にぜひ間接部門の業務を外部委託することをご検討いただくのがおすすめです。新たに人材を採用してリソースを確保するよりも、コストや手間を抑えて業務を進められるBPOの活用をぜひご検討ください。

BOXILとは

BOXIL(ボクシル)は企業のDXを支援する法人向けプラットフォームです。SaaS比較サイト「 BOXIL SaaS 」、ビジネスメディア「 BOXIL Magazine 」、YouTubeチャンネル「 BOXIL CHANNEL 」を通じて、ビジネスに役立つ情報を発信しています。

BOXIL会員(無料)になると次の特典が受け取れます。

  • BOXIL Magazineの会員限定記事が読み放題!
  • 「SaaS業界レポート」や「選び方ガイド」がダウンロードできる!
  • 約800種類の ビジネステンプレート が自由に使える!

BOXIL SaaSでは、SaaSやクラウドサービスの口コミを募集しています。あなたの体験が、サービス品質向上や、これから導入検討する企業の参考情報として役立ちます。

BOXIL SaaSへ掲載しませんか?

  • リード獲得に強い法人向けSaaS比較・検索サイトNo.1
  • リードの従量課金で、安定的に新規顧客との接点を提供
  • 累計1,200社以上の掲載実績があり、初めての比較サイト掲載でも安心
    ※ 日本マーケティングリサーチ機構調べ、調査概要:2021年5月期 ブランドのWEB比較印象調査
オンラインアシスタントサービス選び方ガイド

オンラインアシスタントサービス選び方ガイド

記事をシェア

Success icon
URLをコピーしました
BOXIL掲載のお知らせ

貴社のサービスをBOXILに掲載しませんか?

見込み客獲得や認知度向上をしたいサービスをお持ちの方は是非ご掲載ください。

スクロールトップボタン

TOPへ